夏休みは出来るだけ普段出来ないことをやろうということで、いつもと違った2つのことを行っています。
一つは、頭のウォーミングアップとして、来るなり、下の写真のような「たてよこ計算」を行っています。
低学年の生徒には、4マスで、しかも中身がみんな一桁のもの。高学年の生徒には、5桁や6桁で、中身に二桁の数字が入ったものを使っています。
ご存知のとおり、4マスであれば、縦4個の数字の合計を下の空いたマスに書き込みます。同じように、横4個の数字の合計を、右端にある空いたマスに書きます。
そして最後に、その合計を4つづつ足します。すると、縦の合計と横の合計が一致するはずです。
めでたく初回の計算で、一致した子は2分~3分くらいで、このウォーミングアップは終了します。
しかし、一度違ってしまうと、どこかに計算ミスがあることはわかるものの、どこに間違いがあるかわからないため、大概の子がパニックになります。すると、正解するまで、15分とか、20分とか、長い子だと30分もこのウォーミングアップでかかってしまいます。
“おかさん”は、「ていねいに」、「正確に」計算することを、普段から、子ども達に口がすっぱくなるほど言っていますが、それを身を持って体感してもらうための道具が、これです。
一回この「たてよこ計算」で地獄を見た子は、とても慎重になります。そして、もし間違ったとしても冷静にその後処理に当たれるようになります。“おかさん”の狙い通りです。17日から再開する、夏休み後半も、この計算は続けていきたいと思います。
もう一つは、国語の作文に関することをやっています。が、「たてよこ計算」のことだけで、すごく長くなってしまったので、その件については明日別のブログに書きたいと思います。