自分で自分の病気が分からないという困った事態で、ブログ書く気にもならない。
しかし、感ずることをちょっと。
タリウム殺人控訴審〜弁護側は、責任能力なし、無罪にこだわりすぎ。
責任能力なし、心身喪失。とは、訳も分からず、そういう行為を行ってしまった。という事態を指すわけで、この被告の場合は、少年法に守られているうちに、殺人をしたいとあまりに、計画的で、心身喪失など採用されない。
今までの判例では、広範性発達障害の場合は、障害が、犯罪に影響を与えていても、完全責任能力を認めるのが常ですから、控訴は棄却される可能性が高い。
因みに、最高裁への上告理由は、憲法違反と判例違反だけですから、控訴審はこと更に、判例を重視します。
一審の裁判員裁判で死刑判決を出しても、控訴審で、判例に従うべきと、無期懲役にされるのは、判例違反だと、被告に上告理由を与えて、また審理しないといけなくなるから。
クレプトマニア〜今日の朝日新聞のネット特集で、ついに、クレプトマニアが登場。
その中で、「わが国では診断基準が定まってない」とかあるのは、要は、DSMの診断基準では、窃盗症は「個人的に用いるためではなく」とあるので、例えば、これを素直に採ると、食品を盗む人は、個人的に用いる訳だから、窃盗症に当たらないとなる。
すると、窃盗症の患者というのは、個人的に必要がなく、転売するためのものでもないものを盗みたいという衝動がぐんと押し寄せて、訳もわからず盗んでしまうという、それこそ、心身喪失的な、いささか想定するに困難な人物像を描かないといけない。
まあ、朝日新聞が取り上げたから、議論が活発になることを〜。
美術館〜一週間に一度くらいの割合で行っているが、小野先生から、「美術館のショップのものは盗まないの?」と聞かれた。
なるほど、一般の人からすると確かにそういう疑問が出るのかなあ〜。
頭の中で整理がついていて、障害者手帳とかで無料で入れるのだから、申し訳なくて盗むなど考えたことない。
他にも、食品とかは、いやしくも自分の体の中に入るものである。そんなものを盗む気になれない。と答えると、「そう整理がついてるんだ」と言われたが、これも、普通の人には分からないかもしれないなあと。
しかし、感ずることをちょっと。
タリウム殺人控訴審〜弁護側は、責任能力なし、無罪にこだわりすぎ。
責任能力なし、心身喪失。とは、訳も分からず、そういう行為を行ってしまった。という事態を指すわけで、この被告の場合は、少年法に守られているうちに、殺人をしたいとあまりに、計画的で、心身喪失など採用されない。
今までの判例では、広範性発達障害の場合は、障害が、犯罪に影響を与えていても、完全責任能力を認めるのが常ですから、控訴は棄却される可能性が高い。
因みに、最高裁への上告理由は、憲法違反と判例違反だけですから、控訴審はこと更に、判例を重視します。
一審の裁判員裁判で死刑判決を出しても、控訴審で、判例に従うべきと、無期懲役にされるのは、判例違反だと、被告に上告理由を与えて、また審理しないといけなくなるから。
クレプトマニア〜今日の朝日新聞のネット特集で、ついに、クレプトマニアが登場。
その中で、「わが国では診断基準が定まってない」とかあるのは、要は、DSMの診断基準では、窃盗症は「個人的に用いるためではなく」とあるので、例えば、これを素直に採ると、食品を盗む人は、個人的に用いる訳だから、窃盗症に当たらないとなる。
すると、窃盗症の患者というのは、個人的に必要がなく、転売するためのものでもないものを盗みたいという衝動がぐんと押し寄せて、訳もわからず盗んでしまうという、それこそ、心身喪失的な、いささか想定するに困難な人物像を描かないといけない。
まあ、朝日新聞が取り上げたから、議論が活発になることを〜。
美術館〜一週間に一度くらいの割合で行っているが、小野先生から、「美術館のショップのものは盗まないの?」と聞かれた。
なるほど、一般の人からすると確かにそういう疑問が出るのかなあ〜。
頭の中で整理がついていて、障害者手帳とかで無料で入れるのだから、申し訳なくて盗むなど考えたことない。
他にも、食品とかは、いやしくも自分の体の中に入るものである。そんなものを盗む気になれない。と答えると、「そう整理がついてるんだ」と言われたが、これも、普通の人には分からないかもしれないなあと。