長らくかわいがっていただきました(うそ)、「イタ車はこんなものですよ」シリーズ、しばらく更新が滞っておりましたんですが、ネタもようやくそろって参りましたし、ここらでチャプター2として再出発したいと思います。
チャプター1ではシャマルのようなイタリヤン荒くれ馬(爆)をボッシュチューンナップの理詰めの整備でどこまでいなせるのか、これが興味の焦点だったわけで、これには一定の結果を見ております。が、ニンゲンというかオーナーのAさんの欲望は果てしない(爆)。公私を問わず、現状に満足するということのない彼は更なる高みに・・・というわけで、サーキットその他でシャマルをシバキ倒して(一部意味不明)使ったときにでてくるネガをつぶそうと苦心するうち、クルマ自体にちがう次元での不満が噴出した、というのが昨年後半のことでございました(とほひめ)。
画像のようなクルマ(爆)ですと、はなはだ失礼ながらシャマルとは違って、工業製品としての完成度は高いです。比較にもならないでしょう。純正のまましっかりとバランスされている。純正=ベストだ、などというつもりは毛頭ございませんが、すくなくともあるレベルまでは不満なく使えるはず。そこには「あるバランス」がかなりの柔軟性を持たせてしっかり存在します。タイアかえただの、ホイールかえただのエアクリかえただのと、やったところでそのバランスはゆるぎないです。え?ロムかえた?・・・さあねえ(爆死)。
ところがシャマルはそうはいかない。しっかりとノウハウと方向性を持ったプロの手にゆだねたうえで、足りない部分を補わないと使えない。シロートがヘタこいて手を出そうものなら果てしのないループに引き込まれてしまい・・・ま、それはそれでカナーリ楽しい世界らしいですがね。通人は「沼」とよんで、自虐的ヨロコビにひたるらしいです。このチャプター2ではそんな「沼」のフチを歩くシャマルの物語を展開して参ります(ほんとうか)。乞うご期待・・・ちなみにAさんのシャマルはまたしても入庫中。現在とんでもないコゾールック(一部意味明瞭)となってトクイチオートにいるそうな・・・画像を待て(爆)