市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

早くも住民監査請求を却下した市監査委員事務局!・・・安中市観光協会を巡る第2のタゴ事件の様相

2011-04-26 23:35:00 | オンブズマン活動
■岡田市長と夫人同士が懇意だとして、安中市観光協会の岡田義弘会長(=安中市長)が、同協会の事務局長に、JR四国国労高知地本委員長をやっていた高知県出身の濱口徹夫氏を平成18年6月に任命しました。

 最初の1、2年は、右も左も分からなかった元国労の濱口局長でしたが、岡田市長の権威を傘に、次第に勝手な振る舞いをやり始めました。その結果、それまでは堅実に運営されていた磯部簗と観光協会の収支決算が狂いはじめ出しました。

さっそく届いた市監査委員事務局からの配達証明付き請求却下通知の入った封筒。
 昭和50年代前半には、1万人を越える客が押し寄せ、3500万円以上を売り上げた磯部簗ですが、今では、客数も5千人そこそこで、売上げ1500万円程度となりました。しかし、元国労地本委員長が就任する前までは、台風で流出した簗の建物の再建のために銀行から借り入れた資金を毎年200万円以上ずつ分割返済してもなお、繰越金を毎年維持していました。

 ところが、平成18年度から、次第に繰越金がなくなり、平成20年度からは、毎年100万円を遥かに超える赤字を垂れ流すようになりました。この赤字の補填金は安中市観光協会から繰り入れられており、その穴埋めと、観光協会自身の経費の水ぶくれにより、平成20年からは毎年、安中市が観光協会に対して1500万円以上の公金を補助金や委託料名義の人件費として支出しています。

■一方、磯部簗を運営する安中市観光協会は、平成19年度までは、補助金として毎年785万円(内訳:観光協会補助金650万円、広告宣伝事業補助金135万円)及び磯部温泉会館管理委託料として毎年271万2千円、合計1056万2000円を支出していました。

 しかし、濱口局長が就任後2年を経過した平成20年度から様子がおかしくなりはじめました。

 平成20年度の予算書をもとに、当初、安中市は補助金として前年度より30万円増額の815万円(内訳:観光協会補助金650万円、広告宣伝事業補助金165万円)の支出を平成20年5月に決めていたのに、同年12月に、磯部簗の赤字補填に必要だとして、185万円を追加として、合計1000万円の補助金額に変更したのでした。

 これに味をしめた濱口局長は、平成21年度についても同様に、当初、補助金として前年度と同じ815万円(内訳:観光協会補助金650万円、広告宣伝事業補助金165万円)の支出を平成20年5月に決めていたのに、同年12月に、磯部簗の赤字補填に必要だとして、122万6千円を追加として、合計937万6000万円の補助金額に変更したのでした。

 平成21年度は、これだけにとどまりませんでした。岡田市長に対して安中市職員が誰も文句を言えない状況を察知した事務局長は、委託料として支出されている自分の給料の増額を画策して、それまで温泉会館管理委託料として毎年271万2千円だった安中市からの公金支出に加え、臨時職員業務委託料として231万6568円を安中市に追加支出させたのです。

 こうして、平成19年度までは安中市から観光協会への補助金と委託料の支出合計は1056万2000円だったのに、平成21年度は1440万4568円に膨らみました。

■当会は、磯部簗の赤字は、支配人である観光協会の濱口事務局長のズサンな運営が主原因であり、さらに、本体の観光協会自身の収支決算も、同局長による公私混同が原因だとして、補助金の支出に関する事実証明書として、次の証拠を添付して平成23年4月6日に住民監査請求を安中市監査委員に提出しました。
(1)平成22年4月7日付起案用紙「安中市観光協会補助金等確定について」
(2)補助金等確定通知書(案)
(3)補助事業実績報告書
(4)補助事業等成績書
(5)補助事業等決算書
(6)平成21年度安中市観光協会歳入歳出決算書

 ところが、安中市監査委員事務局は、平成23年4月12日付けで「請求人が主張する、安中市観光協会の違法・不当な事実を証する書面があったら4月18日までに提出」するように、請求人である当会に対して通知してきたのでした。

 既に上記の事実証明書を提出していた当会は、「ん?安中市監査委員事務局はなぜ、提出した証拠を無視するのだろうか?」と疑問に思い、たまたま、濱口事務局長が、出身県である高知の地方新聞に、業務中に記事を投稿していた証拠を示す書類が手元にあったので、それを追加提出するとともに、「なぜ、収支報告のおかしな点について注目しようとしないのか?」など疑問点を確認するために質問事項を付記した書面を、4月18日に監査委員事務局に提出していました。

■それから1週間、市役所内でなにやら不穏な動きがあり、監査委員事務局の意向を受けたのかどうか定かではありませんが、観光協会の理事らによる秘密会議が開かれた様子もうかがえました。

 そして、その結果、本日4月26日、配達証明付で安中市監査委員事務局から、次の内容の却下通知と、質問への回答がありました。なお、監査委員事務局からの回答書では、当会の質問内容が省略されているので、分かりやすいように、青字で質問内容を付記しました。

**********
                        安監発第 2677号
                        平成23年4月25日
請求人 小 川  賢  様
                 安中市監査委員 安 藤 忠 善
                 安中市監査委員 中 里  稔
          安中市職員措置請求書について(通知)
 平成23年4月6日付けで提出されました、地方自治法第242条第1項の規定による請求につきまして、下記のとおり通知します。
             記
1 この住民監査請求を却下する。
2 理由
 請求人は本件請求において、安中市が安中市観光協会に対し委託料及び補助金を支出するのは違法・不当であるとレその根拠として、安中本観光協会がずさんな経理処理と経費の公私混同を行っていると主張しているが、本件請求書にはその主張を裏付ける事実証明書が付いていない。その主張が真実かどうかは別として、またどのような形式にしろ、請求人の主張を具体的に指摘してある書面が添付されていなければ、地方自治法第242条第1項の要件を満たしているとは認められない。

**********
                        安監発第 2678号
                        平成23年4月25日
詰求人 小 川  賢  様
                 安中市監査委員 安 藤 忠 善
                 安中市監査委員 中 里   稔
        安中市職員措置請求書について(回答)
 平成23年4月18日付けの安中市職員措置請求書に問する質問事項につきまして、下記のとおり回答します。
                 記
質問(1)貴状で「請求人が主張する、安中市観光協会の違法・不当な事実を証する書面」について、現時点では、いまのところ、平成23年4月6日付け弊監査請求書に添付した「事実を証する書面」のほかに、平成22年9月2日に、安中市情報公開条例に基づき平成22年9月2日に開示された「18年度から21年度の過去5年間の安中市から安中市観光協会への補助金等の支出に関する情報」及び「平成18年度から21年度の安中市観光協会の理事会・総会提出資料の写し」が手元にあります。今回、平成21年度の決算に関わる資料をもとに住民監査請求書を提出しました。安中市観光協会の違法・不当な事実を証する書面としては、これらの開示資料の内容について通常の注意を特って払えば、誰もが必然的に報告書の内容がおかしいことに気付くはずであり、同協会の不正の実態が認識できると思われます。今回、貴局はなぜ早い段階での、違法不当を証する書面の提出を求めているのでしょうか。その理由や背景についてご教示願います。
回答 却下通知のとおりです。
質問(2)貴状に同封されていた[参考]と手書きで記載された地方自治法242条のコピーに、「これらを証する書面を添え」と緑色でマーキングされていますが、この趣旨がよくわかりません。今回は、違法不当な補助金および委託料が支出されていることから、不当な公金の支出をあらわしている書面を、上記(1)で述べたとおり、表記の措置請求書に添付しました。今回、あらためて、「安中市観光協会の違法・不当な事実を証する書面」を、本日までに提出しなければならない理由は何でしょうか。
回答 (1)と同じです。また書面を所持しているなら5日6日あれば提出できると判断したからです。
質問(3)請求人は、地方自治法第242条第6項に定める「請求人に証拠の提出及び陳述の機会を与えなければならない」とする条項にもとづき、平成23年5月9日(月)までに、「安中市観光協会の違法・不当な事実を証する書面」の情報収集をできる限り実施して、安中市監査委員の監査支援のために、より詳しい情報の提供に努めたいと考えています。したがって、現状では、ごくごく限られた情報だけしか、提出できません。今回の貴局からの「違法、不当な事実を証する書面」の追加提出の要請は、地方自治法第242条第1項に定めるものなのか、それとも、同条第6項に基づくものなのでしょうか。ご教示ください。
回答 地方自浪浪第242条第1項に定めるものです。
質問(4)取り急ぎ、同協会の関係者が同協会の施設・設備を使用して業務外の行為をしている状況を示す情報を提出しますが、今後、さらにいろいろな情報を提出させていただくことは可能でしょうか。
回答 平成23年4月6日付けの住民監査請求については、本日付けで却下通知を発したので不可能です。                                  以上

**********

■今回の却下通知には、教示の記載がありませんが、こうして、当会は、本件について晴れて住民訴訟を提起する資格を得ることができました。

 もともと、役所内の監査権限を有する監査委員でなければ、違法・不当な経理の不正状態を詳しく調査することはできません。今回の安中市観光協会と磯部簗の収支予算決算をみれば外形的にも明らかにヘンな経理処理がうかがえます。

 これまでの住民監査請求では、まがりなりにも、関係部署からヒヤリングをして、格好だけでも調査をしていました。ところが今回は、おそらく監査委員事務局が、監査委員にもまともに相談せず、しかも、当会からの追加証拠の提出や陳述の機会も与えずに、勝手に当会からの住民監査請求を「門前払い」したものとみられます。

■それにしても、安中市監査委員事務局の、この異常な一連の性急な対応は一体何を意味しているのでしょうか。

 おそらく、いくら濱口局長の傍若無人ぶりが分かっていても、「門前払い」して、一切、この住民監査請求事案にはタッチしないほうが、岡田市長の機嫌を損なわずに済むし、左遷されずに済むと判断した可能性があります。

 これほどまでに、岡田市長の意向(威光?)が浸透しているとなると、ますます、市長と特定の人物との癒着、そして、それに対して意見具申のできない市役所内部の異常な雰囲気の醸成がひどくなり、第二のタゴ事件として、お膳立てが整うことになりかねません。住民の知恵を絞って、慎重、かつ迅速に対応し、第二のタゴ事件の温床を早急に除去したいと思います。

【ひらく会情報部・なんでも鑑定団「タゴのお宝」タスクフォース/観光協会内偵班】

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安中市の民度を占う市会議員選挙・・・いよいよ明日は投票日

2011-04-23 23:23:00 | 政治とカネ
■市議会の一般質問で、4年間に一度も質問をしなかった議員の数が、県内12市のうちで最も多い安中市の汚名挽回なるか。いよいよ安中市議会議員選挙の投開票が明日行われ、28名の候補者の中から24名の市議が決まります。

 今回は初めて選挙公報が配布され、各候補者の「公約」やら「抱負」などが書かれておりました。こうした「公約」や「抱負」などは、当選後は得てして忘れ去られてしまうものです。しかし、今後4年間の議員活動の検証のためにも、これまた選挙後に廃棄されてしまう各候補者の選挙ポスターとともに、きちんと記録をしておく必要があります。届け出順に各候補者のデータを列挙します。



<横山登候補>73歳 旅館業 無現② 一般質問回数0回(新政会)

横山登
住みよい街から住みたいまちへ
安心安全な街づくりの推進
温泉をいかした観光開発
防犯灯の増設で安全な街づくり
お年寄りや障害のある人にやさしい街づくり
誰もが安心してくらせる福祉のまちづくり
プロフィール
・1937年10月20日生
・前橋高、駒大中退、東京医専卒
・磯小PTA会長、安中市PTA連合会長
・区長民生、児童委員
・農業委員
・介護保険あんなか市民の会会長
・碓氷安中ライオンズクラブ会長
・安中市議会議員四期副議長
・現在接骨、旅館業

<柳沢健一候補>67歳 会社役員 無現② 一般質問回数0回(創政会)

柳沢けんいち(無所属)
市民の身近な相談役
『柳沢けんいち重点政策』
○企業を誘致し、雇用を確保
○災害に強い安全安心な街づくり
○少子高齢に適応する教育・福祉
○公立碓氷病院の改革
【ごあいさつ】
大災害におきまして被災された皆様方にお見舞いを申し上げ、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。
今まさに国難の時、お互いに力を結集し、あらゆる困難を乗り越える時と痛感しております。
私・柳沢けんいちは「次なる地域社会づくりに貢献するため」決意を新たに致しました。これまでの議員経験を活かし、皆様の声を真摯に受けとめ努力します。
ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
略 歴
 平成元年 安中市PTA連合会会長
 平成12年 碓氷安中ライオンズクラブ会長
 平成15年 安中市議会議長
 現・安中市議会議員

<山口覚候補>58歳 農業 共現② 一般質問回数14回(日本共産党安中市議団)

日本共産党 山口さとる
暮らし、営業を全力で応援し、元気な安中を目指します。
増田川ダムを中止し、福祉・防災のまちづくりを!
*家計をあたため、暮らしを守ります。
・国保、介護の負担を軽減。
・小中学校の給食費の無料化を目指します。
・保育園、幼稚園の保育料は第二子から無料に。
・特別養護老人ホームの増設。
*仕事をつくり、雇用をひろげます。
・住宅リフォーム助成制度を実施させます。
・小中学校の全教室にエアコンの設置。
・地元農業の振興。
*公立碓氷病院の改革を進めます。
*自然エネルギーを利用した施策の推進。
*増田川ダム建設計画からの完全撤退。
*安中南地区区画整理事業は白紙撤回に。
*市民の声が届く議会に。
【8年間】毎週、通行中の市民や、子どもたちに挨拶活動を続けました。
【これから】安心して暮らせるまちづくり、長生きを喜べるまちづくり、子どもたちを健全にはぐくむまちづくり、そんな安中をめざします。
現在・市民文教常任委員会所属・議会報編集委員
1952年生まれ。58歳
原市4区に在住し母・妻・長男と4人家族
連絡先 385-9000
災害に強いまちづくりを目指します!

<桜井ひろ江候補>57歳 元保育士補助 共現② 一般質問回数14回(日本共産党安中市議団)

日本共産党 桜井ひろ江
暮らし、営業を全力で応援し、元気な安中をめざします
増田川ダムを中止し、福祉・防災のまちづくりを!
*家計をあたため、暮らしを守ります。
・国保、介護の負担軽減を。
・小中学校の給食費の無料化をめざします。
・保育園、幼稚園の保育料は第二子から無料に。
・特別養護老人ホームの増設。
*仕事をつくり、雇用をひろげます。
・住宅リフォーム助成制度を実施させます。
・小中学校の全教室にエアコンの設置。
・地元農業の振興。
*公立碓氷病院の改革を進めます。
*防災のまちづくり、耐震化推進。
・自然エネルギーを利用した施策の推進。
*増田川ダム建設計画からの完全撤退。
*安中南地区区画整理事業は白紙撤回に。
*市民の声が届く議会に。
 「弱い立場の人にこそ政治の光を」の思いで医療や介護、子育て支援などまごの改善・充実、市民の要求実現等に取り組んできました。
市民が主人公の市政をめざし、引き続き全力をつくします。
◇1953年6月生まれ
◇安中市安中954-1
◇現在、市議会福祉民生常任委員会委員、市社会福祉協議会評議員

<柳沢浩之候補>50歳 JR東日本運転士 無新(新人)

柳沢ひろゆき
安心して:暮らせる地域社会の実現をめざして:
私の決意
●医療・介護・福祉の充実
 公立碓氷病院の抜本的改革
 特別養護老人ホームの充実
 介護サービスの充実など
●子育て・教育の充実
 教育と子育ての環境整備
 文化・スポーツの振興など
●地域住民の総合交通政策を実現
 信越線の活性化・各駅周辺の整備
 地域交通の充実など
●観光資源を活かした街づくり
●農林業の支援・活性化

<伊藤清候補>57歳 建設会社役員 無現② 一般質問回数0回

伊藤きよし
今、だからこそ必要としている!
 私が最初に立候補した時、地元の大先輩が議員を志すのなら“信念を持ってやれ”この言葉を信条としてきました。これからも信念を持ち続け、今だからこそ経験を活かし、安中市政発展のため全力で頑張ってまいります。
 現在活動している各種団体
 *安中市消防団二分団分団長
 *安中市体育協会原市支部長
 *安中法人会常任理事etc

<奥原賢一候補>60歳 農業 無現② 一般質問回数1回(新政会)

奥原けんいち
豊かな自然と暮らしを守る
◆子どもからお年寄りまで暮らしやすい街づくり
 ◆学校教育施設の充実
 ◆碓氷病院に産科小児科を
 ◆老人介護施設の充実
 ◆ スポーツ施設の充実
◆災害に強い街づくり
 ◆耐震診断の補助拡充
 ◆消防施設の充実
略 歴
 ○蚕糸高等学校卒業
 ○安中市農業委員二期
 ○安中市議会議員二期
    議会運営委員長

<田中伸一候補>63歳 農業 無現② 一般質問回数0回(安政の会)

田中しんいち
“田中しんいちの政策アピール”
一、住環境の整備と地域振興
二、少子高齢社会対策と社会福祉の向上
三、教育の環境整備と生涯学習の推進
四、観光振興による地域の活性化
五、農林業の環境整備と振興
六、行財政改革の推進
 私は、十一年間の貴い経験を生かし、夢と希望のある市政をめざし、六項目について政策を進めてまいります。
 何卒、市民皆様の変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

<今井敏博候補>48歳 電器店社長 無現① 一般質問回数13回(安政の会)

今井としひろ
誰よりも安中 誰よりも行動 全力投球
みんなの意見を聞く 現場を見る
行政へ働きかけ行動する
一般質問に立ち行政をただす 市民のために全力投
◎スポーツ施設・グラウンド等の環境整備
◎教育福祉の充実(学力の向上・いじめのない学校・国民年金の方も安心して入所できる特老建設)
◎公立碓氷病院の体制強化(市民の生命を守るために)
◎少子高齢化対策の充実をはかる
一期四年の議員活動の中で十四回一般質問に立ち様々な分野において市政をただしてきました。あたたかいご支援御協力お願いいたします。
プロフィール
県立富岡高等学校卒
法政大学工学部卒
元安中市PTA連合会会長
市民文教常任委員会委員
安中市立第一中学校評議委員
安中市消防団第六分団副分団長
議会運営委員会副委員長
市民文教常任委員会委員

<小宮ふみ子候補>63歳 元保育士 無現② 一般質問回数14回(民主・社民クラブ)

無所属 小宮ふみ子
暮らしやすいまちづくりを目指します
少子化問題・環境問題・高齢化問題を基本政策として取り組んでいます。
当選以来欠かさす一般質問を行い、議会報告誌を発行しています。
市民の皆様の声を市政に届けることを信念として活動しています。
ご支援ありがとうございます。
皆様の声に支えられています。
あなたとわたしのキャッチボール
○ 子育て支援の充実
○ 相談窓口の拡充
○ 資源ごみ回収の強化
○ 不法投棄対策の充実
○ 市営墓地建設の推進
笑顔がいっぱいのまちにしましょう
小宮ふみ子プロフィール
 1947年12月13日生まれ
 東洋大学短期大学卒業
 安中市議会議員(2期・現職)
 議会だより編集委員会 委員長
 経済建設常任委員会 副委員長
 総務常任委員会 副委員長
 ガールスカウト群馬県第43団委員長
 安中市国際交流協会会員
 群馬県環境アドバイザー会員
 くらしの会会員  他

<中島徳造候補>64歳 不動産賃貸業 無現② 一般質問回数5回(新政会)

中島とくぞう
公共交通対策
 路線バス事業が毎年多額の赤字を出す一方、空白地帯への対応が遅れている。前もって登録した高齢者が、どこからでも気軽に利用できる乗合バスを導入し、病院・買い物・温泉などの利用を促進し高齢者と町が元気になるように努めます。
有害鳥獣対策
 防除と捕獲の両面で成果を上げているが、被害が減らない。わな猟免許の取得者を更に増やしたり、「対策協議会」を設け、官民一体となって対策を講じる一方、国などの補助事業を活用する方策を採ることに努めます。
安心して暮らせる明るいまちづくり
 街道・関所・鉄道を市発展のキーワードとし、周辺の観光資源を総動員して、板鼻から坂本まで東西に延びる市街地の活性化を図ります。そのためにまず、箱根と並び称された「碓氷関所跡」を国史跡にして、鉄道遺産との相乗効果で観光客を多数招くことで、横川までの鉄道の利便性を将来とも揺るぎないものにするよう努力します。
総合的に
 少子高齢化社会や社会的に弱い立場に置かれている人たちへの対応、地球温暖化対策、企業誘致と雇用の剔出、農業基盤整備、教育環境整備、光通信など高度情報通信サービスなどについて、市の取り組みをチェックし、変化する時代に即応できるよう適切な提案をしていきます。

<武者葉子候補>55歳 党県役員 公現① 一般質問回数12回(公明党)

公明党公認 武者ようこ
武者ようこは あなたの笑顔を守るため、奮闘します!!
目指します!
●安心・安全なまちづくりの推進を図ります
●教育環境・子育て支援の充実を図ります
●生きがいのある高齢者・障がい者福祉の充実を目指します
●若者雇用対策の促進を図ります
●太陽光発電などの省エネ対策の推進を図ります
あなたの声で元気な安中を!
武者ようこプロフィール
 昭和31年圭まれ55歳
 安中高校 高崎保育専門学校卒業

<上原和明候補>69歳 農業 無現② 一般質問回数0回(新政会)

上原かずあき
前向きな姿勢で膚に活力を!!
【基本政策】
○議会の資質の向上と、行政サービスの向上
○地域医療の充実と強化
○教育環境の充実と、文化の振興
○更に進む少子、高齢ヒ社会への対応と福祉の向上
○商工観光の活性化と、農林業の振興
○次世代へ託せるかけがえのない地球環境の保全
上記諸施策の推進に上原和明は、鋭意邁進してまいります。
上原和明は、人としてのモラルと資質の向上に努め、信頼される議会を目指します。責任ある行動に徹じ皆様のお声を市政に”をモットーに、常に前向きな姿勢で、安心・安全な安中市を目指し、誠実に取り組んで参ります。
皆様の温かいご指導とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

<島崎博一候補>61歳 元観光農園経営 無元①(元職)

しまざき博一
豊かな 自然環境を守り、地域に夢ある安中市政実現をめざします。
一 福祉サービスの向上
二 農工商 調和のある開発発展
三 人にやさしい環境づくり
四 心のこもった教育行政
五 市民の皆様のパイプ役
六 鉄道遺産群の世界遺産登録に全力を尽くします
以上の住みよい 安中市政つくりに頑張ります

<金井久男候補>60歳 農業 共現② 一般質問回数14回(日本共産党安中市議団)

日本共産党 金井久男
暮らし、営業を応援し元気な安中を目指します
増田川ダムを注視し、福祉・防災のまちづくりを!
*家計をあたため、暮らしを守ります。
*公立碓氷病院の改革を進めます。
*仕事をつくり、雇用をひろげます。
*自然エネルギー利用の施策を推進。
*増田川ダム建設計画からの完全撤退。
*市街地の活性化にカを入れます。
*公共交通の充実に努めます。
( 略 歴 )
1950年生まれ、県立蚕糸高校(現安中総合学園高校)卒業、アメリカで2年間渡米農業研修 松井田町農協職員組合委員長、九十九子ども会育成会長
1979年 松井田町議会議員当選、以来8期、合併のため安中市議会議員に
現在 議会総務常任委員長、安中市国際交流協会松井田支部長
住所:松井田町高梨子1313-1、
電話(393)0001
金井久男の活動記
http://kanaihisao.cocolog-nifty.com/
スジを通し住民の声を届けて32年

<佐藤貴雄候補>47歳 理容業 無新(新人)

さとう貴雄
みんなでがんばろう!
◆さとう貴雄が目指すこと◆
 ●子どもたち心室を守り、高齢者とその家族が安心して暮らせる『あんなか』を作ります。
 ●地域の絆を大切にしたまちづくりを推進します。
 ●憲法の精神を生かし、平和と主権在民の理念で行政に取り組みます。
◆プロフィール◆
 1964年1月 安中に生まれる
 1982年3月 新島学園高等学校卒業
 2001年   骨髄バンクを通して骨髄ドナー(非血縁者間の骨髄提供者)となる
 2004年   再び骨髄ドナーとなる
 2004年3月 ケア理容師資格取得
 2006年   あんなか祭り連合委員長
 2008年   谷津よこまち市場2008事務局長
         安中地区子ども会育成会連合会会長
 現   在   碓氷理容師会総務部長・広報部長
         安中第四区(谷津地区)評議員
         安中中央親交会事務局
         まちなか・まちづくり研究会事務局
 家   族   パッチワーク教室を主宰する妻
         中学2年生の長女
         小学2年生の次女
         やっと3歳の長男
 好きなもの   ジーンズ 自由 平和
 好きな言葉   「小春日和」
 趣   味   読書 献血
3月11日に発生した東日本大霞災の被害にあわれた皆さまに心からお見舞い申し上けますとともに、お亡くなりになられか方々に謹んで哀悼の意を表します。大切な人を奪われた方、大切な人と離ればなれになってしまった皆さまに、ここ安中の地でできること、しなければならないことを市民の皆さまと協力し、地域力と行政力を発揮したいと思っています。

<柳沢吉保候補>60歳 自営業 無現① 一般質問回数2回(新政会)

柳沢よしやす
維新せよ 今がその時 安中市
現場・問題を、見る
市民の意見を、聞く
安中市民の為に、働く
※子育て環境の充実
※農林水産業の発展
※教育の充実
※公立碓氷病院の充実
※福祉の充実
安全・安心・安定の街づくり!!

<大野貞義候補>71歳 党県幹事長 社現② 一般質問回数2回(民主・社民クラブ)

社会民主党公認   71歳
大野さだよし
生かそう!あなたの声を市政に
大野さだよしの主張
1、平和憲法の理念を市政に生かし、平和と人権が尊重されるまちづくりをめざします。
2、地方自治をさらに発展させ、地方分権の推進・強化をめざします。
3、市民福祉の向上と地域の活性化をめざします。
4、教育・文化のまちづくりをめざします。
5、市民との絆を大切に、勤労者・高齢者・社会的弱者等の立場に立ち、その実現をめざします。
大野さだよしのプロフィール
昭和14年10月1日八城で生まれ、県立松井田高校卒業、国鉄就職、JR東日本退職。現在/安中市議会議員、社民党県連合幹事長、群馬県平和運動センター事務局次長、鉄道退職者の会横川支部事務局長。

<斉藤盛久候補>61歳 鉄工業 無現② 一般質問回数4回(新政会)

無所属 斉藤もりひさ 61歳
市民の声を行政に
ごあいさつ
 私は皆様の暖かいご支援とご指導を賜り二期八年間の議員活動に取り組んでまいりました。これからも一人ひとりの市民が主人公の政治を目指すとともに皆様が生き生きと暮らせる住みよい街づくりに努めてまいりますのでご支援を心からお願い申しあげます。
※皆様のご意見・ご要望を市政に反映
※教育施設の整備促進・子どもの安全対策
※少子高齢化に対応した福祉対策の充実
※農林業や商工業の活性化・地域の平均的な発展
 経  歴
細野小PTA会長
松井田町議会議員
安中市松井田商工会理事
安中市社会福祉協議会理事
 市議会での主な役職
経済建設常任委員会委員長
予算・決算審査特別委員会各委員長
福祉民生常任委員会委員長

<吉岡登候補>54歳 元県信用組合職員 無新(新人)

吉岡のぼる
明るく元気なまちづくりを目指します
多くの観光施設を持ち自然豊かなこの安中市の充実した交通網を利用した街づくりを推進し市民生活の向上を目指します
市民の意見を市政に活かします!
○高齢者と子供を守る福祉の充実(交通手段の整備と施設の整備)
○観光施設を活かしたまちづくり
○教育、福祉施設の整備
○市民生活向上のための環境整備
略歴
 昭和三十一年八月一二日生 松井田町坂本 五十四歳
 昭和五十年 群馬県立松井田高校商業科卒業
 同年 碓氷信用組合入組(現 群馬県信用組合)
 平成十四年 群馬県立松井田高校PTA会長
 平成二十三年 群馬県信用組合退職
 現在 安中市立松井田西中学校教育振興会長
    群馬県立松井田高校同窓会副会長
    碓氷峠ホタルの里の会会長

<吉沢長八候補>65歳 元県職員 無元①(元職)

吉沢長八 無所属
吉沢長八の公約
「市民の声を市政に届け、信頼できるまちづくり」を推進します。
一「福祉と暮らし」
 特別養護老人ホームの新設、碓氷病院の改革、子育て支援、保育所の充実、買い物弱者対策、旧松井田町に巡回バス運行
二「教育」
 小中学校の早期耐震化推進、旧安中高校跡地の有効活用、道徳心を養う教育
三「活力ある安心の安中市」
 地元企業(農・工)の支援育成、企業誘致、めがね橋を中心とする世界遺産登録、創意と工夫で改革実行、環境(循環型社会)、危機管理体制の構築

<小林訂史候補>51歳 元清掃会社役員 無新(新人)

五つの行動
○地域に根ざし、市民の目での行動
○子供やお年寄りが安心して暮らせる街づくりの行動
○企業誘致・中小企業育成で雇用確保の行動
○地域医療体制充実の行動
○人間性を育くむ教育実現の行動

<上原富士雄候補>56歳 党副総支部長 公現② 一般質問回数12回(公明党)

公明党 上原ふじお 昭和30年2月2日生(56歳)
― ごあいさつ ―
 皆様方からの大きなご声援をいただき、議員として早12年、市民の皆様と一体となり、多くの行政課題に取り組んでまいりました。
 私達が住む街は、日本列島の中央に位置し自然豊かで本当に素晴らしい、誠に暮らし易い故郷です。また数ある伝統・文化・産業の一つに鉄道施設である碓氷峠の第三橋梁『めがね橋』は、世界遺産の絹産業遺産群に暫定登録され、表舞台を待つぱかりであります。
 これからも私、上原ふじおは挑みます。
 『一人の人を大切にする人間主義』の信念で
☆平和・新しい福祉・教育文化の推進
☆安心・安全で安定した活力ある街づくり
☆一人暮し高齢者・高齢者世帯のサポート
☆少子化対策、小・中学校の耐震化の推進
 他、全力で取り組み働いてまいります。
 皆様方のより一層のご指導ご支援を賜りますよう、宜しくお願い申しあげます。

<川崎文雄候補>69歳 元信越化学社員 無現② 一般質問回数14回(民主・社民クラブ)

川崎ふみお
☆市民本位の市政確立の為、皆様の『市民力』と、力を合わせて頑張ります。
 私は組織(組合)も団体も無く大変厳しい選挙戦を、闘っている、川崎ふみおです。
 五十一俵円事件の追及、新幹線駅前・安高跡地問題を始め、福祉・教育等で頑張ってまいりました。一般質問は十五年間で二〇〇項目に及び、又、議会報告も自費で六十三回発行しました。
 今後も真面目に議会活動に取り組みますので、皆様の御支援をお願い致します。
○安心な少子高齢化社会〈老健施設建設・子育て支援)
○行財政改革・議会改革〈定数削減)
○自然災害対策〈支援体制構築・耐震化補助〉
○碓氷病院の改革〈医師確保等〉
○教育の充実(エアコン設置等)
○勤労者対策(企業誘致等)
略歴
 磯部69歳・富高卒・信越化学勤務42年・組合では働く者の立場・組合推薦でなく、市民推薦で当選4期・経済建設委員長・副議長

<土屋弘候補>59歳 会社員 無現② 一般質問回数0回(無所属)

つちや弘
夢のある元気な安中市のために!
◎福祉・医療体制の充実
 ○幼児から高齢者、障害を持たれた方が安心して暮らせる設備と体制の強化を図ります。
 ○公立碓氷病院の充実、資質の向上を図ります。
◎教育文化の振興
 ○子供たちが夢と希望を持てる教育と生涯学習の推進を図ります。
 ○芸術・文化・スポーツに親しめる環境作りを推進します。
◎環境にやさしい街づくり
 ○ごみの削減とリサイクルの向上を推進します。
 ○自然を有効活用した水資源の確保と水質保全に努めます。
◎行財政改革
 ○徹底した経費の節減と合理的な行政運営を図ります。
 ○職員の適性配置による市民サービスの充実を図ります。

<吉岡完司候補>63歳 農業 無現① 一般質問回数5回(新政会)

吉岡もとじ
吉岡もとじの公約
住んで良かったと感じられる市政に!
一、合併後の検証をし、マイナス面について解消する努力をします。
ニ、雇用創出のため企業誘致を含めあらゆる努力をします。
三、公立碓氷病院の医療充実に向け努力をします。
四、国道十八号の渋滞緩和対策に取り組みます。
五、有害鳥獣対策の強化に努めます。
六、特別養護老人ホームの増設に努力をします。

<広瀬晃候補>58歳 元松井田町議 無現② 一般質問回数0回(安政の会)

広瀬あきら
憧みやすい安中市を目指します
○市民に身近な政治、わかりやすい政治を目指します。
○活力ある街づくりを推進
○豊かな心を育てる教育の推進
○少子高齢化に対応した地域づくりを目指します。
○松井田妙義IC周辺の整備、開発の推進

<高橋由信候補>54歳 電器店社員 無元① 一般質問回数7回(元職。市長選で途中辞職)

無所属 高橋よしのぶ
高橋よしのぶ
道路や建物をつくるのも政治。弱者にやさしい安中をつくるのも政治。
子供からお年寄りまでが安心して暮らせる安中をつくるのも政治。
そして、妥中の隻かな自然を未来へつなぎ活用するのも政治です。
だからこそ、どんな小さな声にも耳を傾け市政に反映していきます。
~ みんなの夢や思いを束ね ~
☆みんなでまちづくり
高橋よしのぶが取り組みたいこと(主なもの)
・災害に負けない街づくり
・学童クラブの充実
・より開かれた議会を目指す
・廃棄物処分場に対する総量規制を働きかける
・安中の豊かな自然を守り活用する
・デマンドバスの早期実現(交通弱者対策)
・行政と市民がつくる新しいイベントの企画開催

■さあ、安中市の民度の高さを示すために投票に行きましょう。


4月23日の市役所の様子。

【ひらく会情報部・市議会選挙記録班】

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市民オンブズマン群馬へ寄せられた県警疑惑調査依頼書とその対応について

2011-04-20 23:46:00 | オンブズマン活動
■最近は、いろいろと内部告発情報がはやっています。当会の事務局長が代表を務める市民オンブズマン群馬にも、各方面からさまざまな情報提供や調査要請が舞い込んできます。


 先週、4月14日には、同13日付の消印で写真のような手紙が、市民オンブズマン群馬の事務局に届けられました。いわゆる差出人の名前のない匿名の手紙ですが、目を引いたのは、使われている封筒が群馬県警のものであることです。


 あて先は筆跡がわからないようにワード文字でプリントされており、本文にも、手書きの文字は一切書いてありません。

■当会に出されてきた調査依頼内容は次の通りです。

**********
オンブズマン群馬 事務局長 さま
急啓 不当不正な警察行政への疑惑調査を依頼します。
I  本部長の宴会費用疑惑
 着任以来各署の独身寮に宴会目的で公用車で出張しているが、公務とはいえないと思います。さらに課長会議は懇親会、二次会三次会がセットとなっていて、県民の安全安心をまもれるのか不安です。費用はすべて互助会が負担しているとのうわさです。
II 本部長公舎の疑惑
 新築となった本部長公舎には太陽発電装置が設置され、私的負担の電気料がやすくなっているとのうわさです。
 取り壊し前の本部長公舎で連日本部職員との宴会をしたのも公舎の不当な使用だとおもいます。
III 本部長としての資質疑惑
 前橋東署長が突然交代となったが、任命責任があると思います。伊勢崎署の開署式は、地震のため中止され再度行う方針でいるようですが、日本国中自粛ムード、前回費用を払ってしまっているのに再度支払うのは無駄だとおもいます。

**********

■この調査要請の内容を見る限り、群馬県警本部長に関する疑惑調査要請ですが、具体名は一切記載されていません。

 現在の群馬県警本部長は、大平修氏(警視監)です。大平修氏は、警察庁の2009年2月9日付け人事異動で、科学警察研究所総務部長から群馬県警本部長に昇進しました。入庁は昭和56年です。

 しかし、県警本部長に係わる前項の調査依頼項目に記載された件を確認するためには、市民オンブズマン群馬として、情報開示請求を行うしか手段がありません。

 開示請求で確認するために必要な情報の内容と、その目的は次のことが想定されます。

①警察の独身寮の場所と名前→独身寮にいる警察官に本部長を交えた宴会がどの程度頻繁に開催されているかどうか。また、宴会費用はどうしたのかをインタビューする。

②本部長公用車の2009年2月9日以降の使用履歴→独身寮に行った時期と回数の把握。

③課長会議の開催日時・場所と参加者名簿・議事録→参加した課長クラスの方にインタビューして、会議内容を確認する。

④互助会の平成23年1月1日から現在に至るまでの全支出の内訳→上記①と③の事実関係を確認する。

⑤本部長公舎の住所→太陽光発電装置が設置されているかどうかの確認を行う

⑥本部長公舎の建替時期と理由→築後何年で取り壊したのか、太陽光発電装置設置など建築仕様が従前と変更になっている場合、その申請根拠を確認する。

⑦取り壊し前の公舎の使用記録→このような情報が残されているかどうかは疑問だが、ダメもとで開示請求してみる。

⑧前橋東署長の交代理由→このような情報が開示してもらえるかどうかは疑問だが、ダメもとで開示請求してみる。

⑨伊勢崎署の開署式の予算計画と支払い実績→開署式に必要な費用をいくらと見積もり、実際にそれらをいつ、どのように支出したかを確認する。

■しかし、市民オンブズマン群馬では、これまでにも警察の裏金に関して再三、情報開示請求を行ってきましたが、いずれも黒塗りの資料ばかりです。また、それに対して異議申立をしても、群馬県の情報開示審査会の委員らは、いずれも群馬県行政の恩恵に預かっている方々ばかりなので、異議申立をしたり、行政訴訟を提起しても、すべて棄却ないし却下されてしまいます。

 こうした背景から、4月16日の市民オンブズマン群馬の例会では、出席者から、「匿名の情報だが、これらについて、すべて情報公開をして、黒塗りの資料が開示されるだけで、実態の把握には、多大の時間を費やしても、成果が見込まれないのではないか」という意見が出されました。

 こういう場合、詳しい証拠資料も併せて送ってもらえれば、市民オンブズマン群馬としても、疑惑調査の端緒として行動に踏み切れるのですが、匿名の上、疑惑事項の項目だけでは、「労」多くして「成果」なし、となることはミエミエとなるため、残念ながら、本件情報への具体的な対応は見送ることに決定しました。

■一方、警察の封筒を使用していることから、ひょっとしたら内部告発の可能性もあるのでは、という意見も出席者から出ました。そこで、当会のブログで、こうした投書の事実があったことだけをお知らせするだけに留めることで、出席者一同の合意を見たものです。

 投書していただいた、匿名の方には、こうした事情を理解していただければ幸いです。

■なお、ネット情報で調べられる範囲で確認できたことは次の通りです。

(1)前橋東署長の突然の交代について
 3月14日付けの群馬県警人事によれば、確かに次のような事実があるようです。したがって、宮下署長が警務部付となり、後任に高橋警視が署長になったことがわかります。通常、役所や金融機関の場合「総務部付」というのは何やら不詳事をしでかした職員を市民や預金者の目から遠ざけるための懲罰人事という見方がされますが、このケースはどうなのでしょう。
【警視】警務部付(前橋東署長)宮下直樹▽前橋東署長(生活安全部参事官兼生活安全企画課長)高橋秀文
<出典:毎日新聞 2011年3月11日 地方版>

(2)伊勢崎署の開署式について
 3月7日付けの報道によれば、「県警が新築移転を進めていた伊勢崎署の新庁舎が伊勢崎鹿島町に完成し、業務開始を前に3月2日、報道関係者に公開された。・・・・新庁舎は地上六階地下一階で、延べ床面積は約9900平方メートル、敷地面積は約1万4400平方メートルで、ともに現庁舎の約3.5倍。用地買収などを含め同事業費は約37億円かかった。・・・・・新庁舎の当直開始は3月3日午後3時から、窓口を含めた通常業務は7日午前8時半から。落成式は14日に行われる。」<出典:東京新聞2011年3月7日 地方版>とあります。
 となると、たしかに、3月11日に発生した東日本大震災により、落成式は自粛のため、中止になった可能性が十分に考えられます。それをあらためて開催するのか、あるいは開催したのかどうかは、やはり伊勢崎署に確認すれば容易に分かるはずです。

(3)県警本部長公舎について
 以前、静岡県のオンブズマンが警察の不正経理を追及して、元本部長らが処分されるというニュースがありました。
**********
静岡県警 不正経理 元本部長ら処分
元本部長ら減給処分 静岡県警の不正経理
 静岡県警の不正経理問題で警察庁は平成4年6月25日、不正が行われていた当時、県警本部長だった小林武仁警察大学校長を減給100分の20(1カ月)、当時警務部長だった門田渉中部管区警察局広域調整部長と竹内浩司警察庁暴力団排除対策官の2人を同100分の10(1カ月)の懲戒処分にした。
 また静岡県警は同日、1996年度以降に総務課で約300万円の裏金づくりが新たに判明したと発表した。
 警察庁によると、静岡県警は95年度と、98年4月から2000年8月までの間、架空の旅費請求文書を作成、裏金を捻出(ねんしゅつ)していた。
 不正経理は96年度と97年度にも行われていたとみられるが、書類が既に廃棄されており、関係者の記憶も明確でなく、不正支出の額を特定できなかった。
**********
静岡県警・不正経理:返還総額は616万円
 静岡県警警務部総務課の不正経理問題で、県警は平成4年4月16日、不正支出を認めていた95年度総務課の旅費と食糧費の最終調査結果をまとめ、県議会文教警察委員会に報告した。県に返還するのは当初より約106万円増えて総額約616万円となった。県警は同課の96年度以降の旅費・食糧費の使用状況を調べたうえで、県警本部各課と県下の全警察署を対象に捜査報償費を含めた全庁調査に乗り出すことを伝えた。
委員会では冒頭、水田竜二本部長が「県民の信頼を損ねたことに対し深くおわびします」と改めて謝罪した。
 報告によると、不正支出の総額はカラ出張による旅費関係が約940万円、食糧費は約101万円と3月時点と変わらなかったが、使途不明金が約66万円増え、約316万円となった。裏金の使途には本部長公舎の植木せん定(約20万円)▽本部長室用の雑誌購入(約8万円)▽来客者用土産代(15万円)などがあったほか、総務課員を慰労する宴会費(推計10万円)にも流用していた。
**********

■こうしてみると、本部長公舎にかかわる植木剪定、雑誌購入、来客用土産代、慰労会と称する宴会開催の費用など、私的か公的かの線引きをきちんとしておかないと、不正経理に結びつきやすいことが分かります。しかし、これをもって直ちに群馬県警で同様なことが発生しているかどうかについては、現時点では断言できません。

 以上のとおり、総じて、今回の県警本部長に関する疑惑調査要請は、まるっきりガセネタとは思えないフシがあります。しかし、市民オンブズマン群馬として、時間的にもマンパワー的にも十分な調査をする余力がないため、今回は詳しい調査活動は見送ることにしました。

 せっかくの疑惑調査要請ですが、投書された匿名者におかれましては、かかる事情をご賢察の上、ご理解をお願いするとともに、できれば実名で、かつ、さらに具体的な事実関係を証する資料も併せて提供していただけると、市民オンブズマン群馬としても、活動しやすくなるので、次回の参考にしてください。もちろん、実名で情報提供された場合、秘密は厳守しますので、ご安心ください。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

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安中市監査委員から意味不明レターで指示された市観光協会の違法不当な事実を証する書面提出の持つ意味

2011-04-18 23:55:00 | オンブズマン活動
■4月12日付で安中市監査委員事務局から配達証明付きで郵送されてきた意味不明の書状には、当会が4月6日付けで監査委員に提出した安中市職員措置請求のなかで主張している安中市観光協会の違法・不当な事実を証する書面を本日4月18日(月)必着で提出するよう指示がありました。

 おそらく、当会が、安中市観光協会のズサンな運営に関する情報をどの程度保有しているのか、探りを入れることと、土日をはさんで実質僅か4日間で必要な情報を出すことを課すことにより、当会の不十分な対応を予期して、回答しなかったり、中途半端だったり、遅れたりした場合には、さっさと「不適格」を理由に、当会の住民監査請求を切り捨てることが目的ではないか、と考えた当会では、熟慮の末、次の回答を、本日付けで安中市監査委員事務局宛に速達郵便で提出しました。併せて、FAXでも送信しておきました。

■当会が、本日、安中市役所の監査委員事務局宛に提出した書面は次のとおりです。

**********
平成23年4月18日
〒379-0102安中市安中一丁目23-13
安中市監査委員事務局 御中
FAX to 027-381-0503
       〒379-0114安中市野殿980番地
       小川 賢
       TEL 027-382-0468
       FAX 027-381-0364
  安中市職員措置請求書について
 平成23年4月12日付け貴状(安監発第1419号)を拝読しました。つきましては、ご指示内
容について、次のとおり確認あるいは質問事項がありますので、よろしくお願い申し上げます。
(1)貴状で「請求人が主張する、安中市観光協会の違法・不当な事実を証する書面」について、現時点では、いまのところ、平成23年4月6日付け弊監査請求書に添付した「事実を証する書面」のほかに、平成22年9月2日に、安中市情報公開条例に基づき平成22年9月2日に開示された「18年度から21年度の過去5年間の安中市から安中市観光協会への補助金等の支出に関する情報」及び「平成18年度から21年度の安中市観光協会の理事会・総会提出資料の写し」が手元にあります。今回、平成21年度の決算に関わる資料をもとに住民監査請求書を提出しました。安中市観光協会の違法・不当な事実を証する書面としては、これらの開示資料の内容について通常の注意を特って払えば、誰もが必然的に報告書の内容がおかしいことに気付くはずであり、同協会の不正の実態が認識できると思われます。今回、貴局はなぜ早い段階での、違法不当を証する書面の提出を求めているのでしょうか。その理由や背景についてご教示願います。
(2)貴状に同封されていた[参考]と手書きで記載された地方自治法242条のコピーに、「これらを証する書面を添え」と緑色でマーキングされていますが、この趣旨がよくわかりません。今回は、違法不当な補助金および委託料が支出されていることから、不当な公金の支出をあらわしている書面を、上記(1)で述べたとおり、表記の措置請求書に添付しました。今回、あらためて、「安中市観光協会の違法・不当な事実を証する書面」を、本日までに提出しなければならない理由は何でしょうか。
(3)請求人は、地方自治法第242条第6項に定める「請求人に証拠の提出及び陳述の機会を与えなければならない」とする条項にもとづき、平成23年5月9日(月)までに、「安中市観光協会の違法・不当な事実を証する書面」の情報収集をできる限り実施して、安中市監査委員の監査支援のために、より詳しい情報の提供に努めたいと考えています。したがって、現状では、ごくごく限られた情報だけしか、提出できません。今回の貴局からの「違法、不当な事実を証する書面」の追加提出の要請は、地方自治法第242条第1項に定めるものなのか、それとも、同条第6項に基づくものなのでしょうか。ご教示ください。
(4)取り急ぎ、同協会の関係者が同協会の施設・設備を使用して業務外の行為をしている状況を示す情報を提出しますが、今後、さらにいろいろな情報を提出させていただくことは可能でしょうか。            以上
**********

■市役所2階の安中市監査委員事務局の前を通るたびに、いつも暇そうにしているという感じがしますが、新年度のこの時期、とりわけ暇です。だから、今回のような意味不明の書状を、同事務局の職員らが、住民監査請求人である当会に送りつけてきたものと見られます。

 当会としても、理不尽なイチャモンを付けられて門前払いされるかもしれないという懸念がありますが、今回の事案は、監査委員が安中市観光協会の事務局に行き、帳簿をチェックして二重帳簿かどうかを確認すれば、それで事足りるわけで、非常にシンプルな監査業務です。

■唯一心配なのは、監査委員事務局を運営しているのは市職員であることと、したがって、市職員の人事を鶴の一声でコントロールできる岡田義弘市長の顔色をうかがおうとするため、監査委員がしっかりと違法・不当な会計行為を調べようとしても、監査委員事務局の市職員らが当会の監査請求を「適格条件を満たさない」などという屁理屈をくっ付けて、門前払い扱いにされてしまうことです。

 そこで、今回送られてきた監査委員事務局には、上記の通り、意味不明の書状の内容と根拠について質問と確認を求める形式にしました。安中市監査委員らがこれを見てどのように対応するのか、予断は許されませんが、反応があり次第、ご報告いたします。

【ひらく会情報部・なんでも鑑定団「タゴのお宝」タスクフォース/観光協会内偵班】




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政務調査費・・・安中市議会の平成21年度の使途状況から見える傾向と課題

2011-04-16 23:42:00 | 政治とカネ
■明日から、安中市議会選挙が始まります。議員の第二の給与と言われる政務調査費について、恒例により我らが安中市議会の平成21年度の政務調査費をチェックしてみました。

 当会では平成22年12月6日に安中市情報公開条例に基づき「平成21年度安中市議会政務調査費にかかる一切の情報。(市議会各会派の政務調査費交付申請書、交付決定書、交付請求書、収支報告書、行政調査報告、関連添付資料、領収書等を含む)」という内容又は件名の行政文書を開示請求しました。

 その結果、平成22年12月16日付で「政務調査費交付申請書、政務調査費交付決定通知書、政務調査費交付請求書、平成21年度政務調査費収支報告書、行政調査報告」のうち、氏名、印影、口座番号を除いて82ページの資料が開示されました。なお、政務調査費交付申請書、政務調査費交付請求書、平成21年度政務調査費収支報告書、行政調査報告にある議員名の印影は、閲覧であれば開示可能であるとの注釈付きでした。

 地方自治法第100条第13項及び第14項、安中市議会政務調査費の交付に関する条例(平成18年3月18日安中市条例第7号)等に基づき、安中市議会の各会派に対し交付される政務調査費は、議員1人あたり月額1万円、年額12万円で、群馬県議会の月額30万円(このほかに所属委員会の調査費もある)、高崎市議会の月額12万円、前橋市議会の月額10万円などに比べると僅かではありますが、政務調査費は、地方自治法第232条の2に定める補助金であり、公益上必要がある場合にのみ支出がなされるべきものです。

■また、政務調査費は、「市議会議員の市政に関する調査研究に資するため」交付されるものです。したがって、調査にあたっては,調査研究項目と安中市政との関連性が明確にされる必要があります。

 このことについて、条例第5条は使途基準について、「会派は、政務調査費を規則で定める使途基準に従って使用するものとし、市政に関する調査研究に資するため必要な経費以外のものに充ててはならない。」としています。

■開示された平成21年度安中市議会政務調査費の支給にかかる情報の内容は次のとおりです。

・平成21年4月13日、政務調査費交付申請書が各派代表者から安中市議会議長経由岡田義弘市長宛に提出。
・平成21年4月15日、政務調査費交付決定通知書が岡田義弘市長から各派代表者宛に送付。
・平成21年4月17日、政務調査費交付申請書が各派代表者から安中市議会議長経由岡田義弘市長宛に提出。
・日付け不詳で、平成21年度政務調査費収支報告書が各会派から提出。

(1)新政会
会派結成年月日:平成19年5月1日
所属議員数:8名(平成20年4月1日現在)
所属議員名:
 遠間徹也(代表者)
 横山 登
 上原和明
 中山澄夫
 中島徳造
 奥原賢一(経理責任者)
 吉岡完司
 齋藤盛久
交付申請及び交付額:960,000円
支出内訳:合計1,145,243円
①調査旅費:945,680円(内訳:交通費(7/13安中榛名・新幹線2,210+2,910→東京・鉄路→浜松町・東京モノレール470→羽田空港・空路30,800→新千歳空港・鉄路400→恵庭泊・7/14鉄路1,790→砂川泊・7/15鉄路2,240→新千歳空港・空路30,800→羽田空港・鉄路470→浜松町・鉄路2,210→東京・新幹線2,910→安中榛名)@77,210+日当@3,200*3日+宿泊料(食卓料)@15,700*2泊)
 行政視察旅費
 〇北海道恵庭市(7/13)・こどもふれあい農園と地産地消について
 〇北海道砂川市(7/14)・地域交流センターについて
②広報費:199,563円(内訳:12/30実孝印刷(高崎市我峰町579)会報制作費@4.60*22,100枚+新聞折込代@4*22,100枚+手数料525)
残額:0円(経費合計1,145,243>960,000)
【内容分析結果】
・前年度と同じく北海道を旅行先として選定している。違うのは、前回の青森県大間と北海道旅行の場合、往路では鉄路とフェリーを使い、帰路は飛行機を使ったが、今回は往復ともに飛行機を使っていること。そのため、前回は冬場に千葉の館山まで1泊2日でバス旅行もできたが、今回は1度の旅行のみ。したがって、旅行プランはゆったりと余裕をもった行程となっている。1泊2日で十分こなせる日程のはず。そうすれば1万5700円の宿泊代と、日当1日分3200円は不要。
・経路と時間が不明。また、現地に本当に行ったのかどうかも、証拠写真や搭乗券の半券がないため確認できない。
・また、調査報告を見る限り、パンフレットのまる写しであり、個別調査研究の必要性、有用性が不明である。一般的な団体見学は政務調査研究費とは認められていない。さらに、わざわざ8人で視察調査をする必要があるのか疑問。
・広報費として、市の広報内容や一般議会報告を主にした自らの会派の議員活動広報の為の新聞折込やチラシは政務調査研究費として認められない。

<行政調査結果報告1/2>ワード原稿
1.出席者名 新政会(8名) 遠間徹也、横山登、中山澄夫、上原和明、奥原賢一、中島徳造、斉藤盛久、吉岡完司
2.期日 平成21年7月13日~7月15日
3.場所 (1) 恵庭市 北海道恵庭市京町1
     (2) 砂川市 北海道砂川市西6条北3-1-1
4.調査概要 
 (1) こどもふれあい農園と地産地消について
 (2) 地域交流センター事業について
 尚、内容については別紙資料を添付いたします。
<行政調査結果報告2/2>ワード原稿
(1) ① こどもふれあい農園について
  将来をになう小学生に農産物の播種から栽培 収穫作業等を通して 農業や農村への理解を深めるとともに 親子のふれあいの場を提供することを目的とし 平成10年より毎年5月~10月にかけて6回開催 生産者の方々を講師に稲作 畑作 酪農等の作業体験が行われています
② 地産地消推進計画について
  恵庭市地産地消計画推進策定ワーキンググループや推進協議会を設置し 教育 消費者 農業 商工など関係団体により構成される食育推進懇話会と連携を図り 生産者と消費者のニーズに答えるべくとりくみを実践し地場農産物を核として地域の活性化を図っています
(2) 地域交流センター事業について
 砂川市地域交流センターの愛称「ゆう」とシンボルマークは 一般公募により決定 遊びを想像し 遊びを通して学びあうイメージ「遊」と交流を通し 友達との輪のひろがりをイメージした「友」と また賑わいと夢膨らむ未来への懸け橋の拠点施設して呼びやすく 親しみやすさも込められています シンボルマークはさらに「友 誘 遊 優 悠」をイメージしたハートで表しています この施設は愛称とともに市民公募の10人により平成14年交流センター利活用懇談会を設立し 開設後の運営には市民参加が不可欠として平成16年に運営協議会を立ち上げ 平成18年には「NPO法人よう」に移行 指定管理者として運営に当たっています
 当センター「ゆう」は市民の声を基本設計に反映し 賑わいと利便性を図るため南北に走るJR函館本線に跨る自由通路も開設 合わせて工事費総額25億5000万円で平成19年1月開設されました 交流スペース ホールゾーン 研修体験ゾーン 子供ゾーン まちずくり広場などでの利用件数 利用者数ともに好評に推移しています
 このたびの 2市の貴重な研修を通して本市においてどのように生かしていけるか今後の検討課題として行きたいと思っております

(2)安政の会
会派結成年月日:平成19年5月1日
所属議員数:5名(平成20年4月1日現在)
所属議員名:
 伊藤 清(代表者)
 新井孝昭
 田中伸一
 今井敏博(経理責任者)
 廣瀬 晃
交付申請額:600,000円
支出内訳:合計628,050円
①調査旅費:431,560円(内訳:7/13交通費(安中榛名・新幹線10,190+5,800→大宮・鉄路2,300→八戸・鉄路→野辺地・バス1,810→六ケ所村・バス1,810→野辺地・鉄路570→三沢泊・7/14鉄路4,520+2,400→函館泊・7/15連絡バス400→函館空港・空路JAL31,500→羽田空港・鉄路470→浜松町・鉄路2,210→東京・新幹線2,910→安中榛名)@62,870+日当@3,200*3日+宿泊料(食卓料)@15,700*2泊)
 〇青森県六ケ所村(7/?)・原子燃料リサイクル事業について
 〇北海道函館市(7/?)・函館市地域交流まちづくりセンターについて
②広報費:196,490円(内訳:1/5南印刷(安中市安中3690-16)安政の会会報折込料196,490)
残額:0円(経費合計628,050>600,000)
【内容分析結果】
・前年度は鹿児島市と屋久島と日置市を訪れたが、今回は青森県六ケ所村と北海道函館市にした安政の会。
・往路では鉄路を使い、帰路は飛行機を使ったが、初日で六ケ所村まで行き、視察の後、三沢まで戻りここで1泊している。さぞ強行軍だったことだろう。二日目に函館市を訪問するために前夜から三沢市に宿泊したのだろうが、それであれば、2日目は函館市を午前中訪問して、午後のフライトで羽田に戻ればよいはず。しかし実際には2日目の夜も函館にわざわざ宿泊して、3日目もゆったりと飛行機で羽田に戻っている。1泊2日で当然こなせる日程のはず。そうすれば1万5700円の宿泊代と、日当1日分3200円は不要。
・経路と時間が不明。また、現地に本当に行ったのかどうかも、証拠写真や搭乗券の半券がないため確認できない。
・他会派4名を含む呉越同舟?の8人でいったのに、たった1枚の報告書(下記参照)。内容を見ても、パンフレットのまる写しのため、何の調査に行って、何を学んできたのか、成果が不明。しかも、日本原「然」で勉強したのだから、今回の原発事故については、予備知識がたっぷりのはずだが・・・。
・広報費として、市の広報内容や一般議会報告を主にした自らの会派の議員活動広報の為の新聞折込やチラシは政務調査研究費として認められない。

<行政調査結果1>※ワード原稿
1.出席者名 安政の会(伊藤清 新井孝昭 今井敏博 広瀬晃) 公明党(上原富士雄 武者葉子) 高橋・土屋議員
2.期日 平成21年7月13日~7月15日
3.場所 六ケ所村 日本原燃
     函館市地域まちづくりセンター
4.調査概要 
  別紙
六ケ所村 日本原然PRセンター視察
 六ケ所村 日本原然には、ウラン濃縮工場、低レベル放射性廃棄物処理センター、高レベル放射線廃棄物貯蔵管理センター、使用済燃料受入貯蔵施設、再処理工場、MOX燃料工場などがあり、イギリス、フランスの使用済核燃料のリサイクルを行っております。
 再処理工場、MOX燃料工場が完成すると、ウランの濃縮から再処理燃料加工、廃棄物管理までのリサイクルが完結し、「準国産エネルギー」の安定供給に大きく近づくことになります。
 六ケ所村では、原然リサイクル施設の立地によって得られる国民的な利益を地元に還元する「電源三法」の制定により、電源立地地域対策交付金・原然リサイクル施設立地される市町村に対して交付され、交通基盤や上下水道の整備、社会資本の整備、新農法の研究・育成、地域活性化イベントの開催など、様々な活動に活用されています。
<行政調査結果2>※ワード原稿
函館市地域交流まちづくりセンター視察
 施設内には情報発信施設、市民交流施設、市民活動支援施設、ギャラリースペースなどがあり、観光総合インフォメーション、函館の歴史祭事ガイダンス、おすすめ散策ルート、観光・まちづくり情報検索、パンフレットなどのコースが設けてあり、フリースペース、研修室、相談室、会議室もあります。
 地域交流まちづくりセンターで行う事業には
①市民活動に関する情報の収集および提供、助言、講座の開催ならびに活動の場の提供、その他の市民活動の支援に関すること
②市民への交流への場の提供および交流等に係る講座の開催
③地域の情報発信に関すること
 ホームページの開設、情報誌の発行、地域の魅力発見のための講座
④その他センターの設置の目的を達成するために必要な事業
 利用状況はH20年度入館者数 116,313人
 研修室利用者 1,502人 会議室利用 665人 フリースペース 155人
となっております。
 指定管理者制度導入により、入りやすさ、使いやすさ(利用者の立場に立って対応)が可能、書類主義ではなく現場主義、柔軟な発想と行動力、効率的な運営ができている。

(3)民主・社民クラブ
会派結成年月日:平成19年5月1日
所属議員数:4名(平成20年4月1日現在)
所属議員名:
 中里 稔(代表者)
 川崎文雄
 小宮ふみ子(経理責任者)
 大野貞義
交付申請額:480,000円
支出内訳:合計477,690円
②調査旅費:454,944円(内訳:交通費(7/7安中榛名・新幹線2,210+2,910→東京・鉄路→浜松町・東京モノレール470→羽田空港・空路26,800→旭川空港・連絡バス570→旭川・鉄路620→深川泊・7/8鉄路1,410→富良野泊・7/9連絡バス750→旭川空港・空路26,800→羽田空港・東京モノレール470→浜松町・鉄路2,210→東京・新幹線2,910→安中榛名)@70,110+日当@3,200*3日+宿泊料(食卓料)@15,700*2日、交通費(2/1安中・車@37×76km=2,812→鶴ヶ島・車@37×76km=2,812→安中)全体合計5,624+日当@3,200*1日)
 〇北海道深川市(7/7)・高齢者福祉対策について・第5次高齢者福祉計画について
 〇北海道富良野市(7/8)・農業と観光の連携について
 〇埼玉県鶴ヶ島市(2/1)・議会基本条例制定の経過について・市民協働推進条例制定の経過と自治基本条例
③資料作成費:2,896(用紙代等)(内訳:3/30用紙代として(カメラのキタムラ富岡店(富岡市)2,896)
④資料購入費:19,850(書籍代)(内訳:(3/8民主・社民クラブのショセキ(文真堂書店タイムクリップ安中店)1,365、3/15小宮ふみ子の本?(第一法規㈱)12,000、3/23民主・社民の書籍代(文修堂書店)1,550、3/6書籍代として(煥呼堂(前橋市本町))4,035)
残額:2,310円
【内容分析結果】
・前年度に比べると、報告書の質が低下している。「今後の課題」として行政調査結果についての感想を記載するのはよいが、果たしてメンバー4人全員が揃っていくべきものかどうか疑問。4人で手分けすれば、4倍の多様な研修や調査が可能なのでは。
・2日目に富良野市を訪問するのであれば、初日に深川市から富良野市まで移動しておけば、き、2日目は富良野市を午前中訪問して、午後のフライトで羽田に戻ればよいはず。しかし実際には2日目の夜も富良野市に宿泊して、3日目もゆったりと飛行機で羽田に戻っている。1泊2日で当然こなせる日程のはず。そうすれば1万5700円の宿泊代と、日当1日分3200円は不要。
・資料購入費が計上されているが、どのような書籍を購入したのかが不明。ちなみに、本代(書籍代)は、書籍名や内容から政務調査研究費として目的が判るもので、かつ一般の教養、議会、公的図書としての入手利用が困難なものは認められ、そのほかは認められない。
・用紙代が計上されているが、他の目的にも多く利用できる消耗品などの一般備品は、全体が政務調査研究費ではない。

<行政調査結果1>※ワード原稿
1.出席者名 民主・社民クラブ 川崎文雄、中里稔、大野貞義、小宮ふみ子
2.期日 平成21年7月7日(火)~7月9日(木)
3.場所 7月7日:北海道深川市役所
     7月8日:北海道富良野市役所
4.調査概要 1.高齢者福祉対策について・第5次高齢者福祉計画について
       2.農業と観光の連携について
=研修した結果=
1.高齢化率33.5%、財政厳しい折、高齢福祉対策をどのように進めていくか、大きな課題です。市内には養護老人ホームはありません。緊急通報システムの状況は、約300世帯、安全確保連絡体制をとっていますが、誤報も多いのが現状です。除雪サービスは低所得者が対象、「高齢者に優しいまちづくり」には、各地域、ボランテァ活動の協力が大きな役割となり、積極的に取り入れ活動を支援しています。5年前、病院経営ケァハウス「アニスティ深川」設立、好評で順調です。
2.テレビドラマ「北の国から」で有名。ファーム富田のラベンダー、スキーなどの観光と玉ねぎ、じゃが芋、メロン、スイカなどの農産物が経済の柱となっています。観光地としての富良野のイメージを守るため、1市4町1村が一体となって広域観光に取り組んでいます。国際観光にも力を入れ、京都市との連携による誘客に努め、地元在住の外国人らの協力による海外へのプロモーション活動にも積極的に取り組んでいます。
=今後の課題=
1.安中市高齢化率は25.6%、深川市高齢化率33.5%、かなりの差がありますが、高齢者が元気で生活できるようにするには、どうしたらいいか、共通課題です。地域包括支援センターが中心となり、地域全体で支えあえるネットワークの充実と活用推進が必要です。
2.富良野市と安中市の観光客集客数は大差ありますが、広域圏での観光、納涼体験などを取り入れた計画など、集客数増加につなげられる参考となる事例がありました。研修の中で、農業が観光の柱の一つになるまでには、数々の問題があったと聞いていますが、行政がそのパイプ役となり、農業と観光で経済効果を上げるまでになりました。安中市でも、広域観光・国際観光等を進めてはどうでしょうか。
<行政調査結果2>※ワード原稿
田中伸一議長様
 民主社民クラブ会派視察研修報告書
                    平成22年2月2日
視察期日平成22年2月1日
視察地、埼玉県鶴ヶ島市(人口、69,203人)
参加者氏名、川崎文雄、大野貞義、中里稔、小宮ふみ子
視察事項 ①議会基本条例制定の経過
     ②市民協働推進条例制定の経過と自治基本条例について
1、議会基本条例制定の経過
 議会は市民から負託された、意思決定機関としての場であり、且つ行政に政策、提言を行い、その執行を監視し評価する場でもあります、
 従って、議員同士の議論を活発に行う為に、議会が不断の努力を重ね、資質を高め、真に、市民の負託にこたえ得る議会であるため、最も根幹を成す支柱として、一般的に位置づけられた、議会基本条例を制定する機運が盛り上がり、議会に改革推進委員会が設置された。
 1年余りの期間、8名の議員代表(全議員18名)で原案を作成し、先進地視察、パブリックコメント、公聴会(ワークショップ)等で市民の声を聞きながら合計11回の会議を開き、修正を経て平成21年3月25日議決、即施行しています。
2、市民協働推進条例の制定の経過と自治基本条例について
 時代の変化に伴い、公共サービスは、専ら行政が提供していくとの概念が変化しています。
 価値観の多様化、地方分権、行財政改革による自治体改革、意識の成熟、新たな公共の担い手の登場(NPO、社会的企業等)からなる新たな公共主体のサービスという市民協働の概念から、行政側か条例化を進めた。
 条例制定までに市民協働推進検討会議(公募7人、NPO法人3人、企業1人、職員2人計13人)が会議を13回、6回の団体、市民との意見交換会、試案公表を経て、1年後の平成20年3月24日議決、4月1日施行となっています。尚20年度、決定となった、4団体、5事業を提案型の協働事業として平成21年度実施します。又、自治基本条例については今後の課題とのことです。
感想―安中市も遅ればせながら、議会改革、行財政改革を早急に実行する時期に入ったと思いました。尚、資料を添付いたします。

(4)創政会
会派結成年月日:平成20年3月19日
所属議員数:4名(平成20年4月1日現在)
所属議員名:
 柳沢健一(代表者)
 柳沢吉保
 瀧本夏代(経理責任者)
 佐藤宰司
交付申請額:480,000円
支出内訳:合計467,767円
①調査旅費:257,300円(内訳:交通費(7/14安中・鉄路3,570→高崎・新幹線3,030→燕三条・鉄路→北三条・鉄路→東三条・鉄路740→新潟泊・7/15鉄路480→新発田・鉄路4,620→新潟・新幹線3,880→高崎・鉄路→安中)@16,320+日当@3,200*2日+宿泊料(食卓料)@15,700、交通費(1/18安中・鉄路3,260→小田原・鉄路740→沼津泊・1/29鉄路4,310→三島・新幹線2,190→東京・新幹線2,910→高崎・鉄路→安中)@13,420+日当@3,200*2日+宿泊料(食卓料)@15,700)※滝本市議は7/14-15の旅行には不参加
 行政視察旅費
 〇新潟県三条市(7/14)・地域で支える子どもたちの居場所づくり
 〇新潟県新発田市(7/15)・歩く旅のまちづくりについて
 〇神奈川県小田原市(1/28)・観光梅林の取り組みについて
 〇静岡県沼津市(1/29)・沼津駅周辺総合整備事業について
③広報費:186,467円(内訳:会報製作費及び新聞折込代:11/27写真屋さん(安中市安中2-1-18)創政会の写真代407、1/21マルキンアド㈱(富岡市下黒岩)創政会の会報印刷・折込として186,060)
④その他の経費:24,000円(備品(ポット):2/19㈲今井無線(安中市板鼻2-5-3)創政会の品代(ポット代)24,000)
残額:12,233円
【内容分析結果】
・隣の新潟県の2都市を2日間かけて旅行しているが、日帰りで十分可能な日程のはず。
・また小田原市と沼津市の2都市も2日間かけて旅行しているが、これも新幹線を使って効率的に移動すれば、日帰りで十分な日程のはず。そうすれば1万5700円の宿泊代と、日当1日分3200円は不要。
・また、調査報告を見る限り、パンフレットのまる写しであり、個別調査研究の必要性、有用性が不明である。一般的な団体見学は政務調査研究費とは認められていない。
・経路と時間が不明。また、現地に本当に行ったのかどうかも、証拠写真や搭乗券の半券がないため確認できない。
・4人で行ったのに、たった1枚の報告書(次項参照)。内容を見ても、わざわざ4人で視察調査をする必要があるのか疑問。
・他の目的にも多く利用できるポットのような一般備品は、政務調査費とは無関係であり、違法支出である。

<行政調査結果1>※ワード原稿
       行 政 調 査 結 果
1.出席者名  創政会 柳沢健一 佐藤宰司 柳沢吉保 ※瀧本市議不参加
2.期  日  平成21年7月14日(火)~平成21年7月15(水)
3.場  所  新潟県三条市役所、新発田市役所
4.調査概要
●7月14日(火)三条市役所教育委員会子育て支援課より説明
 地域で支える子供たちの居場所づくり(つくしっ子クラブ)「放課後子供教室」実現のために具体的に何をしていくのか?自治会、民生児童委員、青少年育成団体、学校PTAの方々に出席していただき、事前説明準備会、スタッフ募集、運営会、スタッフ会議を行いスタートして行き、クラブの中では、今日の宿題をやったり、トランプ遊び、ボール運動、大縄跳びなどを行って、子供たちは楽しい放課後を過ごしているようです。
●7月15日(水)新発田市役所観光振興課より説明
 歩く旅のまちづくり事業の中で「寺町たまり駅」について説明を受けました。市街地に点在する「歴史資源」「観光施設」を統合させ歩く旅のルートを設定するごとで観先客の増加と回遊性を高めて商店街との連携を行い、市街地のにぎわい創出につながるように計画し市民が参画し、まちづくりの気運を高めています。
 実績は、アドバイザー委託料、観光ガイドの養成、散策マップの作成、たまり駅の整備、お休み処開設、シャトルバス運行、体験観光、ボランティア協会設立を行いました。
<行政調査結果2>※ワード原稿
       行 政 調 査 結 果
1.出席者  創政会  柳沢 健一  瀧本 夏代  柳沢 吉保  佐藤 宰司
2.期 日  平成22年1月28日(木)~平成22年1月29日(金)
3.場 所  神奈川県小田原市、静岡県沼津市
4.調査概要
●1月28日(木)小田原市の観光振興対策「観光梅林の取り組み」について
 過去5年間の統計で、毎年60万人から70万人の観光客が訪れる梅まつりについて伺いました。期間は梅の開花に合わせて2月の初句頃から1ヶ月間、曽我梅林(3万5千本)、城址公園(250本)。梅まつり開催に合わせ、流鏑馬、郷土芸能などを催し、小田原名産である梅を宣伝し、近年は独自の品種「十郎梅」を使って、梅と塩だけでつくる昔ながらの梅千しづくりに力を入れておるそうです。日本三大仇討ちの一つ、曽我十郎五郎兄弟の育った場所としても有名であり、その名の「十郎梅」
   は年間600~900トン生産しておるそうです。
●1月29日(金)沼津駅周辺総合整備事業について
 市街地を中心とする交通環境の悪化や鉄道による南北分断などの諸問題により、平成6年、沼津駅周辺土地区画整理事業が都市計画決定(約40.2ha)し、今日に至る。詳細について、資料や図面等で説明をしていただき、実際に現地視察もさせていただきました。
 完成した北口駅前広場は、歩行者優先の歩道と段差、シェルターの車道の張り出し、誘導ブロックの工夫、音声案内、サイン、ペンチ、トイレ、車道の舗装の工夫など、きめ細かな配慮がされており、圧巻されました。
 また、南口駅前に、平成20年3月完成した、大手町再開発ビル「イーラde」の階上より一眺できる沼津駅周辺総合整備事業(平成24年完成予定)の素晴らしさ、ご苦労を多く学ばせていただきました。

(5)日本共産党安中市議団
会派結成年月日:平成19年5月1日
所属議員数:3名(平成20年4月1日現在)
所属議員名:
 櫻井ひろ江(代表者)
 金井久男
 山口 覚(経理責任者)
交付申請額:360,000円
支出内訳:合計260,903円
①調査旅費:12,220円(内訳:交通費(6/7安中榛名・新幹線2,210+2,300→長野・鉄路→妙高高原・鉄路2,210→長野・新幹線2,300→安中榛名)@9,020+日当@3,200)※参加者は金井市議のみ。
 ・信越本線沿線行進住民総決起集会(新潟県妙高市)調査(21年6月7日)1人
③資料作成費:25,830円(内訳:事務用品・フラットファイル・ガバットファイル・コピー用紙・プリンタートナー・その他
 7/?㈱マツイ6,762(ガバットファイル20、フラットファイル2)、12/25㈱マツイ1,575(再生紙代)、2/17文修堂書店(安中市安中)(ノート5冊@340+消費税)1,785、3/30㈱マツイ7,518(ガバットファイル20、フロッピーディスク10枚、フラットファイル10冊+消費税358)、3/1㈱マツイ7,140(再生トナーカートリッジ1個)、3/31㈱マツイ1,050(USBメモリー4GB)
④資料購入費:149,693円(内訳:第一法規追録・自治体研究社発行書籍・「議会と自治体」誌・「日本農業新聞」・「社会保障」誌・「保育情報」誌・その他)
 12/21第一法規株式会社「地方自治法関係実務辞典」1,630、12/21第一法規株式会社「地方公共団体 契約実務の要点」4,380、12/21第一法規株式会社「介護保険関係法令実務便覧」6,420、9/23第一法規株式会社「介護保険関係法令実務便覧」18,000、12/21第一法規株式会社「地方公共団体 財務会計実務の要点」4,470、7/27第一法規株式会社「地方公共団体 財務会計事務の要点」1,830、7/27第一法規株式会社「地方自治法関係実務辞典」3,260、7/15はるな生協組織部高崎社会保障推進協議会(高崎市高関町)「社会保障誌2009年分(800×6)」4,800、5/8本の泉社「ゆたかなくらし2009年4月号から1年間各1冊」9,108、3/31㈱自治体研究社「書名不詳?」11,235、3/31赤旗西毛出張所(高崎市上並榎町195-2)(雑誌「議会と自治体」代金として09年4月30日760円×3、5月30日760×3、6月30日760×3、7月30日760×3、8月31日760円×3、9月30日760×3、10月30日1,000×3、11月30日760×3、12月29日760×3、10年1月29日760×3、2月26日760×3、3月30日760×3)、3/31碓氷安中農協東部支所(日本農業新聞の購読料2,550×12カ月)30,600、3/31全国生活と健康を守る会連合会「書名不詳?」10,200、3/15月刊「保育情報」7,200、2/1 NPO特定非営利活動法人区画整理・再開発対策全国連絡会(新宿矢来町123)桜井ひろ江市議あて2009年10月より1年分」8,400
⑤その他の経費:73,160円(内訳:デジタルボイスレコーダー・その他)
 日付不詳㈱ゼンリン前橋支店「住宅地図など」(ヤマト便の代引)57,750、3/31㈱新日本法規出版15,410(デジタルボイスレコーダーIV 14,800+送料610)
残額:99,097円
【内容分析結果】
・資料作成費と資料購入費とその他の経費の定義と分け方が、曖昧。「㈱自治体研究社」や「区画整理・再開発対策全国連絡会」、「第一法規㈱」など支出しているが、研修参加なのか、資料入手なのか、会費なのか、振替伝票しか添付されていないため、研修内容と成果が不明である。
・資料購入費149,693円を支出したとあるが、どう計算しても80円多すぎる。
・農協から日本農業新聞を年間購読したり、赤旗の出張所を通じて同じ雑誌を3冊ずつとっているが、新聞の場合、通常、一般紙、議会や市の図書が購入しているものは特に調査研究として必要がない。特殊な新聞を限定して資料として入手する場合は認められる。日本農業新聞が特殊な新聞にあたるかどうかは疑問がある。義理で毎年購読しているのであれば、見直したほうがよい。また、雑誌は1冊で十分だと思われる。
・プリンタやトナー、PC用紙、コピー用紙、USBメモリーなどは、他の目的にも多く利用でき、私的財産化される一般機器購入や維持費、全体が政務調査研究費ではない。これらを調査の手段として使っても、それ自体本体の必要経費ではない。
・調査旅費ではメンバーのうち1名のみ参加した費用を計上してあるのはムダの抑制に効果的である。

<行政結果報告>
なし。

(6)公明党
会派結成年月日:平成19年5月1日
所属議員数:2名(平成20年4月1日現在)
所属議員名:
 上原富士雄(代表者)
 武者葉子(経理責任者)
交付申請額:240,000円
支出内訳:合計215,780円
①調査旅費:215,780円(内訳:7/13交通費(安中榛名・新幹線10,190+5,800→大宮・鉄路2,300→八戸・鉄路→野辺地・バス1,810→六ケ所村・バス1,810→野辺地・鉄路570→三沢泊・7/14鉄路4,520+2,400→函館泊・7/15連絡バス400→函館空港・空路JAL31,500→羽田空港・鉄路470→浜松町・鉄路2,210→東京・新幹線2,910→安中榛名)@62,870+日当@3,200*3日+宿泊料(食卓料)@15,700*2泊)※安政の会と一緒に旅行
 〇青森県六ケ所村(7/13)・原子燃料リサイクル事業について
 〇北海道函館市(7/14)・函館市地域交流まちづくりセンターについて
残額:24,220円
【内容分析結果】
・前年度は支給額の半分しか使わなかった公明党だが、今年度は9割近く費消。
・往路では鉄路を使い、帰路は飛行機を使ったが、初日で六ケ所村まで行き、視察の後、三沢まで戻りここで1泊している。さぞ強行軍だったことだろう。二日目に函館市を訪問するために前夜から三沢市に宿泊したのだろうが、それであれば、2日目は函館市を午前中訪問して、午後のフライトで羽田に戻ればよいはず。しかし実際には2日目の夜も函館にわざわざ宿泊して、3日目もゆったりと飛行機で羽田に戻っている。1泊2日で当然こなせる日程のはず。そうすれば1万5700円の宿泊代と、日当1日分3200円は不要。
・経路と時間が不明。また、現地に本当に行ったのかどうかも、証拠写真や搭乗券の半券がないため確認できない。
・他会派を含む呉越同舟?の8人でいったのに、たった1枚の報告書(下記参照)。他の会派に比べて感想が記載されているのはよいが、何の調査に行って、何を学んできたのか、成果が不明。せっかく日本原燃で勉強したのだから、今回の原発事故については、予備知識がたっぷりのはずだが・・・。

<行政調査結果報告1>他会派(安政の会、高橋市議、土屋市議)と一緒。
      行 政 調 査 結 果
1.出席者名  上原富士雄  武者葉子
2.期  日  平成21年 7月 13日 ~ 7月 15日
3.場  所  ①青森県六ヶ所村 六ヶ所村役場及び、日本原燃株式会社
        ②北海道函館市  函館市地域交流まちづくりセンター
4.調査概要
① 六ヶ所村役場及び、日本原燃株式会社
むつ小川原開発計画経緯、エネルギー関連施設について研修後、日本原燃株式会社視察
 六ヶ所村は下北半島の太平洋に面する堅固で安定した地盤の立地条件などにより、昭和44年新全国総合開発計画に基づき、国家プロジェクトとして 原子燃料サイクルの関連施設を誘致しました。誘致の経緯や、同村の概要の説明を受けた後、六ヶ所原燃PRセンター、日本原燃株式会社内 ウラン濃縮工場、再処理工場、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターを視察。
 放射性廃棄物の安全な処分を含めた、使用済燃料の再処理、再利用するまでの一連の流れ(原子燃料サイクル)を丁寧に説明いただいた。 途中、石油備蓄タンクや、自然エネルギー活用 するための林立する風力発電用の風車などが見え、エネルギーについて考えさせられた一日となった。
② 函館市地域交流まちづくりセンター
函館市地域交流まちづくりセンターの概要、施設運営など研修後、館内視察
 同センターは、大正12年創建の呉服店函館支店として建てられた建物を再利用し、2007年4月、NPOやボランティアなどの活動支援、市民交流、地域情報の発信の3つの機能を有する
 施設とし函館市が指定管理者として[NPOサポートはこだてグループ]に委託し、運営を行っている。
 [NPOサポートはこだてグループ]の代表の丸藤センター長の案内で館内を視察、当日はつなぎ折り鶴の「はこだて暮らしの連翔会」の展示、ストレッチグループ、企業の会議、市民グループの打ち合わせ等が行われており、皆さん気軽にあいさつをしてくださり、明るい自由な雰囲気で「用事がなくても、センターヘ行ってみよう!新しい出会いがある。」と市民の憩いの基地となるよう取り組まれていた。わがまちを愛する、熱きこころが伝わってきた。
          上記 ①、②の詳細は別添資料参照 ※実際には添付なし

(7)無所属(ふぉれすと)
会派結成年月日:平成19年5月15日
所属議員数:1名(平成20年4月1日現在)
所属議員名:
 高橋由信(代表者)
 高橋由信(経理責任者)
交付申請額:120,000円
支出内訳:合計107,890円
①旅査旅費:107,890円(内訳:7/13交通費(安中榛名・新幹線10,190+5,800→大宮・鉄路2,300→八戸・鉄路→野辺地・バス1,810→六ケ所村・バス1,810→野辺地・鉄路570→三沢泊・7/14鉄路4,520+2,400→函館泊・7/15連絡バス400→函館空港・空路JAL31,500→羽田空港・鉄路470→浜松町・鉄路2,210→東京・新幹線2,910→安中榛名)@62,870+日当@3,200*3日+宿泊料(食卓料)@15,700*2泊)※安政の会と一緒に旅行
 〇青森県六ケ所村(7/13)・原子燃料リサイクル事業について
 〇北海道函館市(7/14)・函館市地域交流まちづくりセンターについて
残額:12,110円
【内容分析結果】
・往路では鉄路を使い、帰路は飛行機を使ったが、初日で六ケ所村まで行き、視察の後、三沢まで戻りここで1泊している。さぞ強行軍だったことだろう。二日目に函館市を訪問するために前夜から三沢市に宿泊したのだろうが、それであれば、2日目は函館市を午前中訪問して、午後のフライトで羽田に戻ればよいはず。しかし実際には2日目の夜も函館にわざわざ宿泊して、3日目もゆったりと飛行機で羽田に戻っている。1泊2日で当然こなせる日程のはず。そうすれば1万5700円の宿泊代と、日当1日分3200円は不要。
・経路と時間が不明。また、現地に本当に行ったのかどうかも、証拠写真や搭乗券の半券がないため確認できない。
・他会派を含む呉越同舟?の8人でいったのに、自らの報告書がない。何の調査に行って、何を学んできたのか、成果が不明。せっかく日本原燃で勉強したのだから、今回の原発事故については、予備知識がたっぷりのはずだが・・・。

<行政調査結果報告>
 なし  ※他会派(安政の会)の報告と一緒?。

(8)無所属
会派結成年月日:平成19年5月15日
所属議員数:1名(平成20年4月1日現在)
所属議員名:
 土屋 弘(代表者)
 土屋 弘(経理責任者)
交付申請額:120,000円
支出内訳:合計107,890円
①旅査旅費:107,890円(内訳:7/13交通費(安中榛名・新幹線10,190+5,800→大宮・鉄路2,300→八戸・鉄路→野辺地・バス1,810→六ケ所村・バス1,810→野辺地・鉄路570→三沢泊・7/14鉄路4,520+2,400→函館泊・7/15連絡バス400→函館空港・空路JAL31,500→羽田空港・鉄路470→浜松町・鉄路2,210→東京・新幹線2,910→安中榛名)@62,870+日当@3,200*3日+宿泊料(食卓料)@15,700*2泊)※安政の会と一緒に旅行
 〇青森県六ケ所村(7/13)・原子燃料リサイクル事業について
 〇北海道函館市(7/14)・函館市地域交流まちづくりセンターについて
②資料作成費:12,100円(内訳:用紙代)3/8㈱ヤマダ電機(高崎市栄町)(HPインク@2,980×2)5,960、3/3㈱ビックカメラ(高崎東口店)(カートリッジ@2,600×2、プリンタ用紙940)6,140)
残額:10円
【内容分析結果】
・前年度は政務調査費には全く手を付けなかったが、今回は安政の会、公明党、ふぉれすと(高橋由信市議)と一緒に旅行。
・往路では鉄路を使い、帰路は飛行機を使ったが、初日で六ケ所村まで行き、視察の後、三沢まで戻りここで1泊している。さぞ強行軍だったことだろう。二日目に函館市を訪問するために前夜から三沢市に宿泊したのだろうが、それであれば、2日目は函館市を午前中訪問して、午後のフライトで羽田に戻ればよいはず。しかし実際には2日目の夜も函館にわざわざ宿泊して、3日目もゆったりと飛行機で羽田に戻っている。1泊2日で当然こなせる日程のはず。そうすれば1万5700円の宿泊代と、日当1日分3200円は不要。
・経路と時間が不明。また、現地に本当に行ったのかどうかも、証拠写真や搭乗券の半券がないため確認できない。
・他会派を含む呉越同舟?の8人でいったのに、たった1枚の報告書(下記参照)。パンフレットの書き写しだけなので、何の調査に行って、何を学んできたのか、成果が不明。せっかく日本原燃で勉強したのだから、今回の原発事故については、予備知識がたっぷりのはずだが・・・。
・用紙代が計上されているが、他の目的にも多く利用できる消耗品などの一般備品は、全体が政務調査研究費ではない。

【行 政 調 査 結 果】
1、出席者名 土屋 弘
2、期   日 平成21年7月13日~平成21年7月15日
3、場   所 青森県 六ヶ所村 北海道 函館市
4、調査概要
 ◎原子燃料リサイクル事業について
 ◎函館市地域交流まちづくりセンターについて
○六ヶ所村役場で研修後日本原燃㈱で研修
・村の財政、電源三法交付金を受けた施設整備等の研修を行う
・原燃では原子力発電の必要性、再処理、環境に与える影響等を研修後施設見学を行う

○函館市地域交流まちづくりセンターで研修
・丸井今井呉服店の建物と土地を市が購入、指定管理者制度を導入し施設運営を行う
・各種講座や相談業務、ワークショップ等を開催し平成20年度では11万人以上の入館者がある
※別紙資料添付(実際の開示資料の添付なし)

■以上のように、安中市議会の平成21年度政務調査費の内訳をチェックしてみましたが、調査旅行にかかるフェリー乗船券や航空券の搭乗券の半券などはせめて、証拠として収支報告に添付するなり、行政調査結果に訪問先での写真を添付するなりすべきです。さもないと、カラ出張だと疑われかねないからです。

 大の大人が徒党を組んで、1泊2日はもとより2泊3日で同じ場所にゾロゾロ行くのは、止めたほうがよいでしょう。せめて2人ずつ(一人だと相互監視ができないので)にすべきです。議員各員が、それぞれ手分けして先進自治体の実態を調査して、きちんとした報告書を互いに出し合えば、情報共有が出来るし、費用も有効に使えるはずです。

 A4一枚だけの報告書は余りにもお粗末過ぎます。市民が見て参考になるような報告書がなぜ書けないのか不思議です。もっとも、議会の議長宛に出すだけなので、もともと市民の目に触れないことが前提なので、緊張感をもって報告書を書く習慣が身についていないのでしょう。安中市議会の場合、市議でホームページやブログを持っているケースが非常に少なく、せっかくの研修旅行の成果も、宝の持ち腐れ(?)になっています。

■以上、前年度とほとんど同じ内容のコメントが出されました。最後に、全体を総括すると、やはり政務調査費は支給しなくても特段の問題はないというのが結論です。

【ひらく会情報部】

コメント
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