さて、温泉からあがって、すっかり骨抜きとなった私。昼寝でも、とも思ったのですが、休憩室、通称「まぐろ部屋」には巨大ほんまぐろが大漁状態で(一部意味不明)安置されております。コミュニケーション能力には自信のある私ですが(爆)、湿度90パーセント、不快指数178程度(爆)でしたのでご辞退申し上げて、ふたたびR20へと戻り、勝沼までのんびり流します。正座しておそばをすすっておられたおじいさんが清々しかったです。ああなりたいな、と(まぢ)。
燃料高の影響でしょうか、トラックが非常に多く、橋が架かっている区間でのすれ違い渋滞多発。発進停止の数の多さを考えますとたとえば80k程度での巡航のほうが燃費そのものはよさそうな気がしますが、トラックともなれば高速代金が足かせなんでしょうねえ。ちなみにTT3・2ではR20区間は10・9、高速に乗ったとたんに11・9(いずれもオンボードCP平均燃費モウド100で巡航)でした。R20の藤野あたりから勝沼まではそれこそ楽しいコーナーが連続しており、さらに景色も良いし、クルマとの対話ができるので好きなコースなのですが、これだけトラックが多いと60kがマキシマムで、まさに「流す」しかないですね。
さて、このままぢゃあ「スス」がたまる、というので、中央道を小淵沢まで進んで、おなじみ「八ヶ岳横断道路(正式名称でしょうかね)」に乗り入れます。19時を回っておりましたが、この時期、まだまだ路面には明るさが残っており、コーナーのRと路面状況が読みやすくなっています。直線区間でDのまま床まで踏んで「スス」をはらったのち、SにいれてR区間(完全意味明瞭)を楽しみます。
こちらのコーナーのRには一定のパターンがあって、いわゆる高速ヘアピンと長いストレート、道幅はあるが、奥に進むにしたがって回り込むパターンがひとつ。さらに小さめの見通しの良い複合コーナーの連続がいくつか出現します。総延長20Kほどでしょうか。直線部分ではDのままでもほうっておくと200度近くまで油音が上昇してしまうのでよいこのみなさんは真似してわいけませんね(爆)。
旋回中に段差や荒れた部分も多数あるので、アクセルオンのまま踏んでいったときにポテンシャルが試される仕組みとなっております。加速ではオッケイでも長いストレートエンドからの減速、となったときにバランスが試される意地悪なパターン。4速で荒れた坂を下りながらそこからのフルブレーキングののち2でブラインドに突っ込む、だなんてえのも10回くらいはあってタマランチ会長。軽量スポーツカーが、すばらしい加速で遠ざかるのを見送りつつ、減速で不安定になるのを後方から眺めておりますとつくづくバランスの大切さを思い知ります(一部意味不明)。
ひたすら路面をいなす18インチのレグノはまあしなやか。グリップ、とくにブレーキング時のそれもたいしたもので「シワワ~」といっているまに予想外の旋回スピードをたたき出します。こちらのRのパターンにはVW製の4MOTIONはまさにぴったり。FRのようなアクセルの楽しみはさすがにありませんが、それでも旋回の後半では「踏んでいる限り」後輪トルクがグリグリきてタマランチ会長。こんなときにTT3・2につまれるトルク型のトラックエンジンは光ります。2500程度から盛り上がる怒涛のトルクにつられて「チョーキモチイェ~(北島調)」となっておりますと4000から6000への到達はあっちゅうま(爆)。しかもトルクが薄れる感じは少なく、まったくイッキに回りつくします。
うちのDSG(一部意味不明)には私のドライビングパターンをしっかり叩き込んでありますから(完全意味不明)、コーナーの進入にはアクセルオフとほぼ同時にシフトダウン、さらに大き目のRに対しては「3で回らんかい」と強制してくる仕組みとなっておりますから、ドライバーは常に鼓舞されつつ、狭角V6のポテンシャルを楽しめるわけです。踏めれば天国、踏めなければうるさいだけ、となってまったく罪なクルマですが、こうしてギャンギャン楽しんでおりましたらそろそろ後輪方面からの要求がぁ~(一部意味明瞭)。んま、これはこれで適度なスライドが起きたりして楽しいのですが、凄まじいまでのエンジンコンディションとの兼ね合いを考えますと、サスペンションOHもちかぢか(←ばかですねぇ~)・・・え、軽量スポーツカー?そりゃブレーキング勝負ののち・・・(一部意味不明)。
画像はル・ボランからの転載。白いTTは独特ですが、ボディシェイプをかんがえるとメタが似合うなあ、と思う昨今。ほんとうに面白いデザインでした>旧TT