アカデミー賞外国映画賞を受賞したアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」のリメイク。
当時の感想をまず振り返ってみる。
↓
通常触れられない世界の映画をみると、ハリウッド映画や日本映画にない感性を発見して面白い。
この映画では、
「アルゼンチン流、怨念」
「アルゼンチン流、友情」
「アルゼンチン流、愛情」
「アルゼンチン流、ストーリーテリング」
などを感じることができ、大変新鮮だった。
つまり一言でいうと、とても満足した。
上映時間は2時間越えなのだが、こうなると全く気にならない。
(引用 終了)
さて!
ハリウッドリメイク版はというと…
まず豪華さにびっくりするのが俳優陣。
・キウェテル・イジョフォー(写真:右)
・ジュリア・ロバーツ(写真:左)
・ニコール・キッドマン(写真:中央)
・アルフレッド・モリーナ
・マイケル・ケリー=House of Cards
アカデミー賞受賞済みの名優がズラリ!
なのだが…(汗)
残念ながら、オリジナルの迫力には遠く及ばない…
オリジナル版で発揮されていた「アルゼンチン流、怨念・友情・愛情・ストーリーテリング」
それをアメリカでなぞろうと すればするほど、違和感が先に立ってしまう(不思議!なくらい)
その違和感が拭えないまま、ラストへ。
そしてオリジナルの衝撃には全く迫らないヘタレぶりで映画が終了…
申し訳ない、がこのリメイク、完全に失敗だという判断。
残念!