当ブログは先日のトランプ本「FEAR」読破以来、英語・日本語版の両刀使いにハマってしまった(笑)
ので?この本も両方読んだ。
まずはイントロダクションで出されるクイズ × 13問を立ち読みしてみよう!(笑)
(とはいえ、 × 13の自分の答えを記憶しきるのは難易度高し!)
そして本論に入り、ひとつひとつ答えが明かされていく…
そうして「思い込み」をはがしていく構造。
取り上げられている「思い込み」は以下の10。
分断本能―「世界は分断されている」という思い込み
THE GAP INSTINCT
ネガティブ本能―「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
THE NEGATIVITY INSTINCT
直線本能―「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み
THE STRAIGHT LINE INSTINCT
恐怖本能―危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み
THE FEAR INSTINCT
過大視本能―「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
THE SIZE INSTINCT
パターン化本能―「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込み
THE GENERALIZATION INSTINCT
宿命本能―「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
THE DESTINY INSTINCT
単純化本能―「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
THE SINGLE PERSPECTIVE INSTINCT
犯人捜し本能―「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み
THE BLAME INSTINCT
焦り本能―「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
THE URGENCY INSTINCT
英語版日本語版どちらにしても当ブログ的に最もハマった章はズバリ、
犯人捜し本能―「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み
THE BLAME INSTINCT
最後に、せっかく両方に目を通したのでそっち角度からの感想を。
図を多用することで説得力を強化している本にしては、原著はサイズが小さく折角の図もやや見にくい。
この点で日本語版に軍配、かな?(笑)