■安中市土地開発公社の元職員タゴが群馬県企業局や政治家を巻き込み21年前に血道をあげていた西毛広域幹線道路計画が実際に着工の運びになってきていますが、いまだに群銀に103年ローンを支払中の安中市民にとって忌まわしい記憶が払しょくできません。この西毛広域幹線道路が通る高崎工区では、そのルートについて土木事務所主催の地域説明会が12月11日から16日まで地域の集会所等で開催されました。この計画で市民オンブズマン群馬の会員から次の投稿が寄せられました。
※西毛広域幹線道路・高崎工区↓
http://www.pref.gunma.jp/contents/000253530.pdf
まずは説明会案内のチラシをご覧ください。
※説明会チラシ(表)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1a/3a50cfbd322e4c4a838b26fe961e5f55.jpg)
※説明会チラシ(裏)
ご覧のとおり、説明会案内の裏面ではわざわざ道路の東西を分離して上下に配置し掲載してあります。
何か見せたくない物があるのではと思い、そこで上下に分離されている道路図を連結させて一枚の図にし、一本の道にしてみました。
※連結させた道路図 PDF ⇒ 20170107anpdf.pdf
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/28/bbf681b83b43fbfb21c43d2aca7776ac.jpg)
その結果、何か道路としては不自然なS字が浮かんできま した。
そこで気が付いたのですが、1部上場企業で土屋文明・福田赳夫と並んで旧群馬町の名誉町民のひとり中澤正朗氏が創設した三益半導体工業(株)本社を「クネッ」と除けたルートが計画されたようです。
※中澤正朗氏(1921 – 2001、元・三益半導体工業会長) 群馬県
※三益半導体工業株式会社(英文名称:MIMASU SEMICONDUCTOR INDUSTRY CO.,LTD.)
本 社 群馬県高崎市保渡田町2174番地1
設 立 1969年6月4日
資本金 18,824百万円
代表者 取締役社長 中澤 正幸
従業員数 939名
市 場 東京証券取引所 市場第一部(証券コード:8155)
主な事業
○半導体事業部(半導体材料の加工および販売)
○産商事業部(計測器、試験機、情報機器、自動制御装置その他精密機器、自社開発製品並びにこれらに関連するシステムの販売)
○エンジニアリング事業部(各種製造、検査、試験システムの設計・製作・販売、および純水製造装置、排水処理設備など各種プラントの設計・製作・販売)
その除け方は、感動すら覚えるのほどの見事なS字を描いています。
九州自動車道建設に際し、大分でみかん畑の地主が猛反対していたのに強制収容されたことと対比して、さすが群馬県庁は、名誉町民で高額納税者の三益半導体には最大の配慮をし、道路で工場が分断されることのないようにするみたいです。
※日刊SPA!「「アベノミクス」で加速する東九州自動車道のムダ↓
https://nikkan-spa.jp/450840
地元選出の県会議員・岸善一郎さんもかなり気にするところなのでしょう。県議会の一般質問ではいつも「西毛広域幹線道 路の早期開通を」とお願いしておいでになるからです。
■安中市では現在、安中工区が着工されていますが、今後安中富岡工区として市役所から南に向かう道路や橋梁が建設される予定です。このあたりは冒頭に述べた通り、道路計画を見越して政治家やその取り巻きが先行取得した土地がたくさんあり、磯部駅と安中駅の中間駅も計画され、群馬県企業局による大きな住宅団地の整備計画もありました。
はたしてどのようなルートになるのかは、出来あがってみてのお楽しみです。
【ひらく会情報部】
※西毛広域幹線道路・高崎工区↓
http://www.pref.gunma.jp/contents/000253530.pdf
まずは説明会案内のチラシをご覧ください。
※説明会チラシ(表)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1a/3a50cfbd322e4c4a838b26fe961e5f55.jpg)
※説明会チラシ(裏)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/9e/21f23e4916f779cf3f144114db8f131b.jpg)
ご覧のとおり、説明会案内の裏面ではわざわざ道路の東西を分離して上下に配置し掲載してあります。
何か見せたくない物があるのではと思い、そこで上下に分離されている道路図を連結させて一枚の図にし、一本の道にしてみました。
※連結させた道路図 PDF ⇒ 20170107anpdf.pdf
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/28/bbf681b83b43fbfb21c43d2aca7776ac.jpg)
その結果、何か道路としては不自然なS字が浮かんできま した。
そこで気が付いたのですが、1部上場企業で土屋文明・福田赳夫と並んで旧群馬町の名誉町民のひとり中澤正朗氏が創設した三益半導体工業(株)本社を「クネッ」と除けたルートが計画されたようです。
※中澤正朗氏(1921 – 2001、元・三益半導体工業会長) 群馬県
※三益半導体工業株式会社(英文名称:MIMASU SEMICONDUCTOR INDUSTRY CO.,LTD.)
本 社 群馬県高崎市保渡田町2174番地1
設 立 1969年6月4日
資本金 18,824百万円
代表者 取締役社長 中澤 正幸
従業員数 939名
市 場 東京証券取引所 市場第一部(証券コード:8155)
主な事業
○半導体事業部(半導体材料の加工および販売)
○産商事業部(計測器、試験機、情報機器、自動制御装置その他精密機器、自社開発製品並びにこれらに関連するシステムの販売)
○エンジニアリング事業部(各種製造、検査、試験システムの設計・製作・販売、および純水製造装置、排水処理設備など各種プラントの設計・製作・販売)
その除け方は、感動すら覚えるのほどの見事なS字を描いています。
九州自動車道建設に際し、大分でみかん畑の地主が猛反対していたのに強制収容されたことと対比して、さすが群馬県庁は、名誉町民で高額納税者の三益半導体には最大の配慮をし、道路で工場が分断されることのないようにするみたいです。
※日刊SPA!「「アベノミクス」で加速する東九州自動車道のムダ↓
https://nikkan-spa.jp/450840
地元選出の県会議員・岸善一郎さんもかなり気にするところなのでしょう。県議会の一般質問ではいつも「西毛広域幹線道 路の早期開通を」とお願いしておいでになるからです。
■安中市では現在、安中工区が着工されていますが、今後安中富岡工区として市役所から南に向かう道路や橋梁が建設される予定です。このあたりは冒頭に述べた通り、道路計画を見越して政治家やその取り巻きが先行取得した土地がたくさんあり、磯部駅と安中駅の中間駅も計画され、群馬県企業局による大きな住宅団地の整備計画もありました。
はたしてどのようなルートになるのかは、出来あがってみてのお楽しみです。
【ひらく会情報部】
1.ジェットコースター並みの坂道、右カーブです。路面が凍結した場合、車がスリップして当方の家に突っ込まないか。トラックの荷物が崩れて飛んでこないか。毎日怯えて暮らさなければならない。
2.三益さんには開業以来、超音波騒音に悩まされ続けています。それプラス、こんどは道路開通により、騒音、振動(たぶん24時間)が発生します。問題ないのか。対策しているのか。
3.この地区は良質な地下水が大量に出ます。道路により、生活用水が使えなくなるのではないか。水脈がかわり、地盤沈下が起きないか。
4.なぜ道路変更なったのでしょう。上を通るほど新幹線は地下になり、道路は作りやすいのでは。上を通ると水脈がかわり、三益さん工場が動かなくなる。それが最大の理由と推測される。もう一つは搬入の利便性。
岸善一郎県議も、そこに住む住民の苦しみはたぶんわかっていただけないものと思われる。
以上です。
コメントに報告をお寄せくださりありがとうございます。
住民説明会におけるステークホルダーとしての意見発表は非常に重要です。群馬県は真摯にその声に耳を傾けなければなりません。しかし、群馬県の行政体質からすると、こうした説明会も形骸化しているのが現実です。
不可解なSカーブで象徴される道路変更理由は、ご指摘の通り三益半導体ありきだと思われます。群馬県行政の特徴からすれば、沿線住民のことは二の次だからです。
中里町を地盤とする岸善一郎県議も、行政のイエスマンですから、先日県議会で次の一般質問をしていることが、元旦に反付された群馬県議会だよりに掲載されています。
**********平成30年1月1日発行「群馬県議会だより」ページ3
平成29年12月1日(金)
◎西毛広域幹線道路の進捗状況と全線開通の見通しについて
自由民主党 岸 善一郎
Q:西毛広域幹線道路の身長状況と、用地買収等の問題もありますが、何年後の全通開通を予定しているのか伺います。
A:各校区の進捗状況は、高崎工区は道路や橋梁の設計、高崎西工区は橋梁㈱麹屋道路築造工事、高崎安中工区は現地測量と道路詳細設計、安中工区は道路地区同工事や地盤改良工事、安中富岡工区は用地調査をそれぞれ進めており、工区により進捗は異なりますが、西毛広域幹線道路としての全線開通は、地域の方のご協力がいただければ、10年後の平成39年度を目標として事業を進めたいと考えます。
**********
引き続き、利権が絡む群馬県のこの事業の推移を慎重に監視してまいりたいと思います。
市民オンブズマン群馬事務局より
工期・建設費も節減されるので当然と思います!
コメント投稿ありがとうございます。
ご指摘のとおりなのですが、この西毛広幹道の計画は、既に1995年までに群馬県で青写真が出来上がっていました。当然、ルートも決まっていて、安中市の場合は、市役所の前を南北に横断し、信越線を横切る場所には駅ができることになっていて、既にベイシアなどが土地を手当て済みです。
さて、三益半導体ですが、1983年9月から2006年2月まで同社の本社は群馬群群馬町足門762番地(現在の高崎市足門町762番地)にありました。ですので、西毛広幹道は遅くとも1995年時点では真っすぐな形で計画されていたはずです。
しかし、その後三益半導体は2006年2月に高崎市保渡田町2174へ本社を移転していますから、普通であれば、既に西毛広幹道のルートが予定されている場所への移転は、ルート変更がないような場所を選定するか、レイアウトをルートに併せて考えるのが普通だと思います。
ですが、最終的に群馬県は、後からルート上に移転してきた三益半導体の計画を優先してルート変更を余儀なくされた、というのが、当会の見立てです。
もちろん、上記はあくまで当会の推論ですので、間違いがあれば、あらためてご指摘いただけますと幸いです。
市民オンブズマン事務局より