だらだら日記goo編

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動け、カラダ、と言われても

2014-04-19 23:08:53 | インポート
カラダが動かず、展覧会一つ観たら帰ってきてしまった。
この、動け、カラダ!というのは、一夜限りのアートの祭典、六本木アートナイトのキャッチフレーズだ。
六本木には、森美術館、サントリー美術館、国立新美術館と、大きな美術館が三つある。
で、そのエリアを中心に、様々なアートパフォーマンスが繰り広げられるのが、六本木アートナイトだ。
アートナイトというからには、ナイト、つまりは夜がパフォーマンスの中心で、夜中ずっとお祭りが行われる。
美術館も、森美術館は、朝の5時まで開館するそうだし、国立新美術館は、イメージの力と、中村一美、二つの展覧会が行われているが、夜の10時まで延長開館して、観覧無料だ。
僕が行ったのは、森アーツセンターギャラリー、森美術館の一階下にある施設で、こども展を開催していて、観覧料金1500円は割り引かないが、開館時間をやはり10時まで延長する、招待券があるので、これを観てきた。
西洋絵画に於けるこどもを描いた作品を展示したもので、ジョルジュ アルディッティという人の、家族の肖像という作品は現地の美術館からの輸送が遅れていて、展覧会に間に合わない、というお粗末はあるが、やはり、千足先生の監修だけあって、素晴らしい。
なんと、あの人類学クロード レヴィ ストロースの父親も画家で、レヴィ ストロースを描いた作品が展示されていたり、ピカソは敢えて、フランソワーズ ジローとの間のこども、クロードと、パロマ、に焦点をあて、ピカソ描く二人と、フランソワーズ ジロー描く二人を較べてみたり心憎いばかりだ。
観覧料金を割り引かない夜だから、会場もガラガラで楽しめた。
さて、今頃からアートナイトは本格的なパフォーマンスが始まるのだろうか。
今日は冬に戻ったように寒い、体調に留意して、そして、警備の方ご苦労様です。