〈 経済産業省の意見 ( 『中間評価報告書』 〉
経済産業省の意見を知る資料としては、令和6 (2024) 年8月に産業構造審議会 イノベーション・環境分科会が出している『メタンハイドレート研究開発事業 中間評価報告書』があります。
一度では読み通せない分厚い資料で、グラフや図表が沢山挿入されています。全部紹介するとしたら、4,5日かかる量です。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に結論だけを言いますと、次のようになります。
・「国際社会協調」志向の安倍首相と、「自前資源開発」推進の安倍首相と、双方に忖度した「曖昧な報告書」になっている
どうしてこういう「報告書」が可能になるかと言いますと、理由が二つあります。
◆ 産業構造審議会 イノベーション・環境分科会 イノベーション小委員会 評価ワーキンググループ
実施時期 2024年8月28日
本研究開発評価に係る省内関係者
事業担当課 資源エネルギー庁 資源・燃料部 資源開発課長 長谷川 裕也
評価担当部署 イノベーション・環境局 研究開発課 技術評価調整官 大隅 一聡
◆目 次
事業情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
第1章 外部評価者からの評価果 ・・・・・・・・・・・・・5
1. 評点法による評価結果 ・・・・・・・・・・・・・6
2. 評価コメント ・・・・・・・・・・・・・・7
3. 評価コメントに対する対処方針・見解 ・・・・・・・・・13
第2章 評価ワーキンググループの所見と その対処方針 ・・・・・・17
第3章 評価対象事業に係る資料 ・・・・・・・・ ・・・・・・23
「中間報告書」の書き出しに「はじめに」という項目があり、ここに同省の考えが述べられています。次回は、これを省略せずに紹介します。