市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

大同有害スラグ問題を斬る!・・・大規模不法投棄の原因者「大同様は反省したのか?」の巻

2016-03-31 23:46:00 | スラグ不法投棄問題
■平成27年度も今日でおしまいですが、大同特殊鋼関連のニュースが3月中旬から終盤にかけ小さく流れましたので、さっそく見ていきましょう。

3月31日午後4時35分ごろ、環境森林部の環境保全課の職員を前に、退任の挨拶をする青木勝・環境森林部長。今回の大同スラグ問題でも迅速な対応がとられず、外部からの圧力に悩んだ様子が見て取れる。明日からの身の振り方についてこの後、直接質問してみたが、ノーコメントだった。自分を抜擢してくれた大先輩の中島信義・元環境局長のようにサンパイ業界に天下るのかどうか注目したい。この他にも、大同スラグの告発に向けて尽力し、昨年9月7日に県警への告発にこぎ着けた担当者らも揃って明日から異動だという。新年度の大同スラグ問題解決に向けた行政対応の行方に不安がよぎる。

**********2016年3月16日 毎日新聞デジタル
http://mainichi.jp/articles/20160317/ddq/008/020/008000c
大同特殊鋼
石黒武副社長が社長に昇格

 鉄鋼メーカー大同特殊鋼(名古屋市)は16日、石黒武副社長(59)が社長に昇格する人事を発表した。嶋尾正社長(66)は代表権を持つ会長に就く。6月下旬の株主総会後の取締役会で正式に決める。
 名古屋市内で記者会見した石黒氏は「営業と商品開発の両輪をしっかり回していきたい」と抱負を語った。
 同社は、渋川工場(群馬県渋川市)から出た有害物質を含む廃棄物「鉄鋼スラグ」を不正に処理した疑いがあるとして昨年9月、群馬県警の強制捜査を受けた。嶋尾氏は会見で「社長交代の原因とは考えていない」と述べた。
=====
 石黒武氏(いしぐろ・たけし)慶大卒。80年大同特殊鋼。常務などを経て14年6月から代表取締役副社長。名古屋市出身。

**********2016年3月30日毎日新聞デジタル
http://mainichi.jp/articles/20160331/k00/00m/020/059000c
大同特殊鋼 有害スラグで特損53億円 業績下方修正
 鉄鋼メーカー大同特殊鋼(名古屋市)は30日、2016年3月期連結決算の最終(当期)利益予想を、従来の140億円から60億円に下方修正すると発表した。群馬県内の公共工事で環境基準値を超える有害な鉄鋼スラグを使用していた問題で、調査や処理の費用として53億円の特別損失を計上する。
売上高も鋼材などの需要低迷で、従来予想の4640億円から4570億円に引き下げた。業績悪化に伴い、1株当たり10円としていた年間配当は7円50銭に修正した。
大同特殊鋼は、渋川工場(群馬県渋川市)から出た鉄鋼スラグを不正に処理した疑いがあるとして、昨年9月に群馬県警の強制捜査を受けた。(共同)

**********2016年3月31日上毛新聞

※PDF → 2016n0331v53.pdf
スラグ処理 特損53億円 大同特殊鋼
 大同特殊鋼(名古屋市)の渋川工場から出た鉄鋼スラグが県内公共工事に使われ、一部から基準値を超える有害物質が検出された問題で、同社は30日、調査や処理の費用として53億円の特別損失を2016年3月期連結決算に計上すると発表した。
 同社は「地域の皆さまにご迷惑をかけたと認識しており、誠意を持って対応していきたい」としている。

**********2016年03月31日 朝日新聞デジタル 名古屋
大同特殊鋼、純利益半減へ 3月期、スラグ問題と受注低迷影響 【名古屋】
 特殊鋼大手の大同特殊鋼は30日、2016年3月期の純利益予想を従来の140億円から60億円に引き下げた。群馬県渋川市に構えている工場が出荷し、公共工事などに使われたスラグに有害物質が含まれていた問題で、53億円の特別損失を計上する。
 鋼材をつくる過程で副産物として出るスラグをめぐっては、群馬県や国などが調査と撤去を進めており、その費用を負担する。純利益見込みには、ステンレスの受注低迷など本業の不振も反映させた。スラグの問題について群馬県警は廃棄物処理法違反の疑いで同社を捜査している。
**********

■大同特殊鋼は、社長交代人事を発表しました。上記の3月16日付毎日新聞は、次のように報じています。

『同社は、渋川工場(群馬県渋川市)から出た有害物質を含む廃棄物「鉄鋼スラグ」を不正に処理した疑いがあるとして昨年9月、群馬県警の強制捜査を受けた。嶋尾氏は会見で「社長交代の原因とは考えていない」と述べた。 』

これによって大同特殊鋼は、環境基準を遥かに上回る有害物質を含み、水分により膨張してあちこちの道路や家屋を壊し続けている危険スラグ不法投棄問題が「社長交代の原因」ではないと、考えていることがわかりました。

 それもそのはず、交代する社長は代表権をもつ会長に君臨し続け、社長とともに危険スラグの不法投棄を推し進めたであろう副社長が社長に昇格するという順当人事となっているからです。

 この社長交代劇からうかがえることは、同社の経営陣が危険スラグの不法投棄を少しも悪いと思っていないことです。

 社会的な常識を持ち合わせている企業であれば、これだけの違法行為を行ってきたことが発覚し、警察による家宅捜査を受けたのですから、トップを含む経営陣は退任して責任をとることでしょう。ところが、大同特殊鋼は、それとは反対の行動に出たのです。

 この非常識な同社の対応を目の当たりにすることで、当会が懸念していることがあります。それば、群馬県からの刑事告発をカネの力でもみ消してしまうのではないか、そして、これまで蓄積したスラグ不法投棄の脱法ノウハウを駆使し、隙あらば、再び危険スラグの不法投棄に手を染めようとしているのではないか、という可能性なのです。同社のトップの交代劇を見ていると、同社のそうした思惑がプンプン臭ってきます。

 2016年3月期に危険スラグの調査や処理の費用として53億円もの特別損失を計上しても、大同特殊鋼の総力を挙げて、スラグの不当投棄の脱法ノウハウをもつ現経営陣を守りぬき、次なる不当投棄の機会を虎視眈々と窺っているのではないか。社長交代報道と特別損失計上報道と合わせて考えるとき、同社のそうした社内事情を読み取ることが出きます。

■同社は「地域の皆さまにご迷惑をかけたと認識しており、誠意を持って対応していきたい」としているというふうに地方紙に掲載されていますが、読者の皆様の感想はいかがでしょうか?当会の感想はこうです。

「なんだこの人事は、全然反省していないじゃないか!」

 53億円もの損失を出しても、一方で平然と順当人事を公表できるという事実から、大同特殊鋼の経営陣にとってカネさえ払えば、責任を果たしたと認識していることがわかります。大同特殊鋼は、上辺だけのお詫びを依然として繰り返しておけば、そのうち今回の事件は幕引きできるという思惑が見えかくれするのです。

 渋川市民を中心とした群馬県民は、いつまでブラック経営陣の悪の支配の恐怖に怯え震えながら生きなければならないのでしょうか?当会は微力ながらこの事件の再発防止を確固たるものにすべく、事件の全容解明と責任の真の所在の明確化を目指し、微力ながら全力で活動を継続していく所存です。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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前橋バイオマス発電にかかる関電工主催の3.27第3回地元説明会の一部始終(その2)

2016-03-30 23:55:00 | 前橋Biomass発電問題・東電福一事故・東日本大震災
■関電工主催の第3回地元説明会が熱を帯びて続いています。参加住民の中には、初めて参加したかたがたもかなりいらっしゃいましたが、関電工は、第1回目、第2回目で示した説明資料の内容については、第3回目の今回の地元説明会では原則、重複質問は認めないというスタンスで、二言目には、「今回の説明会は工事関係の質問に限らせていただきます」という不遜な対応が気になりました。

*****前回からのつづき*****
司会:お役所のかたが来ているのかどうかわからないんですが、この場は私どもと皆さんの、あのう、質問の、あの、応答する場なんですので、あのう、別途、あのう、それは確認していただきたいと思っている。

住民M:ひとつだけいいですか?

司会:すいません。後ろの方、何回か手を挙げていただいていますので。すいません、遅くなりまして。

住民F:中之沢のFです。えー、環境対策の放射能測定、放射能に関しての要するに質問なんですけれども。えー、この排ガスの測定の基準が、セシウム137が30ベクレル。134が10ベクレル以下でやっていると思うんですけれども、結局この事業により24時間365日で20年間稼働を続けるんですけれども、えー、放射能の、まあ、影響というのは、えー、・・・が言っているように、人体への影響というは・・・がないということで、とても・・・だと、そういうふうに世界的には言われています。そのために排気のガス、20年間ずーっと出し続けるわけですから、環境アセス、これはどうなっているのでしょうか。どこまで、このガスが来るのかというのが明示されていません。はっきりいってビュータウンの人たちだけへの説明というのは、あまりにもそれ、デタラメすぎます。どのくらいのガスが、ここに来るのか、空気中に、空気が、えー、どの辺の地域まで行くのかはっきりさせていただかないと、えー、この赤城の、えー、南面、また風下の人たちの地域の健康の問題にもなりますから、これをしっかりと明示していただかないと、はっきり実害の健康被害、それに伴う、例えばこの辺の、えー、遊戯施設とか、えー、養豚だとかそういう農業施設とか、そういうところの実害類、あるいは風評被害というものも長い目で見るとそういうことが考えられると思うんです。そのことを考えると、えー、ちゃんとした環境アセスというものも明示していただきたいんですけれども、そのことを考えているんでしょうか。

司会:えーとあのう、基本的には工事のご説明で、1回目、2回目ではそういう話はさせていただきましたが、とりあえず簡単に、あのう、答えていただけますか。

説明者1:えーとですね。えー、詳しい、えー、お話に関しましてはですね。えー、ちょっと、きちんと別途時間をかけてですね。えー、ご説明をさせていただくと、いうふうなところですが、我々は発電所を設計するにあたってですね。まず一つ環境アセスメントの対象の規模の設備ではないということがあるのですが、えー、我々、1回、2回の説明の段階でですね、吾妻バイオマス発電所、10メガの発電所ですけれども、こちらと同様の管理・測定は、えー、行っていくということはご説明をさせていただいておりますので、そういう形でですね、きちんと、えー、管理、それから皆さんに、えー、結果データ等のですね、えー、報告をさせていただく仕組みの中でですね、つまびらかになっていく情報だというふうには、考えております。で、設計に関しましてはですね、いまおっしゃったところのですね、管理基準値に対して、えー、それ以下で必ず設備が動くという今、設計をまさしくしているところですので、ご心配にあたるようなことはですね、起こらないように建設工事をして、3月以内に運転を継続していきたいと考えているところです。

住民F:はい、追加で。

司会:はい、それでは、

住民F:その環境アセスの公開もやらせてくれないのでしょうか?

司会:アセスメントの公開?

住民F:そうです。1回、2回はビュータウンの住民だけのかかわりだけじゃないですか。それ以降、それより広いかたの住民たちに、全くそこを公開していませんよね。今回来ても、ビュータウンに向けて、ということで、自分はたまたま、知り合いに、昨日ですよ。これがありますよといっているようなことなので、これがビュータウンだけの問題じゃないんですよ。本当に広範囲の住民の問題なんです。これは、もっと、広い人たちに公開しなければいけない事業だと思います。

場内:そうだ!(参加者らから大きな拍手)

住民F:この大規模な事業をやるための最低限のことだと思います。

場内:そうだ、そうだ。(大きな拍手)

司会:はい、それについて、

説明者1:はい、今の、ご意見に関しましては、公開する方向を、えー、等々、考えてですね。えー、公開するシステム、えー、対処、仕組み、できるように、建設期間中に方法を決めて対処したいと思います。

住民F:速やかにお願いします。

司会:はい、それでは。

住民竹内:ビュータウンの竹内なんですが、私は小児科医をしています。で、放射能について非常に気になっていまして、2点質問したいんですが、えーと今、福島県の調査では、甲状腺のガンの子どもが出てきています。で、昨年の段階だと、34人、37人、30人台だったのですが、(今年は)150人くらい出てきたというんです。チェルノブイリの時の結果では、5年経つと影響が増えてくると言われているんです。ちょうど今5年です。そこで聞きたいんですが、中央省庁がですね、林野庁と環境省と経済産業省だと思うんですけれども、1、2か月前に新聞報道では、間伐材ないしは木材等を燃やして・・・放射能汚染された木材等を燃やしていいかどうかの実証実験を3、4年かけてやるというのを決めたばかりです。その状況の中で、なんであなたの会社は、福本さんの会社は、ご自分たちが燃やしていいという根拠は、どこにあるのですか?学者も誰も分かってないことですよ。で、それは、根本問題なので、今の、えーと、公開するとおっしゃいましたので、それをちゃんとやってください。それが1点。あとは、この最初の1ページ、スライド1に前橋バイオマスとなっているが、バイオマスの前に「木質」が付いておりません、この会社は。で、前回もお聞きしましたけれど、さっきの放射線の放射能の問題で気になっているのは、廃材、汚染された廃材を一緒に燃やすのではないかというふうに、非常に危惧します。で、大企業が信じられるかどうかは、先ほどの討論から聞いていたら、明らかです。東芝であろうが日立であろうが、皆やっています。そこは、我々は信じられません。それで、前橋市長と面談をした時に、その放射能測定に関しては、第三者が入りながら測定されるようにしようじゃないか、規模が大きすぎるよと、さっきも言っていますけれども、それを約束と言うか、市長さん自身が公言されていました。我々に対して。ですから今の2点ですね。そういう間伐材を、汚染された木材を燃やしていいかどうかは、まだ決まっていない段階で、会社が、営利企業が、どうしてそのようなことができるのか?という点。もう1点は廃材をほんとうに燃やさないのかどうかを、会社の中だけではなくて、さきほど、ちゃんとやりますといっていたのは信じられません。だから外の人間が入って測定できる制度を、会社が費用を払って、我々に費用を出して、その費用を基にしてできるようなシステムを作ろうではありませんか。これが2点目。

場内:そうだ。(大きな拍手)

司会:これも簡単にお願い致します。

説明者1:はい、えー、ありがとうございます。では、そちらの今のですね、2つのお話がありましては、調査するところについてはきちと調査をしてまいります。それから、えー、仕組みにつきましては、えー、今後もですね、我々、お話合いを継続してまいる中で、その仕組みを皆さんとですね、やって行ける仕組みを考えていきたいと思います。

住民竹内:燃やしていいかどうかというのは、どうですか?根本問題です。

説明者1:我々は前回の説明でさせていただいたように・・・ですね。えー、法定で・・。

住民羽鳥:説明していないよ。

説明者1:定められている、えー、40ベクレル以下の木材を入れるという仕組みにしております。えー、最終的に廃棄物としては3000ベクレル以下というところでですね。基準値を、えー、守って、えー、運営が出来るという仕組みをつくる、えー、所存でございますので、その部分に関してはですね、えー、ちょっとすいません、あのう、今、おっしゃったですね、詳細な文書を私も読んだ上でですね、お答えしないと、いけないところですので、えー、その程度しか答えられないですけれども。

住民竹内:あのう、前回の説明のあとに出た情報です。

説明者1:はい、確認をした上でですね、お答えをしていきたいと思います。で、あのう、開示の部分に関してはですね、今後仕組みを検討して行きたいと思います。以上です。

司会:はい、よろしいでしょうか?

住民小川:前橋市内に事務所を持つ市民オンブズマン群馬の小川と言います。えーと、今回はまあ、工事についての質問に限るとおっしゃるんですけれども、前から申し上げておりますように、今回のプラントのフローチャートを見ますとね、相変わらずバグフィルターだけなんですよね。それで、私は前からも言ったかと思うんですけども、その、えーとなんていうかな、電気集塵機とかね、ようするにダブルで、やったほうがいいんじゃないかということを申し上げました。で、今回まったくそれが勘案されていないんですが、ここで私はご提案なんですけれども、(排ガスを)水をくぐらせて、セシウムは水に溶けやすいという話もあるんですけれども、あのう、スクラビングをしてですね。まあ、電気集塵機をさらにかけて、それからスクラビングをしてから大気放出をするというほうが、環境に優しいと思います。それからですね。屋外で焼却してはならない、ということは各地の自治体で今も言われて、私も最初の時にでしたっけ、梅の剪定枝、いまだに燃やせずに困っているんですけれども、皆さんは今回屋外で焼却しているんではないかと思いますね。屋内で焼却したらいいかというとそれも問題なんですが、今回あのう、さっきのスライドのイメージ画を見ますと、前と同じように、そのプラントの燃焼設備、ボイラがむき出しになっているわけです。御社の親会社の福島原発の写真でも分かりますように、発電所は一般に、まあ大規模なやつは覆われていると思うんですけれども、今回のやつは・・ああ、覆われていないのもあるかもしれない。火力発電所ね。だけど、今回のやつは(それに比べれば)小さいので、なぜ屋内にしないのかな、ということがまず素朴な疑問。例えば、まあ、皆さんが今後、これ出来てしまったらですね、えー、産廃の中間処理施設の免許、これは群馬県の環境森林部はすぐ出しますから、いや、廃材も燃やしてもいいんだと、持ち込んだ時にですね、あのう、まあ、そういうことも十分考えられるんですけれども、その、屋外でむき出して、建てなければいけないのはなぜかと。例えば一般ごみは、前橋市のごみ焼却場もそうだと思うんですけれども、あれはまあ、全国各地でそうだと思うんですけれども、景観に配慮して、全部建屋の中に収めているわけですよ。で、まあ、動物園に近いところで見えるところは、キリンの絵で煙突にこう絵をかいたり、要するにその地形に溶け込んだ建屋で外部塗装をして、なるべくこう目立たないんだと。とくに今回は目の前に住宅地等々、観光地もありますからね。その辺の配慮を最初からしていなかったのかどうかと、あるいはこれからそういうふうに計画を変更されるのか、まあ、これについて、えー、どう考えているのかお聞きしたい。それとあの、建屋でプラント設備を覆う。確かにタービン建屋は覆っていまね。まあ、これはあのう、多分、タービンの高速度回転をするですね、高周波のキーンという音が、これは遮断しにくいから、えー、多分おそらく、今日説明がなかったんですけれども、内面に分厚い防音材を張り巡らせたうえで、建屋で覆ってからさらに外部では敷地境界に遮音壁を作ると、だけど、むき出しのほうのプラントとのほうは、じゃあ、どうなのかと。これあのう、多分、えー、送風のドラフトとかですね、今回、流動床ボイラということで、砂をですね、えー、熱媒体として循環させたりする。まあ、いろいろなコンベア等々。騒音の発生源がいっぱいあると思うんですよ。こういうやつはやっぱりですね、全部建屋でくるんで、建物の中に収めるべきだと。そうすれば騒音対策、あるいはその、ボイラが破裂したり、燃焼炉が破裂してね、大気中に、まあ、福島原発と同様な事故が起きた時に想定外の事故が起きた時に、或いはさっきの地震のレベルも有りますけれども、技術的に外側にそういった頑強な建屋を作っておけば、いきなり直接外部に汚染した空気なり、燃焼ガスなり、ですね。排水等が漏れ出さないと、こういう対策はぜひ必要ではないかと。最低限ね。本当は(燃焼設備など)つくってもらっちゃ、困るんですけれども。以上です。

司会:それについて、簡単にお願いします。

説明者1:えー、建屋に関して・・・、はい、ありがとうございます。建屋で包もうということでございますけれども、まあ、絵に描いてある通りでございます。それから、ご説明いただいた通りのことでございますが、まず、ボイラに関しましては、建屋の中に、さっきの全体の・・・小さいですけれども、全体のを見ていただければわかるとおもうんですけれども、こちらはむき出しという形に見えますが、このボイラ自体、周り自体をですね、熱交換も含めた、え、きちんとボイラの中の循環水を持ちまして、で、施設として、建屋のボイラの周りに歩道といって、歩く道が付いているという状況ですので、これ、ボイラ自体もですね、ちゃんと遮音、断熱の能力を持った、えー、仕組み、建物、あのう建物じゃないですね。構造物の中に入っている。ただし、こちらの造りは、作業性等々を考えた時にですね、周りに建物・・設備の周りに、えー、人がアクセスする、えー、道路があると。それに対して、先ほどご説明させ・・・いただいた通り、タービンに関しましては、高速で回転する機会が発生する音がございますので、こちらはですね、建物の能力として遮音というのを非常に重視した性能の建物と、いうかたちになって、おります。で、あと、いろいろな環境対策としましては、いまこちらの絵ではまだ、1台の冷却範囲になっていますが、これを分散、小型化、分散型にしたりですね、等々の、ところは、今、順次、えー、より環境にやさしいものを作るという設計思想でですね、計画を進めている所でございます。以上です。

住民小川:えーとね、だから、ちょっと納得いかないのは、一般廃棄物というか、自治体がつくる焼却設備は、同じような構造ですよね。水管ボイラで、それからバグフィルターで、それからあと復水化して、蒸気タービンを回すところも時々ありますけれども、全部建屋で覆っているんですよ。なぜそれができないのか、こんな規模の小さいものをね。不思議なんですよ。だから、やってくださいよ。それもやれないというなら、やっぱり、最初から、まあのう、環境には優しくないということを踏まえた上での説明会ではないかということを疑わざるを得ないですよ。それからあの、さっきのスクラビングも絶対にお願いしますよ。ダブルで取るやつね。常識でしょう。放射能が入っているんだから。

説明者1:えー、えー、建物に関しては先ほどご説明したとおりです。えー、それからですね、集塵の方法に関しましては、いま、おっしゃった方法もあるのは存じ上げておりますが、今回、我々の持っている発電所の性能では、バグフィルターで十分な機能を果たすといううような設計でおりますので、ご理解のほどお願いします。

住民小川:全然理解できません。押し通さないでくださいね。

住民K:はい。

司会:それではそちらの角の方。

住民K:えー、そのう、ありがとうございます。えーと、前橋のKと申します。あのう、先ほど来の質問の中で、一つはですね、この説明の中で地元貢献ということがありますけれども、私たち率直に言いましてね、なぜこの場所に、この大規模な事業が行われるのか。地元の要請があったのか。行政側か、あるいは地元の関係者からの要請があって、つまり誘致企業としてここは持たれたのかどうか、それが率直に分からないんです。つまり、電力中央研究所というのは、現在は、中部電力の各務さんが所長さんで、その前には東京電力の会長さんですよ。その場所をね、使うと。しかも赤城南面という、言うならこうね、環境を求めてビュータウンの方はお住まいになっているわけですけれども、そこになぜこれほど大きい大規模な計画をするのか。このバイオマス会社は、群馬県森林組合というところが入っていますけれども、それだけでは規模が間に合わないから、どうもそれだけでは規模に間に合わないから、どうも福島から、あるいは栃木から間伐材を持って来るという話がありますよね。その間伐材の(放射能)測定については、さきほどいったように情報開示で第三者がね、きっちりとやると。私も、チェルノブイリにも行きましたし、それからスリーマイル島も行ってきました。それにバイオマスも見学に行ってきました。こういう杜撰なね、住民忌避、無視というんでしょうか。全然住民の要望に応えない。説明会も開かない。情報開示しない。今日の企画も一方・・・まあ、関係者のみに知らせるという、そういう意味で、行政との関係、県との関係、まあ、いろいろな議論があったと思いますけれども、そういう意味で、私は少なくともね、関電工さんは東京電力の資本が46%入っているわけですよ。そして東京電力の仕事は3割、4割は入っているわけですよ。まあ、日本を代表する大企業ですよ。それ、社会的な責任、企業に社会的責任があるにもかかわらず、住民にこう説明をしない。無視をして、一方的にやりますよという、そういうのはね。現在、なんというか、事前協議というか、事前、地元の住民のこう、理解を得ないでやっていくということはね。要するに計画を変更しないと、いうことはいかがなものかという気には思いますので、この地元のメリットというのは一体何を考えているのか。これ、雇用が40名と書いてありますよね。じゃあ、これが来て、見学者が増えて、観光客が増えるのか。で、私もあのうバイオマスに行ってみましたけれども、別にあそこは観光客は増えていませんよ。見学する人は行政、自治体関係者が何人かいるぐらいで、一般の人は見学に来ませんよ。なんら観光資源にとってもね、プラスには絶対にならない。マイナスになっても。ですよ、ねえ(場内から大きな拍手)。この事業にはこういう利点がありますよということを、どうどうとね、あるんだったら言ってください。環境がよくなりますと、人が来ますと、ね。元気になりますと。地域の環境がよくなりますという話を言えますか?環境破壊だけですよ(拍手がおきる)。8000名のかたの署名が集まった。半年間で、私もいろいろな住民運動にかかわったが、短期間でね、8000名の署名を集めるのは大変なことですよ、これ。しかもこれ、田舎で地方ですよ。都市部ではないですよ。本当に皆さん方、頑張ってね、この声を届けようということでね。さすがに市長さんも、大規模すぎると、いうことを言わざるを得なかったでしょう。そうなんですよ。バイオマスはもともとね、火力ですから、発電ではないんですから。ドイツに行ってもそうですよ。地域の皆さんがそれ発展すればいいんですよ。発展すればいいんですよ。ところが、赤城南面は皆さんご存知のとおり、あの福島原発事故でね、相当汚染されたんですよ。率直なこと言って。私も、そうとう、現地に黒保根村から測定に入りました。相当(放射線量が)高いんですよ。それが現在間伐材としてあるわけですよ。それを使うわけですか。汚染されているんですよ、間伐材が。そういう現実を無視してね。ここで勝手なことをやることはいかがなものか。ほんとに今日皆さん集まっていますけれどもね、直ちにやっぱりね、私なんかね、裁判をしてね、仮処分をしてね。最近、原発も仮処分して止まりましたけれども、そのくらいの決意でね、この問題を考えていくと。いずれにしても、地元に貢献がない。(場内から大きな拍手)、

司会:地元の貢献ということでお願い致します。

説明者1:はい、えー、ありがとうございます。まずですね、ひとつ、えー、我々はここで事業をやらせていただくことによってですね、地元の雇用に関しましては、えー、20名程度の方々を雇用させていただくことを宣言させていただくと、いうことを宣言させていただいております。あと、もう一つはですね、長い目で見ても、えー、群馬県のですね、林業事業というものに関してですね、この地を中心にして、間伐材等に、まあ木材ですね。将来にわたって有益に使われる仕組みの、一翼を担うことができる事業としてですね、我々は進めていくところでございます。観光資源その他等々につきましてはですね。貢献策のなかで、これは我々も確かにこちらの地に参画させていただくことになりますので、地元の皆さんの意見等々を教えてもらわなければいけないことはいくつもあると思います。ただし、お力になれることは、必ずやあると思っていますので、今後ともいろいろお話し合いは進める中で、貢献できる形を模索していきたいというふうに考えております。以上です。

場内から:ちっともわからないな。何言っているのかちっとも分からない。

司会:それではあのう、後ろのかた、お願いします。

住民近藤:えーとあのう、地元の市会議員の近藤ですが、お世話様です。えーとですね。基本的にぜひ撤退していただきたいと思っておりますが、今日の説明でですね、44ページ、えー、環境管理基準値(排水)というのがあります。えー、あの、調整池の管理基準値という点での管理基準は出ているんですが、この、うーん・・・チップをですね、脱水機で水を抜くというね、その作業をするわけです。それは私、一貫して疑問というか、やめてほしいと思っているところなんですけれども、これ、おおよそ1m四方の入れものに圧縮するということですよね、チップを。そしてまあ、大量の水が出るわけですね。これを浸透桝に、抜いた水をですね、溜めて、そして浸透していくというお話だったと思んですけど、一つはここの中にはですね、放射性物質を測るとか、放射性物質に対する、ものが一切ないですが、これは、チップを圧縮すれば、えー、セシウムは水に溶けやすい。当然セシウムもあるというふうに思いますので、これを、そもそもですね、放射性物質が含まれているという前提で測るのというのは当然と思うんですけど、この点どうお考えなのか。そしてこの、私が今言ったように、浸透桝に入れた水をですね、地下浸透させるというふうに前回ですか、説明していただいたようですが、地下浸透させるんでしょうか?その量は1日当たり何トンで、年間何トンを地下浸透させるというか、浸透桝に入れたに水がどれくらいになって地下浸透に至るのか?ここを明確にお答えいただきたいと思います。

司会:では、関連質問ですけれど、今、答えられるでしょうか。

説明者1:はい、えーとですね。まず水処理の部分ですけれども、まずチップは今回、あのう、脱水する方法として、今ご説明のあったとおりですね。えー、圧縮プレスですね、脱水方式を今、採用しております。まず、先ほどのですね、この絵、出ているところでありますが、こちらの部分の脱水機といわれていところですね。こちらの中でですね、プレスをかけまして、えー、先ほど、えー、あったとおり、木の絞り汁でございますので、現段階では浄化槽、えー、こちら非常に大きな処理施設でして、1日当たりの処理能力が300㎥の今、設計値ですね、・・の処理能力を有する浄化槽を今、設計していますが、こちらできちんとこの43ページにある基準値以下になったお水にして、えー、浸透処理をさせるという仕組みになっております。で、まああのう、最初のページに戻っていただいて、えー、当然、絞る前ですね。水の処理をするが、当然入口、絞る前にですね、まず発電所に入ってくる段階で、えー、えー、我あれの方では入口管理を行っていくということは、2回目の説明でさせていただいているところであります。放射能測定でもですね、我々のほうは、今回、えー、水モニターということで、その脱水したお水が施設から出ていく前段のところで、えー、さきほどのしぼり汁ですね、ここのところで水モニターを付けて測定を監視する仕組みは採用しております。きちんとですね、汚染がないことを確認してうえで、排水していく仕組みが設計の中ではきちんと反映されていると考えております。以上です。

司会:えーと、まずですね、工事のことであれば、あのう、優先的にお受けさせますが、時間の制約がありますので、それでは羽鳥さん、よろしくお願いします。

住民羽鳥:すいません、何度もありがとうございます。えーと、2点ですね。前橋市センター都市計画の関係と、補助金の関係です。まず都市計画。昨年の5月8日に、えー、まあ、環境を守ろうということで1500㎡以上の建物は建ててはいけないよ、というふうに改正されました。これ、以前は、大胡地区とか宮城地区がバラバラだったんですけれども、これをひとつに一本化した都市計画になっていますので、まずこの辺の見解をお聞かせいただきたいというところ。それと、今日はトーセンせんが来ていないので、非常にがっかりするんですけれども、えーと、県から入手した資料で、事業計画4億8000万円ちょうだいよ、という支払のものを、計量装置というのがトラックスケールでいいのかどうか。で、えーと、福本さんとのお話の中で、トラックスケールは、まあ大きな放射性物質が持ち込まれないようなものなので、40ベクレルとかは全く分からないというふうにおっしゃってました。ただ、いまの今日の資料を見ても46ページとか48ページにありますように、もう大きな顔をしてですね、「トラックスケールがあるから入口管理は大丈夫だ」。これ、市にも県にも報告して、「そうかそうか」という話なんでしょうけれども、昨日の福本さんの話だと、そんなのは分からない、まあ形だけ、と。ですから、例えば、意味のないものであれば、補助金申請から外せばいいし、トラックスケールで管理しますという文言も、すべて、撤去していただきたいなと、もうちょっと住民にきちっと本当のことを教えてほしい。入口管理、この辺も含めてお願いします。

司会:では、入口管理の話と、補助金の話があります。

説明者1:まず、補助金で今言われたやつは、台貫といいまして、トラックの重量を測る仕組み、あのう、システムですので、我々が言っている放射能・・・放射性物物質、えー、空間線量率をですね、測定する機器では、えー、ございません。

住民羽鳥:一体型ではないんですか?

説明者1:我々が別に設置します。

住民羽鳥:それは、申請しないということですか?

説明者1:補助金の対象には入っておりません。

住民羽鳥:入らない?

説明者1:はい。えー、それとですね。さきほど、えー、いろいろご質問がずらずらっとあった中で、まず先ほど申し上げたとおりですね。山側にある集積所において、きちんと我々も、えー、我々も、えー、我々のこれから作って運営して、発電所を汚す気などは毛頭ございませので、きちんと、えー、出荷をする前の管理想定は、きちっとやって参ります。

住民羽鳥:何本ですか?何キロに対して何本?

説明者1:当然ながら、サンプリングの測定を行って参ります。

住民羽鳥:どのくらいのサンプリング?何%?

説明者1:その辺については、えー、今後、決めていきます。

住民羽鳥:まだ、決まっていないということですね?

説明者1:はい。で、もうひとつ。えーー、放射能、あのう・・・空間線量率の測定機器を取り付けたのは、万万が一の時にですね、空間線量率が測定、えー、反応した時には、数字が大きく変動した時には、えー、トラックから下すことなく、えー、きちんとですね、人間が今度はサーベランスと言って、その積み荷をチェックしたうえで、元の山に返すべきなのか、その後の処理をするというのも、前回、前々回の時に、ご説明を差し上げていると思います。

場内から:してないね。聞いていない。

住民羽鳥:そしたら、入口管理、トラックスケールは外してください。入口管理にはなってないですよね。分からないんだから。放射能が持ち込まれても、止める仕組みをきちっと作ってくれないと、私たちは安心して、生活ができない。トラックスケールだけでは、説明し切れていないわけですね。だって発見できないんだから。それをもう一度、市民に説明して下さいよ。入口管理をこうやってやるから、大丈夫なんですということをもういちど環境管理を説明して下さい。

司会:えーと、ちょっと、あのう、あのう、あとで個別で、説明します。

住民X:ちょっと、放射能の線量の関係で、ちょっと質問したいんですけど。

司会:あのう、工事のことを優先したいんですけれど。お時間もありますので、工事のことで何かご質問がございませんでしょうか?はい、どうぞ。真ん中のかた。

住民:先ほどあのう、近藤議員から質問がありました。例えばあのう、このマスですね。ここのところで、調査するということで書いてありますね。調査した時に、『基準値を上回った場合に、その原因は、木材、持ち込まれた木材に原因があるわけですね。

司会:すいません。あの、工事だけなので・・・、

住民Y:工事だよ。だから、工事だよ。

住民横川:マスの関係なんだから、やればいいんだよ。

司会:そうではなくて、お時間もありますから、工事で優先するかたがいらっしゃるかどうか、確認したいんです。あのう、いらっしゃるかたがいればそちらを優先した地というふうに思います。

住民Y:じゃあ、あのう工事の関係で言います。さっきあのう、工事の関係で、手続き書面。市から認可している業者に委託をして、それで、えー、出したと。ということなんですが、この市に、落札している業者に市が発注して、それでさまざまな書類手続きをやっていただいたということですね?

説明者1:今、我々の代行していただいている。

住民Y:それに対して違反がありました。責任をあなたたちは取るんですか?取らないんですか?それとも、委託をした業者の責任です、ということで、責任を回避するんですか?と。当然ながら明確にしてください。

司会:はい、どうぞ。

説明者1:えー、違反があった場合には、えー、当然ながら行政側からですね、それに対する執行に関するですね。えー、手続きのやり直しなり、なんなりの指導があると思いますので、それにはちゃんとそれにはちゃんと対応してまいります。はい。

住民Y:対処しますね!

説明者1:はい、対処します。

住民Y:明確にしますね!

説明者1:・・・はい。

住民Y:じゃあもういいです。

司会:えーと、明確に対処していただけますので。もうひとついきます。

住民Z:前橋市の環境基本計画。これにこの計画が違反しているかどうかについて、あなたがたの見解をお聞かせいただきたいと思います。それと思う筆頭吾この計画と先ほど横川会長の方から読んでほしいと言った、あなた方の定めている理念それから、行動方針、これね。この理念と行動方針に基づいて前橋市が定めた環境基本計画。宮城のところもあなたたちはしっていますね。この宮城の抱えているところの様々な考え方。そしてここには、きちんとした業者の責任も明確に書いてある。それを、照らし合わせたときに、この、あなた方の関電工がきちんと定めている理念や、それから方針に基づいて、この理念や方針にもこの計画が違反していないと、守っていると、環境に負荷を与えないと書いてあることを守っている計画だと。この前橋の基本計画にも守っている計画だと、業者なんですよと、いうふうに明確にあなた方は誇りを持って、言えますか?あのね、フンじゃないよ、あんた。

説明者1:明確に、私もですね、きちんと考えたうえでお仕事を進めさせていただいております。会社の理念に外れていることをしていると思っていません。そして前橋市の計画に関しましてはですね。きちと、えー、市と、えー、に対してですね、必要な書類、それから確認事項、それからステップ等も踏んで、許可を得て仕事を進めて参っているところでございますので、なんら、違反するものはないと考えております。

司会:よろしいですか?えーと、・・・じゃああのう、手前のかた。

住民小川:ええ、手短に。えーと、すいません。あのう、オンブズマンの小川です。今ちょうど画面が出ているんですけれども、前橋バイオマス燃料、えー、この内訳を昨日ちょっと聞かせてほしいと言ったら、事務事業のノウハウ等々で開示できないと言われたんですけれども、で、法人登記簿を見ればすぐわかるだろうと。それで見ました。出資者、そこに4つあるんですけれども、この順番は出資比率の高い順番で書いてあるんでしょうか?要するにですね、株数、発行株数、受権は1000株で、そのうち今のところ200株がまず、前の前橋バイオマスという、燃料がついていな時点で振り込まれていますけれども、今見ると、305だったかな。要するに1株5万円として1525万ということになっているんですけれども、上からすいません。順番に出資比率のパーセンテージ、それから併せてバイオマス発電の方についてもですね、えー、すいません。あのう、授権資本額、それから振込済み額、それから関電工さんとトーセンの資本出資比率。これについてざっくりご説明していただけませんでしょうか。お願いします。

司会:ではあの、5ぺージのお話ということで。簡単に。

説明者1:(しばし時間を置いた後)はい、数字はすいません、明確ではないんですが、バイオマス燃料に関しましては出資比率の一番高い順で、トーセン、関電工、そして群馬県森林連合組合、群馬県素材生産流通協同組合の順番になっております。あっ、すいません訂正です。群馬県の森林、えー、組合と、えー、素生協、素材生産流通協同組合のこの2つは、出資比率は一緒だそうです。

住民小川:ほう。

訪問者1:前橋バイオマス発電株式会社に関しましては、関電工、トーセンの順に出資比率になっております。

住民小川:えー、過半数が御社と言うことですね。半分?フィフティフィフティ。

説明者1:えー、50パーセント以上ですね。はい。

住民小川:パーセンテージ教えてよ。えー、3分の2以上とかね。あるいは9割がた御社でトーセンは10%とかね。

説明者1:昨日のお話のときに言ったとおりですね。えー、調査をしていただければ結構かと思います。

住民小川:だから、登記簿に載っていないんでね。分からないんです。ちなみに、前橋バイオマス燃料の場合は、最初にその、名称に、燃料が付く前、つまり(昨年)9月28日登記時点のあれを見ますと、それ以前がトーセンが200株。そのあと上の3つか、上の2かもしれないが要するに105株追加になっているんです。だからトーセンがメインなんですけど、関電工が2番目と言うことになると、えー、最初の200株の中に入っているのかどうかちょっとわからなんですね。調べてもらえれば分かるというんですけれども、ここで言ってもらわないと、どういう構成で、まあ、補助金も出るようだし、事業が出たら利益があるのかどうか、東電から裏金がまわっているのかよく分かりませんが、配分比率がよくわからなんです、だから、誰のための事業なのかというところも知りたいんです。えー、すいません。まあ、時間があまりないのでね。直接、後で別途お聞きしてもいいんですけどもね、今回質問状等々で。オンブズマンとしてそれをさせていただきたいと思います。すいません。

司会:あのう、それを個別にお答えしていただきたいというふうに思っています。あと他に工事の関係で・・・。

住民S:すいません。

司会:はい。それではどうぞ。

住民S:Sといいますけれど。一つお願いがあるんですけれども、ここに赤城ビュータウンにお住まいの皆様へと表紙に書いてありまして。あと、一番最初のページにもそういうふうには書いてあるんですけれども。ぞれらを全部とっぱらってもらって、赤城ビュータウンは外してもらいタンですけれども。その方向でよろしくお願いします。

司会:それはご意見についてどうです?

説明者1:はい、えーとですね、今の質問に、ご質問と言うか、ご依頼にたいしましてですね、今回ご説明させ地得ただいた内容につきまして、後日、まあ、予定で、いちおう最終調整しますが、えー、あのう、宮城支管内の7区長様に対してですね、まずこの資料のご質問をさせる計画が、お話をする内容の調整には、今入っております。で、その後ですね。区長様の、えー、まあ、各区の仕切りのもとでですね。えー、必要が、えー、有る無しの確認から入って、開催するか否かというような調整も今後行っていく所存ですので、えー、まあ、今のお話に対するですね、対処等々については、今後もきちんと継続をしていく所存でございます。

司会:よろしいでしょうか?

住民G:では、今の答弁で言った通り。宮城地区だけに限定するんですか?あんたがたは。

司会:えーとあのう。前から私ども申し上げているように、あのう、ご必要があれば・・・そちらに行ってですね、ご説明をするというのが基本ですので。あのう、今後とも、そういう要請があれば、えー、そちらに参ってご説明するということは変わりございません。

司会:それではあのう、時間もありますので、ずっと手を挙げていらっしゃる・・。

住民F:中之沢のFです。バグフィルターについての質問なんですけれども、えーー、2012年から、えー、2012年の瓦礫焼却問題から、えー、そこんところでバグフィルターの問題がありまして、それで調べてみたんですけれども、あと、メーカーにも調べたんですけれども、私が来たメーカーでは、えー、放射能をもともと捕る目的で作ったものはいまだになということで、えー、そのメーカーは、えー、放射能を捕るということは未だにできないというんですけれども、えー、この事業で、えー、使うバグフィルターは、どこのメーカーでどの品番、あるいは機種なのか、教えてください。

司会:これは後日、お答えしてよろしいでございますか?ただ、補足で司会の方から言わせていただくと、放射能を捕るということではなくて放射能場粉塵委付着するわけなのでそれを捕るというのと、あのう・・・。

住民羽鳥:一旦気化するんだから。

司会:そういう話しになりますと専門的な話になるものですから、あとでよろしいでしょうか?

住民羽鳥:だけどほんとは、今の質問は12月の説明会で回答するっていうはずなんですよ、お約束は。型番、メーカー。回答しないじゃないですか。いつするんですか?

住民F:それは知識不足ですよ、悪いけど。そんなんでやってほしくないです。

司会:それはあとでお答えさせていただきます。

住民西川:とりあえず、工事日程のほうがないんであれば、我々時間なんで、あといいですかね。

司会:はい、そうですね。

住民西川:あと他の人は残って話してください。

司会:工事に関することは、あとはありますか?

住民G:これは説明会の問題だよ。さっきのところ、説明会の問題だよ。要請があれば説明して答える、ということなんですが、いつも見てますと、関電工さんの主催で、説明会なんですよね。私たちが、例えば、さっきもいったとおり、私たちは東金丸です。大胡です。昔の。大胡地区のほうで説明会を開いてくださいというふうに要請した時に、私たちの主導で説明会を開いていただけるのか。というのは・・。

一部の住民ら:時間。(このとき突然この「時間」という声がしたかとおもうと、2列目と3列目右側の約10数名の参加者が一斉に席を立ち、バタバタとにぎやかに退出した。バイオガス発電所計画に賛成派として動員が掛けられた一団だと思われる)

住民G:あくまでも説明会は関電工さんの主催でするのか。というのはたとえば、・・による公開討論会みたいなことをねそういうこともやっていただきたいんですよ。関電工さんの主催の説明は、工事の問題に限定する、この問題に限定するっていう感じでやっぱりやられてしまいますので、要請にこたえる、というのは私たちのやり方についての要請にこたえていただけるのですか?(場内から拍手)

司会:はい、それではあとで受けたまわるということで、あと工事についての質問はございますでしょうか?

住民D:ちょっと。さっきから手を挙げているんで。

司会:それではどうぞ。

住民D:あのう。すいません。あのう、県道これ1日10トン前後のトラックが25台走るっているが、現在県道に10トントラックが何だい走っているというータはあるんですか?例えば、1日25台、往復50台通るということは、たぶん、こちらで生活している住民はお年寄りも結構多い。手押し車を押してこうやってやっと歩いている人もあるわけですから、そこに10トントラックが25台の倍、通るというのは結構命の危険を感じる人は結構いると思うんです。我々が車を運転してて、あのう、動かして、大型トラック脇に来られると怖いですから、車だってこわいですからね。命の危険を感じるような工事の関係でね、建築の問題だけって、受け付けるけれども、建ててしまえば何とかなると思っているんじゃないですか?これはだって、原子力発電所こわれちゃったでしょう?そういうことを考えればおたくだって大損害でしょう?おたくだけではなく、あっわれも大損害にある。これがどういう利点があるのか、あるいはどういうマイナスがあるのか、ということを十分検討してもらわないと、中途半端なことで建ててしまえばなんとかなるおいう発想をされてしまえば、困るんですよね、それをぜひその関係を検討してほしいです(場内から拍手)。

司会:これについては交通量の話だと思うんですね。

住民横川:それに関連して、何時から何時まで走るのかを一緒に説明してよ。

説明者1:えー、交通量に関しましては、基本、えー、主要幹線道路と言うことでですね。前回の資料で、使う道等もですね、明示させておりますし、構内に搬入する時間としてもですね、時間として8時、から午後6時ということでですね、えー、お話をさせていただいている中で、まあ運行に関しましては、確かにご不安なところやなんかに関してはですね、運転手に対する指導、まあ管理等をですね、きちんとやって交通マナーを守らせて仕事をさせていきたいというふうに考えています。よろしくお願いします。

住民G:道路の強化は図った?道路の強化。10トン車。今そのことを言ったんだよ。、何台くらい走って、その道路が10トン車が25台通るのに耐えうるそういう構造で作られているのかどうなのか、そういうところも調査したの?

説明者1:はい、あのう、県道と国道を使うということに記載させて頂いて、そこは大丈夫です。

住民G:市道もそうですよ。何を言っているの。

司会:えーと、それではあのう、お時間が参りましたので・・・。

住民G:あっ、さっきの説明会の要請について、答弁がないよ。

説明者1:説明会の開催に関しましては、後日、では、調整に、あのう、お話し合いに入らせていただきたいと思います。

住民G:そしたら、こちらの主導でやってもらえるのね?

説明者1:お話し合いをこれからさせてくださいと言っております!

住民G:意味が分かんない。

司会:はい、それでは、後ろのかたが、いちおう最後にさせていただきます。関連があれば残ってお答え申し上げますから。

住民E:前回もあのう言いましたけれども、えー、まあ、この事業が低炭素社会の実現に貢献するというはインチキではないかということを私は言いました。炭酸ガスが相当出るだろうと。それに対して責任者はですね、石炭と同じくらいかな、くらいの答えしかなかった。それに対して昨日ですね、それに対する回答というのがあったのですけど、口頭であったのですけれども、結局まだわかりませんというから、計算もする必要もない、調べる気もないという、そういう不誠実な態度ですね。それで唯一言ったのはですね、排ガスの量は4万㎥毎時だと。1時間に4万㎥でますと。これは言いました。そのことから計算してもですね、どの位出るかと言うのがわかるんですけれども、まあ、使用する年間8万トンの木材ということからも、炭酸ガスがどのくらい出るかということも分かるんですけれども、まあ、10万トン、年間でね。約ね。これはとにかく全世界で炭酸ガスを極力出さないということで政府が、世界の政府が協定を結んでいるが、なるべく早く、とにかく排出量を減らそうという。まあ人類の課題なわけですね、これが低炭素。それに貢献するどころがですね、逆行するもの。皆に宣伝してやるという、ある意味、怪しからん会社なんですね。

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前橋バイオマス発電にかかる関電工主催の3.27第3回地元説明会の一部始終(その1)

2016-03-30 22:02:00 | 前橋Biomass発電問題・東電福一事故・東日本大震災
■東電のグループ企業である株式会社関電工が、前橋市苗ケ島町の電力中央研究所の敷地内に建設を予定している大規模な木質バイオマス(燃焼)発電施設計画について、平成28年3月27 日(日)午前10時から、前橋東部商工会2階の会議室で、隣接する赤城ビュータウンの住民らを対象にした3回目の事業説明会を、開催しました。この問題の発生直後から、地元関係者より問題点の指摘をうかがっていた当会では、直接、事業者側の話を聞くことが出来る格好の機会であると捉えて、平成27年10月4日の初回説明会に続き、参加してきました。以下は、その質疑応答の一部始終です。


 今回の第3回地元説明の開催に際して、地元の市民団体は、行政側として前橋市役所の担当幹部職員にも出席要請をしていました。その結果、複数の行政関係者が会場に来られましたが、後のほうの席に着席した模様で、当初は全く気づきませんでした。
※前橋市役所関係者あて案内PDF → yiz3ioswj7.pdf

 10時から始まった説明会は、はじめに関電工が作成した「前橋バイオマス発電事業説明会」と題する14ページ、パワーポイント28コマから構成される資料を使って、行われました。

*****説明会の内容*****
司会:それでは定刻を過ぎましたが前橋バイオマス発電事業説明会を開催させていただきます。私は今日の司会をやります関電工の高橋でございます。よろしくお願い致します。それでは第3回ということで、今日は事業の工事に関わるお話ということで、皆さんにお集まりいただきました。特に工事につきましては去年の5月に試掘作業でたいへん騒音等で皆様にご迷惑をおかけ、あのう、あのう、いたしており誠に申し訳ございませんでした。それを踏まえまして、工事につきましては、環境対策等を盛り込んでございますのでその辺も今日皆様にご説明をしまして、工程等も併せてご説明したいと思います。で、あのう、説明の順番でございますが、まず私どもの方からお手元に有ります資料にそってですね、工事の概要、それから、いろいろありますけれども、最後まで説明させていただいてからご質問を受けるということにしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。それでは福本の方から、えーと、ご説明したいと思います。よろしくお願いします。

住民横川:説明の前にいいですか。きょうはどうもご苦労様です。説明の前に、皆さんの前に、御社の社是と経営理念を発表していただいて、それからちょっとやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。

司会:それはあれでしょうか?

住民横川:いや、説明する前にそれをひとつお願いします。入る前に。

司会:えーと、工事との関係というのはどういう・・・。

住民横川:工事をやるのには経営理念に沿ってなければまずいでしょう。そういうことで申し上げました。

司会:えーと、あのう、経営理念については、第1回と第2回でも、私どもご説明を・・・

住民横川:していないよ。

司会:こういうことで事業をやらせていただきますと。

住民横川:いや、会社の社是と経営理念を、(会場の参加者の)皆さんは知らないから、説明してからこの説明に入ってください。別に会社なんだからオープンにしていることだから、別にいいでしょう。

司会:それはどちらの会社?関電工でよろしいでしょうか。

住民横川:はいそうです。

説明者1:ちょっと正式なアレを・・・一言一句たがわない文章がですね・・・。
(と、慌ててファイルを探し回る。結局見つからず)

住民:なければ貸しますよ。

司会:それでは・・・ちょっと準備をしてございませんので、お時間いただけますか。(場内苦笑)

住民:間違うわけにはいかないか。

司会:はい。先に工事の説明をさせていただきたいと思います。

住民:時間がもったいないから、こっちにほら。言ってよ。これで。

司会:あのう、工事の説明をしてからやらさしていただきます。

住民:これ、先にやってくれっていったんだから、何分もかからないんだから、これを先にやってよ。あるんだから。貸すよ。

司会:ちょっとお預かりして・・・。

説明者1:では、次の説明の方は私からさせていただきますけれども、今の確認をちょっとさせていただいてからにします。

説明者2:はい、もうしわけございません。それではすいません。今、お貸しいただきましたけれども、関電工環境基本方針ということで、読み上げさせていただきます。えー、理念。株式会社関電工は、循環型経済社会の構成員として豊かな人間環境作りに取り組む。絶えざる自己革新によって地球環境の保全活動に貢献します。行動方針。1。地球環境の保全活動を経営の重要課題の一つとして位置づけ、環境マネージメントシステムの改善を図ると共に、継続的向上に努めます。2。省資源、省エネルギー、資源リサイクル、汚染防止を目指した活動を展開すると共に廃棄物の減量化を推進します。3。法規制及び協定書を遵守すると共に環境に関する自主基準を制定し、環境保全に取り組みます。4。社員への環境教育を徹底し、環境保全意識の向上に努めます。5。地域社会との強調連帯を図り、社会との調和に努めます。以上です。

司会:ありがとうございます。それではやってください。

説明者1:はい、それでは、工事に関する、ですね。説明をさせていただきます。説明させていただく福本と申します。よろしくお願い致します。座らせていただきます。初めに、えー、目次を説明させていただきます。次から7項目ありまして、えー、計画概要、事業全体の流れ、本体工事工程、各工事の概要、環境対策・交通安全対策、それから地元貢献、見学・・・、あー、発電所の見学会。以上7項目についてですね。ご説明させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

えー、まず初めに、これは第1回、第2回の説明会でも使わせていただいている文書とそのままです。えー、群馬県はですね、約3分の2、42万5千へクタールを森林が占め、関東地方において、えー、林野率、森林面積ともに最も高い関東一の森林県であります。えー、豊かな森を育てるためには、森林の伐採が大切です。しかし、これまでは間伐材の利用用途が限られていたため、森林の間伐がなかなか進まないという実態がございました。一方、全国においては、間伐材等を利用した木質バイオマス発電所が既に20カ所以上建設され、森林の間伐の円滑な推進と、豊かな森づくり、林業振興、および、低炭素社会の実現に貢献しております。このたび、電力中央研究所赤城試験センター様の土地の一部を取得し、えー、間伐材等を燃料としたバイオマス発電所の建設を推進することといたしました。以上が「はじめに」の序言でございます。
えー、発電所の計画概要でございます。これも前回、前々回、1回、2回の資料をもう一度採録させていただきます。場所は前橋市苗ヶ島町2550番地2、えー、敷地総面積は約4haになります。えー、敷地造成及び進入道路工事、こちらは昨年平成27年10月より着手させていただいておりまして、今月を目途にですね、大方の造成を完了させる予定でございます。えー、本体工事は来月4月よりですね、いろいろ計画を初めまして、平成29年6月を目途に発電所の建設を行っていきたいというふうに考えております。

えー、次に事業全体の流れでございます。こちらの資料もですね。第2回説明会でご提示させていただいております。えー、今回の事業では、えー、燃料を調達する前橋バイオマス燃料株式会社、それと、えー、発電事業に携わります前橋バイオマス発電株式会社という2社を設立させていただきまして、前橋バイオマス燃料が、えー、群馬県の山を中心に・・・えー、木材、間伐材を調達し燃料を供給することになります。そちらでチップ化された燃料を、前橋バイオマス発電株式会社のほうが購入させていただき、発電、えー、流動床式ボイラという方式のですね、えー、・・もので、燃焼させて発電機を回して電気を造るという仕組みになっております。
はい、えー、こちら、本体工事工程。ここからがですね、えー、本日の説明の中心になります新しい資料となります。えー、細かく説明をさせていただきます。今、現段階、準備作業というところで、開発許可申請、設備認定(経済産業省)、それから系統接続協議完了。今、現在進行形でこの3月末を目途にですね、すべての申請関係が提出される予定になっております。それから、えー、群馬県のほう、燃料会社側のお話ですけれども、前橋バイオマス燃料側につきましては、群馬県の補助金申請をしておりまして、こちらが、4月の中旬を目途にですね、えー、交付される予定になっております。それと、先ほど説明させていただきました、あのう、敷地造成、進入道路の工事につきましては、昨年10月からやらせていただいて、今、えー、工事の終盤に入っているという状況です。
で、本日の中心の説明になります本体工事。6項目を提示させていただいております。燃料チップの製造所。これの基礎工事。これが、えー、今年の6月を目途に着手しまして約3か月間。えー、その上に建てます製造所の建物の工事が、えー、8月に入ってから、来年の3月中旬まで。で、発電所の6・・・で。一応、燃料チップの製造所側を造る計画でございます。
発電所側につきましては、えー、基礎工事、こちらが7月着手を目標にしておりまして、10月ぐらい、10月末で完了。発電所のプラント工事につきましては、えー、水処理関係とかですね、もろもろ細かい付帯工事、電気設備工事に着手して、本体搬入据付等を行って、来年6月に試運転を完了させて運転開始に入りたいというふうに考えております。えー、発電所全体のプラントとしての工事に加えてですね、その間に、えー、建物の工事が入ります。こちらは8月を目途に2月いっぱいで完了と。で、えー、今度のですね、4月の中旬から、まずは環境対策工事ということで、まずですね、皆様にご迷惑を掛けないように工事の推敲するためのもろもろの工事を着手させていただいて、こちらは工事竣工まできちんと継続していく所存でございます。で、発電所が完成した暁にはですね、経済産業省によります安全管理審査というものが、行なわれまして、こちらが、えー、来年の、平成29年の6月に出る目標で活動を・・あの、工事を進めて参ります。運転につきましては、燃料チップ製造所、こちらのほうのですね。いろいろ燃料自体の搬入試験等々を、えー、来年の4月以降着手しまして、供給体制を確立していきます。この期間を経て、発電所としてはですね、平成29年7月を目途に運転を開始して行きたいというように考えております。

各工事の概要でございます。発電所建設工事は株式会社関電工が元請となり、地元の会社やメーカー等と一体となって、各種法令を遵守することはもとより、周辺環境に十分配慮し、無事故無災害で進める所存でございます。よろしくお願い致します。
えー、工事体制。下に書いてありますが、元請としましては関電工が行います。えー、その傘下で地元の会社様、それから、えー、プラントメーカーさん、えー、それから建物等をですね、付帯設備をつくるプラントの建築会社のような、・・の構成になって、お仕事を進めていく所存でございます。えー、工事時間ですけれども、原則としまして、8時から18時、日曜日以外はですね、工事が行われると、いうつもりでおります。まあ、あの、休工になる、お休みの日等は、まだいろいろ入って来るんですが、基本的には月火水木金土という、仕事の計画を立てております。

一個一個の工程の中のですね、どのような仕事が行われるかというところのご説明に入ります。まず.燃料チップ製造所の基礎工事の部分では、えー、まあ、作業工程としまして、先ほど一本の線で描かれた中に、根切り、これは掘削工事ですね。それから砕石敷き、捨コン打設、その後に配筋工事、型枠工事、ベースコンクリート打設、アンカー設置、基礎コンクリートの打設、そして型枠解体というような順番でですね、基礎を造っていくことになります。こちら、今映っている施工の様子ということで、映っている写真がですね。えー、コンクリートをですね、ポンプ車で基礎部分に打って行く、まあ、流していく状態の写真でございます。
こちらの工事が完了して基礎の確認が出来ましたら、次にその上に建つ建物工事というものが行われます。えー、こちらはですね、まず基礎の上に墨出し、位置を記すマークがきちん入れられて、その後、足場の仮設、鉄骨建方、屋根・外壁工事、えー、建具取付・設備工事、それから内部土間コンを打って、内装仕上げ、そして最後に足場解体の8項目の手順で、上の建物が出来上がって行きます。
今、こちらにご紹介させていただいているお写真は、外壁、あの、鉄骨の建方が完了して内壁工事に入る直前のところの写真でございます。
次に発電所側の工事です。まず、えー、先ほどのですね、燃料側と同様に基礎工事が行われます。順番は基礎工事の場合は、一緒です。根切り、砕石敷き、捨コン打設、配筋、型枠工、ベースコンクリート打設、アンカー設置、基礎コンクリート打設、えー、そして型枠解体という手順で進んでまいります。これは今、こちらに映し出されているイメージ写真はですね、捨コン打設のあとの配筋工事をやっているところの、えー、例でございます。

えー、これが終わりますと、発電所のプラント工事というものが行われます。こちらのですね、写真にあります、ここのボイラの本体を、えーと、設置する工事なんですけれども、こちらはトレーラーによる機器の搬入、そして機器組立、各種試験、水圧試験・電気関係の試験等が行われ、最後に試運転、これは火入れ・タービン・総合動作試験というような順番で進んでまいります。今、こちらの方でですね、お示ししている例としましては、上に、発電所のボイラの一番上に付きます水管といわれるですね、お水がたまる、蒸気が発生するところの部分を積み込んでいる所の写真でございます。では、こちらに書いてありますが、今ご説明したですね、工事全体でですね、ピークの段階で、1日最大120名程度のかたがたがですね、このお仕事に従事していただけることになると考えております。
で、ちょっと工程のところまで一度もどって・・・。今ですね、ご説明した120名程度といわれる実働が予想されているところですね、平成28年の10月から、えー、12月。このぐらいの期間でですね、120名程度のかたがたに働いていただくような状況になるかなというふうに考えているところでございます。
えー、続きまして、もうひとつですね、発電所の中にできます、タービン発電機が内包されます建物工事というものが行われます。こちらは平成28年の7月から1月の期間で、足場の仮設、鉄骨建て方、外装工事、内装仕上げ、付帯設備工事、これらは電気、空調、衛生というものが行われます。とくに今回、こちらの建物には天井クレーンといいまして、タービン本体を吊るための非常に大きなクレーンもこの設備の中に、この建物の中に設置されますので、こちらはかなり頑丈でしっかりしたこのような構造の建物になると。で、これは今ですね、鉄骨の組み立てが終わって、こちらにはその中に、ありますですね、タービン発電機を据え付けるための基礎が出来上がっている写真でございます。

えー、次にですね、環境対策工事。こちらの方をご説明させていただきたいと思います。今回の工事をするにあたりましてですね、まず我々のほうでですね、実施してまいる工事の、環境対策の一部をご紹介させていただきたいと思います。まず施設内の舗装工事を実施します。えー、敷地内で、やはり重機、もろもろの機械が動き回りますので、えー、土砂粉じんの発生を防止するために、まず舗装工事を行う所存でございます。続いてもう一つが法面の緑化工事。今もですね、法面が形成されている所なんですけれども、こちらの法面であったり、こちらの法面に関しましては、種子、種苗吹付等を行ってですね、法面の緑化工事対策をきちんと行ったうえで、施工にあたることになります。と、もう一つがですね、遮音壁の設置。ということで、敷地のですね、皆様、ビュータウン側の部分に対しまして遮音壁、こちらに例を出してございますが、あのう、木材ですね、遮音材とした、えー、遮音壁をですね、設置して、皆さまのほうにですね、えー、可能な限り音が影響を与えないような施工手順を取って行きたいというふうに考えております。
えー、今までがですね、敷地内で行われる工事の対策、工事の概要と対策でございます。えー、工事中の環境対策、交通安全対策としてですね、えー、この後、ご説明をさせていただきます。こちらではですね、えー、各種法令を遵守することはもとより、周辺環境に配慮した施設設計を確実に、工事実施すると共に、周辺環境と交通安全に十分配慮した、以下の対策を実施してまいります。
えー、まず、工事中の環境対策といたしまして、えー、作業時間は原則として、夜の、まあ夕方ですね、18時から翌日8時は、作業は行いません。そして、日曜日は、あのう、原則休工とさせていただきます。それから現場のほうで、えー、採用する重機類に関しましては低騒音型重機、というものを採用してまいる所存でございます。えー、加えまして、プラント組立工事中は、えー、周囲にシートを設置し防音します。えー、こちらですね。先ほどの遮音壁に加えて、例えば発電機、仮設の発電機であったりですね。えー、打撃音を必要等、発生させるような機械があった場合には、周囲に遮音シートをですね、設置して防音に努めてまいります。えー、それと今回、設計をする段階でですね、えー、基礎工事の関係の中で、杭基礎。要は深くですね、パイルを打ち込んでやる、えー、工法は採用せずに、えー、こちらも穴を掘るための音が発生するということで、コンクリートの重量で持たせる方式の基礎を採用させていただいております。で、併せてですね、皆様に見ていただける環境を作るために、構内に騒音計を設置して見えるような状態で工事を進めて行きたいというふうに考えております。
2番目が汚水粉じん対策としまして、工事車両のタイヤの洗浄を目的とした洗浄プールを構内に設置します。これはですね、国道353号線に、構内の泥だの土をですね、外に出さないようにすると、いうような目的を持って設置させていただきます。えー、それから、工事用の仮設トイレ、浄化槽、これは構内のほうに設置しまして、中で作業員等がですね、使ったお水についても構内できちんと処理をする、という方式を採用させていただいております。あと、えー、土砂粉じん発生の防止を目的に、適宜、えー、構内で散水を行って、きちんとですね、ホコリ等の出ない作業環境を維持させていく所存でございます。

えー、続きまして、工事中の交通安全対策です。やはりこういう工事を行うにあたってはですね、一番、あのう、皆様と関係するのは公共の交通機関を使わせていただく部分でございますので、まず、工事車両の適切な誘導ということで、構内ゲートには警備員を設置したものを必ず常設させます。併せて、構内進入路等、国道353号線の交差部には交通誘導員を適時配置して、適切な車両誘導を実施します。えー、この、交通誘導員がですね、あのう、配備される対象の、今現在はっきりしている部分は、まずコンクリートを打設する際の、コンクリートミキサー車が出入りする期間。それから大型重機。えー、中で機材を積み込むためのですね、ま、300トン、400トンクラスのクレーンが一部、中に入るんですけれども、その重機の搬出入。えー、それからもうひとつは、えー、先ほど、ま、話のありました大きな機器ですね。えー、タービン発電機であったり、コンデンサ本体であったり、先ほど、お写真で見せました水管と、言われるような大きな機材をトレーラーで搬入する際。この3つに関しましては、えー、交通誘導員をですね、複数名配備して、えー、対処していきたいというふうに考えております。
今までのですね、こちらの、えー、説明、えー、長い工程表の中で、えー、どの期間、具体的に行われるのかと、いうような部分に関しましては、えー、現地のほうのですね、現場代理人を中心に、工程の調整会議というものが毎週行われます。えー、その中でですね。先々の、えー、工事計画が確定する、・・した段階でですね、事前に皆様に何月何日から何月何日の期間にですね、こういう、えー、工事が、コンクリートミキサーなどの、コンクリートの搬入が行われるであったり、重機搬入が行われると、いうような部分を、えー、工事方のほうからですね、事前に通知する方法等、あのう、確立しまして、えー、仕事の具体的な、えー、日程が決まった時点で、開示して行くという仕組みを作って行きたいと、いうふうに考えております。

はい、最後の2項目になります。この中でですね、皆様に対して、えー、我々も頑張ってやって行きたいと思うんですが、地元貢献の対策として、以下の3つをですね、考えています。まず、えー、敷地造成工事、及び進入路の測量、えー、設計業務、及び工事は、まず、えー、市内業者様にお願いをしているところでございます。えー、それから先々のことにはなりますが、燃料チップ製造所、及び発電所の運転の従業員。こちらはですね、両方の会社で約20名程度を、ですね、これを計画しておりまして、えー、地元のほうからですね、積極的に採用して行きたいというふうに考えております。えー、そして、間伐材を群馬県から積極的に調達し、群馬県内の林業事業者の皆様の雇用創出に、貢献してまいりたいと、いうふうに考えている所存でございます。
えー、さらにですね、まあこれ、もっと、近く、近傍のお話になるんですけれども、まず、赤城ニュータウン様のですね、えー、敷地がこちらなんですが、その横にあります隣接地約2800坪の土地に関しましてはですね、えー、今、雑木林ふうの状況になっているんですが、こちらをですね、今後いかように活用して行くかというようなところをですね、えー、お話をですね、皆様としていきたいと、いうふうに考えております。それから、えー、当然これから、我々、建設をさせていただいて、20年以上の長きに亘ってですね、ここで、活動をさせていただきますので、地元で開催される行事、イベント、それから、えー、皆さまからですね、ご提示いただいたり、こう・・検討させていただけるチャンスがあればと思うんですが、いろいろな行事への計画等につきましてはですね、えー、積極的に参加をしてまいりたいと、いうふうに考えているところでございます。えー、まあ、この他にもですね、住民の皆さまから意見を承りながら、えー、継続して、地元貢献について検討してまいる所存でございます。

えー、最後になります。えー、発電所の見学会、ということでですね、こちら、えー、第1回、第2回、第3回と、いうことですので、今、確定できるものをご提示させていただいております。えー、まず、間違いなく行える第1回目の、えー、計画の段階の見学会としまして、平成29年春、えー、こちらは、大体設備の建方が完了しまして、えー、施設の全体がですね、皆様にきちんとご説明できる環境が、ほぼ整うであろうと、いう時期に、まず1回目の見学会を行う予定でございます。えー、次に、第2回見学会ということで、これは5月、6月、まあ、秋ですね、すいません、申し訳ありません。平成29年の秋、にですね、試運転をやる・・・あっ、これ間違いだな。すいません。平成29年の春にしてください。これ訂正です。平成29年の春、6月初めの試運転をしている期間ですね。こちらの間でも、皆さんにですね、発電所がどのようなものなのかなというのを見ていただく時間を、計画しております。で、当然ながら運転開始後の発電所見学会につきましては、別途見学の手続き、注意事項を定め、随時対応するというふうに考えております。
はい、以上でですね、えー、計画概要に関する、えー、説明をさせていただきました。えー、この後質問等ございましたら、答えて行きたいと思いますので、よろしくお願い致します。


司会:えー、それでは、あのう、ご質問があればと思います。あのう、名前を、あのう言っていただいて、挙手していただければと思います。よろしくお願い致します。

住民西川:ビュータウンの西川ですけど、この遮音壁の高さは何mなんです?

司会:はいどうぞ

説明者1:はい、えー、今、遮音壁の高さというご質問をいただきました。今、ですね、原設計では、えー、現在、遮音壁、工事中のものとしては高さ4mを考えております。

住民西川:あの、完成しても4mのままですか?

説明者1:えー、完成・・・最終的にはですね、試運転を行って、プラントが実際に運転する音を確認して、周囲環境の音の測定を実施した後にですね、必要が・・・要は、現状では我々大丈夫だという設計にはなっているんですが、最終的には現場のデータを測定しまして、必要があれば、少し高くするとかですね、いうような対処をして、完成に持って行きたいと考えております。

司会:よろしいでしょうか?それでは次のかた。はい。宜しくお願い致します。

住民羽鳥:いくつかあるので、あのう、ここで言うと長くなるので。

司会:お名前を。

住民羽鳥:ビュータウンの羽鳥と申します。よろしくお願いします。まず6ページ。本体の工事工程のところで、えーと、補助金の申請中とおっしゃいましたけれども、いつ申請されたのかをうかがいたいと。それから建築許可が何時出される予定なのかをおうかがいしたいと。それと、えー、建築許可の前にもう既に事前協議を行って、覚書を市と取り交わしていると思うんですけれども、その中での、ま、第5条ですかね、注意事項、どんな注意事項が市から出されているのか、ま、この時点では、ここまで質問させてください。

司会:はい、補助金の申請、それから、あれでしょうか、えーと、その申請の手続きの所の覚書、

住民羽鳥:はい、それと建築許可がいつ出る予定なのか。

司会:はい、許可が何時出るか、この3つについてお願い致します。

説明者1:えーとまずですね、えー、発電所の建設許可申請に関しましては、3月、えー、の上旬より先ほどありました事前相談をさせていただいております。造成工事が、完了した時点で受理をいただきまして、発電所の工程でおわかりと思いますが、今安全なほうに線を引いておりまして、6月、こちらですね、着工前に、6月中にはですね、建築申請の許可が下りるであろうという、今、計画でおります。えー、それからチップ工場側につきましては、もう既に提出済みです。こちらはですね、えー、最終的に、えー、交付され・・・あのう、補助金の交付等が確認された時点で、えー、正式にこれも、えー実は・・・受理される直前までいっておりますので、えー、交付が確認された時点で、諸手続きに入って、40日後ですので、5月末にはですね・・・

住民羽鳥:交付が先にされるということですね。

説明者1:そうですね、補助金の交付が当然ないと何事もできませんので。

住民羽鳥:許可の前に?

説明者1:はいはい、そういう状態でございます。

住民羽鳥:それと、事前協議?

説明者1:事前協議の項目につきましてはですね、いろいろ工事期間中のですね、排水の処理対策であったりですね。それから、えー、まあ、雨が降った時の敷地のですね、工事期間中の水の処理の仕方、それから、造成等のですね、計画であったり、えーと、あとは具体的に建物の基礎、それから景観に関わるところ等の、諸手続きの書類を提出させていただいて、まあ、ご指導していただいて、訂正をして、再度、提出している。

住民羽鳥:補助金の申請は、するともう、されたということでよいですか?

説明者1:補助金の申請に関してはもう済んでいるんです。

住民羽鳥:いつですか。それはわからないですか?

説明者1:具体的な日付についてはすいません。

住民羽鳥:去年、去年ですか?

説明者1:えーと、申請そのものは、えーと、昨年の段階で、日にちは分からないですが、もう出しています。

住民羽鳥:はいわかりました。

説明者1:そういうことです。

住民羽鳥:ちょっと参考までですけれども、開発許可の覚書。なんて書いてあるか。えー、各種工事の施工に当たっては周辺住民に事業内容を良く説明し、了解を得て、現在および将来においてトラブルを生じることの無いように努めなければならないという、市との覚書なんですね。で、そして、もうひとつ質問なんですが、次。11ページです、プラントの工事の関係ですが、耐震はいくつまで耐えられますか?

司会:はい、耐震だそうです。

説明者1:耐震ですかぁ・・・。えーとですね、えー、建築基準法に則って作っておりますので、えー、震度5強までの耐震レベルにはなっております。

住民羽鳥:震度5強で壊れますか。壊れないですか。

説明者1:えー、設計上は震度5強までは全く壊れません。

住民羽鳥:(震度)5強は起こりえますかね、十分ね。このあいだは、5弱です。5強ということですね。はい。それと13ページ。さっきの防音壁ですけれども、木材で作ると。まあ、非常に見栄えもいいですけれども、火災、放火、火事、これは大丈夫ですか?

住民羽鳥:えー、こちらに関しましてはですね。えー、まああのう、これ、えー、あのう、採用されているのはですね、関越自動車道のところでもですね、使われているのと同じで、えー、木材を使った遮音壁なんですが、当然耐火の処理、行ったうえで、遮音壁となっております、

住民羽鳥:はい。それと17ページ。市内業者で、えーー、道路の工事をやりますと。この選定ですかね。まあ一番価格が安いところを選ぶのか、まあ優秀なところを選ぶのか、この選定基準。どうやって選んだのかを教えてください。

司会:はい、選定基準。

説明者1:選定基準につきましては、会社の内規に関わるところですので、説明は控えさせていただきますが、えー、具体的にはですね、えー、地元の会社3者様のほうから、・・のほうに、我々の方から仕様説明をして、金額、それから工法等のご提示をいただいて、えー、総合的に判断したうえで決定をさせていただいております。

住民羽鳥:では、金額だけではないということですね?総合的にという・・・。

説明者1:はい、金額的で選定したわけではございません。

住民羽鳥:なにかちょっと悪い噂が立っているので・・・。では、次にいきます。えーと、私の資料の、いや、私の質問は以上です。

司会:その他にいらっしゃいませんでしょうか?はい、よろしくお願いします。

住民野原:すいません。赤城ビューの野原といいます。えー、何点か質問させてください。7ページですけれども、工事期間の日曜日は原則として休工。原則はやめてもらいたいんですよ。取っていただけますかね。いずれにしても、工事の期間というのはあると思うんですけれども、日曜日はやはり我々も体を休めるので、そういうふうな形になっているので、原則となるとやってもいいよということになっちゃうので、これ外していただきたいんですよ。どうでしょう。それとその中に、祝日も入れてほしいんですよ。祝日、旗日。これは工事をしないというふうにぜひお願いしたい。それから今、羽鳥さんからもありましたが、環境対策工事の遮音壁は、要は木材、それは木材がいいのか、遮音できる材質は木材なんですか。木材って、やはり、きちんと塗装とか、そういうものをしない限り、5年ぐらいでダメになりますよね。5年くらい。それから、本当に遮音効果が出るものを使っているのか、それは御社のほうで十分検討されたのであれば、一番遮音効果があるという材質のものを作らせてもらいたい。いちおうこの資料に対して私、もう一件ありまして、いつもこの表紙に若葉というんですかね。これは何の木なんでしょうかね。何の意味があるんでしょう、これ。もう、すべてにこれ、環境にやさしいよというふうにおっしゃっているのか、なんか分からないが、この木はなんていうんですか。ちょっと教えてください。どこでもこれ使われてて、何なんでしょう、これひとつ教えてください。

司会:はいそれでは、3つ。休日と遮蔽、それと、表紙にある木は、まあ、何の木かということ。

説明者1:まず日曜日と旗日につきまして、まあ日曜日に関しましてはやはり「原則休工」と書かさせていただいておりますので、工事の工程の中で、まあ、我々も当然、法定休日ですので、作業員を休ませるというのは計画的にやってまいりますので、お休みにする計画を立てて参ります。ただし、やはりですね。工程上、どうしてもですね、その日にやるべきことが起こった場合にはですね、先ほど申し上げた通り、えー、事前に通知をさせていただく等の対処をしたうえで、お仕事をさせていただきますと、いうことはあると、いうことの可能性があるということで、このような表記をさせていただくことになります。旗日につきましても基本的には、法定のお休みの日にはですね、可能な限り休むような工程が、現地の現場代理人を中心に立てるようにですね、それは私のほうから指示を行います。ただし、やはり先ほど申し上げた、えー、ですね、工事の工程上、必要なものがあった場合には、作業を行うことは、あると思いますので、このような表記にさせていただいているとご理解下さい。次に遮音壁でございますが、遮音壁に関しましては、木材にですね、結構優秀な30デシベルくらい音を下げるくらいの能力があるものを確認したうえで、採用しております。当然痛むというお話もありますが、我々、今回。林業を中心にやる事業者の皆様と、お仕事パートナーを組みますので、そういう意味ではきちんですね、交換をして、遮音の性能、それから美観等に配慮したものを作って行くことに関してはですね、こちらのものがよろしいというふうに、今、我々のところでは判断をしているところでございます。もうひとつ、すいません。この若芽の種類に関しましてはですね、えー、イメージということで採用させていただいておりまして、樹種についてはすいません、知識がございません。えー、インターネット上でですね、手に入れることができるものを採用させていただいたと、いうふうに御理解ください。すいません、以上です。

住民野原:まったく理解できないね、それね。会社のPRの資料なんだから、使っているんだから、どんな木なのか、これはどういう意図なのかということを聞きたい。祝日はとにかく入れていただけるわけですね?

説明者1:あのう、祝日も原則としてはですね、休工を計画するようにという指示を現場代理人のほうにはさせたい。

住民野原:だから今までのように、祝日は休日ではないから工事をやりますということは言わないわけね、これからはね。

説明者1:あのう、指示はさせていただきます。現場のほうに。

住民野原:いや、守ってもらいたいんだよ。

説明者1:あの、守るように指示はしますけれども、やはり工事をやる日はある。計画上、どうしても工事を行わなければならない日の場合には、させていただくことはあると、いうふうにご理解ください。

司会:よろしいでしょうか。それでは、はい。じゃあ。

住民G:えーと、まず、質問ということだけということですので、私の意見は別としてですね、質問を・・・。

司会:あのう、お名前を、よろしくお願します。

住民G:えー、ビュータウンではありません。えー、東金丸に住んでいるGと申します。まず12ページの作業工程の中で、えー、4番目の試運転というのがございますね。この時には説明の中では建屋ができているのかどうなのか、はっきりしておりません。建屋がない中で試運転を行うのか、というのは4番のところで建屋の工事のことが入ってきているんですよね。だからこの試運転というのはどんなかたちでやられるのか?というのは、試運転をする時に騒音の問題だとか、そういうのが出てきますよね。自ずと、試運転ですから。それからチップも勿論使いますね、発電ですから。そうなった時にいわゆるそれ、いろいろな形で放射能の問題というのが論議されてきましたが、この試運転の段階では、そういったものがすべて機能した上で試運転をなさっているのか、そうでなければ、何の防備もないまま、放射能の拡散ということも考えられる。汚染水の問題もどう処理されるのかも、ですね。試運転ですから。その辺はどう対策をして試運転をなさるのか。まずこれが1点です。それから、えーと、2つ目は・・・13のところの(4)番、舗装工事のときに粉じんを防止するために、ですね。確か、あのう。ああ、防水ではなく、舗装を行いますね。これね。舗装を行うんですが、舗装の場合には、あのう、地下浸透というのは雨水ですね。雨水の地下浸透というのは殆どありません。舗装するとね。雨水等についての対策は考えておられるのか。大雨が降って、いろいろと出てきますので、こういう雨水対策ついてもどうなっているのか、お答えください。それからもう一つですが・・・、あっ、15です。ページではなくてね。汚水・粉じん対策。この問題で、いろいろと水等もやっぱり使うようですけれども、当然ここには、あのう、汚水が出ますよね、こういういろいろな掃除をしたりする。この点での汚水対策というのはきちんと考えられているのかどうか、この辺も、きちんとお答え願います。以上です。

司会:はい。えーと、3つということで、一つは試運転をした場合の現状の設備状況はというお話と、2番目が舗装工事をやるわけですけれども、その舗装してしまったら、浸透しないので雨水がどうなるのか、という話と、3つ目は、まあ、あのう、汚水粉じん対策での特に処理の方法、これをお願い致します。

説明者1:はい、えー、まず試運転対策ですけれども、えー、試運転はですね、実質的にこの期間で、えー、平成29年のですね、4月、5月、6月ぐらいで行われることになると考えておる次第なんですが、えー、当然ながら、えー、施設はですね、全て完成をしている状況で、設計通りのものができていると、いうものが、できあがったうえで、試運転というものに着手されます。ですので、建屋等の工事は完了したうえで試運転は行います。で、えー、先ほどお話のあったとおり、試運転を行うに当たりましてはですね、設計上の性能がきちんと出ているかと、いう部分を確認してまいるステップですので、えー、例えば音の測定にしろ何にしろですね、その段階で、フルパワーを掛けてゆくプロセスで、今までお約束している基準をですね、全てクリアしているのかと、いうのを確認した上で、必要が、たとえは設計に未達の部分が有った場合には、それに対する是正対策をとっていくという期間として位置づけております。で、まああのう、一番危惧されている燃料のですね、えー、放射能という部分に関しましてはですね、えー、チップの施設等は、こちらの工程で示されているとおり、平成28年度、年明けぐらいまでに完成をさせると。で、この期間にですね、我々は、まああのう、チップ工場を・・・チップ燃料会社ですね。バイオマス燃料を中心にしまして、もろもろのですね、どの山からの調達計画を立てたり、それに対するですね、えー、危惧されているところの放射能の測定であったりですね、今、一番最初のほうでご説明をさせていただいた山の集積場においてのですね、えー、データのサンプリング、えー、安全性の確認等を、発電所のこの建設を行っている期間にあわせもってですね、こちらで仕組みの構築を、えー、していって、お約束をしている通り安全な燃料がですね、きちんと発電所の中に持ち込める仕組みをですね、えー、作って行きたいというふうに考えております。えー、当然だから、条件としてその仕組みが出来なければですね、試運転には入らない。もろもろの設計、計画をしているものの準備ができて初めて試運転というものが行われますので、そのようにご理解をいただきればと思います。それから舗装につきましてはですね、こちらは、えー、あのう、最近、道路等で使われているんですけれども、「透水型舗装」という、舗装面自体がちゃんとお水を通す、雨水をですね、きちんと通す、舗装でこれは設計をしております。ですので、えー、まあ、えー、今現在の一番新しいですね、仕様のですね、舗装面を計画しているところでございますので、えー、当然、排水側溝ともきちんと設計準備はしておりますが、舗装面としてはですね、ちゃんと透水能力を持たしたもので、施工する計画でおります。それから、工事期間中に発生する汚水につきましては、えー、ま、先ほどお話のあったとおり生活排水、作業員等がですね、えー、作業員、それからまあ現場の人間がですね、使うものについては、浄化槽による生活排水としては、浄化槽で処理をします。で、工事の車両を洗ったお水であったりですね、まあ、いろいろ洗浄したようなお水に関しては、これは産業廃棄物として処理をされます。産業廃棄物としてですね、きちんとタンクに入れて産廃業者さんに排出をしていく、というようなかたちを考えているところでございます。

司会:よろしいでしょうか。はい、羽鳥さんお願いします。

住民羽鳥:ビューの羽鳥です。よろしくお伺いします。2つあります。まず、(昨年)5月、4月末か、5月上旬から水源調査がはじまりましたが、この100m、150mの掘削工事の開始に当たっての、えー、届出ですかね、例えば水質汚濁防止法だとか、土壌汚染防止法だとか、ちょっと分かりませんがどんな届出が必要なのか。また、その工事の表示義務というんですかね、こんな工事をやっていますよと、そういう義務が発生しているのか、それを教えてください。

司会:はい・

説明者1:えーとですね。一昨年5月の井戸の試掘に関しましては、今おっしゃるような規定はございません。はい。

住民羽鳥:自由に何mでも掘れるということですか?

説明者1:えー、そうですね。えー・・・。

住民羽鳥:それと、景観についてです。えーと、関電工さんは、まあ、当然、法や規則は、まあ、守るという規則を、条例とか守るという姿勢は、ずっと、お持ちなわけですよね。えーと、ひとつですね、今の議会で、市長が、赤城山南麓の発電施設に規制をつくろう。その理由としては景観を大きく損なう。それから、えー、まあ、環境保全ですね、こういうことも重要だろうということで、まあ、太田や高崎にならってやろうかと。もし、この条例が出来た時には、もちろん遵守するということでよろしいですか。

説明者1:えーと、そちらに関しましてはですね、えー、きちんと市の、えー、アドバイスを受けて、必要な対策は行なっていくことになると思います。

住民羽鳥:はい、ありがとうございます。それから先ほどの景観の関係で、前橋市の景観計画だとか、景観条例、景観規則というのはご存知ですか?

説明者1:はい、あのう、それに向けてきちんと申請書類は作成されております。

住民羽鳥:その中で、景観の事前協議書の提出は、開発申請だとか、建築申請の何日前にしなければいけないですか。まあ、いいです。60日前以上に、景観の申請をしなければいけないんですよね。で。今回の開発の申請の経過を見ますと、まず、開発申請が10月2日に出ます。それで2か月以上前に出さなければいけない景観事前協議申請、これが10月の16日。もおう、景観なんて全然、どうでもいいんですよね。で、それも市も全部受理しちゃっていると。それから、その景観適合通知書だとか、結局、全然日程を守っていない。で、先ほどね、あのう、条例や規則、法令を守りたいというお話でしたので、ぜひ、その、開発・・・建築許可に対しては、この、前橋市の景観手引きですね。この手引きに、きちんと日程がうたってあります。まず、開発する前、建築する前に景観計画をきちんとして、市のチェックを仰ぎなさい。チェック項目もあります。赤城山の稜線が保たれるとかですね、いろいろな前橋市の財産を守るための、えー、景観条例、これに、えー、遵守、開発、建築に際しては、されましたか?されませんか?

司会:はい、どうぞ。

説明者1:はい、えーーー、まああのう、担当の人間のほうでですね。その指導に則った上で、えー、前橋市様とですね、連絡を取り合って、えー、各種申請書類等々にも対応しているところでありますので、えー、まあ、法律に外れることはしていないという認識で、仕事を進めさせていただいている所存ですう、あのう、つもりです。

住民羽鳥:すると今回、事前協議書はいつ出ましたか。開発に対する、建築に際して。

説明者1:あ、すいません。えー・・・。

住民羽鳥:一緒に送っているんですかね。建築申請と。

説明者1:えー、ちょっと日にちまでですね。今回、えー、覚えて来ておりません。

住民羽鳥:今月の15日ぐらいに、着ですよね。

説明者1:はい。

住民羽鳥:ということは、だから、景観は事前のあと2か月後以上あとに、建築申請ですから、建築申請は引きあげていないですか。

説明者1:関電工・・まあ、我々の方は、建築申請はえー、まだ事前協議の相談の段階ですので、そういう意味では・・。

住民羽鳥:まだ景観の書類しか出していないということでよろしいですか。

説明者1:今、出ているところはそうです。はい。

住民野原:はい。

司会:はい。どうぞ。

住民野原:今の話ですね。お手元に資料、ちょっと枚数は少ないですがお配りしました。それでですね、あのう、昨年の、ここに書いてある開発許可ですね。これが、前橋市の法令に、準拠されていないんですよ。で、皆さんよく見ていただきたいんですけれど、前橋市の法令というのは、届出に関する手続というのは、この資料の右に書いてある。で、えー、要点を言いますと、開発許可申請、これはですね。60日前以上に、事前協議書を出さなければいけない。いいですか。それから、届出、景観に関する届出は30日以上前に出さなければいけない。こういう規定がきちっとうたわれているんですよ。で、今回のそこに書いてある開発許可。この申請につきましては、右のほうにですね、書いてある10月の2日に、御社のほうで開発許可申請を出して、前橋市が受付をしているんですね。で、その後に、その、我々にそのう、ここのですね、資料はアンダーラインが引いてあるところを見ていただきたいんですけれども、えー、10月7日の日に、市長に届出、事前協議書の提出というのが前橋市に出されておる。これは本来なら8月初旬に、前橋市に出されなければいけない書類なんですよ、本来は。法令でいきますと。いいですか、先ほどの、福本さんからのお話の中で、法令の順守、法令の順守、いっぱい出てきましたけれども、それを守っていないのは御社ですよ、御社です、ちょっとまだ来てください。いいですか。

説明者1:はい。

住民野原:それから、今言いました事前協議書の発行は10月16日ですよ。御社が前橋市に出したのは。いいですか。10月の2日が確認行為、開発許可申請書の申請を出しているわけです。全部、事後に出しているわけですね。まあ、受ける方も受けるほうですけれども、きょう、前橋の行政の方も来ておりますよね。手を挙げてください。・・・あ、関課長、こんど部長ですね、すいません。もっと前に出てくださいよ。だいたい、こういう手続きをとって、開発許可を、ようは御社の、それはあのうわかりません。私ども専門家ではないですからね。法令を守りますと言っているけれど、守っていないのは御社なんです。私どもではないですよ。これは本当に大変なことだと思います。いいですか。それから、景観に関して見ますと、景観に関して、Hさんが質問でも言っていた景観につきましては、もうひどい話で10月19日ですよ。ね。景観計画内、これを提出と。これは30日前に提出しなければいけないということなんですよ。9月初旬ですよ。9月初旬に、前橋市に、福本さんは提出しなければいけない書類なんですよ。いいですか。それと、私は非常に不満なんですけれど、絶対白紙撤回なんて言ってませんよ。言っていないけれど、とにかく、こういう仕事のやりかたというのは、大企業中の大企業がやることではないと思うんです。そう思いませんか、皆さん。

場内参加者:思います。(場内から拍手)

住民野原:それでですね。10月の2日に住民説明会をここでやっていただきました。私ども、非常に不安だということで、あのう、意見を出しました。一方的に、10月の17日にですね、これは回答やりますと。私たち時間とれないですけれど、どうしますかって。とにかく9月に1回やりますと。まあ、言いかた悪いんですけれどね。それで開催されたわけですよ。で、私どもは、前橋市に、あのう第2回目の住民説明会まで、きちんとした報告が出来ないから12月まで待っていただきたいという陳情を市に、私、行きました。でも結局、その日のうちに開発許可が下りているんです。19日に。土曜日に説明会をやって、間髪を入れて19日に開発許可が下りているんです。そういうものをやっているんですよ。これは非常におかしいと思います。それから、尚且つ、10月21日に景観、要するに適合通知書、ちょっと長いので読むのがあれなんですけれど、僅か2日間で審査を合格しているんです。こんなにねえ、景観に対して無視したやりかたというのはないと思いますよ。通常は60日間、30日間かけて景観についての問題点を議論して、問題ないという適合を本当は出す筈なんですよ。そういうふうにこれきめているんだから。前橋市の法令は。ねえ。それで、そのあと、読みたくないんですけれども、今年の1月29日、私ども、これは何とか問題が大きいので、何とか要するに陳情に行きますと、いうことで、山本市長にお願いに行ったわけですよ。我々、シコシコ、陳情書を、皆様の署名を集めてですよ、4500筆の、その、陳情書を持って、前橋市長の山本市長に会って来ました。その時にお話が出たのは、これは本当に大きい、大規模な規模ですねっというのが山本市長のお言葉でしたよ。大規模だと。大規模すぎるねと。我々と一緒に情報は共有しますと、言ってくれたんです。そういう活動もやっている、私どもは。今、8000くらいの署名が集まってます。8000名くらいのが。これは要するに一つの。その、市民運動として8000の署名を集まるというのは、どのくらいの苦労があるのかが分かります?福本さん?8000名の、その署名を集めるというのはどんなに大変かというのが分かりませんか?それをやってきました。それで、ちょっと長くなってすいません。私が心配しているのは2番目です。2番目。今ここに、建築確認申請が一切書いてないんです。申請をどこでやったのかということが。ねえ。書いていないでしょう、これ。この予定表に。本来であれば、その本体着工前に建築確認申請はいつやりますか、いつ出ますというのが書いてなければおかしいでしょう?

住民羽鳥:3月上旬に出すと言っています。

住民野原:で、これは私どもが一番心配しているのは、また同じようなことをやるんですよ。やられると困るんです。ねえ。建築確認申請の前に、まず60日前に事前協議書出していただきたいんです。前橋市に。まあ出したかどうか、私わかりませんけれども。ねえ、いいですか。そのルールをまず守ってくださいね。それから環境に関する、その届出書、景観計画区域内行為届出って。これ30日前までに出すことになっているんです。まさか、また2日間で、ようするに、適合というふうな結果が出るかは、私はあのう、前橋市の行政のかたを信用していますけれど、そんなことはないと。ただ今までのやり方がこれなんだよ。皆さん、ほんと、これ見てくださいね。こんなやり方で、法令を守ってますと、我どもにいくら説明したって、納得・・・説得力ないでしょう。いかがですか。

司会:はい。じゃあ問題は、前の手続の問題と、今度の、あのう、建築確認申請の話の2つだと思いますのでよろしくお願いします。

説明者1:はい、えー、詳細な日数日程をつきましては担当者のほうに確認をしてお答えさせていただきたいと思いますけれど。

住民野原:電話をして確認してくれる?

説明者1:ここで前橋市の行政の、こちらの仕組みがありますけれども、これは行政手続き上の基準が書いてありまして、えー、お調べいただければわかると思うんですが、前橋市ではこの業務を事前に、委託、受理してですね、処理を進めていただける一般の企業が2社ございます。我々は、そちらに事前に提出をしてですね。えー、そちらのほうの調査を進めた上で、この日程でご認可をいただいたと、いう認識をしております。ただ今の言ったのはですね、ちょっと日程を担当に確認した上で、あとで、ご報告をさせていただくということです。

住民野原:今の話は開発許可の話ですか?

説明者1:はい、えー、開発許可についてもですね、建築申請についても、えー、前橋市からきちんとですね。えー、委託を受けて、事前に処理を開始していただける会社がございます。はい、そちらの・・・

住民野原:景観もそうですか?

説明者1:はい?

住民野原:景観。

説明者1:景観は企業が単独で作るものですので、それは権限外ですね。えー、もう一度お調べいただければと思います。

住民野原:要するにこの中身を違反していないですよ、ということ?

説明者1:私としてはそういう認識です。

住民野原:それはよく調べて連絡いただけますか。私どもも、これは、この条項は、きちんと情報開示から出てきた資料なんですよ。私どもも、これは要するに別にウソを言っているわけではないし・・・。

説明者1:そこは私も、全然異議を挟むつもりはございません。ただ、手続としてですね、きちんと対応をしていると、私は認識しておりますので、まあ、我々もきちんと調べたうえで、あとでご報告させていただきます。

住民野原:それで、じゃあ、法令違反しているというふうになったらどうされます?

説明者1:まあ、えー、えー、まあ、

住民西川:だって、役所のほうで受けてくれないだろうに。法令違反だったら。

説明者1:法令違反だとたぶん、役所は受けていただけませんので、はい。

住民西川:役所のほうで受けないじゃない。

住民野原:実際これ、受けているんですよ。

住民西川:役所の方で受けているなんてのはおかしいじゃないの。

住民:受けた役所の人に責任とってもらえばいいじゃない。来ているんだから。

住民羽鳥:だって事業をやるのは関電工さんですよ。役所は関係ない。

住民西川:違反のことだったら役所はハンコは押さない。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告・この項つづく】

※関電工の第3回説明会のパワ―ポイント資料のうち、参考用として添付されていたページ一覧。
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大同有害スラグ問題を斬る!・・・八ッ場ダム地区「河原の中の謎の工事」の巻

2016-03-29 12:32:00 | スラグ不法投棄問題
■市民オンブズマン群馬では、当会の誇るリットン調査団を吾妻郡長野原町に建設中の八ッ場ダム付近に派遣してスラグの不法投棄の実態調査を継続中ですが、今回もその結果を発表します。JR長野原草津口駅から川原湯温泉駅に向かう途中、危険スラグの不法投棄が原因と思われる、アスファルト道路の凸凹や亀裂が多くの場所で発生している状況を前回までにお伝えいたしました。その道すがら、ダムが完成するとダム湖の湖底になると思われる場所で謎の工事を見かけたのでご報告します。

*****リットン調査団の現況レポート*****
 リットン調査団のレポートを続けます(^^)/。


長野原草津口駅調査の帰り道に、高台から川の中を見ていたら何やら重機が動いていました。

八ッ場ダムの本体工事が進む中、まだ河川の工事が必要なのでしょうか?徘徊ついでに寄って行きくことにしましょう。

 場所はこちらです。↓
※この地図のURL:http://yahoo.jp/9EgVCU

<script type="'text/javascript'" charset="'UTF-8'" src="'http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?zoom=16&lat=36.541426636558306&lon=138.66683400486295&cond=&pluginid=place&z=16&mode=map&active=true&layer=place&home=on&hlat=36.541086834698774&hlon=138.66692884502282&pointer=off&pan=off&ei=utf8&v=3&datum=wgs&width=480&height=360&device=pc&isleft='"></script>


「工事用道路の補修を行っています」なのだそうです。今更、工事用道路の補修ですか?


工事中お邪魔しては迷惑でしょうから、日を改め早朝にお邪魔しました。調査のため失礼いたします。有害物質を盛り土に混ぜて群馬県中に不法投棄したブラック佐藤建設工業と異なり、常に礼儀正しいリットン調査団なのです。


1メートルくらい掘削してあります。まさか有害スラグを片づけたのでしょうか?


あれっ!?掘削してあるところに下りてすぐ、サビ浮き・黒光りスラグを発見!しかもデカい。スラグデラックスだ~ぁ。


おっ、ボーリング調査の機械だろうか?谷底というべき河原の中をボーリング調査とはいったい何事なんだ。どこが工事用道路の補修工事なんだ!たしかダムができるとダム湖の底になるわけですよね。ダムの水って利根川に流れ込むのですよね。オー、ヤダヤダ~。


ボーリングマシンをのぞき込むと、ボーリングの場所はスラグだらけじゃないか!もう少し片づけてから調査したらどうなんだい。しかしスラグの撤去後の土壌調査なのだろうか?工事用道路の補修だから違うのか?


うわっ、ボーリング調査の機械の周りにはサビ浮きデカスラグがザックザク。ダム湖に沈む前に撤去してください。まさか国土交通省のお役人様はスラグがどんなものか?知らずに仕事していないでしょうね。「敵を知れば百戦あやうからず」なんですけどね。徘徊老人のいう事など聞かないか・・・トホホ。
********************

■さて、時を同じくして渋川市会議員の角田氏も八ッ場ダム付近を調査したそうです。その時の写真と有害スラグの分析結果が当会にメールにて送られてきましたので、併せて、ご報告いたします。


立入り禁止柵の前で、工事用車両が停車してあった場所がなんとスラグだらけだという状況だそうです。

 場所はこちらだそうです。↓
※この地図のURL:http://yahoo.jp/Y-wTsk

<script type="'text/javascript'" charset="'UTF-8'" src="'http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?zoom=16&lat=36.54171829973804&lon=138.66637877209575&cond=&pluginid=place&z=18&mode=photo&active=true&layer=place&home=on&hlat=36.54167985821733&hlon=138.6663123839838&pointer=off&pan=off&ei=utf8&v=3&datum=wgs&width=480&height=360&device=pc&isleft='"></script>

 リットン調査団のレポートの写真を引用すると


この立入り禁止看板のすぐ右脇に、デカスラグがごろごろしていたらしいのです。


立入り禁止柵の前には、デカスラグがザックザクあるそうです。


アルカリ試薬を振りかけると、瞬く間に赤く反応する様子が写真に鮮明に写っています。


ややダム本体側に離れた場所に、大きな土のう袋がたくさん留置してあるそうです。やはり工事看板は「工事用道路の補修を行っています」となっていますが、実態は有害スラグの撤去工事だということです。国土交通省はやはり隠ぺい体質ですね。きっと、きちんとスラグを片づける気がなく、デモンストレーションでスラグを片づけるフリをするだけなので、「見られると困る」という事なのでしょう。


何個、土のう袋があるのだろうか?大量にあることから、やはり隠れてスラグ撤去しているに違いありませんね。

■送られてきたデータには、このデカスラグの分析調査結果が添えられています。六価クロムの値は雨水に流されてしまったのか、反応がありませんでしたが、フッ素の値とアルカリ度は常軌を逸しています。もっと真面目に片づけなくてもよいのでしょうか?





※PDF → 20160322_yanbadum_kawara_daido_slug_result_of_analysis.pdf


■長野原町が発表したスラグにまつわる資料をもう一度見てみましょう。



 上表の上から2番目の項目にご注目ください。
  H11 下田仮設道路工事 林地区 撤去作業中
となっています。まさにこの工事が今回のスラグ現場だという事が分かりました。なぜ工事看板に素直に「危険スラグを撤去する工事を行っています」と書けないのでしょうか?

 長野原町によると、国土交通省はH11下田仮設道路工事の現場で「撤去作業中」と公表しています。リットン調査団に加え、今回当会に送られてきた写真によると、スラグを撤去し、下の土壌を分析するためボーリング調査をしているように見受けられます。しかし作業にかかる場所を間違えたのか、立入り禁止柵の右手前に大量にスラグが確認されました。これは一体何を意味しているのでしょう。国交省に対して声高に指摘したいと思います。
「な~んだ、真面目に片づける気などないではないか!それでも国家公務員のつもりか!」

■撤去するべきスラグがどこにあるのか、把握もしないで、国交省はどのようにスラグを片づけるつもりなのでしょうか?国土交通省の「スラグの片づけ」など、所詮デモンストレーションに過ぎません。なぜなら、真剣に片づけようとする意志が一向に感じられないからです。

 上武国道工事では、刑事告発されたいかがわしいブラック佐藤建設工業を指名停止にもせず、ブラック盛り土を搬入させ続けています。これら一連の、お役員様のあきれた所業を見ていると、公僕であるはずの国土交通省が、スラグマネーと有毒物質に汚染されてしまったかのようです。公僕であるはずの国家公務員様がスラグのせいで変質してしまい、我々、国民を騙しているように思えてなりません。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
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みどり市議会の混乱の原因となっている石原市長の自宅敷地の売買をめぐる旧大間々町との契約書疑惑

2016-03-27 23:54:00 | オンブズマン活動
■市民オンブズマン群馬みどり支部からの報告によると、2月22日開会で3月18日閉会した平成28年みどり市議会第1回定例会は大揺れに揺れたそうです。さっそく地元紙をチェックしましたが、上毛新聞を見る限り事の顛末がよく分かりません。そこで桐生タイムスが詳しく報じているというので、同支部から送ってもらいました。


 まず初めに、桐生タイムスが報じたみどり市議会の記事を見てみましょう。

**********桐生タイムス2016年2月29日
みどり市議会 海老根氏に懲罰動議 一般質問の発言めぐり
 みどり市議会(伊藤正雄議長、定数20)定例会は29日午前の本会議で、26日の本会議で問題発言があったとして、海老名篤市議(天蘭会)に対する懲罰合議が出され、これを審査するため懲罰特別委員会(古田島和茂委員長、8委員)を設置した。同市議会で懲罰動議が出されるのは初めて。特別委では今後、海老根市議に懲罰を科すかどうかも含め、その是非や中身を協議する。
 動議は武井俊一市議(広和ク)が2人の賛同を得て議員提案した。
 武井市議は提案理由として、海老根市議が26日に一般質問を行った際、石原譲市長の自宅敷地の売買をめぐる旧大間々町との契約書を「改ざんしている」と発言したほか、「(市長の)無策のおかげで家族が殺されたとの苦情はあったか」などと発言したのは、議会での無礼な言葉を禁止する地方自治法や市議会会議規則に抵触すると指摘。「議会は言論の府であり、言論の自由は最大限尊重されなければならないが、議会の品位や市民の代表たる議員の発言は重要だとし、懲罰を求めた。
 動議を受け、同市議会は特別委の設置を決定。特別委は自治法に基づき、海老根市議に対し▽戒告▽陳謝▽一定期間の出席停止▽除名―の懲罰を科すかどうかを審査する。最も重い除名については、議員定数の3分の2以上が出席した本会議でその4分の3以上の同意が必要となる。

**********桐生タイムス2016年3月3日夕刊
海老根氏に再び懲罰動議 陳謝分の朗読を拒否 みどり市
 みどり市議会(伊藤正雄議長、定数20)定例会は3日の本会議で、一般質問で問題発言をしたとして懲罰動議を出されていた海老根篤市議(天蘭会)に対し、議会で陳謝する懲罰を科すことを賛成多数で可決した。海老根市議は議場での弁明で謝意を示したものの、議会側が作成した陳謝分の朗読は拒否。この態度を問題視した一部市議が再び懲罰動議を出し、2月20日に続き2度目の懲罰特別委員会が設置された。
 海老根市議に対しては、2月26日の一般質問で、石原条市長の自宅敷地の売買をめぐる旧大間々町との契約書を「改ざんしている」と発言したほか、市長の無策のおかげで家族が殺されたとの苦情はあったか」などと発言したのは、議会での無礼な言葉を禁止する地方自治法などに抵触するとして、同29日に懲罰動議が出された。
 動議を受けて2日に開かれた懲罰特別委員会(古田島和茂委員長)で、海老根市議に陳謝の懲罰を科すべきと可決。3日の本会議でこれを可決した。
 だが海老根市議は、議場での弁明の機会には「この事態を招いたこと、本来の審議を遅らせたことをおわびする」などと謝意を示したものの、同特別委が作成した陳謝分の朗読にあたっては、登壇した上で「この陳謝文は私が作ったものではなく、陳謝文、以下白紙、以上」と発言。陳謝を拒否した。
 この態度に対し、一部市議から休憩動議が出て本会議は中断。議決された陳謝文を読む義務を負った海老根市議が議長の命令も無視してこれを拒否したのは新たな懲罰の対象になるとして、武井俊一市議(広和ク)が前回に続いて懲罰動議を提出した。
 武井市議は提案理由として、「議会を混乱させた」と説明。これを受け、再び懲罰特別委員会(委員長同じ)が設置された。
(以下省略)
**********

 このように、みどり市議会の混乱の原因は、石原市長の自宅敷地の売買をめぐる不透明な経緯にあるようです。

■次に、群馬県で最大の購読部数を誇る上毛新聞の関連記事を見てみましょう。

**********上毛新聞2016年3月19日
みどり市議会 海老根氏に辞職勧告
 みどり市議会(定数20)は18曰の3月定例会最終日の本会議で、会期中に不適切な言動が相次いだとして、海老根篤氏(68)の議員辞職勧告決議案を可決した。
 決議案は議員16人が連名で提案した。提出者の議員は、海老根氏が無礼な言動を繰り返した上、議会の法令や規則を理解せず独善的な態度を続けていると指摘。「前代未聞の行為で、議員としての品位に欠け、人格を疑われるものだ」と提案理由を述べた。
 また、海老根氏が自身の懲罰動議を発議した議員ら6人の処分を求める要求書を提出したことに対し、6人に「懲罰を科すべきものでない」と多数決で決めた。
 この採決の際、海老根氏が自らの要求と反対の意思を示したのは不適切だとして、海老根氏を「戒告」の処分とした。

**********2016年3月23日上毛新聞社会面P23
【議会往来 みどり】
信頼回復 最優先に
混乱続いた3月定例会

 18日閉会したみどり市議会3月定例会は、海老根篤氏(68)に計4回の懲罰動議が発議ざれ、最終日には海老根氏に対する議員辞職勧告決議案を可決した。新年度予算案など重要議案が審議される3月定例会で、混乱が続いた事態は重く受け止められるべきだ。
 一般質問での不適切発言を皮切りに、市議会会議規則で定める方法での陳謝の拒否や本会議の発言などで動議が出され、その度に懲罰特別委員会が開かれた。
 一方の海老根氏は、懲罰動議を発議するなどした議員6人の処分を求める要求書を提出。それを受けて15日に開かれた臨時の本会議で4時間にわたり審議されたが、議論が全くかみ合わず、要求書に事実と異なる記載があることも判明した。海老根氏が「恥を知ってください」と、質疑に立った議員に言い放つ場面もあった。
 議場で審議を見守った市民は一様にあきれた表情を浮かべていた。「市議会は、懲罰“常任”委員会を設置すればいい」とやゆする声も上がった。市議会への不信感は最高潮に達した感がある。
 審議の中で「議会は言論の府」というフレーズが何度も聞かれたが、どれだけの市民が納得するだろうか。市民の信頼回復を最優先とし、次回定例会は再生への第1歩としてほしい。
(わたらせ支局 山田祐二)
**********

 以上のように上毛新聞の記事では、みどり市議会の混乱の原因について「無礼な言動を繰り返した」としか書かれていません。これでは新聞記事の書き方の大原則である5W1H、つまり。社会の出来事をあらわす6つの要素であるいつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どうやって(How)、が完備されていません。

■そこで、実際にみどり市長の自宅敷地の登記簿謄本を取り寄せてみることにしました。石原市長の自宅敷地の地番は、群馬県報などで簡単に調べることができます。
○群馬県報平成24年 2月21日(火) 第8969号↓
https://www.pref.gunma.jp/contents/000176896.pdf

 前橋地方法務局桐生支局で取得した石原市長の自宅敷地の全部事項証明書は次のとおりです。

※PDF → 201603231synolix1421j.pdf
201603232synolix1421j.pdf

※PDF → 20160323synolix1422j.pdf

 これを見ると、確かに、石原市長の自宅敷地が平成14年12月12日に大間々町から買ったことになっていますが、それがなぜか、錯誤により15年1月8日になっています。この場合、石原市長は大間々町(当時)との間で売買契約書を交わしていますが、役所の場合、土地を登記する場合は嘱託登記といって、民間の土地取引の場合の登記手続きと異なり、法務局では行政が絡むことから非常に簡単に書類を受理してくれます。したがって公有地については、安中市の巨額横領事件のように、不正の温床となりがちなのです。

■報道によれば、この問題について取り上げた海老根市議が「石原譲市長の自宅敷地の売買をめぐる旧大間々町との契約書を改ざんしている」と質問したことに対して、石原市長がどのような反応を示したのかは分かりません。しかし、みどり支部の関係者によれば、「市長は緊張しきって、震え上がったいたように見えた」ということです。

 また報道では、海老根市議の質問に対して、市長の回答説明を聞くのではなく、一部の市長擁護の立場の議員ら3名が同市議会で初めての懲罰動議が出したというふうに報じしています。これでは、石原市長の自宅敷地を巡る不透明な自治体との取引の経緯を闇に葬ろうとする動きと取られてもしかたがないでしょう。

 選挙で選ばれた議員をそう簡単に懲罰に掛けられることはできません。疑惑ともとられかねない市長の自宅敷地の取引の経緯をきちんと市長のお目付け役の市議会が調査しなければ、議会の存在意義はありません。

 石原市長に関しては、大間々町13区の区長の不正会計を巡る裁判で、裁判所が不正の事実を認めたにもかかわらず、張本人の区長に対して引き続き石原市長が委嘱状を交付しており、いまだに不正会計を巡る桐生地裁の和解条項の実現が達成されていません。

 このような背景があるだけに、石原市長にはきちんとした遵法精神に則って、大間々町13区区長への委嘱場の交付の停止と、自宅敷地を巡る町役場との取引過程についての説明責任を果たすことが求められます。

 みどり市をめぐる諸問題について、引き続き市民オンブズマン群馬として今後の推移を注目してまいりたいと存じます。

■なお、上毛新聞記事で批判のあった議会の混乱による新年度予算案ん審議への影響ですが、結局、みどり市議会予算特別委員会でも本日が最終日。採択を行い平成28年度一般会計192億1千万円余のほか、特別会計を合わせ約1322億円(競艇事業特別会計約1223億円など含む)に対する審議と採択が、3月9日の予算特別委員会で採択され、3月18日の最終日までに、上程された50議案すべてが可決され、平成28年度予算は問題なく執行されることになりました。

 議会が無風であることより、きちんと問題点を提起してその原因と対処法を協議するということが、大切ではないのでしょうか。上毛新聞記事の考え方では、臭い物にフタをしがちな、群馬県内の議会の体質は、変わらないと思われます。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

※参考情報
**********
平成28年 みどり市議会第1回定例会 会期日程
 平成28年みどり市議会第1回定例会は、2月22日午前9時30分に開会し、会期予定は次のとおりとなりました。なお、日程は、定例会初日に正式に決定されるため、都合により変更になる場合があります。
月日  曜日  会議区分    開議時刻   議事概要   備考
2月
22日  月  本会議(初日)  午前9時30分  諸般報告(請願各委員会付託等)、施政方針、長提出議案上程(提案説明)、 議案上程~質疑~討論~表決(一部議案)
23日  火  休会
24日  水  休会
25日  木  休会
26日  金  本会議(第2日) 午前9時30分  一般質問(5人)
27日  土
28日  日
29日  月  本会議(第3日) 午前9時30分  一般質問(6人)
3月
1日  火  本会議(第4日) 午前9時30分  一般質問(6人)
2日  水  本会議(第5日) 午前9時30分  施政方針への質疑→特別委員会付託、予算特別委員会(第1日)
3日  木  本会議(第6日) 午前9時30分  長提出議案への質疑(当初予算を除く)→委員会付託、長提出議案への質疑→討論~表決 (補正予算)
4日  金  休会
5日  土
6日  日
7日  月  本会議(第7日) 午前9時30分  委員長報告~委員長報告への質疑~討論~表決(一部)、予算特別委員会(第2日)
8日  火  休会       午前9時30分  予算特別委員会(第3日)
9日  水  休会       午前9時30分  予算特別委員会(第4日)
10日  木  休会       午前9時30分  市民福祉常任委員会
11日  金  休会
12日  土
13日  日
14日  月  休会       午前9時30分  経済建設常任委員会
15日  火  本会議(第8日) 午前9時30分  総務文教常任委員会、提出議案(追加)への質疑→委員会付託
16日  水  休会
17日  木  休会
18日  金  本会議(第9日) 午前9時30分  委員長報告~委員長報告への質疑~討論~表決 閉会
◆平成28年みどり市議会第1回定例会会期日程表↓
http://www.city.midori.gunma.jp/www/contents/1455607681524/files/2801_kaikinittei.pdf
◆議長提出議案目録↓
http://www.city.midori.gunma.jp/www/contents/1455607681524/files/gianmokuroku.pdf
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