本日、アカデミー賞の本命?「ノマドランド」が公開される。
監督 クロエ・ジャオ への注目が集まっている。
聞くところによると、「ノマドランド」のタッチは前作の延長上。
女性ならではの感性が作品に投影されているそう?
そこで、まずはその前作、ザ・ライダー を鑑賞 (Amazon)
見始めると直ぐにタイトル、ザ・ライダー の意味を知る。
= ロデオ・ライダー
まだ人を乗せたことがない「馬」を飼いならす仕事のことを指す。
そして全く触れたこともない「ロデオ」という、スポーツ? 業界? を知る。
おーっ、映画の醍醐味!
主人公は馬から落ち、ロデオ生命を絶たれかかっている男。
後で調べると、実話ベース のストーリーで原作を書いた本人が主役公を演じている!
一切「プロ俳優」を起用していないそう。
このため「馬」とのシーンがどれも自然。
乗馬するシーン、触れ合うシーン、目線のやりとり、など。
一方、俳優を起用しないことで映画自体が壊れてしまうことがある。
が、今作ではそれをほとんど感じなかった。
監督 クロエ・ジャオ の演出力が優れているということか?
また映像的には、「引き」のショットが美しく、いちいちグサグサ刺さる!(写真)
アメリカの美しい自然がいい目の保養に(笑)
今作をみて惚れ込んだ女優 フランシス・マクドーマンド。
キープしていた企画を監督 クロエ・ジャオ に持ち込み「ノマドランド」が出来たそう!
結論:本日公開、話題の「ノマドランド」同監督の前作は、おおいに期待を高める出来。