市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

海外食べある記・・・台湾/台北/欣葉101「食芸軒」

2012-08-22 00:12:00 | 国内外からのトピックス
■世界中には実にさまざまな食材とそれを加工し調理する方法があり、その成果品である料理は、それぞれのお国柄を示して、大変興味深いものが有ります。今回は、最近、食べ歩いた中からいくつかご紹介したいとおもいます。最初は、まず台湾のタイペイから。


 台北にある、かつて世界で一番高かった時期もある台北101ビルの85階にレストランが2軒あります。その1軒として、台湾で最も名の知られる台湾料理店の老舗に数えられる「欣葉(Shinyeh)」が陣取っています。

 かつて、1980年代には、台湾料理(台菜)といえば、「青葉」や「梅子」が有名で、もちろん今でも有名ですが、1977年創業の「欣葉」は、やや後発でした。しかし、その後、欣葉も評判となり、いまでは老舗の「台菜」として知られています。台湾には11店鋪(台湾料理店以外を含む)をチェーン展開しており、日本にも九州の小倉に1店鋪あります。

 台北101の85階に2007年4月オープンした欣葉101「食芸軒」は、東、北、西の三面全てが窓になっている眺望レストランです。伝統に磨かれ、かつ、洗練された台湾料理の真髄をキープしつつ創作的にアレンジされた料理を、特別な空間で味わうのは何とも言えない幸せな時間です。


 というわけで、値段的にも決してお安くない店ですが、オープン以来いつも満席状態のため、必ず予約が必要です。今年の3月に当会取材班が台湾の結婚式を取材するために訪れた際、現地受入側から昼食に招かれた際に、同店を取材したので報告します。

 現地スタッフらと総勢10名でいただいたのは、昼食(午餐)のコース料理でした。価格は現地側に確認していませんが、後でネットでチェックすると1卓10名分で、1万6000NTドル=約6万円程度のようです。

■とにかく値段を気にせず、高さ396メートルの空間でいただく台湾料理は誠に素晴らしいものでした。メニューに沿って写真でそれぞれの料理をご賞味下さい。


↑珊瑚龍蝦盞
Chilled lobster on tomato and sweet taro paste


↑上に見える前菜が珍瓏三彩拼/Appetizer Combination Plate


↑孔雀烏魚子、翡翠海蜇、椒塩杏鮑●(草かんむりに姑)
Roasted mullet roe – tossed jelly fish in sesame oil – Stir-fried oyster mushroom


↑佛跳牆魚翅
Taiwanese signature soup with taro, pork, sparerib, shark's fin and chicken


↑葱油石斑魚
Steamed sea garoupa with scallion and soya sauce


↑雀巣淮山蝦球
Wok seared king prawn with Chinese yam nested in shredded taro



↑見た目はただの饅頭のようだが、中を割ってみると・・・皇朝焼餅
Sesame cakes stuffed with minced pork


↑いわゆるうな重・・・蒲焼鰻魚飯
Teriyaki eel on glutinous rice


↑冬蟲花燉湯
Braised chicken soup with Dong Chong mushroom


↑季節鮮水菓
Seasonal fresh fruit


↑香烤鳳梨酥
Pineapple cake


↑季節甜湯
Seasonal sweets soups

【ひらく会・海外食文化調査班】

コメント
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