ものの本を読んでいたら、1章がまんま「セサミストリート」。
この章が面白かったので、以下メモ。
教育の専門家・調査研究の専門家・テレビ制作プロデューサーの3者が意気投合したのが1966年。
その3年後の1969年には番組が立ち上がっている。
教育・調査研究・テレビ制作対等の関係性の元、Nonprofit-Education-Organizationが運営。
舞台設定はこう決められた =「サラダ・ボウル」
言語や宗教の異なる人種・民族が共存共栄するモザイク型の架空の街が「セサミストリート」
そして幾つかの伝説的エピソードが紹介される。
・駄菓子屋の主人フーパーを演じた俳優の逝去に伴い、彼を悼む構成に変更し「死」とは何かをビッグバードを中心に据え 教える。
(Goodbye Mr. Hooper)
・巨大ハリケーン「サンディ」の到来に備え、大人とどう共に行動すべきかを番組化
・さらにハリケーン後の復興対応を、ビッグバードの巣の再建と共に描く回を設けた
(Sesame Street: Sesame Street Gets Through a Storm)
もちろん上記のようなエピソードは、45年5000回の中でごく特殊なエピソードではある。
だが今は便利なことに、上記のエピソードたちがyoutubeで視聴できる。
感動的なので、よろしかったら チェックしていただきたい!
そうして視聴してみると、さらにこんなエピソードも...
・911後の子供達の精神的立ち直りを目的とした、エルモが主人公のエピソード
(Sesame Street's 9/11 Episode)
(写真は Will.i.am 出演の回。有名人がこの番組でマペットと共演するのは譽れなのだ)
で考えるに...
この素晴らしい教育番組が日本の地上波・BSで見れない…
子供達がチャンネルをいじる中で偶然にこの番組に遭遇し 数の」数え方を覚え、ABCを憶えて、ファンになるチャンスがないのだ!
NHK長期政権ののち、2007年TXで放送終了以来8年以上が経過している。
これって、国民的な大問題なのではないかと、つくづく思う年末...
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今年はスタートして53年目とのこと!
・ストリート感を大事に
・やりたいことには変わりはなく、ブレない
・新キャラクター導入で、さらに基本の考え方を推し進める
etc...