旋律だけは誰も知っている「ドミニク」、60年代の超ヒット曲(ドミニック、ニク、ニク~♪)
この曲を作曲したジャクリーヌの波乱万丈としか言いようのない人生を描く。
この曲が当初世の中に出た際、誰が歌っているかは隠されていた。
ジャケット写真も、後ろを向いた姿。
なぜ?
彼女は修道女だったから。
そのミステリアスさも人気の爆発に加担したのだろうか?
たちまち世界的ヒットになり、ジャクリーヌをたてなければマスコミが納得しない状況に。
彼女はいちやく「時の人」になる。
そして。。。
俳優陣が皆、素晴らしい。
まずはジャクリーヌ役のセシル・ド・フランス(彼女はイーストウッドの主役にも抜擢とか)
そして修道院の幹部たち 、両親役の2人、レコード会社のプロデューサー、地元の教会の神父に至るまで。
最後まで十二分に引き込まれて、この名曲の影にある背景を興味深く鑑賞できた。
ということで、なかなかに出来のいいフランス映画として、お勧めできる1本。
7/3~公開。
最後に問題をひとつだけ。
観賞後、このドミニック、ニク、ニク~♪フレーズが頭の中でリフレインし続けるという後遺症を覚悟せよ(笑)
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