市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

市長選に立候補意向表明した高橋よしのぶ市議の前途多難

2010-02-28 14:36:00 | 安中市長選挙
■岡田義弘市長の意味不明の新聞折込みチラシが入った1月31日(日)に、高橋由信市議のチラシも新聞折込みされていました。そして、満を持して、高橋市議は、2月24日(水)に、市長選に立候補の意向を表明しました。ところが、これまでに当会が確認したところでは、高橋市議の出馬表明を報道したマスコミは次の4社だけでした。

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【東京新聞2月25日朝刊】
高橋市議が出馬を表明 安中市長選
 任期満了に伴う安中市長選(四月四日告示、同十一日投開票)で、同市議の高橋由信氏(五三)が二十四日、無所属で立候補する意向を表明した。
 高橋氏は安中高卒。一九九一年に旧安中市議に初当選、一度落選したが、九九年当選し、通算四期目。現在は市議会経済常任委員長。高橋氏は市内で県と市が計画する増田川ダム建設について「水の需要は右肩上がりではなく、治水面も含めて検証したい。(計画地一帯は貴重な)動植物など環境面でも問題がある」と慎重な姿勢を示した。
 同市長選には、現職で再選を目指す岡田義弘氏(七一)が既に出馬を表明。岡田氏はダム計画を推進しており争点の一つになりそうだ。(菅原洋)

【毎日新聞2月25日ネット配信】
安中市長選 市議の高橋氏、立候補を表明 /群馬
 任期満了に伴う安中市長選(4月4日告示、11日投票)に24日、同市議、高橋由信氏(53)が立候補を表明した。高橋氏は会見で「市民から、現市政に対して『私たちの声が届いていない』という声が聞かれ、将来が不安だ。市民と一緒に決める、市民参加型の市政を目指す」と決意を述べた。高橋氏は91年の市議選で初当選し、現在通算4期目。
 同市長選には、岡田義弘市長(71)が再選を目指し出馬を表明している。【増田勝彦】

【朝日新聞2月25日朝刊】
安中市長選に高橋市議出馬へ
 4月11日投票の安中市長選で、同市議の高橋由信氏(53)が24日に記者会見し、立候補する意思を表明した。
 高橋氏は91年に旧安中市議に初当選し通算4回目。地域づくり団体「未来塾」の運営委員を務めている。
 高橋氏は「いまの岡田市政には市民の声が届いていない。市民の各界各層の人に集まってもらう市民会議を開き、まちづくりに取り組みたい」などと意欲を語った。
 同市長選では、岡田義弘市長がすでに立候補を表明している。

【上毛新聞2月25日朝刊】
安中市長選 高橋市議が出馬表明
 任期満了に伴う安中市長選(4月4日告示、11日投開票)で、新人で市議の高橋由信氏(53)=岩井=が24日、高崎市役所で会見し、無所属で立候補する意思を表明した。
 高橋氏は出馬理由を「今の市政運営には市民の声が届いていない」と説明。重点政策として①市民会議を立ち上げ市政に反映②大学と連携し若者の力を街づくりに生かす③旧安中市、旧松井田町の行政上の格差解消―を挙げた。
 1991年、旧安中市議に初当選し、旧市を含め市議4期目。議会運営委員長などを務め、現在は経済建設常任委員長。地域づくり団体「未来塾」運営委員でもある。安中高卒。
 同市長選の出馬表明は、再選を目指す現職の岡田義弘市長(71)=野殿=に続き2人目。
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 なお、このほかに群馬テレビが24日にニュース番組で報じたそうです。

■通常、市町村の首長選挙で、候補者が出馬表明をした場合、すべてのマスコミの取材を受けることになります。当会の事務局長によれば、普通は、最寄りの記者クラブで記者会見をして、出馬表明をするそうです。事務局長によると、事前に高崎市役所にある記者クラブに電話をして、出馬表明の意向を幹事社に伝え、記者会見の日時の予約を決めます。

 すると、記者会見当日は、各新聞社や群馬テレビが準備を整えて記者クラブで待機しており、候補者に対して立候補の動機や公約、それに趣味や座右の銘など、矢継ぎ早に質問攻めを行ないます。あわせて、各社から候補者のアンケート用紙に個人情報や公約について記載するよう依頼されます。

 また、各社ごとに、候補者の名前を書いた紙を胸に掲げさせられて、さながら受刑囚のように、前と横からおびただしい枚数の写真を撮られたりします。記者会見の様子は、群テレやNHKによって収録され、その日の夕方のニュース番組で放映されたりします。マスコミ各社の担当記者の名刺をたくさんもらい、記者会見では、大体2時間くらい時間がかかるのが通例です。

■このため、記者クラブでの記者会見に臨む場合には、主張や公約にあとでブレがないように、予め十分な準備をしておき、できればマニフェスト案もかなり詰めたものを用意して持参することが望まれます。また、各社の政治部の担当記者から、いろいろなテーマで突っ込んだ質問が息つく暇もなく次々に浴びせられる為、冷静に質問内容を吟味し、言葉の使い方にも十分留意しながら、よどみなく回答をする必要があり、かなり緊張させられます。

 したがって、高橋市議は、きちんと手順を踏んで高崎市役所で記者会見をしていますが、岡田市長のように、寝技を得意とする政治家はきちんと論旨を一貫して説明するのが苦手な場合は、記者クラブでの記者会見を避けて出馬表明することもあります。そのひとつの方法として、自分の後援会のイベントで、後援会幹部からの出馬要請を受ける形で、立候補表明をするわけです。或いは、議会の一般質問等で、与党会派の議員に予め根回ししておき、「市長は次期も続投する意向ありや」などとチョーチン質問をさせて、それに答える形で、立候補の意向表明をする場合もあります。

■ところで、今回、高橋市議の出馬表明を報道したのは、朝日、毎日、東京、上毛の各紙だけでした。しかし、本来であればイの一番にネットでも報道するはずの上毛新聞なのですが、なぜか、ネットにはまだ何も掲載していません。

 一般にマスコミは、首長選挙の報道に際して、冒頭で述べたように極めて片務的な取り扱いをします。担当記者が、公平な観点から選挙に関する記事を書いても、デスクと呼ばれる編集責任者が、勝手に取捨選択して、実際の取材内容と大幅に異なる記事が翌日新聞に掲載されることはしょっちゅうです。

■当会のブログでもお伝えしたように、岡田市長の政治献金を支えているのは関東新聞販売所であり、このオーナーは上毛新聞の販売店で構成する上毛会の会長でもあります。また、新聞折込みに関する倫理委員会は、上毛新聞の販売局に事務局が置かれており、販売部長が折込みチラシの内容についてチェックしています。

 したがって、岡田市長に批判的なチラシを新聞折込みしてもらおうと関東新聞販売所の窓口に持って行くと、窓口で「内容について倫理委員会のチェックを受ける必要がある」といわれて、保留扱いになります。そして、しばらくして「内容に問題があるので、受付できません」と突き返されます。他方、岡田市長の提灯記事を書いたチラシはフリーパスであることは言うまでもありません。

■このように、岡田市長に対抗して出馬表明をする候補者は、当初から多大なハンディを背負わされることになります。さらに、フリーマーケット中止をめぐる岡田市長と未来塾の係争が、この問題にさらに影響を及ぼしています。

 こうして、安中市長選に向けて、スタート前から前途多難な高橋市議ですが、幸い、立候補表明前だったので、1月31日に高橋市議の議会報告のチラシは、無事に新聞折込みされました。その内容を引用してみます。

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安中市議会議員 高橋よしのぶ 議会報告
「市民の声を市政に」
2010.1月 発行 高橋よしのぶ後援会
 安中市岩井97O-4 Tel 027-381-1910
<ご挨拶>
 寒中お見舞い申し上げます。寒さ厳しき折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 さて、昨年は、戦後から続いた政権から新しい政権へと移行し、大きな社会変化がありました。今後、新しい政権によって、種々な分野で改革が進んで行く事と思いますが、その中で、国は「地域のことは地域に住む住民が決める、活気に満ちた地域社会を作るための地域主権改革を進める」と宣言いたしました。
 ですから、今まで以上に地方主権が進み、リーダーの資質が問われることになります。「地域づくり」を担うひとりとして責任ある行動がますます求められることになり、私自身、身の引き締まる思いです。
 また政権が変わったからと言って、私たちの生活がすぐに変わることはありません。今、私たちは早急に「安中」は「どうあるべきか」また「どんな街にして行きたいのか」という夢や思いを再度真剣に議論し合い、さらにしっかりとした方向性を打ち出し、「街づくり」につなげていかなければなりません。
 宣言にもあるように「地域のことは地域に住む住民が決めるのです」これからも、ぜひ皆様といっしょに考え行動して行きたいと思っています。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

■平成21年6月定例議会<一般質問>
皆様からのご意見、ご要望をもとに質問させて頂きました。なお、紙面の都合上、要約した形で掲載させていただきました。
1.廃棄物処分場の計画について
【質問】高橋議員
 大谷地区の廃棄物処分場の計画について、この地区には、現在操業中の一般廃棄物処分場があるほか、3ヵ所が建設に向け事前協議中であり、操業中の処分揚を中心に半径1.8キロ圏内に4ヵ所できることになる。中でも岩井川の源流に当たる処分場計画は、現在、事前協議の最終段階になっている。
 ここで一番問題となるのは、個々の処分場は環境基準や個別法をクリアしたとしても、これらが複数集まった場合、複合汚染が心配されるが、これらを規制する法律はない。この狭い地域に4ヵ所の処分揚と1ヵ所の中間処理施設がある中で、住民が生活をしていく場合、安心、安全な地域社会と呼べるか。これらの状況に対しどのような状況認識をしているのか、また今後の市の対応はどのようなものか。
【答弁】市民部長
 現在、大谷地区には、サイボウ環境株式会社の一般廃棄物最終処分場及び大和建設株式会社の産業廃棄物中間処理施設が稼働をしている。また、計画中の施設として、群馬県に対して事前協議書3件が提出されている。
このように大谷地区には計画が集中する状況の中で、市の基本方針として新たな廃棄物処理施設の設置については認められないと庁議決定がされている部分である。しかし、許可権者は県で、市の意見はあくまでも意見として県の判断材料だけであり、県も廃棄物処理及び清掃に関する法律に基づき適合した施設に対して県独自の上乗せ規制は難しい状況で、協議は進行していく状況にある。
市も県に対し、市の立場や規制の強化をお願いしてきたが、今後も更に市の基本方針を説明し、県、ひいては国の規制の強化を働きかけていきたい。
【再質問】高橋議員
 岩井川の源流に当たる部分の処分場が最終的に、もう事前協議が終了間近であるということは、このままの状態でいくと処分揚ができてしまう現状にある。ここで1つ大きな問題は、この状況を住民がほとんど知らなかったことである。知らせなかった行政の責任は大きいと思う。
 地元の代表区長さんが3回にわたり市長と面談をしたのにも関わらず、庁議決定を盾に、「もう安中市はこれ以上できないよjというご答弁であったが、実際にはどんどん進んでいる状況にあるので、地元の住民の方々は、非常に落胆されていた。
 市長が今後住民の先頭に立ってこの問題を積極的に解決していく気持ちがあるか伺いたい。
【答弁】市長
 高橋議員にご案内のように、大谷入り口にモーテルができるということになった(注:この問題は、数十年前にあった出来事です)。業者を呼びまして、岩野谷公民館に。村じゅうで交代であの道路へ、ござを数いて、座り込みいたしますよ。天井が落ちるほどの声で怒鳴りました。やるのならやってください。5回交渉して、座り込みされたのでは営業になりませんから、撤退いたしますと。行政は、法律、条例の範囲内しか動けない。その先頭に立つのは議員なのだから、議員がその住民の皆様の先頭に立って説明を果たし、調査権を発揮してこれまでやってきたのか。私は大変歯がゆく思っている。みずからが体を張ってモーテルを阻止したような再現をしたのか。いま少し自覚をしていただきたい。
【要望】高橋議員
 私は議員の責任を果たすべく何とかしたいということで、今日も一般質問させていただいている。あとは市長の政治姿勢、指導力が大変重要だと思っている。
 皆様もご存じだと思うが、水俣市は水俣病という公害で大変苦しめられた地域であるが、行政が中心となって徹底的に環境に配慮した街づくりを行った。市民監査を取り入れた環境モデルづくりを考えたシステムをつくっている。安中市もやはり公害という問題で非常に長い間、住民が風評被害やイメージ的にも苦しめられた。また土壌入れかえという問題も残っている。そういう安中だからこそ、できることをしていかなければならないと思う。
 私は、住民の先頭に立って、きっちりとこの問題を政治生命をかけてやっていきたいと思う。
2.要保護児童対策地域協議会について
【質問】高橋議員
 要保護児童対策地域協議会は、平成16年の児童福祉法の改正により、虐待を受けた児童等に対する市町村の体制強化を図るために設置されたが、他市の事例を見ると、協議会の機能が十分果たされていないことから、虐待の情報をつかんでいながら事前に防ぐことができず、痛ましい事件に発展してしまい、事件後、行政や関係機関の対応の悪さや責任が問題とされている。
 このことから、委員同士の意思の疎通や事例研究、関係機関の親密な関係が求められるが、本市における協議会の活動状況はどのようなものか。
 また、平成21年4月の児童福祉法の改正により、要保護対策地域協議会の機能が強化され、養育支援が特に必要な児童及びその保護者や妊婦に拡大されたほか、要保護対策調整機関に一定の要件を満たす者を置く努力義務を課すとされているが、どのように対応されているか。
 また、この協議会が機能を発揮し十分な活動をするには、多くの市民の協力が不可欠だと思うが、現状は協議会の存在すら、まだ内容を知らない市民が多くいると思うが、どのようにPRをしてきたのか、またPRしていくのか伺いたい。
【答弁】保健福祉部長
 要保護児童対策地域協議会の制度については、安中市の場合では子ども課がこれを担っている。市ではこれを受け19年6月に、安中市要保護児童対策地域協議会を設置したところである。その構成の関係は西部児童相談所を初めとし、18の関係機関により構成され、その構成員は36名となっている。
具体的な活動の現況ですが、平成20年度の実績は、代表者会議においては、1回の開催となっている。また、ケース会議につきましては、11回実施されている。ケース会議の内容等は、不登校児童や児童虐待、それから育児放棄、いわゆるネグレクト及びDV関係となっている。
 それから運営上の問題点は、要保護児童等については、その対象項目や支援内容が多様化しており、現在の組織構成では、通報から支援に至る過程ですべての諸問題に対し迅速な行動がとれないような部分もある。関係組織や庁内の関係部署が横断的な行動をとれるような運営を目推していきたい。
 また、要支援児童事業として、乳幼児の全戸家庭訪問等によって児童虐待の有無の確認、それから特定妊婦の支援として、出産後の養育に備えた出産前の支援等々を実施しているところである。
 安中市の協議会の存在がいわゆる形骸化することのないように市民の皆様にいろんな機会をとらえて周知をして活用していただきたいと考えている。
【再質問】高橋議員
 要保護児童対策地域協議会については、職員の熟心な働きかけがあって、生きた組織として動いているということで安心した。しかし、ここで求められるのは、どれだけ速やかに、敏速に、問題が大きくなる前に対応できるかということなので、現状の職員や体制でいいのか。独立した1つの部署を設けてやるべきだと考えるが、いかがか。
【答弁】保健福祉部長
 今、市の協議会は児童相談所、それから庁内の関係課、それから学校関係、それから法務局、警察、医師会、保育園、幼稚園、民生委員、母子保健推進員といった皆さんで構成をされており、ここのところは、まず事例把握、収集ということで携わっていただくという形になる。
その後の問題は、児童相談所との関係がどこまでうまくいくかというのが、今後の大きな課題になってくる。そのスタッフの関係、それから組織の関係については、今後もう少し検討を進めさせていただきたい。
【再質問】高橋議員
 世の中の情勢が非常に不安定になってくると、虐待は増加すると予想されるが、どう対応していくか。
【答弁】保健福祉部長
  現在、健康課で実施している5つの段階的な健診時には、いろんな虐待の兆候を見逃さないような努力はしている。
 今後についてはさらにそれを早く把握をして、適正な対処ができるように努力をしたい。そのために、調整機関として子ども課が位置づけられており、子ども課には相談員が2人、それから保健師も1人配置し、今後、さらに機能の強化を図っていきたい。

「今、産業廃棄物処分場を考える」学習交流会に参加して
柳川喜郎、岐阜県前御嵩町長を招いて
 昨年11月28日、高崎市労使会館で約150名の参加により「今、産業廃棄物処分場を考える」学習交流会が開催されました。
 岐阜県前御嵩町長である、柳川善郎さんの講演と各地からの報告として、高崎市(十文字町)、高崎市(吉井町上奥平)、安中市(岩野谷地区)、神流町(船子)の現在の産廃処理計画の状況と問題点等が発表されました。
 安中市の問題点として、岩野谷地区大谷の約1.8km圏内に1ヵ所(操業中)、3ヵ所(計画中)の4ヵ所が集中し、仮にすべての産廃が稼働した場合、予想もつかない複合汚染が起こる可能性がきわめて高いという事を報告いたしました。また各地区の発表者からも切実な問題が数多く上げられ、現在行われている「反対運動」の現状が報告されました。
今後、この学習交流会を機に出会えた他の地域の皆さんと情報交換をしながら、安中の自然を守り、未来の子どもたちに恥じないよう、この時代を生きる一人として責任ある行動を行っていきたいと思っています。
 
<岐阜県御嵩(みたけ)町(木曽川のほとりに位置し、自然豊かな人口約2万人の町)
1996年10月自然豊かな木曾路に東洋で最も巨大な産業廃棄物処分場建設が持ち上がる。
1997年6月全国で初めての産業廃棄物処分場計画の賛否を問う住民投票を実施、反対派が圧勝した。
<フリーマーケット問題について>
 フリーマーケット問題について、第2回口頭弁論が15日、前橋地方裁判所高崎支部第1号法廷であり、岡田市長、未来塾代表、元安中市建設部長の3人の証人尋問が行われました。傍聴席36席に対し、100名近い市民の皆様が集まり、交替で証人尋問を傍聴いたしました。
前述したように、政府が打ち出した地方主権改革には、民間と行政の協働が不可欠です。しかし、民間が主体となる活動等が思うようにできない安中は、不幸であり、非常に残念です。
 この問題を早期解決し、「まちづくり」活動や全国に「安中」を発信していたにフリーマーケットinあんなか」が出来るようになる為に、今後も努力いたします。
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■マスコミは、首長選挙の報道に際して、冒頭で述べたように極めて片務的な取り扱いをするのが常です。担当記者が、公平な観点から選挙に関する記事を書いても、デスクと呼ばれる編集責任者が、勝手に取捨選択して、当初の記事の内容を大幅に異なる記事が翌日新聞に掲載されることはしょっちゅうです。

 また、マスコミは、読者受けを狙って、出馬した候補者の主張から、対立軸を浮き彫りにしようとします。今回も、国の補助金を使って県と市が計画中の「増田川ダム建設」について、争点の一つになりうるとして、紹介しています。

 今のところ、高橋市議のマニフェストは公表されておりません。一方の岡田市長のマニフェストは、これまでの6回の後援会報を見ても、マニフェストらしき記載どころか、文章そのものが意味不明です。そのため、両候補の争点はまだ確定しませんが、おそらく次の項目が主要テーマに含まれてくるものと思われます。

①安中市土地開発公社の塩漬け土地処理問題
②公社元職員への損害賠償請求権利保全問題
③安中高校跡地利活用問題
④碓氷病院経営健全化問題
⑤政治関係者による公共事業への口利き根絶問題
⑥廃棄物処分場開発に対するノーモア宣言問題
⑦東邦亜鉛周辺の重金属汚染土壌改良問題

 福祉、教育、文化関係は両候補とも重視の姿勢でしょうから、要は実行できるかどうか、が争点となるわけで、少なくとも1期目の公約で二枚舌ぶりを露呈した岡田市長としては、2期目の公約でも同じ手で有権者を誘導することは、難しいと思われます。

【ひらく会情報部】

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岡田市長の選挙戦略…意味不明の折込みチラシ作戦と「無所属」立候補の可能性

2010-02-27 13:45:00 | 安中市長選挙
■岡田市長の後援会報チラシ第150号が、当会会員のかたから届けられましたので、順序が入れ違いになりましたが、次に紹介しておきます。新聞折り込みされたのは1月31日(日)でした。支離滅裂指数が、さらに高い内容となっています。いつもと同じ文章は赤字で、当会のコメントは「←青字」で示してあります。

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No.150号〔よい風〕
税金のムダづかいを断つ!!

(1)平成22年1月31日(日)
Y.O 新時代のニューライト OKADA A MAN YOU CAN TRUST
岡田義弘後援会 季刊誌編集部
安中市安中4272番地
TEL 027-382-7798
FAX 027-382-2061

行政改革「量」より「質」重視、本質へと立ち返り市民皆様に安心と希望を感じて頂ける新生安中市を実現する為、冷静に土台を固めて来ました。
“庶民視点の徹底、職員一丸となった「改新・発見」と「創造・感動」をつくる行政推進します”←改革に量も質もなく、口先だけで実行が伴わなければ意味がない

透明性の高い市政を目指し、死にものぐるいで働き、明日に不安のない安心できる社会をつくることを目標にして公僕に徹します。←下に①~⑦まで目標が書いてあるが、抽象的というか意味不明というか、訳がわからない
岡田よしひろの「新生安中力全開宣言」←ところでこの「安中力」って、いったい何のこと?
①究極の発展を目指す
②市民皆様の満足を向上させる
③持続的発展に向け新たな都市基盤をつくる
④都市発達改新をリードする
⑤未来を拓く政策継承に力を入れる
⑥「いま」を起点として次代へのスタートを切る
⑦人材(財)が未来を切り開く(今後、具体的内容について、皆様のもとにお届けいたします。)←「お届けします」とは、折込みチラシなのか、選挙公報なのか、それとも、戸別訪問で何かを配るのか、不明だ

安中市長岡田義弘

<クリーンな行政で新たな信頼の扉を開くため!!>←まず自民党元県連事務局長らと縁を切って、口利きをやめることがクリーン行政の第一歩なのでは
 今までと違った視点に立って、国が地方行政に自己責任を求めるのは当り前のことです。
 私は、地方行政が目を覚ます機会になるのではないかと思っています。地方分権や地方交付税のあり方を市民の皆様と共に見つめ直す契機にもなると受け止めています。一方、厳しさを増す弱い立場の方々の暮らし、そうした環境の中で正しいと思ったことを実行するときは決して動じてはいけませんし、熱意をもって説明責任を果しそのうえで「小さな声」にも耳を傾けるのが市行政の原点を踏まえて政策づくりを指示して進めています。

<キーワードは公平・透明・納得を貫く!!>←住民に説明もなく、裏で企業と密約をしている岡田市政のどこが公平・透明・納得なのか、まず説明責任を果たすのが先決なのでは
 市長というポストは、如何に厳しいポストであるかを判っていた岡田よしひろです。
 かつてのように市長が裏で寝技を仕掛けることは古い手法です。立ち技で、納得と合意を得て市役所内を纏める時代になっていることを自覚して、いや、岡田よしひろが率先垂範して、立ち技でまとめて行くことが、市民皆様の負託に応える唯一と自覚しています。

<人の意見を「きちんと聞く」岡田よしひろ!!>←人の意見を「聞いたふり」との違いは何? 市長になれば、政策を実現するために、ときには鬼にならなければいけないこともあるのです。市長の要諦として「衆知」を集めることであり、人の意見をきちんと聞きながら柔軟に修正することも大事なのです。反面、譲れない改新政策は頑固に押し通すことと共に、そのようなバランス感覚が市長には要求されているのです。

<いまは、まだ種まき、十年先の創立のために!!>←前回公約の「任期は3期まで」は反故になったらしい 具体的には、
①[前に踏み出す力」を育み、主体性、働きかける力、実行力。
②「考え抜く力」を課題発見力、計画力、創造力。
③「チームで働く力」を発信力、傾聴力、柔軟性、状況把握力、規律性、ストレスコントロール力です。
 あらゆる知恵を結合して新生安中の存在感を高め、新生安中の個性を磨きながら新しい都市の物語が始まります。
 市民の皆様と一体となって、市全体がおしゃれな街、豊かに繁栄できるよう貢献していくことが、新生安中の目指すべき都市像なのです。
いまはまだ、種まきの季節ですが、これから十年先の創立を迎える時には大きな花を咲かせられるよう、決意を新たに風に流されず、夢は語ってこそ実現の地固めをしています。

<「いまこそ逃げない行政」で信頼の足元を固め一歩ずつ前進!!>←タゴ事件から逃げているのでは?
 市行政の一念を変えればすべて変わるために、職責をかけて最高の仕事するためキャンドル精神で死力を尽くして「岡田よしひろ」は命にかえても「逃げない市行政」確立し、脱古改新が実る新時代への「歩み」です。それは市民の民様から求められる行政品質への競走の時代に政策の翼を広げつつ、懐深く構えた新時代の行政を設計することです。
 市行政は、如何に少ない収入でも、効果的な仕事をやるかに新生安中の躍進がかかっています。
重視すべきなのは政策の中身であり、市民の皆様が「満足しなきゃ行政じゃない」です。
次なる発展戦略を描くうえで重視しなければならないことは、足元を固め新たなスタートを切ることであり、大事なことは「いまこそ逃げない市行政」で、信頼の足元を固め直すことです。

<「危機に挑む実務」大きな任務を果すために!!>←地域環境を危機に陥れるサンパイ業者のための環境ビジネス加担は避けてもらいたい 新生安中では、これまでの新行政知識の蓄積を充分に生かし、かつ行政先端知識を集積させてきたことによって新たな行政価値を創造することを目指しています。そのためには、都市の安全性はもちろんのこと利便性、快適性、環境といったさまざまな切り口から西毛の中核都市を構築して、市民皆様のビジネスチャンスを創出していかねばなりません。重視すべきは政策の中身であり、大局的な政策を明確に提示することです。

<市行政の現状を把握して明日を考える岡田よしひろ!!>←タゴ横領金の103年ローンの現状も把握して考えているの?
 社会、行政の矛盾をどう解決するかという具体策の時代です。これは、行政現場第一線の職員が実際の業務において経験してきた事柄をもとにして行政研究、政策開発、アイディアを出し、その職員自らが政策開発に取り組む環境を整えて、新生安中の総ての市職員一人一人が、こうした行政研究、政策開発に対する熱意を持ってこそ、新生安中市の将来は切り拓かれていくと確信します。岡田よしひろ」は、そのために先頭に立って行政研究、政策開発が都市の競争力を生み、新生安中の将来につながる行政主導の浸透を固る先頭に立ちます。

<市行政は内政面でも対外的にも気抜けば漂流する!!>←「企画の量より質重視」と、ここでは、なぜ主張しないのか?
 市民の皆様から信頼される市行政をどう構築していくのか、市長は緻密な政策を作り上げ、璧を乗り越え、使命を果たすための「市長職責」の一つの要件は…。
 第一に企画ができること。
 第二に企画を実現できること。
 第三にその結果に対し責任を取ることです。
これからの市長像を考えていく上で重要なことです。同時に市長ひとりが屈しない意志をもつ「強い個人」として自立することも忘れてはならないことです。

<考えるだけでは物事は解決しない!!>←本文では「じっくりと議論して考えてほしい」と言っているのに、見出しのタイトルがそれを否定しているのはなぜ?
 反面、不安が蔓延する時代のなかでは必然的に「公平な市長」には、暴風に立ち向かう「ハガネ」の信念がないと貫徹できません。今こそ、立ち止まって「新生安中」の行方や往り方について、じっくりと議論して考えてくださることを切望します。また、夢の実現へ市長は自分に負けない「ハガネ」の精神力で挑戦し続けることです。
 岡田よしひろは、人の意見をきちんと聞きながら柔軟に修正するという広さもありますが「譲れない政策」は頑固に押し通す、そのようなバランス感覚に優れていることです。
 以上の観点かからも二十一世紀の行政のキーワードは、公平・透明・納得です。

<<市民の市民による市民のための秩序ある行政を創るため広い視野と構想力が今ほど「行政」に問われている時はないのです!!>>

<こんなに借りて大丈夫か、失敗は許されぬ財政体質!!>
 市財政は取り加えしのつかない状況に陥る、全市民の皆様も、こうした借金の怖さ(夕張市の破綻は余所事ではない)を知ってください。 (以下、略)

<国が興るのも滅びるのも、町が栄えるのも衰えるのも、ことごとく人にある。 小林虎三郎先生の言葉です。>
※注 国の借金残高  八百六十四兆五千億円

 併せて、安中市行政の質の高まりを証明し、実体験をして意識が変わったからだと思うと同時に市行政の原点を問い直してください。

安中市長(庶民代表)岡田よしひろ

<判断・決断・実行力の岡田よしひろ!!> (略)

<政策報告> (以下、略)

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■ところで、岡田市長は、今回の市長選でも「無所属」を標榜するつもりなのでしょうか。なにしろ、岡田市長は自由民主党群馬県安中市第一支部という政党支部の代表を務めており、その地元基盤は中曽根派だからです。

 通常、地方選挙の場合、政党の党籍を持ったまま無所属として立候補しても問題にはされていません。ただし、2009年3月29日投開票の千葉県知事選挙では、自民党東京都衆議院選挙区第2支部長だったタレントの森田健作(本名:鈴木栄治)候補が、選挙中、現役の自民党支部長であることが世間的に知らされていない中で「完全無所属」と無所属を強調して当選し、当選後に現役自民党支部長だったことが明らかになったため「完全無所属」という言葉が問題視されました。

■当時、市民団体が、森田健作は公職選挙法違反「虚偽事項の公表罪」に問われるべきだ、と指摘して、マスコミの話題となりましたが、結局、自民党支部長の威光がものをいい、お咎めなし、に終わりました。そして、ほとぼりが冷めてきた頃合いを見計らって、3月の知事選から3カ月も経過した平成21年7月1日に、こっそり、麻生太郎・自民党総裁(当時)宛に離党届を出して、同7月2日に政党支部を解散し、同7月3日付けで、自民党本部が離党届を了承し、森田健作は自民党を離党したのでした。

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≪公職選挙法≫
(虚偽事項の公表罪)
第235条 当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の「政党その他の団体への所属」、その者に係る「候補者届出政党の候補者の届出」、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し「虚偽の事項」を公にした者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。

**********

 安易に「無所属」だとか「高校通信制中退」などと、有権者受けを気にした身分情報の公表に対して公職選挙法の第235条に「虚偽事項の公表罪」という条項があり、本来はこれが歯止めにならなければなりません。しかし、実際には、岡田市長のように、長年、こうした身分情報を平然と続けることができる背景には、公職選挙法が「ザル」同然だからです。この原因として、地方自治体の選挙管理委員会が、完全に自民党体質に慣れ切っているためです。

■実際に、地方自治体の選挙管理委員会では、政党や政治団体に属している候補者でも所属党派証明書を提出していない限り、政党や政治団体党派に属していない候補者と同様に「無所属」として扱うところがほとんどです。

 しかし、代議士も顔負けの集金力を誇り、バリバリの自民党員で、中曽根派にも福田派にも小渕派にも顔のきく岡田市長なのですから、やはり党派証明書を選管に提出して、自民党所属をきちんと有権者に知らせるべきだと思います。

【ひらく会情報部・選挙不正監視班】


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選挙モード全開の岡田義弘・安中市長の4月11日に向けたチラシ戦略(その6)

2010-02-21 23:52:00 | 安中市長選挙
■今日、配布されたおしらせ版あんなか平成22年2月21日号に、「市長選挙のお知らせ」が載りました。

<市長選挙のお知らせ>
平成22年4月22日任期満了に伴う市長選挙について、次のとおり予定されています。
【告示日】4月4日(日)
【投票日】4月11日(日)
※立候補予定者等説明会
 日時:3月3日(水)午後2時~
 場所:本庁第305会議室
【問合せ】市選挙管理委員会(電話382-1111)

 既に2期目の市長選へ向けて、出馬の意向表明をしている岡田義弘安中市長は、今日も後援会報という折込チラシを発行しました。一昨日、市内の各地区別懇談会を終えたタイミングも考慮したと見られます。

 昨年の9月13日を手始めに、これまでに、9月25日、10月18日、11月23日、12月23日、1月1日というふうに毎月平均1回以上のペースでチラシが新聞折込みされてきました。

■今日の2月21日付の後援会報を見ると、第151号とあります。元旦のチラシが第149号だったので、1月下旬に第150号を入れたようですが、当会には折込みされていませんでした。念のため、探してみましたが見つかりません。第151号の内容は次のとおりです。赤字は、前回と同じ部分を示します。また、「←青字」は当会コメントです。

**********
No.151号〔よい風〕
税金のムダづかいを断つ!!

(1)平成22年2月21日(日)
Y.O 新時代のニューライト OKADA A MAN YOU CAN TRUST
岡田義弘後援会 季刊誌編集部
安中市安中4272番地
TEL 027-382-7798
FAX 027-382-2061


社会・世の中の動き、時代の流れに後れをとらない
「市行政のスピード感アップ」の市民行政確立!!
“行政品質落とさず、行政コスト抑え高い満足感を維持し死力を尽くす岡田よしひろ“
市民皆様が「公正公平・透明性の高い市長」に興味を抱いてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。←誰が興味を抱いたのか?地区別懇談会での市民の反応を言いたいらしい
市長が政策について、どう語るのか、どう説明するのか、発言は後退しないか、或いは、時の市長は本当に資格があるのか…。真剣・熱心に見極めてください!!
群馬県下唯一観光情報発信・ユビキタスネット(電話回線から観光情報提供)まちづくり事業着手。←ユビキタスはいいが、市長へのホットラインのネットアクセスが先決なのでは?
国に対し「平成十九年申請から三回目で採択。全額国保補助。約三千八百万円」
平成二十一年十二月事業規模半分の八ヶ所から四ヶ所で国と安中市合意決定
安中、磯部、横川の各駅と富岡製糸場に端末機を設置決る!!

安中市長岡田義弘

<一票は地球よりも重い!!>←一票は3万円の商品券と同じ重さなのでは?
 行政とは可能性の殼打ち破ることです。
「門地、門閥制度は庶民の敵」と述べた、明治時代の思想家・福沢諭吉先生を思い出してください。市民皆様の声に応えるために、観光・産業面での「創造」と多様な「交流」が街の魅力と活力を形作っていきます。
都市歴史の真実を見分ける「眠識]を高め、もっと暮らしやすくもっと活力にあふれた街を、十年単位といった中長期的な視野のもとで作り上げることです。←「十年ごと」にタゴを再提訴しないと、巨額横領金を取り戻せないことも岡田市長は承知してるのだろうか?

<若い頭脳の受け皿づくりに東奔西走!!>
 具体的には、親は節約に節約して子どもの学費をつくり送り続けて卒業させますが、やれやれと思うのも束の間、若い頭脳は市外・県外に流出しています。この頭脳流出を止め、市内にその受け皿を準備をすることが自治体市長の責務です。
その関心に応えるため、情熱と適切な判断・決断をもって今日こその継続で市長が命を燃やす連続でなければなりません。←市職員採用でコネが幅を利かすのも、この受け皿のこと?

<一度でも逃げると逃げることが「癖」になる!!>
 すでに上信越自動車道のインターチェンジが二つあり、更に新幹線の駅もあるという恵まれた環境ながら、進出企業がなく閑古鳥が鳴いていた約二十三万平方メートルの横野平工業団地など、その状況を一変させ企業誘致完了しました。
本来、市行政は太陽なんです。社会の太陽となって温かい光と市行政の心が信頼を育てることです。企業経営者と信頼を育み、互いに異なることを意識しながら、将来の協力に向けた「大きな絵」を描こうとする意義こそ大局的政策です。←横野平工業団地に進出した企業はいずれも地元企業の決断なのに、そんなに安中市行政が自画自賛することなのだろうか?

<市長自ら行動し発展させる市民行政に!!>
 市民行政は本来、明確な理念と価値観をもって頭脳流出防止の街づくりを方向づける政策をつくるのが仕事です。
こうした根幹の路線論争こそが全市民的の使命で、そして時代の「流れ」と「将来」を見通す市民力で、新生安中を愛する市民皆様の独特の価値観が深く根付きつつあり、市民行政の個性を競う自治体の新たな展開に岡田よしひろは最善を尽しています。←「市民行政の個性」とは一体何?

<いま好機の実りある成果に!!>
 「惰性行政」にストップをかけ本気で再生させる気概をもって、その市民力を起爆剤に現状を脱古改新し、フロンティアスピリット(開拓者精神)で切り開くことに全力を尽してきました。
 「新生安中を変える」市民力は爆発的な創造力が生まれ、市民行政は将来に引き起こす大変化を見通せる力が最も重要視されます。同じ理想を追う「同志」であり「友」である市民の皆様、今こそ立ち上がってください。←「市民力」「市民行政」などと意味不明な言葉の羅列で、何を言いたいのかサッパリ不明

<「ルソー」は人民が自由なのは選挙期間だけと名言を!!>
 フランス革命に大きな影響を与えた十八世紀の「哲学者ルソー」は、その著書「社会契約論」にイギリスの人民は自由だと思っているが、それは「大まちがいだ」と書いています。その著書では、彼ら人民が自由なのは議員を選挙する間だけのことで議員が選ばれるや否やイギリス人民は「ドレイ」となり無に帰してしまうと書き記しています。
 わが国でも平成二十年四月実施の後期高齢者医療制度は「人間ドック」廃止です。
全国唯一安中市は市単独で「人間ドック」を継続してきました。
ところが、後期高齢者医療制度は、平成二十一年四月一日に再び「人間ドック」を復活したのです。
この「人間ドック」復活をめぐる混乱をみるに付け「ルソー」のその眼力には脱帽せざるを得ない思いです。←なぜ、ルソーと人間ドックが関係するのか、市長以外、分かる市民は居ないのでは…

<市民の皆様と距離のない市民行政を!!>
 時は止まっていません。
中央も地方も「政治不信」が言われるようになって久しいですが、実は政治を過度に信頼し、白紙委任を与えてきた「政治過信」がまかり通ってきたのではないだろうかと思わざるを得ません。←地区別懇談会で岡田市長の言った「白紙委任」は、県のサンパイ無策行政だったが、市長の不作為も実は政治不信の引き金になることを市長ご本人が理解しているのかどうか

<扉を開け皆で「考える政策」「求める品質」考える好機に!!>
 妙義山と碓氷川沿いの縁あふれる新生安中の街並みに、いつも心を洗われる思いがしているのは私、岡田よしひろだけではないと思います。
新生安中は優れた自然環境や文教・観光・産業面での「創造」との多様な「交流」が街の魅力と活力を形作る政策を進めて新生安中の都市経営にあたって来ました。新生安中では、体系的な都市経営戦略として「創造と交流」をキーワードとする「新生安中市都市ビジョン」の策定が政策課題です。
産業活性化と都市空間の整備に取りくむことの意義は将来を拓く基盤です。←抽象的、観念的な言葉の羅列なので、何を言いたいのか市民にはチンプンカンプンなのでは?

<朝日は再生の象徴!!>
 平成十八年四月にふるさと新生安中市に戻って市長に就かしていただいて以来、新生安中の都市経営に当ってきました。
岡田よしひろは、街は市民・企業・行政がともに作り上げるものだと思いますと共に、やすらぎとにぎわいの場に再生することが課題です。
各種の世論調査によりますと新生安中は「暮らしやすく・住み続けたい街」として県下でも高い評価を受けるようになりました。この評価におごることなく日本一、世界一の心をもった市民行政に、もっと活力にあふれた街を、十年と言った中長期的な視野のもとで作り上げることが、自治体のトップの責任だと思っています。←前回の公約で「3期まで」と表明した岡田市長の予定任期ですが、「十年という中長期的な視野云々」と言っているところを見ると、今後、あと3期やるつもりらしい

<破局へ歯車を進めてはならない!!>
 一方、平田育夫論説委員長(日本経済新聞社)は、財政再建は進まず歳出の半分程度を国債に頼り続ける今日の国の財政は破綻し、金利が上がり国債市場も反応し始めたと言及しています。
日銀は大幅な国債購入に乗り出すことになるとも発言しています。
インフレ懸念や財政悪化懸念が高まり、長期金利も急騰することになると指摘。その惨劇の幕が上がるのはズバリ二〇一〇年、財政運営の不信感がきっかけになる―と指摘しています。
財政赤字を減らせないならインフレという、形を変えた増税によって政府の債務を実質的に減らす方向にむくことになるとも指摘しています。
それは世界の歴史が教えるところであると平田育夫氏の所見です。←国と地方を合わせて1千兆円もの借金を積み上げたのは、岡田市長が心酔する自民党体制だったはず。しかもタゴ事件で安中市民は103年ローンを返済中であることを岡田市長が知らないはずはない

<元気にいつまでも歩いていくために!!>
 他方、後藤康雄三菱総合研究所主席研究員は「国債金利は二〇一二年度に上がり始める]と見ています。二〇〇九年十月国債利回りが上がり始めると、それに乗じて外国人投資家が長期国債先物を売り、金利上昇に拍車をかけたのは記憶に新しいところだ…と指摘しています。
戦前、高橋是清蔵相は日本銀行による国債引き受けを開始したのであるが、これが戦時中、戦費調達に利用されてマネー(日本銀行券)が世にあふれ、卸売物価は一九四四年からの六年間で一二四倍に高騰したのです。
二〇一〇年代中には、個人資産を全部充てても公債を買い切れなくなると後藤康雄主席研究員は指摘しています。←タゴの使途不明金(=埋蔵金?)のありかを探し出せる立場にあり、巨額の政治献金の集金力を誇る岡田市長なら、公債が買えるかもしれないが、タゴの尻拭いを血税でさせられている安中市民はどうすればよいのだろうか?

<<市民の市民による市民のための秩序ある行政を創るため広い視野と構想力が今ほど「行政」に問われている時はないのです!!>>

<こんなに借りて大丈夫か、失敗は許されぬ財政体質!!> (以下、略)

<国が興るのも滅びるのも、町が栄えるのも衰えるのも、ことごとく人にある。 小林虎三郎先生の言葉です。>

※注 国の借金残高  八百六十四兆五千億円

 併せて、安中市行政の質の高まりを証明し、実体験をして意識が変わったからだと思うと同時に市行政の原点を問い直してください。

安中市長(庶民代表)岡田よしひろ

<判断・決断・実行力の岡田よしひろ!!>
 ○閑古鳥が鳴く状態の横野平工業団地外(約23万㎡)へ企業誘致完了。
 ○24万羽養鶏場問題解決。
 ○安中市の財政健全性ランキング全国30位(全国775市)一躍群馬県下トップに躍進。
 ○群馬大学と報道機関の共同世論調査実施「住み続けたいまち」安中市一躍第2位。
 ○松井田体育館、中央体育館、東横野体育館の使用料を無料化に戻しました。
庶民代表の岡田よしひろは行政の「開拓者」です!!
“「庶民改革」で安中市行政の「質の高まり」を証明”

<政策報告>
◎市民皆様と行政をつなぐ政策を実行!! (以下略)

**********

■ところで、岡田市長が自画自賛する項目として、次の2点があります。

<判断・決断・実行力の岡田よしひろ!!>
 ○閑古鳥が鳴く状態の横野平工業団地外(約23万㎡)へ企業誘致完了。
 ○24万羽養鶏場問題解決。

 このことについて、当会では平成21年9月15日付けで、次の情報開示請求を岡田市長に行いました。

「平成21年9月13日付で、市内全域に新聞折込みされた岡田義弘市長後援会発行とされる「後援会報」と称するチラシで、冒頭に「閑古鳥が鳴く状態の横野平工業団地外(約23万㎡)へ企業誘致完了。24万羽養鶏場問題解決!!」という見出しが掲載されている。この見出しの内容に関係する一切の情報(公社関係の情報も含む)」

■この結果、平成21年11月6日に、次の資料が部分開示されました。

<商工観光課>
・横野平工業団地造成事業について(依頼)(平成18年10月4日決裁文書)4ページ
・大見山工業用地造成事業について(平成19年1月12日決裁文書)4ページ
・横野平工業団地造成事業について(平成19年11月21日決裁文書)3ページ
・横野平工業団地造成事業について(平成19年12月13日決裁文書)4ページ
(24万羽養鶏場問題解決は除く。)
※以下は承継行政文書として部分開示
・横野平工業団地造成事業について(依頼)(平成16年11月5日決裁文書)3ページ
・横野平工業団地造成事業について(依頼)(平成17年4月1日決裁文書)4ページ

<企画課>※安中市土地開発公社絡みの文書
・横野平工業団地(A団地3期)にかかる確認書の締結について:このうち確認書(案)及び添付書類と、締結済確認書及び添付書類は、当該企業の不利益情報だとして、企業名と代表社名とともに非開示 開示枚数1ページ
・横野平工業団地(A団地1期)の分譲契約について 7ページ
・横野平工業団地(A団地2期)の分譲契約について 5ページ
・横野平工業団地(B団地1期)の分譲契約について 3ページ
・都市計画法第40条第2項に基づく土地の帰属について 5ページ
・横野平工業団地(B団地2期)の分譲契約について 3ページ
・都市計画法第40条第2項に基づく土地の帰属について 6ページ
・大見山工業団地の分譲契約について 4ページ
・都市計画法第40条第2項に基づく土地の帰属について 6ページ

 これらの開示された情報から、次のことが分かります。いずれも造成は安中市土地開発公社が実施しました。

◆横野平工業団地A団地1期の分譲契約
 買受者:安中市下磯部1006番地 株式会社ヒューマンサポート 代表取締役 武井義弘
 分譲地:安中市中野谷字湯ノ入1031-1外21筆(従前地)16,488㎡
 契約金額:金224,236,800円(1㎡当たり13,600円)
 契約日程:平成17年7月1日(金)午前10時から(株)ボルテックスセイグン本社にて
 進出意向表明時期:平成16年11月4日
 取得希望面積:延べ16,500㎡
 立地目的:倉庫建設

◆横野平工業団地A団地2期の分譲契約
 買受者:安中市下磯部1006番地 株式会社ヒューマンサポート 代表取締役 武井義弘
 分譲地:安中市中野谷字加賀塚387-1外3筆(従前地)8,307㎡
 契約金額:金112,975,200円(1㎡当たり13,600円)
 契約日程:平成17年12月8日(木)午前10時から(株)ボルテックスセイグン本社にて
 進出意向表明時期:平成17年4月1日
 取得希望面積:8,307㎡
 立地目的:同社により事業計画変更に伴い取得敷地をさらに拡大するため

◆横野平工業団地B団地1期の分譲契約
 買受者:安中市鷺宮929番地1 (株)ユー・コーポレーション(E&T事業部) 代表取締役 内田徳男
 分譲地:安中市中野谷字明戸2460-1雑種地16,522㎡
 契約金額:金208,177,200円(1㎡当たり12,600円)
 契約日程:平成19年10月28日(木)
 造成時期:平成19年9月30日完了
 進出意向表明時期:平成18年10月4日
 取得希望面積:5,000坪(約16,500㎡)

◆横野平工業団地B団地1期の完了公告
 帰属先:安中市長
 帰属土地:安中市中野谷字明戸2460-25外3筆 1,555㎡
 完了公告年月日:平成19年10月12日(群馬県公告第8525号)
 帰属年月日:平成19年10月13日(完了公告の翌日)

◆横野平工業団地B団地2期の分譲契約
 買受者:安中市原市432番地 (株)ボルテックスセイグン 代表取締役 武井 宏
 分譲地:安中市中野谷字明戸2461-1宅地24,931.39㎡
 契約金額:金294,190,402円(1㎡当たり11,800円)
 契約日程:平成20年11月7日(金)午前11時から(株)ボルテックスセイグン本社にて
 進出意向表明時期:平成19年11月19日
 取得希望面積:26,170㎡(登記簿面積)

◆横野平工業団地B団地2期の完了公告
 帰属先:安中市長
 帰属土地:安中市中野谷字明戸2460-29外6筆 1236㎡
 完了公告年月日:平成20年9月9日(群馬県公告第8619号)
 帰属年月日:平成20年9月10日(完了公告の翌日)

◆大見山工業団地の分譲契約
 買受者:安中市松井田町行田638番地 松巳鉄工(株) 代表取締役 松永 通
 分譲地:安中市松井田町八城字大見山1196-4外1筆31,772㎡
 契約金額:金238,290,999円(1㎡当たり7,500円)
 契約日程:平成19年8月29日(水)
 進出意向表明時期:平成19年1月11日
 取得希望面積:約32,500㎡

◆大見山工業団地の完了公告
 帰属先:安中市長
 帰属土地:安中市松井田町八城字大見山1196-5外34筆 7,383.53㎡
 完了公告年月日:平成19年6月29日(群馬県公告第8495号)
 帰属年月日:平成19年6月30日(完了公告の翌日)財政課と支所産業建設課宛に出す
 造成時期:平成19年6月30日完了

◆横野平工業団地A団地3期の進出意向表明
 立地企業:住所:(市内に事業所がある下記企業)■■■■■■■■■■■■■■■■■
      名称:■■■■■■■■■■■
 取得希望場所:安中市中野谷横野平工業団地(第二工区)A団地地内
 取得希望面積:■■■■■■■■■■■■■■■■■(←添付の白抜きの図面を見ると面積的には15ヘクタール前後ありそう
 進出意向表明時期:平成19年12月13日
 確認書締結予定日:平成20年1月22日

 安中市の情報開示では、なぜか「『24万羽養鶏場問題解決!!」に関する情報を除く」とされており、勝手に情報非開示とされたままになっています。

■最も疑惑がもたれるのは、岡田市長がチラシで、しつこく「24万羽養鶏場問題解決!!」と主張していることです。岡田市長が、黒塗りで開示した横野平工業団地の第二工区のA団地3期というのは、ボルテックスセイグンの子会社の㈱ヒューマンサポートが購入したA団地1期+2期の合計約2.5ヘクタールより約7倍の広さの土地です。すなわち約15ヘクタールもの面積となります。

 ここに進出するのが24万羽の養鶏場なのかどうか、それとも全く別の地元企業なのか開示された情報が極めて部分的であり、地図にも地番などが全て帰されているため、断言できませんが、松井田地区でタカムラ養鶏場が24万羽養鶏場を計画したときは約1.7ヘクタールでした。一部がその可能性となることは十分考えられます。

 これが岡田市政の言う、「情報開示」の実態です。

【ひらく会情報部】


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平成22年地区別懇談会(岩野谷)での岡田市長と地元住民のQ&A一部始終(その2)

2010-02-20 23:46:00 | 安中市の行政問題
■2月16日(火)午後7時から岩野谷地区で恒例の地区別懇談会が開催されました。「その2」では、次のテーマについて質疑応答が交わされました。

5)サンパイ行政への岡田市長の姿勢について
6)オサカベ自動車進出時期について
7)防災無線について
8)碓氷川の支流の防災マップについて
9)政治関係者による口利きについて
10)野殿ヒヤ坂の歩道設置について
11)野殿荘の増築について
12)子ども手当の扱いについて
13)東邦亜鉛周辺の畑地の汚染土壌改良について
14)安中市土地開発公社巨額横領事件について


■懇談会の質疑応答の模様は、次に掲げてあります

5)サンパイ行政への岡田市長の姿勢について

【住民B】はい! いいですか?

【市長】はい。

【住民B】あのですね。このサンパイに関して、岡田市長は、スタンスね、市長は反対なんですか? 或いは、何にもしない不作為なんですか? 先ほどからお聞きしていると、県の矢面に立つんは嫌だ。住民の盾になる、ということもおっしゃらない。だから首長としてね、どうなんですか? 不作為だけで済まそうというスタンスなのですか? はっきりして下さい。いつも私は、こういう意見を聞いてね。県の言うことは聞かんと。だけど、そもそも協定書を結ばないというのは、県は地元の首長のほうの意見を尊重するという、そういうスタンスだったんですよ。それを「何もしない」ということは、ギブアップして、何もしなけりゃあ、施設の許認可は、群馬県にあるのだから、彼らは、喜んでやりますよ。ということは、不作為ということは罪なんですよ。岡田市長は一体どっちなんですか? はっきりさせて下さい。

【市長】協定を結ばないということは、させないということですよ、そんなことは小川さん、あらためて聞くようじゃ小川さんも…←「させない」のは、協定書を結ぶことをさせないのか、処分場をつくることをさせないのか、はっきりしない

【住民B】今から十数年前にサイボウができるときに、市会議員だったか県会議員だったか、私共は岡田さんのお家に行ってね、市会議員の時ですね、いわゆる請願として、紹介議員になってくれとお願いしましたよね? でも断られました。で、その後、県会議員になったときも、あのサイボウに関してはですね。よくご存知の筈だったんですけど、いろいろな違法な手を使われて結局できちゃったんですよね。で、今、もしですね、住民の盾になる、というんであるのであれば、今くすぶっている、2つ、さらに3つ、私が今まで経験してきた所では、片手(5箇所)以上あるようですけども、これらは全部焼けボッ杭の火を完全に消して二度と着火しないような方針を出すべきだと思いますが、されていないですよね?

【市長】小川さんね?

【住民B】不思議なんですよ、真意はどっちなんですか? ご真意は?

【市長】小川さんね? 小川さんも、そんな事をあらためて言っているようじゃ、これはちょっと一考を要しますよ。いいですか? 協定を、県から、安中市と業者が結びなさいよ、と言って来たんです。結ばないということは反対なんですよ。←「反対なんです」ということは、「協定を結ばない」ことに反対なのか、処分場をつくることに反対なのか、はっきりしない。

【住民B】いや、もともとそれはね、事前協議の過程でね、要綱に過ぎなかったんですよ。法律は要らない。

【市長】あのう、小川さん、陳情書なんかいくら出したって、県がその気になりゃぁ、ダメなんですよ。そこを小川さんが分からないんですか?

【住民B】県も相手取っていくつも裁判しましたよ。市も相手取りましたけど全部負けました。そりゃあ前の市長は確かに悪かった。

【市長】陳情書を出したって、それは意向としては受けますけども、最後の切り札じゃあない。

【住民B】だから、そこは市民の盾になって下さいと、皆さんお願いしているわけですよ、だから…

【市長】そんな話は、出やしねえじゃねえ?

【住民B】県の盾になるのは嫌だっていうから、それなら市民の盾になって下さいよ、と皆さんこう思っているわけですよ。

【市長】書かないということは…

【住民B】不作為なんですよ。

【市長】子どもじゃあねえんですから、市民、6万4千市民を守るのが、それが、自治体の長でしょうね?

【住民B】うん、だから書かないということはね。

【市長】そんなことを小川さん、いちいち…

【住民B】書かないというのは、造らせない、ということについて書いて下さい。作為をして下さい。書かないという、ただ不作為では要するに消極的なんですよ。

【市長】小川さんに注意される…

【住民B】までもないと、思いますよ。はい。スタンスを何度もお願いしているけども、どうも煮え切らない。

【市長】小川さんが、そういった安中市に対して陳情程度のことをやっているんじゃなくて、協定は結ぶべきじゃあないでしょうと、法律じゃないでしょうと、確約書は、業者と、サイボウ環境と、安中市が結ぶのは法律じゃあ、ないでしょうと、なーぜ小川さんが言えないんですか?←答えに窮して、とうとう住民のせいにしてきた!

【住民B】いや、言いましたよ、裁判で何回も。違法行為については。全部最高裁まで十数回やりましたよ。全部負けました。

【市長】違法行為じゃなくてね。

【住民B】いや。刑事事件もありましたよ。

【市長】自治体と、自治体とですね、自治体と業者が、安中市と何の根拠に基づいて協定をむすぶのかと。

【住民B】安中市は、あのね、とにかくね、県とグルになって、やってたわけですから…

【市長】小川さん、そういう言い方は、よしたほうがいいですよ。

【住民B】だって、ほんとにそうなんですよ。だって、刑事記録を見たらですね。市役所の職員がですね、協力して。つまり、業者の1年もたったやつに署名してOKを出しているわけですよ。書類を1年も留め置いて。全部知ってますよ。だから、そういうところを今度は、岡田市長が不作為でなくてね。体を張って市民のために、もうこれは岩野谷からは、いや、安中市からは、サンパイ、それから一般廃棄物を含めて(処分場を)ここには作らせない、という強い意志を、業者に示せば、何の問題もないんです。我々安心して寝られるんですよ、お願いします。これは要望なんです。

【市長】小川さんね。小川さんね。

【住民B】私はね。小川さん、小川さん、と言われていても、平成2年前からやっていますんで宜しく盾になって下さいね。よろしくお願いします。

【市長】小川さんに指示されなくても、きちんとやってますから。

【住民B】ええ、まあそうして頂ければいいんですが、県は施設の許可を持っている。安中市は輸送とか営業の、つまり許認可権があるわけです。サイボウは県が施設許可を出すんですけども、サイボウの営業許可は安中市が出したでしょう? だから、お願いしますよ。

【市長】県が許可すればですね。

【住民B】自動的にしなければならない、と。そういうことなんでしょう?

【市長】もう最終のことでしょう? じゃああれ、どうやって壊すんですか?

【住民B】えっ、何のこと?

【市長】サイボウ環境のあれだけ仕上がったものを。←どうやら業者のために、群馬県にサンパイ処分場を作らせるのを黙って見ていて、処分場が出来上がったら、喜んで業者に営業許可を出す魂胆が見え見え

【住民B】壊す、という? 我々裁判で戦いましたけど、それは無理でしょう。

【市長】小川さんがいって、小川さんの言葉を借りれば、小川さんが敗訴したんだら、これは法治国家だから。

【住民B】法治国家って言っても、住民訴訟が勝訴するのは一桁だけですよ。我々オンブズマンがやっても、勝てるのは、要するに談合問題、これは公取から記録が全部入りますから、これは勝てます。それと情報公開で非開示になった場合、これはまあ3割くらい勝てます。あとはせいぜい数パーセント、せいぜい、だから、勝てないんです。

【市長】それが第三者機関の判断なんです。

【住民B】そういうことは庶民がやっても勝てないんですよ。裁判所は行政の味方だから。だから首長たる岡田さんが、しっかりと市民の盾になってですね、市民を守るのが努めなんですよ。それをね、「わしにいわれても、困るんだ。小川さん、なんでわしに言うんだ」と。でも我々は首長である岡田さんにしか言えないんですよ。岡田さんが、県に行って、もうこういうゴチャゴチャしたのはもう嫌だから、全部ね、市長として全部これはもう業者に関するこの事案そのものは、もう無効にしてくれと、これは安中市民の総意だから、と言ってくれればいいんですよ。

【市長】総意だとかね、そんなねえ、大それたことは…

【住民B】不作為でやっている、と、言っていたら、ダメなんですよ。でもそれ、やる気がないんならしょうがないですよ

【市長】ダメかどうかまあ、結果を見てっから、ものを言ってくれ。小川さんがそういった、安中市と協定を蒸業者は結ぶべきでは無いということは、今迄で、言いましたか?

【住民B】言いましたよ。裁判までしましたから、あれは無効ですって。

【市長】その協定を結んだ、ということによってですか? 言ったんですか?

【住民B】言いましたよ、もう何十冊も準備書面を出しましたよ。

【市長】あのう、小川さんのチラシなんてぇのには、そんあこたぁ一つも書いてなかったよねぇ? 小川さん?

【住民B】いやいや、今迄15件、とにかく、裁判をして、最高裁まで行ったから、掛ける「3」ですよ、40回くらいしましたよ。

【市長】小川さんの折込が随分、あの頃、毎月のように、入って来たけども、そういうことはひとつも書いてなかったですよ? だから小川さんね?←このチラシは、日刊スポーツのゴルフ場計画に関するもの。サイボウの処分場計画では、岡田市長の支援者でもある関東新聞店がチラシの折り込みに難色を示した。

【住民B】いやいや、あれは初期の頃ですよ。それからはね、要するに法廷闘争ですよ。

【市長】だから、小川さんねぇ。

【住民B】で、県会議員として、全部知っているという話じゃないですか? ところが、噂によると、噂ではない、県の職員によるとですね。岡田さんが、えらい怒鳴り声を上げてね、なんだか知らんけどね、言って来た、と、皆言っていますよ。

【市長】そんな作り話をね。

【住民B】いやぁ、みんな、言っていますよ。

【市長】証拠を出して言わないとね、そーんな作り話をね。

【住民B】ああ、作り話と言ったら、もう1件ありましたよね。そのう…

【司会】あのう、そのへんで。

【住民B】どんどん(話が)長くなって、「盾になってください、不作為はいけません」と言って、私は話を切ろうと思ったんですけども、続くからしようがないでしょう。どうぞ、どんどん他の人にやってください、せっかく来て下さったんですから。

【市長】きょうは皆さんの…

【住民B】私だけではないんですけど。何故、ムキになるのか分からない。

6)オサカベ自動車進出時期について

【住民E】いいですか? 私は3区(の区長)なんですけども、私の近くに遊休地があるんですけど。協立精工の北側に、かなり広い土地ですけども、あそこに或る企業が進出されるということで、前々から、まあ何年か前からそういう話を聞いておったが、ここの景気の問題かもしれないが、そういうのが、今続いているようだが、これからも延び延びになるんだか、そのへんをちょっとお聞きしたい。ただ、あの土地そのものは買われたりして、権利はその者になっている。まああれだけの広い土地だから、今後どういった…

【市長】あのう、まあ、聞いているのは自動車関係ですよ。それで一昨年の、先ほど申し上げましたように、リーマンブラザーが破綻して、世界不況に入ったわけですね、それでどこの企業もどん底に、まあ100年に一度の厳しい経済環境になったわけです。ですから、そう簡単には、計画したものが計画通りに進むとは、ちょっと個人的には思っていませんねえ。はい。

【住民E】それから、これはこういった会社に任せるとしても、土地との違いという関係はない?

【市長】でもなにか以前は…

【住民E】そういうことを考えまして、でも、以前は直ぐにでも出てくる、という話だったようですが?

【市長】あの、一昨年の春ですね。かなり回復したわけですねえ。あのー、1990年にバブルが終焉して。それで、ずーっと谷を這うように、状況が、そーれで、2000年の、あのう、2004年、5年当たりから、いくらかこうに持ち上がってきた。それで、こうに加速する状況になったわけです。それで、リーマンが破綻したんで、一挙にジェットコースターが落ちるように世界経済、日本もそこん中に巻き込まれた。ですから簡単にはできないんです。←経済環境にそんなに詳しいなら、なぜ、進出企業に対して、もう少し、時期を見るように指導しなかったのか。進入道路の整備にすぐに公費を注ぎ込んだところをみると、市の財政環境は経済環境とは無関係なのか。論理が矛盾している

【住民E】あのう、道路整備も少しをやりましたよね?

【市長】ええ。

【住民E】やりましたけど、道路は途中で切れている。

【市長】あの、今繰り返しになりますけども、一昨年の春、景気がかなり上向いたものですから、そうすると、工場が南側に振られると、北側はどうしても崩壊する危険性がある。大雨でも降ればあるわけですよ。そうすると南側に寄せる。誰だって安全というものを見ますから。南側に寄せますよね。そのときに今度は、いざ、道路を広げたいと言っているんです。保証がでっかいわけですよ。ですから、そういうものを、一歩先を照らす行政で無ければダメなわけです。いつでも後追い後追いでやってたら、税金はいくらあったって足りゃあしない。そういう行政にメリハリを付けてゆく。こういう考え。サンパイ問題もそうです。メリハリを付ける。はい。

7)防災無線について

【司会】また何か、他に、ご意見は?

【住民A】他になければ、いいですか? あのう。防災無線の件ですけど、その後、どうなっているのか?

【市長】すいません。あのう、3億3千万。私がさして頂いております。それで、4月以降になると思いますけども、今度は設計さして頂いた、そこへですね。電柱を。こんだ、お世話になる。立てさせて頂きたい。それで、まあ、電柱をお世話になって、立てさして頂くんですけども、その時に、その電柱をお世話になる土地の関係者と、あの、話し合いは相当できているのかなあ、っていう、あの、気はするんですけども、もし、いやあ、あのう、ここじゃなくてちょっと動かしてくれということが有った時に、ここがいいということを、気軽にですね、行政のほうに申し付けていただければ、業者と協議して土地をお世話になる方に、将来に亘ってお使いになるわけですので、不便になるから困ったなあ、ということにならないように、最大の努力をさして下さい。ぜひ気軽に、皆さんのそういう声を、しっかり聞かせて頂くと有難い。

8)碓氷川の支流の防災マップについて

【住民A】それに関連して実は、昨日、碓氷川の洪水会議というのが、市の会議室であったんですが、それに、私も参加さしてもらったんですが、図面を見るとやはり碓氷川が氾濫した場合、碓氷川だけなんですね。それは県のほうから碓氷川だけ指定されて来ているんで、それはマップはそれだけだと。それに碓氷川に入ってきている支流。ここでいえば岩井川ですね、あとは九十九川や秋間川などいろいろあるけど、それはちょっとできないというんですよ。

【市長】その会議というのは、市の会議?

【住民A】そうです、安心安全のほうで、担当でやっていたんです。

【市長】はいはい。

【住民A】そのときの東京の中央なんとかという会社、中央企画? そういうのが来て、説明してくれたんですけど、やはり碓氷川が氾濫する前に、ここでいう岩井川ね、が氾濫するのが早いのではないかという話もしたんですよ。それもあそこについては、それは、ちょっと無理だという、できないというんですよ。できないのではなくて行政のほうで、それを作っていくという方向に持って来てもらいたいと思えば、できるのではないかというんですけど。

【市長】今の、Aさんの話はですね、大変、市民の皆さん住民の皆さんを安心感を醸成する唯一の政策ですからちょっと持ち帰ってですね、はい。

【住民A】碓氷川が氾濫した場合は、この辺は良いんですけど、国道18号は、あの近辺、全部水浸しになる。図面見ると、それから板鼻のほうね。だから碓氷川だけでなくて、その支流のほうもなんとかマップを作って頂いて、市民の皆さんに、避難すればいいんですけども、その前にマップがあれば、この川が氾濫した場合にはこうになるんだと、それが分かるんじゃないかと思って是非その辺を対応して頂きたいと思います。

【市長】あのちょっと持ち帰って、庁内協議をさして頂きます。すいません、本当にご心配をかけて。岩井川の下流にある町屋団地周辺の住民が以前にも懇談会で水害の懸念を表明していた。←にもかかわらず防災マップへ反映しようとしないのは明らかに行政の怠慢。とりあえず、その場しのぎのコメントでは困りもの

9)政治関係者による口利きについて

【司会】何かかまた?

【住民B】いいですか? 何遍も申し訳ないですね。ええとね、先ほどのオサカベ自動車の話ですけども、この間も新年会にも、小川、お前そんなことを言うなら、一体誰の口利きなんだと。あそこは口利きだと私が言っているじゃないですか。、それでお前、一体どこにどういう証拠があるんだと言われたときに、自民党の元県連の有名なかただと。私は見解書で、この間見解書で出しましたよね。

【市長】いや、知りません。見てません。

【住民B】でも、知っていますよね? そのかたはね? 岡田さんがよーくお世話になっているかただから。

【市長】そういうことはなくて、安中の市民の一人として、知ってますよ。

【住民B】だから私が言いたいのはね、そういう口利きをやめて、きちんと区長さんにね、我々住民には区長さんという組織があるわけだから、その方を通じて、そちらの方の言う事を優先してやって、そんな政治家とか政党関係者の、要するに、圧力とかそういうのに屈せずにきちんと平等に公平、公明、透明性で、やはり市政を運営して下さい、と、こう思っているです。

【市長】だから、それを文書で。

【住民B】だから、それを出しました。

【市長】出したんですか?

【住民B】で、この間、審査会、要するに情報公開個人情報審査会の采女会長殿から岡田市長あてに、いちおう答申案がでましたから、多分一ヶ月以内に私に対して、どういう結論か、来ると思うんですけど。そこには、要するに、そういう口利きのことについて、捜査するような立場にはないというようなことが書いてあったが、私がせっかくどなたの口利きだというので、そこまで私がいろいろ入手した情報ではっきり説明したんですから、そこは避けて通らずに、私に対して、返事を頂きたいと思うんですと。

【市長】それを立証してもらわなければ。

【住民B】立証はもう、間違いなく。

【市長】間違いなく?

【住民B】ここまで私が言ったときに、岡田さんもご存知の方ですから、これは必ずそういうことがあるわけですよね。そういうことがあるということは、世間一般多々あるんですよ、そういうのを改めてもらいたいというのが私のお願いなんですよ。で、今回はそういうのがありました、というふうに私が言っているんですよ。

【市長】ですから、それを立証してもらわないといけない。

【住民B】立証は、そういう情報が、キチンとした情報が私にあるんですよ。

【市長】そんなのいくらだって作れるんですよ。誰から聞いたか、と。

【住民B】それは個人情報だから。皆さんいつも言っているじゃないですか。

【市長】はぁ、小川さんがそこまでいうなら、誰から聞いた、っていうのが立証できなきゃ、そりゃあ。

【住民B】それは今しゃべったら、私のそういうところが無くなってしまうじゃないですか。

【市長】じゃあ、それで終わりじゃねえか。 ←どうやら、こちらの指摘に対して説明責任を果たそうとせず、なおかつ、否定しないところみると、図星らしい

10)野殿ヒヤ坂の歩道設置について

【住民C】もう時間ですから。もう時間も少なくなって来たんで、地元の身近な事を申し上げます。お願いなんです。市長さん、ご存知のように野殿だから。野殿から切通しの坂、あの坂、非常になかなかいい道路ができない。せっかくあそこまで、途中までして頂きましたけれども、あの道路を、今、子ども達がどのくらい通っているかというのを、去年の私が(代表区長を)やっている時だから、2月頃、あそこに行って調査しました。そうすると32人がそこを通る。危ないからということで、自転車で通る。通るんですけど、自転車だと危ないから、ということで保護者が送っていく家が随分ある。市長さん、これ分かると思いますけど、一緒に乗って行くと見ると、自動車で50キロなんです。そのスピードであそこを下りてゆく。それはあのう、歩道が無いんですよね。結局、自転車で通る道も無いんです、だから、車道を通って行かなくちゃならない。で、大きな自動車があがってくると、黄色い線があるけど、あれは、はみ出し禁止の線です。そこをはみ出してダンプが通って来ているわけです。そこで、自動車はすれ違う、子どもが下って行く。上るのは歩って上る。非常に危ない。だから人身ということを考えた場合、できるだけ早くあそこを上までやって頂きたい。身近な事で申し上げるんですけども。←窮地に立った岡田市長を見かねて、岩野谷の前代表区長が助け舟。息子夫婦が市役所勤務なので、岡田市長に人質を取られているわけで、心境が察せられる。県庁OBの、この御仁は、サイボウ処分場計画や東京ガス高圧導管敷設計画で、地元区長や代表区長として、勝手に同意書を出した張本人

【市長】ええ、あのう、大塚統治さんの前まで、歩道を整備するように市には出しております。それで、あとは、あのう、排却土の工事に合わして新しい道路を入れるという計画がありまして。ですから、あのう、大塚統治さんちの前までは歩道を、今の現状のものは、変わりませんから、そこまで付けるように出しております。

【住民C】で、それ以降については整理があるのでその関係で、それはまた?

【市長】ええ。

【住民C】前、計画がいろいろありましたけど。

【市長】ええ、あの話があるんですけど。県営ですから。排却土は。だから県とも協議をしないとできないという事情がありますね。で、今ひとつの事情は、上りきってから、その、歩道を、空間的なものがないわけですね。上りきってね。ですから、新しい、灰客土に合わせた、あのう、道路を基幹道路を入れて、完全な歩道を検討すれば、いいのかなあ、と、こう考えております。

【住民C】ぜひ、何年か後、孫も通るので、それで心配なんです。一番下の農免から出ている道があらいね。あそこのところ、歩道が出来て、今後は新しい道路ができたから。で、それで、出ている所を歩道を突っ切るわけです。そこを横断歩道にしてほしいということで、警察に話したんですよ。で、その時に話して、じゃあ自動はどれくらいとおるの、どのくらい利用があるのか、ということで調べたのがその結果。その辺は警察に話してある。横断歩道にして下さいという話はしてありますけど。そういうことで、歩道なんですね、生命を守るということで、私たちも安心して運転できるということもありますので、ぜひそれをお願いしたい。

【市長】大変有難いことで、やっぱりそういう声、あのう、聞かしてもらわないと、逆の取り方をする人も…あのう、同じ道路を使っている方でも、そうにですね。それは一人一人だけですけども、ええ。ですから、そういう声を、生の声を出して頂くというのは、大切ですから。

【住民C】個人的なこともありますけども、全体意見も多いものですからね。

【市長】そんで、その、先ほどの、あのう、西のね。あのう、高崎から自動車工場が来ることだって、あそこだって、そういう声を、受けてですね。地元の皆さんの声を受けてやっているわけです。それをへし曲げてですね。あの、ものを言っていたんじゃあ、地域の、発展だとか、将来に希望を繋ぐことだとか、希望あふれる地域だとか、こういう話題には繋がらない。はい。

11)野殿荘の増築について

【住民C】で、関連してなんですけども、いま、あの野殿荘が、増築っていうんですか? それを計画しているらしいんです。先ほど電話が来たんですけども、土地の問題で来たんですけども、広く、もう少しね? 増床はしたんですね? 8つくらい。これは増やしたんだけども、今度は増設して広く作るらしいんですね。まあ18日に行きますから、というんで話はしたんですけど。そういうことを考えると。これからバスが随分通るわけですよね? そういうことで特に危険ですのでね。

【市長】通る方と、そのお年寄りが急ブレーキをくれればお年寄りですから、前に滑り出すような大変なことになるんです。おっしゃるとおりです。それで、調べたんですけども、今、400人待っているんです。それで、あのう、2000年に介護保険制度ができたんですね。で、その時、ちょうどその担当に居たものですから、じゃあ介護保険料は皆納めて、全員が納めると。施設介護ですから。2%てぇいう説明なんですね、その施設を利用するには。それじゃあ収まらないでしょうと。初めの発足時は、その程度で収まるかもしれないが、じゃあ将来、どういう設計があるのか?計画があるのか?と。 いや、収まりますよと。今400人が居る。待っているんです。それで、今お話頂きましたように、昨年ですね、明嶺荘と野殿荘、野殿荘は今言ったように、あのデイのほう改装したわけですね。それで今度、多くあのう、待っている人が居るもんですから、20床増やさせて頂く。その、増築をですね。今、地域の皆さんに、お世話になる。こういうわけ。新たに80床、80床の施設をこれから、造るんです。それで、公募して、それで、評価点方式で、例えば5社なり、5つの団体なり、80床が一つですから、一つの建物ですけどね。そうすると、例えばの話、その5つの所からも、うちもうちも、と言って申し込みを全部公開で、求めるわけです。希望者があったら申し込んで下さい。それで評価点方式でその設計者を見て、決めさして頂くんですけども、決めようがありませんから。ええ、あの審査員に評価店方式で、決めてもらうんですけどもね。そうやって80床作ります。それで…

【住民C】今まで50床だったんですね? それが8床伸ばすとか。それが80になると倍に増えるということですね?

【市長】50床というのは法律的に経営的に非常に大変なんですね? ええ。あの、80床になると非常に効率が良いという。あの、そこで働いて頂く従業員の皆さん。あの、しっかりと、かなりのかたが、あの、採用できますからね。何でもどんどん入れりゃあいいっていうものではない。非常に制約されていますから。非常に経営的には50床というのは、非常に大変なんですねえ。で、まだ安中の場合は、民設民営化となっているんです。民設民営は大変ですよ。土地代がかかって。で、土地代は補助金は出ませんから。建物のだけ。

【住民C】県からの補助金が出ますから、ということなので。詳しくは行って話しますから、と言っていたんですけどね。

【市長】ですから、介護保険料を納めてて、希望しても入れない。本当に詰まっているんですね。

12)子ども手当の扱いについて

【司会】なんかまだ、発言頂いていないかたもいらっしゃるようですが、最後ご意見を頂けませんか? よろしいか?

【住民A】すいませんが、子ども手当ての件なんですけど、今安中市は子ども手当てはこれからどういうふうにしていくのか? またですね。保育園でも、小学校でも、給食費の未納のかたが結構いるんですね? その辺に当てていくのやら、前、テレビでやっていたんですが、充てるという話がでていたが、そういうふうに、この子ども手当て使っていくのか?

【市長】あのう、それについてはですね。まあ、市の考えではどうにもならない。

【住民A】国の問題ですものね。

【市長】ええ。それで、あのう、今、児童手当、今までそれはありましたね。それは所得制限もありましたよね? ですから所得制限については、必ずありますよね? それについては、市の補正を組んで、それで、国から来るのを待っている。それで足りないという場合だって出てます。児童手当と市の補正、で、こういったことになるんですね。それで、休職の問題なんですけども、そういうことは、あのう、じゃあいっそのこと、給食費をみんな無償にしたほうがいいと。夕べだったっけですね。国会議員で大討論してましてね、ええ。そういう声が非常に大きいですね。お金でやればこりゃあ、あのう、見方を違いますけど半分は貯金に回っちゃうと言われている。子どもに使わずに、だから、それは一考を要すると。

【住民A】それは岩野や保育園もやはり給食費の未納があるんです。だからそれは無理ということですね? 分かりました。

【市長】またいろいろ教えてください。

13)東邦亜鉛周辺の畑地の汚染土壌改良について

【司会】そしたら。

【住民B】すいません、さっきほら、土地の排客土。排客土によって、野殿荘のあたりの道路がどうのこうの、という話があったんですけども、私共住民が何度も、確認をお願い申し上げているんですけども、要するに畑地改良事業ね? これは進むんですか? 今、たまたまその話が出たので動くのかなと。

【市長】だから、県営ですから、市はあのう補助、市の負担金。

【住民B】5%くらい出ますよね?

【市長】まだ負担金は決まっていませんけども、国も市町村もまだ決まっていねえんですから、先ほど申し上げたように、議員を出しっぱなしでなくて、県営ですから、県が押し上げなければできねえわけですよ。

【住民B】いや、県からも聞いていますけどね。やはり地元の農業委員会だとか農地関係で今後どうするか、地元に密着している安中市のほうでこの土地改良をどういう進めるかということは、これは一番よくご存知だし。我々の意見を受け止める一番重要な窓口ですよね?

【市長】だから、それはですね。推進委員会が中心になって、それで、県議を間に入れて、県に説明会を求めなけりゃあ、安中市の市営じゃありませんから、兼営ですから、

【住民B】いやいや、まあ市長さんになられてから4年になるんで、県議さんの頃とは違うかもしれないけれど、この事業が遅れているのは食品衛生法の観点からカドミウム重金属の、今度は野菜ににも摘要されると、玄米は0.4PPM、そういうふうになる時の、国際法から国内法への移行措置だから時間がかかるとおっしゃって、毎年新年会の時に説明されてましたけれど。

【市長】それは、結論は聞いてます。

【住民B】えっ、検討は終わったって?

【市長】ええ。そうに聞いてます。あの、正式な公文書はもらっていないけども、それは結論が出たと。

14)安中市土地開発公社巨額横領事件について

【住民B】分かりました。で、最後ですいません。最後は、毎回恒例で聞いている例の土地開発公社の件なのですけども、私は昨年5月31日に10年前の、例の元職員に対する24億5千万円、3千万円だったっけ…要するに24億円何がしの民事訴訟で、損害賠償請求で10年経過するから、民法によって自動的に時効になってしまうので、再度、再提訴お願いしますよと、言ったんですけど。その件について、去年の地区別懇談会でもお聞きしたんですけども、実際には、その後1488万円を多胡から取っていると。だから、時効はその取った最後からスタートして10年間だから、昨年の10年目の時効は時効には当たらないというご説明だったですよね、で、そうなんですか、そこのところ根拠にギブアップしてないということを確認して頂ければ有難いです。

【市長】あのう、小川さんがご心配も、我々の心配も同じですから、、最新の注意を払っていますから。

【住民B】細心の注意は分かるんですけど、私がいろいろ調べた中では、前は珈琲ぶれいくだった喫茶店。あと、その裏の、一時ペガサスの本部になっていましたが、あの骨董倉庫。あれを要するに、強制換価で、競売で、売り飛ばしましたよね? あの、売りましたですよね? 創商かかなんかが買って、一時韓国料理屋になっていましたけども。あれも平成16年だったか、15、6年だったかね。私の取り寄せた土地登記簿を見るとそう書いてあるんですよ、もし、それが有効であれば、これは弁護士煮確認してもらいたいんですけども、そこからカウントして10年間は確かに時効は延長するんですよ。そこをきちんと確認して頂かないと。

【市長】あのう、そこが心配ですから…

【住民B】ええ、気持ちは分かるというのではなく、具体的にどういうふうにそれを保全しているのか、担保しているのか。要するに私は、原因者から金を取れ、というのは一貫して言っていますので、そこのところはやっぱりきちんとして…。

【市長】こりゃあ、市民みな同じです。

【住民B】いや、同じですけども。いや両方をほら、兼務されているから、市長兼公社理事長さんをね? だから何でもできるんですよ。でも具体的にどういった手を打っているんですかと、聞いても、「いや気持ちは同じですから」という観念論しかないので心配なんです。

【市長】それは法律的に手続きを踏んでいるんです。

【住民B】それは安中市としてですか? 公社の理事長さんとしてですか?

【市長】両方です。それで、今あのう、弁護士を通じて手続きを…、あのう、他の案件もありますから、取っています。

【住民B】秋間の山林? えっ、どの案件ですか? 他の案件とは、あ、彼がもっているまだカミさんの名義になっているやつも、取りっぱぐれているわけですよね? そういうやつの件?

【市長】まああの…、それはそのへんまでにしておいて…

【住民B】いやあ、重要な問題なんですよ。

【市長】だから、もしあれだったら、情報開示で…

【住民B】ええ、あの、出して下さいね? お願いしますよ? これは、103年ローンを払わされている市民として、気持ちは同じといって頂いたので、決して忘れんで下さいね。

【市長】小川さんね? どんなに時間が経ったって同じなんです。

【住民B】いやいや、心配なんです。なんか15年前に戻った気がするんでね。安中市政が。

【司会】では時間となりました。他に何か。…そうすれば。

【市長】小川さんね、あの知恵も貸してもらって。

【住民B】もう待ったなしだと思います。他の方々に、何も語って頂けない方には申し訳ない。

【司会・一同】本日はどうもありがとうございました。

<午後8時40分終了>


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平成22年地区別懇談会(岩野谷)での岡田市長と地元住民のQ&A一部始終(その1)

2010-02-19 21:29:00 | 安中市の行政問題
■2月16日(火)午後7時から岩野谷地区で恒例の地区別懇談会が開催されました。これは、毎年この時期に、安中市が実施しているもので、一昨年、昨年の地区別懇談会の模様も当会のブログで紹介しております。

 今年は2月1日(月)に、安中市松井田町坂本地区を皮切りに、2月19日(金)の後閑地区まで、市内14地区で、午後7時から1時間半程度の時間帯で、開催されました。安中市いわく、この地区別懇談会は、地区単位に市民の生の声を聞き、意見交換を通じて今後の市政運営に役立てるのが目的だということですが、今年は、市長選を2ヵ月後に控えて、ハードスケジュールで実施されました。

 岩野谷地区では、岩野谷公民館2階会議室で懇談会が開催されました。岡田義弘市長ら市幹部5名と、地元住民ら20名(高橋市議含む)が参加しました。住民からは14のテーマに関して意見が相次ぎました。「その1」では次のテーマの質疑について、紹介します。

1)市内巡回バス・介護タクシーについて
2)安中高校跡地利活用について
3)碓氷病院改革について
4)岩野谷地区サンパイ計画について


■懇談会の質疑応答の模様は、次に掲げてあります

 まず、安中市からの地区別懇談会の開催案内を見てみましょう。

**********
地区別懇談会を開催します
 市では、市民の皆さんに密着した行政運営を行うため、昨年同様に地区別懇談会を開催します。
 今後の地域づくりや日常生活で感じていることなどについて、皆さんの地域に密着した生の声を聞かせていただき、今後の市行政の運営に活かしたいと思います。事前の予約などは必要ありません。会場に直接お越しください。多数の皆さんの参加をお待ちしています。
 また、特定のテーマに関する懇談会ではありません。日頃、感じていることを市長に直接お話しください。
 日程は次のとおりで、時間は各会場とも午後7時開始を予定しています。
問合せ▼
本庁秘書行政課広報広聴係(電話382-1111)
日時・場所●時間は各会場とも午後7時~
  月 日     地区名     会   場
2月 1日(月) 坂 本  坂本公民館
   2日(火) 臼 井  臼井小学校多目的教室
   3日(水) 細 野  細野ふるさとセンター
   4日(木) 九十九  九十九創作館
   5日(金) 松井田  松井田庁舎基幹集落センター
   8日(月) 西横野  西横野定住センター
   9日(火) 安 中  安中公民館
  10日(水) 東横野  東横野公民館
  12日(金) 磯 部  磯部公民館
  15日(月) 原 市  原市公民館
  16日(火) 岩野谷  岩野谷公民館
  17日(水) 秋 間  秋間公民館
  18日(木) 板 鼻  板鼻公民館
  19日(金) 後 閑  後閑公民館
※対象地区は目安ですので、ご自分の地区以外に参加していただくことも可能です
**********


■平成22年2月16日(火)午後7時から岩野谷地区で地区別懇談会が開催さましれた。

<出席者> 市側5名   住民20名(市議1名含む)

【行政課長】
皆さん今晩は、本日はお疲れのところ、また足場の悪いところ地区別懇談会にお越し頂き有難うございます。本日司会進行をさせて頂きます、秘書行政課長の佐俣と申します。よろしくお願い申し上げます。それでは最初に岡田市長のほうからご挨拶を頂きます。

【岡田市長】皆様、今晩は。

【一同】今晩は。

【市長】大変雨から雪になりまして、皆様方におかれましては、寒くお出まし難いところ、ご出席を頂きまして本当に有難うございます。心から感謝と御礼を申し上げます。さて、ご案内のように合併を平成18年3月18日に、松井田町、安中市とされまして、早いもので4年があと僅かということになりました。この間、皆様にご指導を頂いて、一体感の醸成、融和に努めてきたところでありますが、まだ道半ばというところでございます。今後におきましてもご指導賜りますように、よろしくお願い申し上げます。また、この4年間のうちに、ですね、大変状況が変わってまいりました。それはテレビの問題であります。ご案内のように、今、アナログ放送でありますけども、来年の7月ですね。このアナログ放送が終了されてデジタル化に移行するということでございます。大変、この、電波障害についてですね。大変、心配を致しております。今、司会を致しております佐俣秘書行政課長が、関東通信局等々とに連絡をとりあって、皆様の不安を無いような形に何とか持って行きたいということで、補助金等々も含めて、今、地の這うような努力をさして頂いているところであります。そうした事とも含めて、皆様のお話を伺って、行政として解決、最大限の努力をしてまいりたいと考えておりまして、本年は、これまでの、地区別懇談会とはちょっと内容が異なる、そうした問題を抱えているということを、是非、心に置いて頂いて、今後もよろしくお導き、ご指導賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶とさして頂きます。お世話になります。

【司会】それでは本日、市の方からの出席者を紹介します。まず中澤教育長でございます。

【教育長】今晩は。中澤ですが、きょうはどうも大変お世話になります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

【司会】総務部長の鳥越でございます。

【総務部長】大変お世話になります。鳥越と申します。よろしくお願い申し上げます。

【司会】事務局ですが、広報広聴係長の反町でございます。

【事務局A】反町と申します。よろしくお願い申し上げます。

【司会】同じく、広報広聴係長の遠間でございます。

【事務局B】遠間と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

【司会】この懇談会では、皆様からいろいろなご意見を頂ければと思いますので、進行のほう、ご協力いただきまして、時間につきましては、1時間半から2時間程度と思っておりますが、ちょっと天気の様子がありまして、その辺、ご配慮頂ければと思いますけど、それでは、順番にお願いします。あの、人数もあまり無いようですので・・。順番にどなたか。

【住民A:岩野谷区長会長】順番にするの?

【司会】どちらでもいい。

【住民A】手を挙げてもいい?

【司会】ええ、どうぞ、

【参加者】手を挙げて自由にしてもいいんだよ。(笑)

1)市内巡回バス・介護タクシーについて

【住民A】市内の巡回バスの件なんですけど、いま高崎市ではどこに行っても200円ということでグルリンが出てますよね。で、安中市についてそういうものはない。大変、お年寄りが多くなってきて、車に乗れなくなってくる、病院も行けなくなってくる。その観点から、行政としては、その辺はどうお考えですか? 聞きたい。

【市長】まあ、その事につきましてはですね。大変、あのうー・・・、行政として、憂慮いたしております。それはですね、あのう、いまタクシーやバスを運行させて頂いているんですけども、朝夕はまあ、若干は利用者があるようですけども、昼間はまことに、需要が無い。そこでですね。そのー、大変市民の皆さんから、「空気運んでいるだけじゃねえか」ってぇ声が非常に多いんですねー。そこで何とか改善しなけりゃなんねえ、こう思っております。そこで、このデマンドバス。電話で、何時に、どこへ行くっていう、こういうですね、実験をしたほうがいいと思っているんです。それで、今、バスに皆さんの税金を7千万円も投入しているんです。ですから、それが、で、そのほかタクシー券、出てますねえ。あのう、こういう両方出ているというですね、この市町村は、安中市くらいなんですねぇ。バスが出ていればタクシー券は出していない。タクシー券出していりゃあ、バスは出さねぇ。まぁあの、沼田などはですね、そのバス、あまり利用者が無いと、止めてね、やったんですねえ。ですから、この、この辺の、問題が、確かに有りゃあ安心だ、というのは理解できるんですけども、財政がどんどん、ご案内のように、一昨年の9月のリーマンブラザーズの破綻によって、ま、世界ですけども、3千兆円が消えたという。それで新年度の予算にしても63%もの税収不足なんです。あの、税収のほうはね。そういう状況を考えるとですね。もう全部、今までオープンにしてきましたけども、こういう会合を通じてですね、皆さんが、市民の皆さんがどっちを選ぶのか、それで、国も同じですけども、借金をして、予算をして、いまご指摘あったような形でしてですね。あのう、借金で予算を立てろ、それでまた、借金をしたその中から返済しているわけです。予算額はでっかくも中身が大事なんです。中身が。借金をして借金をなしている。初めの数年はいいんですよ。数年は。もう、安中市が始まって、松井田と合併してもう4年ですね。その前は、もう市になって。こうした、もう、30年ですから、もう50年から経っている。その借金の糞詰まりになっているんですね。あのう、平成18年の4月にですね、引き継いで、債務負担行為を含めて、280億円の借金が、あったんです。それを、227億円まで落としたんです。そーれで、国からですね。皆さんの税金を、使わずに、国へ行って予算を、補助金、今、補助金とは言わねぇ、交付金って言うんです。そういうものを持ってきて、ま、一例を挙げればですね。5千万円の事業を、皆さんの税金で、100%5千万円が組んであるんです。それで、岡田がハンコをつきゃあ、もう、事業は実施なんですね。そのハンコをつかなかったんです。それで、国から5千万円の事業で3千万円近く持ってきたんです。そうやって、皆さんの税金を使わずに、返済のほうへまわしてですね。それで健全経営に、してきたんです。今申し上げたように、予算は、230億円から(2)40億円ですね。280億円あるっていうことは債務超過なんです。そーれで、国も同じなんです。46兆円の税収があがったのが、37兆円きしゃああがらないんです。それであれぇします、これえします。言っているうちはいいやね、実際にこんだぁ財政回すときになって、ゆったようにや行かない。そこのところをどう、行政が皆さんの中へ入って、今までは、市民の皆さん、何か用があったら行政にきてください、こういう行政の形だったんですね。そうでなくって、行政が皆さんの中に入って、実態っていうものをつまびらかに報告して、それでどうしますか?と。こういうですね。行政にしないと、ダメなわけですねぇ。実態が。市民の皆さんが分からないわけですから。で、悪いこたぁどうしても、こっちに、後ろに置いとくわけです。なるべく、ゆいたくないから。そういう行政では、不安の無い社会、明るい、安心できる社会にゃあ、繋がらないわけですよ。ですから、このバス問題も、タクシー券も含めて、ま、相当、議論をしないと、夕張の二の舞になっちゃう。夕張の。

【住民A】タクシー券というのは、あれは一枚しか使えないわけですよね? 現在は? 自分の車に乗れないから、他へ、安中市内だけですから、例えば高崎に行った場合には、高崎に行った分だけはお金は支払いをしなけりゃならない。で、じゃあ安中市内だけで、500円以上かかった場合、2枚使っていいんかと言った場合、それは使えないんですね。現在ね。それも困るということなんですよね、年寄りに話をきくと。そのへんも含めたら、市長の方からお話のあった電話で、バス呼ぶということですか、試験的にやるというけど、それは何時ごろからやってもらえるのか。それはどこでもその形は取れるんであるのか?

【市長】こ、これは、いま、安中、これは松井田がないんですけどもね、安中は新年度になって検討しなけりゃあ、なら無いねえ。こう思っているんです。とても空っぽを、めたですね、動いているんじゃあなんとしても、もう何としても財が持ちません。ええ。それで、そうかって、じゃあデマンド型にしてですね、あのう、今請け負っていただいている会社が、今の、形の中でデマンドを実験しないと、いけないんですね。それを手のひらを返すように、あれこれ言って、めた、変えられたんじゃあ、経営者側だって人の問題もあるし。ええ。ですから、相当、掘り下げた皆さんと膝を突き合わした対話の中で、合意形成していかないと、とても持たないんですねぇー。皆さんの、各家庭の、収入が落ってるんですから。収入が落ちるっていることは、イコール、市なり県なり国の、税収も、落ちるんです。それに比例しているわけです。ま、これからまず、公正、公平な、透明性の高い、行政って言うものへ、もう、全て金庫を半開きで無くって全部あけて、金庫の中を見て下さいと、こういうふうにしないとダメなんですねぇ。それで、ぅんじゃ、行政はどういう改革改善を、してるのかって言うと、まず、こういう照明。市民の皆さん、それから団体の皆さん、企業の皆さん、こういう、皆さんが来るとこは昼休みも電気を点ける。あとは全部消しなさいと。こう言っているんです、そのう、余分な、日々の経費っていうものは厳に、まああの、ちょっと言い難いんですが、今までは全部点けっぱなし。それで、片や口を開きゃあ、CO2の削減だぁ削減だぁ、って。それで電気は点けっぱなしだ。これじゃあね。もう一度、本当の足元を、直下から治すという機運を作っていかないとダメです。染み付いた体質、体臭というものは、言葉で言うようには変えらんねえんです。相当、腹を据えた、意志をもって、あたらないと。ええ。

2)安中高校跡地利活用について

【住民B】はい。あのですね。市の財政が、まあ、非常に危機的な状況にあるという、お言葉がありましたですね?

【市長】いや危機じゃあない。

【住民B】それでね、安中高校の跡地問題。

【市長】はい?

【住民B】あれ、確か30億円近い金を注ぎ込みますよね?

【市長】いやあ・・・決まっていません。まだ。

【住民B】でもだいぶ議会のほうで、だいぶ超特急であげているやに聞いていますけども、

【市長】いえいえ。

【住民B】あれは合併特例債を投入するという話でしたよね? 合併特例債の場合は、今、市長がおっしゃる、そのなんと言いますか、借金漬けのね、市政に対して、合併特例債というのは別枠なんでしょうか? あれも借金だと思うんですけど。

【市長】あのう、借金ですけども、合併特例債はご案内のように、95の70なんです。

【住民B】ええ、いずれにしても、返さなればならないですよね?

【市長】例えば10億円ですと、5千万円が100%市費、皆さんの税金ですね。そーれで、あのう、9億5千万円の、70%は国が補償するという、こういうことです。だから、100にしますと66,5なんです。

【住民B】まあ、いずれにしても、先ほどのお話にもあったように、我々の懐から出てゆく金が、まあ、地方分権とは言いながら、国、それから地方税として市、県。ま、結局我々に皺寄せが来るわけですよね? で、言いたいのはですね、それだけ、私ども市民の懐をご心配していただいている岡田市長なんですけども、例えば、安中高校の跡地問題についても、なぜ、みんな体育館と格技場を残して、あとみんな壊して、また真ッさらにして、もう一回、その、よく理由もわからないものをね、建てられるのかと。既存の設備をですね、有効利用して、例えば伊勢崎の絣の里のような、ああいうことはできないんですか?

【市長】あのう、まずですね。小川さんが何を見て、おっしゃっているのかよくわかりませんけども。←こうして、冒頭に市民をけん制するのが常套手段

【住民B】計画書を見ました。

【市長】ありのままを、申し上げます。

【住民B】はい。

【市長】県から、打診があったこたぁ確かなんですね。それで、打診があったもんですから、各種団体の皆さんにですね。あのう、委員になっていただいて、委員になってね。

【住民B】あの、メンバーの方も全部拝見しております。

【市長】うん、それで、そこで、白紙(しらがみ)で協議していただいたんです。協議を

【住民B】まあそれは全部知っています。

【市長】まあ知ってても、それでその結論が出る前にですね。

【住民B】はい。

【市長】市議会の議員の方々と、ま、どなたが出席したか、ボカぁ知りませんけども、わかりませんけども、区長会と懇親会を、あのう、持ったんですね。

【住民B】いつですか?それ、8月?

【市長】いやあ、知りません。

【住民B】初めて聞きました。

【市長】そこで、今こういう、検討をしているんだよと、いう話が出たらしいんです。その委員になっている方が、そこにいたから。それで、議会にですね。総務部長が呼ばれて、ね? 議会になんで話をしねえんだと、こういう話になったわけです。それで、こういう話が議会からあったっちゅうから、まだ結論、答申は頂いてないんですけども、それじゃあ、みんなオープンにしたほうがいいと、いうことになった。

【住民B】ホームページ上にも意見求めていたし…

【市長】それで、まだ結論に至っていない段階で全員協議会をお願いして、申し上げたんです。それで、その、ことが、ま、一人歩き的にしているわけですね?

【住民B】そうなんですか? 

【市長】それで…

【住民B】今、どうなっているんですか?

【市長】まあ、最後まで聞いてくれ。それで答申、その検討、協議会の中の答申が出ました。それで、そこで止まっている。

【住民B】えーと2月議会で決めちゃう予定だったんではないんですか?

【市長】いえいえ、そんな、誰がそんな。

【住民B】でも、総務部から、ちゃんと実行スケジュールが出ているじゃあないですか?

【市長】それは答申です。答申が、出たから、それを、その答申を、載せた、っていうだけです。

【住民B】じゃあ、具体的にはまだ真ッ更なまんまなんですね?

【市長】そういうことです。←自分が主導しているのに平然と第3者委員会のせいにしている

【住民B】そうですか、それにしては随分…

【市長】それとボクは個人的には、他の会場、あのう、地区でも申し上げたんですけども、内心、あの校舎をあの、そのまま使えないもんかなあと、内心思っている。内心は。

【住民B】誰もそう思いますけどね。

【市長】内心は。それで社会教育の拠点、教室があるわけですよ。各種いろんなグループや団体に使って頂いて、それで、生涯社会教育の拠点にできないものか、って、内心思っているんです個人的には…。

【住民B】ええ。

【市長】ただ、公の施設ですから、ね? 耐震が低いわけです。個人的にはそう思ってても、公の立場で、大丈夫だ、要は、小川さんが言うように「大丈夫だよ」ということは、言えないわけなんです。万が一という時には、岡田が辞職したくれぇじゃこっちは話がおっつきませんから。←校舎と言えば耐震不足というなら、なぜ長期間生徒を受け入れてきたのか

【住民B】耐震のほうはきちんと診断して、安いコストで補強すりゃあいいんですよ。

【市長】ですから、そういうことも含めて、協議して頂いて、それが答申として、県で、そこで止まってんです。

【住民B】そうですか。まあ、私としてはですね、お金がない安中市だから、なにも県の土地をね、そんな急いで買う必要もないですよね。数億円もかけてね。だから、なぜそんなに急ぐのかなあ、と思って見ているんですけども。パブコメは、8月のころに、あっという間にやっちゃって、私も出す暇ありませんでしたけどね。えらい急いでいるな、と思っているんですけども、実際にはまだ動いていないんですね?

【市長】まだ動いていない。

【住民B】ああそうですか、わかりました。

【市長】それが、一人歩きしているんです。

【住民B】一人歩きって言ったって。あのう、広報には出てるし、ホームページには出てるし、ね。特例債を使うって言ってるじゃないですか?

【市長】答申が出たからそれは答申ですから。載せるんは、先ほどから言っている情報公開を徹底してやることが、先ほど言ったでしょ? 金庫を半開きじゃなくて、全部開いて、皆さん見てくださいと、こういう考え方に立っていると。

【住民B】まあ、答申の諮問委員会だか、第三者委員会だかその人選についてもその課程は全く見えてこないですよね。メンバーの方は知ってますよ。リストは見ましたけどね。まあ、もっと情報公開で、バンバン、ホームページに載せたり、その、どうして、こういう方を選んだという、その過程も示したほうがいいんじゃないですか?

【市長】いや、そういうのはちょっと…。

【住民B】ホームページなら、ただみたいなもんですから。個人情報(だから出さないの)?

【市長】人選はですね、そのう、選び方というのは非常に難しいわけですよ。

【住民B】市政モニターとかいろいろあるじゃないですか。なにも、…。

【市長】市政モニターは募集しています。

【住民B】だからそういう人を、むしろ市民の中から、ランダムにね、選んだほうがいいと思いますよ。今のままだと市の関係者だとか、OBばかりじゃないですか?

【市長】あのう、考え方も、それもひとつの考え方ですから。

【住民B】岡田市長の標榜する開かれた市政にね、なってませんよ。

【市長】うーん、まあ、小川さんに…

【住民B】透明性のこととか、いろいろおっしゃってますけど、公明、公正、透明性っておっしゃったでしょ?

【市長】もう、それ無くして、そのう、市民の皆さんの、不安感の解消は無いと思います。

【住民B】はあ、なるほど。はい。ではとりあえず、他の方。また、あとで質問させていただきます。

3)碓氷病院改革について

【司会】では、次の方。

【住民C】いいですか? 碓氷病院の関係ですけど。群大で手術後、亡くなったっていうんでいろいろありましたけれども、あれも、手術した執刀者が、それが良かったか、悪かったかって、いろいろ言われますけども、病院というのは信頼が一番と思うんですよ。そして碓氷病院にもいろいろなんと言うか、聞いたり、理解しているが、ちょっと信用ができないという感じがするんです。と言いますのは、私は眩暈がして、一度、何年か前に碓氷病院へ行ったことがあります。で、診てもらったこともあるんですけど、今、診てもらっているのは、総合病院? 公立病院を狙っていますけども、先日そこへ行ってきましたけど、富岡の綜合病院。それはまあ病気だったんですけど、まあ大したこと無いということで、地域の病院に行きなさい、ということで、個人病院へ紹介状もらって行きました。しかし、今、そういうふうに考えた場合、どっちがいいかと考えた場合、信用の置けるほうへ行っちゃうんですよ。こちらに住んで、先生も言ったけども、「碓氷病院もあるでしょう」と。「いやあります」。いいとか悪いとか、ありますけど、そういう部分で、もうすこし充実して頂きたい、というか、何の先生でもきちんと置いて、信用できる先生を、しかりした先生を置いて頂きたい、と。なんかちっと、経営のほうも危ないという話もあるけど、そういうことを言いつつ、公立病院として安中にあるわけですから、充実して頂きたい、というお願いなんですよ。

【市長】あのう、碓氷病院問題につきましては、松井田町の、あの町の中に、あの、6地区ある、松井田地区ですけれども、その、お世話になった地区別懇談会の中で、あのドッキラしたんですけど。あのう、碓氷病院の医師の給料、2百万円もぶった切って、下げたんだっちゅうではないか、と、こういう話が町の皆さん、出席した皆さんから出たわけです。ドッキリはしましたね。それば事実なんだ。合併して、そのう、医師の給料をぶった切ったんです。分かり易く言うと。ちょっと言い難いですけど。あのう、行政職の、に合わしちゃった。そうれで、平成18年の4月の24日に役所に入ったんですけどね。一番先にしてきたんです。元の給料に戻してきた。そしたら、いや、そりゃあ議会の議決が入っちゃっていると、戻せねぇと。担当の。専門にしている担当課があるんです。ああそうかい。こーんなことをしては医師がいなくなっちゃう、一挙に5人止しちゃった。5人。それで、あのう、群大に行っても、碓氷病院とは言わないね。公立病院、碓氷病院と言わない。医師の給料が安いかんねえ。ぜーんぜん、大学、群大病院の大学教授に、取り付くとこが無い。そういう、なーんでもかんでも、みんな、切りゃあいいっちゅうもんじゃねえ。何故か? 普通の4年制大学は4年で、社会に出られますよね? 医師は6年んでしょう?その上研修に、最低2年でしょ? 大学の倍やって、行政職、一般行政職並みにすりゃあ、たいげい怒って他の病院に行っちゃいますよ。それで、あの手この手で研究して、また戻したんですよ。戻してそれで、医師に当たったんだけど、はぁ、既に遅しだ。はぁ、他の病院に決めちゃった。人、土地、融資を受けて開業を踏み切って決断したんです。この二つに分かれちゃった。いかに、経営って言うものの、知らねえかっちゅうことだ。人を見て、動くようなことがなけりゃダメなわけですよ。それで、医師のですね。技術は変わりゃあしないんですよ。何故変わらないか? 最先端の医療機器が入っているわけですよ。昔みてえに聴診器で判断するわけじゃあないですから。で、そういうふうに心の無い、医師の対応をしてますから。従って、サラリーマン化していきますよね? サラリーマン。はぁ。ですから、医師に対して、患者さんとの心の触れ合いがない。医師だって、今までの丘陵から200万円も下げられりゃあ、およそ、奥さん痛かったらまた来ないのぉ、という口はきけなくならぁのぅ。そこいらの経営観念が全く無いです。ええ。では、それで、念に一度、碓氷病院の経営協議会ってぇのが開かれるんです。そこで全部乗せて、今後は引き上げたんです。自分は開業をしたと思って、患者さんに対応してもらわなきゃあ、困ります。自分が開業したと思って。それがサラリーマン、と思うから、患者さんに対して、心が伴わない。まあ、時間がかかりますけど、まあ岡田で無けりゃあできないでしょうね、碓氷病院改革。

【住民C】医者と患者って言うのは信頼関係だと思うんですよ。そうじゃないとね、じゃあどこへいくか。自分の場合は、はっきりいうと、■■■がおかしいから、行ける所へ行ってしまうんですよ。そういうね、信頼関係、これでこういうふうになるんだら、常に行ける。そういうふうにして頂きたい

【市長】もう、医者にも厳しく、今申し上げたように、自分が開業したと思ってやってくれ。2年いないんですよ、サラリーマン医師じゃあ困るわけですよ。こう言っているんですよ。はい。←毎年、定年直前のやる気いまいち職員を事務長として、碓氷病院に送りこんできたのはいったい誰?

【住民C】ちょっと先生もいないという話だ。眼科がいないという話だ。

【市長】一番大切な患者さんが多い整形が、みんな辞めちゃった。ですからね。何でもかんでもぶった切りゃあいいってもんじゃあ、ねぇんですよ。そういう行政じゃあ困るわけですよ。うーん。それで今、死力を尽くして院長以下、医師に当たっています。そしてこう言っている。あの、企業会計ですから。独立の運営ですから。そこで、医師の先生方、看護士の皆さん、それから検査部、この方々は、利益を出していただければ、収支をゼロで結構ですから。こう言ってんです。あのうー。香川県の坂…ささ、さかで・・病院ってのがあります。坂出病院で、あのう坂出(さかいで)。人口は安中市よか少なく5万人くらい、23億円の赤字があった。院長が改革して、4年で黒字に転換したんだ。じゃそれ、どうにしたかというか。もう、本当ほんとうに、この病院に来れば安心と、安らぎを感じると。こういう病院に、雰囲気に変えなきゃダメです。難しいことじゃねえ。それを誰がやるかと。いやあそうやったものをみなぶった切っていたんじゃあね、こりゃあだめなんですよ。はあん。必ず碓氷病院を、この離れた患者さんがまたこうに、坂井市民病院のようにしなけりゃなんねえ。そういぅんです。あの、もう8時には役所に行って、碓氷病院のみんなに電話で指示して、やってます。5時半までいます。それで、みんな指示を出して、先ほど申し上げた一旦染み付いた体臭を変えるっていうのは並大抵の事ではない。ダメにするには簡単。ぶった切りゃあいい。じゃあそれをダメになったものをもう一度心を蘇らすってぇのはそんな簡単じゃあない。心の問題。

4)岩野谷地区サンパイ計画について

【司会】そしたら、また違うご意見等を…。

【住民D】大谷の■■って言いますけど、まあ、大谷では先輩がいっぱい居てあれですけど、区長さんがやったあの…「やった」という言い方は無いんですが、サンパイの件でいろいろお世話をして頂いているようなんですけど、今、サイボウというサンパイの処理場があって、まあ、あれはあれで一般廃棄物の最終処分場ですから、ただ多少はどうしても足らないんでしょうがないかなと思うんですけども、いま大谷の一番上に2箇所くらい、また北向き観音の辺にあるとか、いろいろ聞くんですけど。この間、心配で、県の産業廃棄物何とかという所に行ったんですけども、区長さんとかいろいろ来ましたよ、という話を聞いたんですけど。まあこの間、安中市とすれば。ま、反対を、意見書を求めると反対になってます、ということで、市長の指示で安中市は反対だよ、というふうに聞いているんですけども、その辺で、今、いろいろあれを事前協議やる中で、合意を形成する段取りにはもうなっていて、ある程度、それは合意形成が、ある程度終わっている段階、らしいんですね。で、市に意見書を求めて、市の意見がなければというところでおいているらしいんですけど。私の知っている人の中では、合意に必要な部分の所が、まだ、何の話も聞いていないという人もいらっしゃるようだし。それを県にも言ったんですけど、県とすると、県はそんなに地元のことはよく判らないので、地元の人が必要な所の範囲内を調べて出して欲しいとか、私もそんなに仕事があるから暇じゃないんで、あのう、大体あそこは誰の畑だとかっていうのは、そういうことは聞いていますけど、そういう所に説明がないとか、後は水利権の問題とかで、水利権者に説明がないとか、っていう話だと思うんですが、その辺が、開発業者さんの、これについては、誰それの書類をもらってるとか、事前協議の合意書をもらうのが、今になって、一昨年の9月か10月と県の人に聞いたんですけども、それ以後に、合意をしたということであれば、多少はその内容をお分かりになるのであれば、多少合意したかも、よく分からないんですが、それより以前の所で皆ハンコを付いていると聞くんですね。私は大谷の中でも、昔、今の開発業者と似たような名前の人が開発する、とか、という話の中で「ハンコを押しているから、次にもその時にハンコ屋にハンコをもらったのだから私に押してくれ」というので、「それは場所が違うのだからその説明のしかたは違うでしょ」という話をしたが、そういうなかで何時ハンコを押したのか分からないものを、合意書というふうに県に上がっているらしい。今の開発するすぐ場所の隣に一軒、その半径のエリア内に住んでいる人がいて、その人も合意書が県には上がっていたらしいんですね、ただその息子さん、お父さんが亡くなったので、息子さんが、「私は反対です」というのを県に直接、葉書かなんかで出していたらしいですね。県も「あれぇ」とその人の名前で合意書が出ているし、本人の名前で反対の葉書が行ったんで、本人に直接、問い合わせをしたらしいんですね。そしたらまあ、本人は当然「反対だぁ」と電話で答えたら、「ではなんで反対ではない、合意の承諾書みたいのが上にあがっているんだろうか」と聞いたら、お母さんが「何かの会議のときにハンコをおしてもらってきた」ということで、開発業者さんも、そういうので、お母さんがもらったのと、息子さん後継者、今世帯主ですけど、その人が反対というのが両方上がってしまった。そういうズレもあるらしいので、その辺少し、安中市としても、まあ、あの、反対は反対だというのは、私なんかも嬉しいと思うんですが、その辺をよく整理というか、地元のほうの意見も。地元には出前口座という、随分いろいろな話をして頂いている。総務課のほうの人ですよね、して頂いているようなので、それはそれで、ありがたいんですが、地元にその合意書はあるのか、これはあるんか、という事をよく調査してもらいたいんですよね。

【市長】あのですね、安中市行政が全くシッチャカメッチャカな行政を今までやってきた。分かり易く言うと。それはなぜかというと、事前協議をして、事前協議が終了すると、県の運用規定ってえのがある。法律でもなんでもない。この運用規定の20…3条かな? あるんですよ。その地元、市町村と、協定もしくは確約書の写しを提出しなさい、とね。そりゃあ法律でも何でも無いんですよ。それに基づいて、あのサイボウ環境が、市が動いたんです。動く必要は無いんです。県が許認可権限を持ってんですから。市がそんなところにですね。協定を結ぶこと自体が、履き違っているんです。行政が。滅茶苦茶行政なんです。そこをきちっとボクが言ってるんです。あの反対の意見書なんてえのは、そんなことは大したことじゃないんです。問題はその協定書、なに、業者と確約書の写しを添付しているんです。これが滅茶苦茶行政なんです。誰も、そこのところを指摘しないんですよ。分かんねえで。そんな人がですね、それで反対だぁ、反対だぁっていろんな言ってるようですけどね。もっと筋道立って、市民の皆さんに、キチーッと行政がこういやるべきで、こう現在があるんだ、こういう説明ができなきゃダメなんですよ。それで、その協定は一切結びません。県が、県民を守るのは県でしょう? 県が結べばいいじゃないですか。何ぁーんで安中市が結ぶんですか? ボクぁ、こう言っている。そんなことは、絶対結ばせちゃあならない。こう言って、もう一切安中市はこういうものには、法律をキチーッと吟味して…←住民の切実な質問や提案に対して、正面から答えられない、よほどの事情があるらしい

【住民D】たしかにあのう…

【市長】それで、あそこにできます、ここにできます、そんな惹起するようなことを、めた言ったり書いたりして、そーんなのはナンセンスですよ。まったくそれは騒がせ。

【住民】地元の私なんかは、数年前は業者がよく来ていろいろ話は、「何とか反対しねえで賛成して下さいよ」と、話は聞いていたが。ただ最近は来ないので、どこまでどうなっているのかなあというのが分からなくって。結局何も分からないから、だから先ほど言ったように、県に行ったらそういうので、ある程度事前協議が終わるとこですよ、というような話なので、それについてはなんというか、県も全然地元のことは関係ない。私なんかが心配しているだけで、安中市もいちおう協定結ばないという話だったのでいいと思うんですけども。地元でその事前協議に、まあ、法律じゃないけれど、事前協議の要綱があって、それについて、こう段階を追っている、と思うんですよね。で、開発業者も要綱があるから、それに従うものは全部やっていくという中で、開発業者が、これで全部合意書が取れましたよ、と県に出しているだけで、県もそれが全部なのか分かっていない。で、なんで、それが分からないで、開発業者のいいなりで、終わったという話になるのですか?って言ったら、県は全然分からないし、安中市に問い合わせても、それは今、反対の意見書が出ているんで、あまり動いてくれないから、県に、「じゃなくて、開発業者の言いなりでおわったということでやっているんですか?」と。私なんか、地元で聞くと何人かが、全部が反対、全部が賛成ということでもないわけなので、あまり地元でワイワイ言うと、ダメだよという先輩もいますので、あまり言いたくは無いですけど。

【市長】あのう、ひとつになっていても、安中市が協定を結びませんから、また確約書も調印しませんから。現状の今まのサイボウ環境がしたような執行じゃあできません。ご安心ください。そーれで、その、あそこにできる、こっちにもできる、そっちもできるなんて、それで地域の皆さんはつったって、心配かけてそーんなですね、ことをやっていたんだら全くナンセンスですよ、もっと安中市は、そういう協定各役所は結ばねぇんだからご安心くださいと、こうゆってですね、ちゃんとした説明するのが代表者じゃないでしょうか?

【住民D】で、県が最後に言ったのは、「開発業者に直接反対だ、とか、賛成だ、と話しに行ってくれ」というので、「バカか!」と突き返したんですけど、そのような県なので、なんというか、地元の本当に住んでいる人を考えているのじゃなくて、意見があって、説明が分からないのであれば、開発業者に言って下さいという話もあったので、それは無いんじゃないかと、帰ってきたんですけどね。

【市長】ですから本当の行政の真髄をわかってない。分かってない人が、あすこにできますよ、こっちにできますよ、こっちも予定もありますよ、と、そんなっつったって、それを皆さんにばらまいて、そういうんじゃね、何のために税金を使って、しかも補正しているんか、ということなんです。あのう、他の、所でもあるんですけども、あのー、10万、約11万平方メートル、そこの、あのう、開発、そういった開発をしたいと言って来てるんです。そこは、ベントナイト採って、もう平らで待ってえらで、約11万平米。ちょっと切れるんです。それで、そこへも、ベントナイト彫り終わったのが、へいせい16ねんなんです。それでほかの、たとえば、野菜屑、食品算さですね。それから、下水道の汚泥ですね。そういうのを持ってきて対比か、造るという。これは全国展開している企業なんです、そーれで、来てるんです。一切、協定なり確約書は結びませんよと。県の許可でしょう? 県民を守るは県の責務でしょ? 安中市が、なーぜ県のタマ除けに、盾にならなくちゃならないんですか? はっきり言ってやった。みーんな市町村が盾にさせられているんですから。そーんな行政をですね。皆さんは、白紙委任しているんですよ。

【住民D】そうしたら、みんな(タマに)当たっちゃいますよね?

【市長】そう、そこの所を、しっかりとですね。皆さん、選挙のたび、いろいろ選挙があるけども、ルソーはこう言っている。フランスの哲学者のルソー。「市民が自由なのは、議員が解散になって、次の、決まる、選挙で、投票で決まる、その間だけが、自由で、議員が決まった途端に奴隷同然に帰してしまう」と、こう言っているんです。ルソーはこう言ってるんです。ええ。あそこにもサンパイができそうですよ。ここにもできる。ここも予定があります。そうやって惹起して、そうでなくって法律はこうなんだけど、安中市はこうやっていますよ。協定書をなーぜ安中市が結ばなくちゃならねぇんのか。私が結ばさせませんから。こういうですね、行政が分かる。だからそう言わなくちゃならない。分からないから、あそこでも、ここでも予定がありますよ、と、言ったって、それで皆さんを悩ましている。はい。

【住民E】そうすれば今あれかね。今話をした、このまんまでいけば大谷に。今二箇所(サンパイ場計画)があるんだけど、大谷っつーか、岩野谷にね。あと3箇所できるっていう話がこのままで行けば、できるんだ、という話になっているんだいね。今ね。今んところ。

【市長】だからそれは、行政を…

【住民E】反対しなけりゃ…

【市長】それは行政を全く知らねぇ人の言い方で、惹起しているだけ。

【住民E】はぁ、やはり悪い水が岩井川に流れるという、この辺の人がそういう話を出しているんだけぇれども。

【市長】だから、それは、全く行政を知らねぇ人の話だよ。そーんなことを言ってですね。心配かけるなってぇのはこれは問題ですよ。ええ。

【住民A】いいですか? 関連のことなんだけど、先日新聞に群馬版に、高崎市のことが出ていましたよね? 吉井の件が。あれが地元の了解が得られないので高崎市としては、意見書の提出はしません、というのが出ていましたが、安中市に対してはそういうのが来てますか?

【市長】来てます。来たって、今申し上げた理由を付けて、安中市は提出しません。はっきり言っています。

【住民A】そうすると、現在で行くと、このまま行くと、あと3箇所のサンパイについてはできないということで、そういう理解していいわけですね?

【市長】県が、先ほど申し上げた…

【住民A】県がね。

【市長】県が協定な確約書を結べば別ですよ。

【住民A】県のほうでね?

【市長】ええ、安中市は結びません。

【住民A】反対は反対で、声を上げればいいんだよね?。

【市長】反対とですね。協定書を結ぶ、ということは雲泥の差なんです。反対なんかいくらしたって、こりゃあダメなんです。法律に則って、進めて行きゃあダメなんです。ですから協定書、確約書。このどっちかを県は安中市と業者と結びなさい、と言って来ているわけです。なぜ安中市がそんな盾にならなくちゃあいけないのか? 県民のことは県でしょう? 県が判断するのは当然じゃないですか。こう言っている。だから県は今、困っている。これが、市町村行政の、精神なんです。その行政の根幹が分からねぇで、めーた、そこにあそこに予定がある、ここにも予定が、と。そういった事を言っているのでは、皆さん、これは全く恥しい話です。

>>その2に続く
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