後輩曰く、「がん泣きしました」。
というので、観たいと思っていながらも機会を逃していた映画「ALWAYS 三丁目の夕日」をようやく年末に観る事が出来ました。普段日本映画をどちらかというと毛嫌いしている私なのですが、その感想を。
その後輩にしろ、私にしろ、昭和33年、という年は全くわかりようもない時代である。
なのに、どうして画面から「なつかしさ」がじわじわと現れてくるのか。
どのシーンも目が離せないのだ。
スタッフの込めた愛情がそうさせるのだと思いたい。
各シーンにこめられた、細かいところまでのセット美術のこだわりがすごいのだ。
さらに、必要なところだけ使われているCGもすごい。
スターウオーズの最後の三部作のCGを観ても、全くしらけるばかりだが、この物語を紡ぐために使われているCGは素晴らしい。
俳優陣も皆良い。困ったパターンだが、特に子役の表情にはうならされた。
ストーリ-も、50巻700話以上もある原作マンガから巧妙に抜き出し構成されているシンプルだが味があり、原作そのままの味わい。
結論:「がん泣き」は正しい反応だなと。私も完全にやられました。
そして!、この映画は、ちゃんと大スクリーンで観るべきだと思いました。
テレビの画面でも悪いとは言い切りませんが、まだ広々とした東京、そしてこの時代の空気感がより伝わるのは大スクリーンでは?(暗闇の中でガン泣きできるし?)
ただし、多分1/5までで公開が終わる地区が多いようです。
ハリーポッチャリも巨大猿もいいですが、もしまだでしたら、正月一発めに観るのは....
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素直に泣けました。若い人(?)にも見て欲しかったなー この映画。