毎年冬恒例の「電気マン」実験をここ2日にわたって行ないました。
20W(ワット)の蛍光灯、発泡スチロール(絶縁体)の板、風呂敷3枚。
これらを使って実験は暗い部屋で行なわれます。
乾燥注意報が出るくらい空気が乾燥していないとあまりうまく行きません。
一人が発泡スチロールの上に立ち、蛍光灯の端を持ちます。
もう一人がたたみの上にじかに立って、蛍光灯のもう一方の端を持ちます。
そして、周りの子が、発泡スチロールに乗った子の背中を風呂敷でバシバシたたきます。
すると、静電気が生じ、行き場の無い静電気が蛍光灯を通じて、もう一方の子に、そしてその体を通ってたたみに流れます。
蛍光灯の中を電気が動きますので、淡く蛍光灯が光ります。
子ども達は、暗闇の中で行なうこの実験が大好き。
誰かの背中を思いっきり風呂敷でたたけるというのも面白さに拍車をかけているようです。
10年来ずっと使っている発泡スチロールはもうぺしゃんこです。
まだまだ、乾燥注意報が続きそうなので次回は「百人脅し」でもやろうかなと思っています。
「百人脅し」のよいところはなんといっても、みんなが手を繋ぐところにあると思います。
そして、その輪の中を一瞬にして電気が通り抜けます。どんな反応をするのか、お楽しみに。