昨日の「知的Gameの日」、新しい種目として写真のような「ふれあい囲碁」というGameを行いました。
2つのグループに分かれて、順番に石を置いていき、相手グループの石を囲んだら取る。とい単純なGameです。このGameを通じて、それぞれのグループ内の結束を高めるのが狙いでしたが、その“おかさん”の思惑通り、みんなが仲間に声掛けをしながら、熱い戦いが繰り広げてくれました。
ということはさておき、毎回Gameの日の最初に行う「“おかさん”迷路」というGameで、既に2ヶ月以上、一つの迷路がクリアーできない子がいます。あまりにも長い間、つっかかっているので何とかしてあげたい気持ちはあるのですが、こればかりはこのGameの日の趣旨から言って、その子自身が踏ん張って立ちはだかる壁をクリアーするしかないと考えています。
ただ、お詫びの気持ちも含めて、前々回から“おかさん”もその子が悩んでいる迷路に挑戦しています。しかし、3回目の昨日もあえなく退散させられました。いくつもある経路の内から、「ここだけは絶対に合っているよな!ここは、これしか方法がないものな!」という砦をいくつか作って、それ以外の経路をあれこれと試行錯誤しています。
でも、この決め込みが“あだ”になってしまうこともあるようです。一つの視点から見ると、これしか方法がないと思われる経路も、他の組み合わせから考えると、違う通り方があったりもします。だから、迷路は闇雲に攻めても駄目だけれども、一度懸命に考えた自分の考えを打ち壊していかなくてもいけません。だから難しいのだと思います。3回挑戦してみて、理屈ではわかってはいるけれども、なかなか自分の殻の中から抜けられないでいる自分が見えてきました。
ただ、何人かの子が既にその迷路を通過しています。「絶対に“できる”」と自分自身に言い聞かせて、“おかさん”も、その子と一緒にがんばっていこうと思います。