嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

イニシャルP そんなことも知らないの?五十路の赤面ドラテク道場!! 左足ブレーキング

2014-10-12 07:31:38 | INITIAL P 五十路のドラテク道(

ドラテクだ、などと申しますと、速く走るために、といって勘違いしそうになりますが、U教授のようなプロのドライビングは速さの追求などという方向にはありません。とにかくスムーズ。

一連の操作、動作が非常にスムーズな結果、速いし、疲れない。さらにクルマも傷まず、というまさに理想のスタイルでございます。

そんなU教授にしつこく食い下がりながらも、その都度教えていただく数々の基礎知識ならびにテクニックがあまりにも目うろこで、知っていそうで知らなかった、という事実の連続だったものですから、これは忘れないうちに書き留めておかなければ、と考えたのはじつは数年前。

その都度、実践に移して、うまくいっているものもあれば、聞き流して忘れてしまったものも数ある。そういうものを思い出すままに書き出してみる、というのがこのシリーズです。

こんかい教授からストップがかかったのは、左足ブレーキ。

自分でも認識だけはしているのですが、とにかく踏み方が大雑把すぎるというわけです。

左足ブレーキングをはじめて苦節20年。もちろん、自分なりに左足ブレーキングにあわせたドライビングポジションをとって、ペダルの直上で左足を構えたまま、踵もフロアーに立てて、ビミョーなコントロールもそれなりにできるつもりでいたのですが、そのレベルではダメ、ということでした。ま~た一年後にパッドとローターの交換をするハメになるよ、と(号泣)。

言い訳めくのですが、これね~、クルマの速度そのものがここ20年のトクイチオートのテクノロジーの進化で、大幅に上がった、というのと満更無関係ではない気がいたします。コーナの進入はおろか、旋回中のスピードも大幅に上がっているし、なんといっても安定感が段違いに増している関係で、ドライバーには余裕というよりもいつしか慢心ともいうべき、ドライビングスタイルが生まれてしまい、はっきりいってドライバーとして「退化」しているのではないか、と考える瞬間があるのです。

漫然と運転する、というのとは違う、トクイチのクルマをご存知の方でしたら理解できると思うのですが、ノーマルのクルマに乗り換えたとたんにええっ?となって、我に帰るなんてこと、あるでしょう?左足ブレーキングとは直接関係ありませんが、なんというかドライバーにとことん合わせたチューンナップがどこまでもなされる結果、クルマがどこまでもドライバーのお望み通りについてきちゃう関係で、クルマに甘えはじめるんですよ。あ、すみません、あくまでも私レベルのお話でした(シューンとなる)

さて、左足に比べて、右足の能力を見てみますと、アクセルの踏み分け、という非常に難易度の高い、微妙な操作に対応するだけのコントロール能力をもっています。それこそ教習所時代からこちら、制限速度キープに苦労しながら習得したアレですよ。そいつをブレーキペダルのコントロールにも使うのが順当である、というわけです。そりゃそうだ、納得しやすい。

それでもまあ普通は3~5段階がせいぜい。私のようにドライビングそのものに興味を持っているニンゲンでもいいところ5~7。ところがU教授レベルでは100超(!)というから、その差、恐るべし。まったく比較にもなりませんが、そのワザを習得するのに安全靴でやった、というから涙ぐましいではありませんか。

さらに以下次号。

画像は、ハタと驚くももちゃん。そろそろ冬支度な関係で、もはや毛が一本も抜けなくなってきております。むっちりと生え揃って毎日毛皮ルックの図。

 

 


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