嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

28年目のカマクラケント(爆)

2008-04-08 17:36:37 | うんちく・小ネタ

000408_001 私の仕事には得意先へのご挨拶、ならびに営業活動というのもございます(爆)。そんなときに普段からご愛用のサーティーズ・ルックで赴いてしまったのでは「即刻取引停止(完全意味明瞭)」となってしまいますから、まあたいがいがネイビーブレザーの出番となります。こいつにグレーフランネルのパンツで可もなく不可もなし、を演じなければなりません。なにぶんやりすぎが好きな私のことでありますからして(爆)、こんなときにはネクタイなどにギリギリの選択をして「ふってみる」のですが、話題にもならないことが多いです(謎涙)。

さて、今日もそんな営業活動に勤しんだわけですが、数年ぶりに引っ張り出してみた画像のブレザー、気がつけばお仕立てからはなんと28年経過(驚)の逸品、もといビンテージですよ!高校最後の春休み、ひとつきのバイト代全部つぎ込んでアコガレの「鎌倉ケント」麻布店で仕立てた一張羅!当時でたしか85000円(!)ほどお支払いしたキヲクがあるのですが、当時は学生の身分でございましたから「キヨミズジャンプ」もいいところ・・・いろいろと思い出の多い一着でございます。で、着てみると・・・これがアータ、抜群のフィットぢゃあーりませんか(狂喜乱舞)。ううむ、喜んでよいのかどうかはわかりませんが、28年間体型が変わらない、ということですねえ・・・(絶句)。ううむ、おかしいな?鍛えてるはずなのに~・・・ってそりゃそうだ。体型は多少変わっても「体格」なんてそうそう変わるはずもない、か。

考えてみますと28年前にこの一着を仕立てたきり、つい3年ほど前に「吉田スーツ」でリネンのギャングスーツを誂えるまで、「つるし」一辺倒だったわけで、それというのも私の体型がJIS規格ぢゃないか、というくらいに「M」だったおかげでなにを着ても注文服のようにフィットしてしまうのです。まったく経済的なり(違)。ピーコートと同様のメルトン(圧縮ウール)でわないかと思えるほど目の詰まった重量級の極上フランネルに文法どおりの3パッチポケット、ウエルトシームにセンターフックドベント、ともう涙なしには語れないディテールの数々はじつは今年キテいるプレッピースタイルにどんぴしゃりですぜ(爆)。ううむ、流行を超越した一着。体型さえ維持できればこのように経済性にも富むのですねえ(感心)。感謝をこめてブラッシングして格納してさし上げました(←清々しい)。今後ともよろしくね、と(爆)。というわけでジム逝ってきます!!はぁ、やっぞー(まちゃまちゃ風)


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