基本、海外の美術館から単独でコレクション拝借、的な「ナントカ美術館展」には、あまりいい印象がない。
ところが、このコートールド美術展の評判を聞きつけ、何とか 会期終盤に(汗)
すると、あっという間に2時間が経過。
印象派 ~ ポスト印象派 の作品群は、初めて見る作品かつ名作が多く、大変に満足!
忘備録的に、当ブログにぐっさり刺さった絵画を10点、見た順に。
・ゴッホ「花咲く桃の木々」 「星月夜」と同時期、逝去の前年の力作
・セザンヌ「キューピッドの石膏像のある静物」 シュールな静物画のセザンヌ、って?!
・マネ「アルジャントゥイユのセーヌ河岸」 「ラ・グルヌイエール」を思わせる水面表現
・モネ「秋の効果、アルジャントゥイユ」 こちらも水面表現が素晴らしい
・ルノワール「春、シャトー」 他に見たことのない斬新な ルノワール(汗)
・ルノワール「桟敷席」 時代を先駆けるテーマは勿論、必見の作
・マネ「フォリー=ベルジェールのバー」 作品の半分以上が「鏡の中」(写真)
・スーラ「クールブヴォワの橋」 点描手法に初挑戦した作品?
・ゴーギャン「ネヴァーモア」 ポスト派が仕掛けた謎めいた一作
・モディリアーニ「裸婦」 一度見ると忘れられない…
という具合で、驚きに満ちた鑑賞。
著しく、満足度高し!
上野 東京都美術館
〜12月15日(日)まで...