卵をお酢に浸けておく、という単純な実験を行いました。
お酢に卵を入れるとすぐに殻から泡がぶくぶくと出だします。写真は、浸けてから一日経った卵の様子です。
2~3日すると、殻が柔らかくなってブニョブニョの状態になります。ただ、完全には殻が溶け出しません。浸けてから5日目に、卵をお酢から出して、卵の周りについている柔らかくなった殻をごしごしと手で落としてあげました。
すると、写真のように、中が透けて見える、スベスベの卵になりました。持った感じは、ちょっと固めの軟式テニスボールのようです。
ただ単に、これだけの実験ですが、すごく面白がる子どもたちがいます。そのうちの一人が、このスベスベになった卵を手に取ろうとしたとき、お酢を吸い込んで大きくなった卵(元の1.3~1.5倍くらいの大きさでしょうか?)が、ビンの入り口に引っかかって、あえなくつぶれてしまいました。残念です。また機会を見て、この実験をしてみたいと思います。