だらだら日記goo編

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

何故そこまで並ぶ?

2009-06-02 00:14:12 | インポート
昨日は上野の森美術館、ネオテニージャパンの展覧会へ。精神科医師、高橋龍太郎さんのコレクション。現代美術のコレクションだが、下に書いた現代美術館の常設コレクションと相通じる面白みがある。いわば肩の凝らない展示。作家も会田誠、村上隆といった誰でも名前を知るところから、Mrとか、できやよい、とか村瀬恭子とか僕には初見の作家もたくさんー全体的に女性作品が多く、これは高橋コレクションの特徴だろう。一番面白かったのは秋山さやかさん。ベルリンを歩く、という日記作品とあるく、という刺繍で地図を描いた作品が展示してある、後者は展覧会に会わせた新作で展覧会会場である上野とこれまた展覧会会場であった札幌芸術の森、の地図が表示される。前者はベルリン滞在日記で何気ない日常を綴り、それに合わせた刺繍作品が掲げれている。村上隆はバカボンに題材を取った作品もあり、天明屋尚という人は、ネオ千手観音、ピストルを持っている!しかし先入観無しで観ればどの作品も楽しめること請け合いだ。 さて、上野の森美術館は空いていたが、西洋美術館のルーヴルは僕が行った午後一時の時点で100分待ち、帰途に着いた3時半の時点で80分待ち!係員がさかんに5時半閉館と連呼していた、会期末の日曜日、何故並ぶ?何故もっと早く来ない?これはマスコミが煽るとか言う以前の問題だろう。そうそう、上野の森ミュージアムショップに、正式な発売日の前だが、Art itの最新号がおかれてあり、それによると同雑誌は今後はネットに全面的に移行するとのこと、紙媒体がまたひとつ無くなる、複雑な気分だ。