市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

小渕姫も無登録で観劇ツアーを行なったのに“はらぼじ観光”だけがなぜ告訴・有罪なのか注目の12.7上告判決

2015-11-30 23:16:00 | はらぼじ観光被疑事件
■市民オンブズマン群馬が支援する“はらぼじ観光被疑事件”では、一審、二審とも有罪判決だったため、上告したところ、これまで何の動きもなかったのですが、ようやく1年4か月半ぶりに動きがありました。12月7日午後1時半に最高裁第一小法廷で判決が出る旨、通知が被告人に届いたのです。

 群馬県内でも著名な旅行業者として順調に業容を拡大し、県内の旅行関連業界に大きく貢献してきた経営者が、さらに旅行業界の発展を期して、そのためには旧態依然の旅行業法にもとづく登録業務に抵触しない範囲で、さらに顧客と宿泊業者との相互のニーズに見合ったビジネスを展開していました。

 ところが、無登録でも順調に業績をあげるこの経営者を妬んだ群馬県旅行業協会(実質的には、群馬県観光局観光物産課の管轄)が、東京の全国旅行業協会に根拠もないのに旅行業違反だとして通報したのでした。

 さらに全国旅行業協会も、世間にあまた存在する無登録の旅行業者は野放しにしておきながら、旅行業に多大な貢献をしてきたこの経営者を、同協会の弁護士団に、旅行業違反容疑で告発させたのでした。告発を受けた前橋東署や前橋地検では、当初かなり逡巡をみせていましたが、どこからか圧力がかかったためか、結果的に警察官17名による家宅強制捜査を行い、この経営者が保有していた顧客リストなど重要な営業情報を根こそぎ押収し、翌日から営業ができない状態にしてしまったのです。

 そして、旅行業法違反容疑で刑事訴追され、2014年2月24日に前橋地裁で「被告人を罰金30万円に処する。その罰金を完納することができないときは、金5000円を1日に換算した期間被告人を労役場に留置する」とする有罪判決がだされ、同年6月20日に東京地裁における控訴審でも同様に有罪判決が出されました。

 この理不尽な判決は、旅行業界にとって影響が大きいため、きちんと審理をするよう、元経営者は2014年7月5日までに最高裁判所第一小法廷に上告をしたのでした。それから約1年と4ヶ月半が経過した2015年11月20日付で、最高裁第一小法廷から次の通知が元経営者のもとに送り付けられました。

**********
                                    平成26年(あ)第1118号
                                    平成27年11月20日
被告人  松浦紀之殿
                     最高裁判所第一小法廷 裁判所書記官 保田浩一郎
被告人  松浦紀之
事件名  旅行業法違反
                    判決宣告期日通知書
本件の判決宣告期日が次のとおり指定されたので、通知します。
      平成27年12月7日午後1時30分
(注)被告人は、判決宣告期日には出頭する必要はありません。
**********

■期日通知書に「被告は来なくてもよい」とあるため、不思議に思った被告人が、電話で最高裁に問い合わせたところ、「最高裁の慣行で、被告は法廷の“ワク”の中に入らず、こういう宣告場所へ行く必要もなく、宣告の内容は郵送される」ことが判明しました。

 この最高裁の判決次第では、当会として重大な対応を迫られることになるやもしれません。

 それは、現在、無登録で何年にもわたり、地元の有権者らを対象に、バス20数台を連ねて群馬5区から東京の明治座まで、午前と午後の二部制で、大観劇ツアーを行っていた地元代議士の命運が決することになるからです。

 市民オンブズマン群馬では、旅行業法による登録をしないまま、大勢の有権者から旅行代金を集めて、観劇ツアーをしていた群馬5区選出の小渕優子・代議士を、現在、東京地検に旅行業法違反容疑で告発中です。

 もし、元経営者が無登録営業により旅行業法違反として、最高裁で有罪判決が確定した場合には、東京地検も同様の容疑で、小渕優子・代議士を起訴しなければならなくなります。したがって、もし元経営者が有罪となり、小渕代議士に対してお咎めなしという事態になれば、我が国の司法は二重基準がまかりとおるという、とんでもない結果になります。

 ぜひ、12月7日の最高裁第一小法廷における“はらぼじ被疑事件”の判決について、注目してまいりましょう。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】 

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知的障害者通所施設清涼園の虐待疑惑に関する情報公開で分かった通報者に対する高崎市役所の無礼千万

2015-11-28 22:51:00 | 高崎市の行政問題
■清涼園の利用者虐待問題について、元従業員が職を賭して高崎市役所に通報したにもかかわらず、立ち入り検査をしないまま、通報内容を机上で検討しただけで「虐待の事実は認められなかった」として、この問題を放置していた件で、市民オンブズマン群馬は事実関係を確認すべく、高崎市長に情報公開請求をしていたところ、ようやく11月24日(火)午前8時半に、同市役所1階の窓口で開示を受けました。
※障害福祉課関係の開示資料→20151124jiqj.pdf
※指導監査課関係の開示資料→20151124jiwj.pdf
※開示手数料のレシート→20151124_receipt_city_takasaki.pdf
 開示された資料はA4版10枚でした。その内容は次の通りです。

※11月24日に高崎市が開示した情報一式

*****障害福祉課からの開示資料1*****

H26.6.6(金)am11:40-pm12:00

匿名の電話 ●男性 中高年の感じ
高崎市民か聞くが、「群馬県民です」と答える。おそらく市外在住。

群馬県、前橋市へ行った、その時は名乗ったがバカをみたので、話しに高崎市に行って信頼できたら名乗る。群馬県も前橋市も無責任だ。窓口当番が話を聞き、担当につなげるだけ。今、憤っているから名前は言わない。憤っているから興奮気味で話しているかもと。

虐待担当の責任者と話したい。考えを聞きたいことと提案を聞いてもらいたいことがある。

高崎市は本当に虐待をなくそうと考えているのか。
どのように現状把握しているのか。
内部告発者は必ず守られるのか。
月に1回でも検査に行くべきだ。抜き打ちがいい。
施設では、知的障害の人は何も言えないから、差別、心理的虐待は横行している。
トッブや職員を教育しなければダメ。
■■■の新聞報道を見たがその後を知りたい。→このことはお答えできないと伝える。
自分は施設に努めていたことがあり、虐待と思われることをみて、今、施設と戦っている。
職員は9割方いいが一部ダメ。勤務年数が長い人ほどダメ。

本日(6/6)4時過ぎに来るとのことだったが、会議があるため対応できないと伝え、6/11(水)以降に市川あて連絡もらい、日程調整することとした。

*****障害福祉課からの開示資料2*****


2014.6.12 pm4:40-7:20
対応者 中西 高井 市川

相談者  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■
勤務先  社会福祉法人 明珠会 清涼園

主訴・相談の内容
現在勤めている清涼園で、B型支援の利用者に対し、特定の女性職員(■■■■■)が心理的虐待と思われる行為(下記)をしているのを目撃した。しかし、H26.3に施設が行ったセルフチェック(2回目 別紙あり)を機にその後現在に至るまではその行為はみていない。
今年度定期監査があると聞いているのでその時に強く指導してもらいたい。

心理的虐待と思われる行為
・B型支援の仕事はpm4:30で終了するが、数人を残して5~10分仕事をさせている。作業が終わると職員が検収し終了となるが、その検収をしてやらないので終わりにならない。
この数人は、決まった人で言葉にして言えない人だけ残す。時間過ぎた分の賃金の支払いない。タイムカードを押させていない。
・利用者の脇に座り4~5分くらいの間ずっと作業をみている。
・職員が重いものを持たず、利用者に持たせている。
・利用者に説明もなく、いつも座っている椅子を移動させてしまう、障害のある人は状況が解らずウロウロしてしまう。■■■にそのことを言うと「自分■■■■は大丈夫」と答えるが障害の人にはいつもと違うことがストレスになる。
・ホチキスの針のバラになったものを素手で片付けさせているので切り傷ができる。相談者が指導しているグループは段ポール片を使って片付けさせている。
・ただ作業をさせているだけで、利用者がやりやすいようにするとかの指導や支援がない。教えないので、できない利用者はいつまでたってもできない。できないと言われていた利用者も相談者が絵カードなどを工夫し教えたところできるようになった。できるようになってもほめない。
・不良品が1つでもでると「何やっているんだ」と怒り、どうすればいいか教えず、他の利用者にさせるように変えてしまう。
・利用者があばれても、その特性にあった対応ができる人がいない。なぜ、そのような状況になったか考えず、ただ、叱る。
・利用者を差別、馬鹿にしているのだと思う。
・ストレス発散のためにしかっている.
・あいさつしない。
・都合のよい利用者ばかりホイホイする。       (裏面あり)
↓(以下は高崎市側の手書きの追記コメント)
現在、不適切なケアは改善されている様子。指導監査課へ情報提供し、定期監査時に注意して監査してもらうよう依頼してゆく。

その他
・H24.10頃(虐特防止法が施行後)、セルフチェック(1回目 別紙あり)を檎に身体的虐待と思われる行為はみられなくなった。
・メーカーより不良品が20個もあるとクレームあり、その女性職員がわざと入れていた現場を押さえた。
・相談者は清涼園に勤め■■。■■■を定年退職したあと清涼園に再就職している。
・県権利擁護センターへ相談に行ったところ、「よくしているじゃないですか」と言われ、憤り、「施設の中で解決します」と言って相談を終わりにしてきた。
・■■■■んは上には従順なのでトップが言えば変わると思う。
・会議の席で相談者がいると利用者がピリピリしている。と言われたが、■■■さんがピリピリしているのだと思う。
・パートの職員、食堂の職員は知っている。
・■■■へは2回、直訴した。■■■からはグレーのままにしてください。
・通報したことは絶対にわからないようにしてほしい。
・■■■さんは色仕掛けをしてくる。

*****障害福祉課からの開示資料3*****


2015.2.12 pm5:60-8:30
対応者  中西 高井 市川

相談者  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■
勤務先  社会福祉法人 明珠会 清涼園

話がしたいとのアポの時
3月末で解雇を言い渡され、自分が虐待通報をしたのが■■■に伝わってしまったのではないか。わからないように定期監査に入ってほしいと言ったのに監査の後、■■■や他の職員の自分に対する熊度が違う。6月の通報の時はすでに虐待はなくなっているというお話だったのでというとまだ心理的虐待は今も続いていると話す。

相談の内容
・ゴム片のカットを一度やらせてできないとやらせず、針詰めに回されていたが、相談者は■■■■勤務時代のトレーナーの経験を生かし、ゴム片のカットの仕方を大きな図を用いて4段階くらいに分け、教えたところ、やる気をみせてくれ、できないと言われていた利用者ができるようになった。同様にいろいろな工夫をして一生懸命したのに、「■■さんのしていることは独断専行だ」と言われ、くやしい。
●利用者がきちんとカットしたゴム片の中に不十分なカットのゴム片を■■さんがぶち込んで依頼主からクレームがきた。ぶっこんだところを目撃した。
・セルフチェック1枚目以前は、■■さん(■■■■■■■■男性)と■■さんという女性がつるんで虐待していた。■■さんは明らかに身体的虐待をしていたので■■が辞めさせた。しかし、辞めさせた理由はセクハラだった。
・■■■■■■■■男性が辞めたあとは、■■さんは■■さんと組んでいる、■■さんが●印のことをグレーでいくとはっきり言った。
・途中、どうして自分がやめなければならないか。私に謝ってもらえばゆるすがこのまま辞めることになれば裁判も考えている。前回、命がけでチェックリストも渡し、何か方法を考えろといったのに辞める羽目になった。自分は70歳まで働きたい。解雇されたらどうするんだ仕事を紹介してくれるんかと詰め寄る場面もあった。

心理的虐待について●
・心理的虐待は今もある。(虐待者)■■さんという女性。
・利用者に対して自分の思いどおりにいかないと怒ったり無視したりする、どなることもある。
・利用者に説明もなく、いつも座っている椅子を移動させてしまう、障害のある人は状況が解らず混乱してしまう。
・咳をしていた利用者に対して「大丈夫?」と声をかけたら、「わざとなんだからほっといていいんだよ」という。この利用者に対する対応の仕方がケア会議で「(このような咳をする場合の時)無視する」と決まった、おかしい。
・(B型支援の仕事は)pm4:30で終了するが4:30過ぎても片付けされている。本来は終了5分前に作業を鉢わらせ、片づけが済んで4:30分になるのではないか。←手書き追加コメント:(10~15分延長、バスが来るまでの時間)
・■■さんや■■■■■■■■に聞けばわかる。職員も■■さん以外の人はいい人。

その他
・1/4の■■の話では、市の人は現場がわかっていない。説明したけれどわかってもらえなかった。補助金がもらえなくなるという様な感じだった。
・3/25給料もらって自浄作用する方向であればいいけど、もう1回話があるはず。独断専行しなければもう1年延長もある感じだった。
・理由はわからないが■■さんはなぜかやめさせない。
・高井係長の知っている人に「やめてこい」と言われている。
・3/25で辞めると決めている。あと2年で花壇のお花がきれいになる。
・自分と気持ちの職員も他にもいる。
・妹が障害者
・6.5H/日の勤務で社保加入している。

市より
・前回の話は、チェックリストしたり、■■■さんが指導の仕方などを工夫し改善したと受け止めていた。また希望により調査ではなく定期監査の強化を望んでいたので通報者がわからないように通常の定期監査(←手書き追加コメント:実地指導)のなかでチェック強化してもらった。市で出来るのは、虐待の通報に基づく調査と監査。雇用については労基署が相談窓口であると伝える。
・心理的な虐待について、対応は市で検討するが、通報により調査に入るという形になると思うと伝える。相談者の希望により、3/25の最後の給料日以降連絡を待って(もしかしたら雇用が継続するかもしれない)から対応することとなる。←手書き追加コメント(4/16以降とのこと)

*****障害福祉課からの開示資料4*****

A票(表)  障害者虐待  相談・○通報・届出受付票
 受付者 所属・虐待防止センター 氏名: 石井郁子 事案番号11
受付年月日 平成27年6月11日 13時09分~13時14分
相談(通報・届出)者
   受付方法      ■電話  口来所  口その他(    )
   相談(性別:年齢)  匿名     (男)(  歳)
   住所・所属機関   清涼園の父兄・・・虐待があるから調べてほしい、から始まる。その他の内容については質問により回答
   被虐待者との関係  □本人 ■家族・親族 □その他( ) □不明
被虐待者
   氏名(性別・年齢) 清涼園の利用者     ( )(  歳)
   住所・所属機関
   電話番号         (   )     
   主な障害      □身体 ■知的 □精神 □その他( ) □不明
虐待者
   氏名(性別・年齢) 清涼園の職員     ( )(  歳)
   電話番号      027(325)2810
   被虐待者との関係  □養護者等 ■障害者福祉施設従事者等 □使用者 □その他
主訴・相談の内容
   「清涼園を利用している者の父兄」と名乗る匿名の男性からの通報。
   施設を利用している本人から、「職員の話を聞かないと、つっこくられる」「職員に寝ているところを押される」「職員に机を蹴飛ばされる」「職員から『仕事しないなら○○させない』と言われる」という話があった。
   1年くらい前から時々話があり、最近では1カ月くらい前にあった。時々、施設に行くときに泣くなど、普段と異なる態度の時がある。
下関の施設での虐待映像を見て心配になった。職員の表向きの態度は挨拶もしっかり出来ているが、利用者が話す姿は異なる。そういうことをする職員の姿を見ている人がいるはず。しっかりと調査を行い、利用者からも話を聞いて欲しい。

【不適切な状況の具体的内容】
情報源
   相談(通報・届出)者は、口本人 口実際に目撃した ■本人から聞いた 口関係者(  )から聞いた 口怒鳴り声や泣き声、物音等を聞いて推測した
相談・訴えの内容
   口家から怒鳴り声や泣き声が聞こえたり、大きな物音がする〔疑い〕
   口介護が必要なのに、サービスを利用している栂子がない〔疑い〕
   □障害者の服が汚れていたり、お風呂に入っている様子がない〔疑い〕
   口あざや傷がある〔疑い〕 口食事をきちんと食べていない〔疑い〕
   口問いかけに反応がない、無表情、怯えている〔疑い〕
   口年金などお金の管理ができていない〔延い〕
   □養護者の態度(                     )
   ■その他(具体的に)(施設職員に故意に押されたり、強迫めいた発言をされる。)
虐待の可能性(通報段階)
   口身体的虐待の疑い 口性的虐待の疑い 口心理的虐待の疑い □放棄(放任の疑い性 口経済的虐待の疑い ■虐待とは言い切れないが不適切な状況 口虐待の可能性無し
受付の対応
   □センターにて終了(内容:               )
   ■障害福祉課へ対応依頼  障害福祉課  様へ提出  月 日
※高崎市役所27.6.12受付 中西、高井、太田

*****指導監査課からの開示資料1*****

       社会福祉法人明珠会「清涼園」立入調査結果

1 立入調査日 ①平成27年8月17日(月)午後1時30分~午後3時30分
        ②平成27年8月25日(火)午後1時20分~午後3時55分
2 調査方法  ・職員からの個別聴き取り調査
        ・利用者からの聴き取り調査
3 調査体制  ①障害福祉課職員8名、指導監査課職員8名  計16名
        ②障害福祉課職員3名、指導監査課職員3名  計 6名
4 調査対象  ・施設長及びサービス管理責任者、直接処遇職員8名  計10名
        ・立入調査当日(H27.8.17)出席していた利用者33名
5 調査結果
 2日間に渡り、施設長及びサービス管理責任者、直接処遇職員からの個別聞き取り調査を行った。
 調査内容からは、虐待(不適切な対応)の事実は確認できなかった(詳細は別紙「職員聞き取り調査票まとめ」参照)。また、同様に利用者からも個別に聞き取り調査を行ったが、虐待(不適切な対応)の事実は確認できなかった(詳細は別紙「利用者聞き取り調査票まとめ」参照)。
6 まとめ
 職員及び利用者から聞き取り調査、並びに、個別支援計画等の確認を行ったが、H27.6.11付けの虐待通報にある「虐待とは言い切れないが、不適切な状況」について、確認することはできなかった。利用者の訴えの中には、「叩かれた」という回答もあったが、叩いた人物について特定はできず、聞き返すとほかの利用者の名前が挙がることもあった。
 上記の理由から、今回の立入調査では「虐待(不適切な対応)」について、事実の確認はできなかったと判断する。但し、事業所内で虐待防止研修等に参加していない非常勤職員がいたため、必ず研修を受けるように指導する。また、職員間でも利用者との接し方について、再度、共通理解を図るべく、話し合いをする等、事業所内の取り組みについて検討してほしいと伝える。

*****指導監査課からの開示資料2*****


    職員聞き取り調査票まとめ((社福)明珠会「清涼園」)
                    (対象10名)
調査実施担当者  障害福祉課・指導監査課職員
調査日      H27.8.17及びH27.8.25
≪虐待防止≫
  ●研修
    ・参加したことがある→7人
    ・参加したことはない→3人
   (「ある」と答えた人に対し、研修を通じて覚えている内容を聞く)
    ・虐待はグレーがなく、白か黒。他者から見て虐待と疑われる行為は、すべて虐待と思ったほうが良い。
    ・利用者への呼び方(呼び捨て、あだ名の禁止)、無理やり作業をさせない等
  ●取り組み(事業所内において、どのような取組みをしているのか、周知方法等を具体的に)
    ・セルフチェツクシートを各々作成
    ・内部研修、パンフレット配布
    ・毎週水曜日のケア会議
    ・虐待防止に関する掲示
    ・標語の読み上げ
  ●通報義務
  障害者虐待防止法(H24.10.1施行)第16条「通報義務」を知っているか
    ・知っている→9人 ・知らない→1人
  ●虐待の種別 (知っているもの)
    ・身体的虐待→8人
    ・性的虐待→8人
    ・心理的虐待→8人
    ・放棄・放任(ネグレクト)→6人
    ・経済的虐待→6人
    ・その他→(精神的に追い込むものは虐待)(本人が嫌がることは虐待)
≪通報に対する調査≫
 Q1 支援として「不適切」あるいは「虐待」と思われる対応をしている職員はいるか?
    ・いる→1人  ・いない→9人
<「いる」と答えた人に質問>
 Q2 のような「不適切」あるいは「虐待」と思われる対応をしているのか?
    ・■■■■に辞めた職員はそういったことはあったが、今は無い。
    ・言葉が強い。威圧的、上から目線の言い方。すべて以前の話。
    ・現在は耳が遠い人には、大きい声を出すことはある。
<「いない」と答えた人の意見>
    ・制止するときに「やめなさい」と言うことはある。
    ・危険回避のために大きい声を出すことはある。
    ・虐待を見たことはない。
 Q3 「不適切」あるいは「虐待」と思われる対応をしている職員は誰か?(複数回答可)
  (個人名が望ましいが、難しい場合、性別や年齢等、聞けることを聞く)
    ・■■■■■■■に辞めた
 Q4 被虐待者は特定されているか?(複数回答可)
    口特定されている    ■特定されていない
  (利用者名              )
 Q5 「不適切」あるいは「虐待と思われる」対応を確認した状況は?
    口見た(いつ頃、どこで?)
    口聞いた(誰から?)
≪相談体制≫
 支援に関して困りごとや不明な点は、上司等に相談できますか
    ・できる→10人  ・できない→O人
<「できない」と答えた人に質問>
 Q 相談できない場合、どのように解決していますか?

<「できる」と答えた人の意見>
    ・朝礼のときに声がけがある。
    ・職員間での情報交換ができている。
    ・同じ悩みを抱えているので、気軽に相談できる。
    ・ケア会議にかける。
    ・園長、サビ管に相談できる。 ※当会注:サビ管=サービス官
≪その他≫
    ・利用者がパニックになることはある。パニックになってしまったときの職員の対応はケースバイケースで、利用者の状況により対応している。利用者には特性もあり、虐待と見られてしまうことはあるかもしれない。でも、実際は、利用者を保護するための行為なのでわかってほしい。あったことについては全て記録し、保護者にも話しをしている。支援について、難しさを感じている。
    ・利用者に自閉症が複数人いて、大きな声、パニック、そのときの状況、本人のわがままが多いと聞いている。予定が変更になると落ち着かず、連絡帳で保護者には伝えたりする。長年の利用者なので、職員は理解できている。
    ・定員37名であるが、毎日ほぼ定員人数ぐらいの利用者が来ている。落ち着いている利用者が多く、フラフラしている利用者はいない。扱うものが「針」でありケガの危険性が高いため、注意する声が大きくなることもある。入職当時は利用者さんも若く元気で、箸を持ったまま走り回る利用者から箸を取り上げたりしたが、今は高齢化が進みそういう利用者もいなくなった。職員も勤続年数が長い人が多い。
    ・園長はほとんど在園している。そのため、園長に相談事があればすぐに相談できる体制になっている。就労継統支援施設の一般的な特徴であるが、清涼園も長期間利用している利用者が多い。一番若い人で25歳であるが、■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■で、7~8年の利用歴がある。気分にムラがあるために処遇が困難な利用者が1人いる。その方に対してはマニュアルを作成して対応している。
    ・インターネットでオンプズマンの書いた高崎市と清涼園に関する記事を見た。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■

    ・職員を順位付けする利用者がおり、私に頼みごとをするとその利用者に対し、「なぜ自分に頼まないのか」と怒っていたことがある。
    ・職員同士で話し合いはある。基本的に利用者は落ち着いている。滅多に無いが、きっかけが有ると激しい時がある。朝のミーティングで利用者の状況の引継ぎあり。
    ・利用者が大きな声をあげる時もある。暴れるような状況は年に1、2回。偶数月に保護者会があり、園長、事務、職員1人が参加している。■■■■■■■がパニックになり水をかぶる時には、家族の依頼もあり後ろから抑えることもある。
    ・個々の利用者の希望やペースに合わせて職業指導をしていくことに難しさを感じている。コミュニケーションをとるのが難しい、会話が通じない利用者などがいるが、困ったときは先輩に相談しながら対応している。先輩や園長には相談しやすい雰囲気となっているので助かっている。
<所見>
 職員からの聞き取り調査内容から、虐待(不適切な対応)の事実は確認できなかった。但し、調査の結果、虐待防止研修に参加していない職員が確認できたことから、虐待防止に関する取り組みについて強化するよう指導する。

*****指導監査課からの開示資料3*****

     利用者聞取り調査票まとめ((社福)名珠会「清涼園」)
                     (対象33人)*欠席利用者6人
調査実施担担当者 障害福祉課・指導監査課 調査時間 H27.8.17
≪調査内容≫
Q1 あなたの嫌いなこと、イヤなことはなんですか?
    ・大変だけど嫌なことはない。
    ・仕事は好き
    ・叩かれたりする
    ・楽しいことはない
    ・ホチキスの作業で怒られることがある
    ・いっぱいある。人間関係
 Q2 清涼園で嫌いなこと、イヤなことをされたことがありますか?
    ・以前はケンカがあり、それが嫌だったが今は大丈夫になった。
    ・仕事をしていない人に職員が言うかもしれないが、自分は言わない。利用者同士のいざこざはあるが気にしない。
    ・中で怒られたことがあった。口で言ってくる(おともだち)。
    ・男の人が叩く。今日の案内係の人ではない。メガネをかけていない偉い人(毎日来ていて、今日も来ている。仕事をしているときに怒られる。休んでいるときは怒られない。
    ・叩かれて、来るのが嫌なときがある。
    ・つらいときがある。自分がダメなとき、無理なとき
    ・■■■■■■■■■に言われて、カッとなって暴れた。
    ・■■■■■■■■には言ってもわからない。
 Q3 だれに嫌いなこと、イヤなことをされましたか?
    ・遊んでいると妹にしっかりやるように言われる。
    ・■■■■■■■■が叩く。作業が上手くいかないとき、たまに。
    ・笑われたり、言われたりするのが嫌。週に何か。(職員みんなに言われる)。■■■■■
    ・■■■■■■■■■■■■■■■■
≪その他≫
    ・マンションを買った。ネコを飼っている。お化粧してイヤリングして彼氏がいる。
    ・仕事は楽しくやりがいがあっていい。仕事を手早くやっていると嫌なことを忘れる。
    ・揉め事にならないように自分ががまんしている。がまんしていることが多い。
    ・席替えをしてほしいが、聞き入れてくれない。
    ・世話人のところにいる。
    ・作業はホチキスの針つめ。
    ・心配なことはいっぱいある。
    ・今日はバイクで来た。
    ・好きなことはたくさんある。みんなは仲良し、楽しくやってぃる。
    ・ご飯がおいしかった。
    ・お母さんに怒られることがある。
    ・―緒にいる人に嫌なことをされたから、今はしゃべれない。一人の部屋なら話せる、相手は90歳位だからあきらめている。
    ・嫌いな人はいるが大丈夫。
    ・園で好きな人はいっぱいいる。嫌いな人はいない。

<所見>
 個別で質問形式の聞き取り調査を行った。利用者の平均障害支援区分は「3.1」であるが、個々でみると、障害支援区分2~6である。利用者同士のトラブルのような回答もあり本件「虐待通告」に関連する内容なのか、真偽について判断は難しい。気になる回答もあるが、現在のことか、過去のことか等判断材料に乏しく、虐待(不適切な対応)があったという決定的な証言とは言いがたく、事実の確認には至らなかった
**********

■情報公開後、さっそく市役所福祉部障害福祉課を訪れ、担当の高井氏と面談しました。

 1時間余りにわたるやり取りで、次のことが判明しました。

(1)昨年6月から今年2月と3月にかけて、数多くの電話と3度にわたる面接による通報があったにもかかわらず、高崎市では、通報ではなく、単なる相談と見なして対応していたこと。

(2)通報者から提供された詳細な情報や証拠写真なども、同課内と指導監査課内のみで情報共有化しただけであったこと。また、両課の課長レベルまでは情報を伝えたが、福祉部長には虐待情報を伝えなかったこと。

(3)しかも通報された情報に関して、高崎市が清涼園になんらかのかたちで伝えたらしく、それが原因となって通報者に対して解雇通告がなされたことが窺えること。

(4)通報者から解雇後の4月16日以降での清涼園への虐待問題についての立入調査を強く要請されながらも、高崎市は8月17日に指導監査課と共に初めて清涼園を立ち入り調査したこと。そして、その8日後に追加の立ち入り調査をおこなったこと。

(5)そして、障害福祉課では、立ち入り調査をすべきかどうかの判断は、障害福祉課ではなく、おなじ福祉部の指導監査課であり、そちらの方で確認してもらいたいこと。

(6)同様に、本日開示された行政文書にある清涼園職員らからの聞き取り調書票まとめで「インターネットでオンプズマンの書いた高崎市と清涼園に関する記事を見た・・」のあと3行余りにわたり、黒塗りにされている箇所について、どのような内容なのかを質問したところ、これも指導監査課から開示された文書なので、そちらに確認するように言われたこと。

(7)また、通報者から今年3月に提供された虐待にかかる情報について、今回の情報開示に含まれていないのはなぜか?という質問に対して、障害福祉課では「個人から提供された情報なので個人情報保護の観点から開示対象に含まれないと考えて、開示対象情報に含めなかった」と回答したこと。

(8)清涼園の虐待問題については、元従業員による通報(高崎市では相談ということで処理)の他にも、2015年6月11日に、当時下関市の大藤園における職員による利用者への虐待事件がマスコミで報じられたのに触発されて、清涼園の利用者の父兄と思われる男性から匿名の電話が、虐待防止センターに寄せられたことが、今回の情報開示で判明したこと。どうやら、元従業員が職を賭して通報したことよりも、匿名の利用者父兄からの通報電話により、高崎市はしぶしぶその2か月後に清涼園の立入検査に踏み切ったこと。


 このように、障害福祉課からのヒヤリングでは、担当者の不可解な説明内容と言動が非常に気になりました。

 続いて、指導監査課にいき、担当の金井氏と三浦氏に面談して、今回の清涼園の問題について午後1時近くまでヒヤリングを行いました。その結果、次のことが判明しました。

(a)清涼園への立入検査は、あくまでも6月11日に為された匿名電話による虐待通報に基づくものであり、それ以前に何度も通報してもらった元従業員からの虐待情報に基づくものではないこと。

(b)立入検査に際しては、決して指導監査課だけが要否を判断しているわけではなく、通報受付窓口の障害福祉課と事前に十分協議をしており、立入検査を実施する場合でも、指導監査課と障害福祉課が一緒になって実施していること。つまり、障害福祉課の担当者のいう「虐待の有無の判断や立入検査の要否は全て指導監査課が行う」との説明は正確ではないこと。


■こうして、清涼園の虐待に関する元従業員による通報に対する高崎市役所の福祉部傘下の障害福祉課と指導監査課の対応の実態が明らかになりました。

 結果として、次のことが明らかになりました。

◆その1
「高崎市は虐待通報があっても、相談として取り扱い、立入検査には極めて消極的であること」

◆その2
「通報者が当会に報告し、オンブズマンが問題視しなければ、高崎市は虐待通報を揉み消していたこと」

◆その3
「オンブズマンが問題視した後、高崎市はしぶしぶ立ち入り検査をしたが、その端緒は、匿名電話による虐待通報だったこと」

◆その4
「つまり、元従業員が証拠を提出してなんども虐待の事実を高崎市に報告しても、高崎市は無視を続けていたこと」

◆その5
「立入検査をした結果、虐待を示す証言が関係者から発せられても、高崎市は証拠不十分で虐待の事実は認められないとして、結局幕引きを図ったこと」

◆その6
「その背景には、高崎市上層部からの福祉担当職員らへの圧力があったことがうかがえること。さらにその裏には、清涼園に対してモノが言えない市側の事情があったと思えること」


■今回の清涼園の虐待を巡る役所の一連の対応を見ると、今年6月の下関市の大藤園における虐待の事実を示すビデオ画像のマスコミ報道が行われる前の下関市役所の対応と、高崎市の対応が非常によく似ていることです。

 つまり、マスコミやオンブズマンのような第三者による問題提起が為されない限り、役所は重い腰を上げようとしないことです。

 これでは、せっかくの障害者虐待法が、施設と役所がつるめば骨抜き同然となってしまいかねません。

 なぜ、高崎市は清涼園に対して、これほど及び腰なのでしょう。その理由を探るため、清涼園に関する情報を検索してみました。
※現況報告書↓
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2015031900043/files/30myozyu26genkyo.pdf
※財務諸表↓
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2015031900043/files/30myozyu26zaimu.pdf

 なるほど、清涼園を経営する「明珠会」の理事監事を見ると、それなりの立場のお歴々が並んでいます。

 一方、当会の手元に、「創立40周年を迎えて」と題する挨拶文の写しがあります。明珠会は昭和45年(1970年)4月1日に設立認可され、同月15日に設立登記されました。従って、2010年当時の文書ということになります。

**********

          創立40周年を迎えて
                    理事長  大川 武
 ここに社会福祉法人「明珠会」が創立40周年を迎えられましたことは、関係諸機関及び各方面の方々の温かいご理解ご協力の賜と心より感謝申し上げます。
 思い起こせば昭和30年代の後半、養護学校卒業後の子どもさんの次なる活動の場を求めて、親の会の皆さんの施設建設へ向けての運動が始まりました。その地道な努力や熱意が実り、市長をはじめ多くの市民の協力により、社会福祉法人「明珠会」の認可、高崎市で最初の知的障害者通所授産施設「清涼園」の開設となったのです。そこで忘れてはならないのが初代理事長であり園長を務められた喜美候部圭吾先生です。先生の土地のご提供なくしてこの事業は為し得なかったからです。
 また、法人名の「明珠(みょうじゅ)」について喜美候部先生は、次のように記録を残されています。『昭和43年12月30日の朝日新聞に、糸賀近江学園長の「この子らを世の光に…」という記事があった。施設に最も大切なことはF子どもの心を安らかにしてゆくことであり、施設職員に必要なことは、子どもの利益を代弁することだ」と説き、次いで「この子らを世の光にして欲しい。この子らに世の光をではない」と。…中略… この子どもたちが世の中の倖せそうな人たちに、生命の躍動と生命の価値をその値に気づかせる尊い存在として欲しい。という意味に私は理解した。それ故に経営主体の社会福祉法人の名称も「明珠会」とした。「一顆明珠(いっかみょうじゅ)」という禅の言葉より引用したものである。「一粒の明るい珠」、一粒の明るい子どもたちのみずみずしい生命が、その値「世の光」であり、「世の光」たらしめるよう、私たちは努力せねばならぬと思う。』と記されていました。それから40年の歴史を刻んでいますが、「明珠」の理念は色褪せることなく、代々の清涼園職員により脈々と受け継がれていると確信しています。
 ご承知のように障害福祉は、今大きな転換期を迎えています。制度変更により各方面にいろいろな戸惑いが生じています。そのような状況のなか清涼園も新年度には新体系の事業所に移行します。施設経営も今までのような訳にはいかないでしょう。何れにしても与えられた情報を的確に把握し、その目的に沿った福祉サービスを利用者中心に提供していかなければなりません。
 福祉に終着駅はありません。その時代その時代の要請に答え、更なる充実に向け私たちも努力精進してまいりますが、今後とも今まで以上のご指導ご支援をお願い申し上げご挨拶といたします。
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※当会注:2010年当時理事長だった読売七日会元会長で読売白鳳会会員の大川武氏は、2011年11月11日に90歳で亡くなった。その後、同11月27日に、読売新聞東京本社販売局・読売七日会・大川家合同葬が高崎市の高崎メモリードホールで営まれた。読売新聞グループ本社・白石興二郎社長をはじめ、連合読売会各会長、白鳳会会員、大川氏の友人ら約700人が参列し、故人の冥福を祈った。葬儀委員長の読売新聞東京本社宮本友丘・副社長販売担当は、式辞の中で大川氏夫妻の著書「老鶴万里の心」を紹介した。
**********

 このように、設立当時の目的が、40年という歳月を経て、次第に霞んできたことが窺えます。あらためて、関係者はこの挨拶文の内容をかみしめて、虐待の事実を認め、再発防止を徹底し、組織改善に注力しなければ、信用回復は望めないでしょう。

 そのためにも、高崎市の福祉行政は、清涼園での虐待の事実をきちんと認め、群馬県に報告すると共に、清涼園とそれを経営する明珠会に対して厳しく指導しなければなりません。

 幸い、2時間余りにわたる指導監査課とのヒヤリングで、当会からの要請に対して、指導監査課は、「通報」受付票を作成した上で、清涼園に対して立入検査等の必要な措置を講ずるよう前向きに検討することを確認してくれました。

 そして、指導監査課に対しては、窓口として重要な機能を果たす1階の障害福祉課に対しても「指導監査」を行い、虐待通報など、関係者からの情報提供に対しては法令に則って積極的にきちんと対応するよう、厳しく指導するよう強くお願いをしました

■そうした高崎市の本来の対応措置を促すためにも、当会としては、今後、清涼園における虐待の事実を改めて検証し、記者会見等を通じて公表することにより、高崎市福祉行政をサポートしたいと考えております。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】


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大同スラグ問題を斬る!・・・渋川市の対応「ここが変だよ」番外編その5

2015-11-28 12:17:00 | スラグ不法投棄問題
■渋川市でスラグ不法投棄問題を追いかけていたところ、コンクリート破片の不法投棄だった事件について、以前お伝えしました。関連ブログ記事は次を参照ください。
○2015年6月26日:大同有毒スラグを斬る!…渋川市で先週発生の擁壁崩壊災害!有害スラグ原因か?オンブズマンが緊急調査
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1650.html
○2015年10月11日:大同スラグ問題を斬る!・・・渋川市の対応「ここが変だよ」番外編その1
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1755.html
○2015年10月29日:大同スラグ問題を斬る!・・・渋川市の対応「ここが変だよ」番外編その3
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1779.html
○2015年11月22日:大同スラグ問題を斬る!・・・渋川市の対応「ここが変だよ」番外編その4↓  
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1810.html

 擁壁が崩れたり、コンクリートや石などの産業廃棄物が不法投棄されたり、市側がなぜだか不法投棄を隠ぺいしようとしていると異議申立てが起こされたり、複雑な様相を示しているこの事件に関して、新たな展開があったようです。11月26日の朝日新聞の報道記事を見ていきましょう。


**********2015年11月26日朝日新聞 群馬版
「造成工事でネギに砂」 渋川市と業者に農家が損賠提訴
 契約にない大量の土砂や石が持ち込まれ、ずさんな工事が明らかになった渋川市北橘町の運動場造成工事を巡り、隣接する畑の農作物が工事で飛散した土砂をかぶって出荷できなくなったとして、渋川市の農業の男性が25日、市と建設業者を相手に約416万円の損害賠償を求める提訴を前橋地裁に起こした。
 訴状によると、男性は昨年8月ごろから、造成地に隣接する畑で、ネギ1千箱分を栽培していたが、業者は運動場工事に合わせ市道の工事をする際、砂が飛び散らないよう散水などの対策をしていなかったため、ネギに砂がかかり出荷できなくなったと指摘。工事を発注した市は飛散を防ぐよう業者に指示するなどの対策を怠ったとしている。
 市は「男性と業者と3者で補償について話し合いを持とうとしたが話したくないと言われた。訴状が届いた段階で今後について検討したい」としている。
**********

■この報道のポイントを整理してみましょう。

①不法投棄が明らかになったずさん工事問題であること。

②ネギの損害賠償を求める訴えであること

③渋川市の対応をめぐる裁判でもあること


 当会にも、この農家男性から涙ながらに情報が提供されています。併せて、上記の3つのポイントをそれぞれ考察していきましょう。

◆ポイント①「不法投棄」について

 以前からお伝えしている通り、コンクリート破片や石などのがれき類の不法投棄現場である渋川市北橘町の運動場造成工事は、そのずさんな工事施工が指摘され、施工業者が指名停止になるという罰則が市から課されました。指名停止というのは、一定の期間中渋川市の工事の入札に参加できなくなることを意味し、今回のケースでは1年間、渋川市の仕事ができなくなるのだそうです。ずさんな工事は隣接する畑にまで影響を与えていたことになりました。

◆ポイント②「ネギ被害の損賠訴訟」について


この大雨により、滑って壊れてしまった擁壁の右側が、問題のネギ畑なのだそうです。


1千箱分のネギがこちらです。一見すると、青々として食べられそうですが、砂がネギ1本1本の葉の中に深く入り込み、出荷できる状態ではないそうです。

 施工業者は運動場工事に合わせ市道の工事をする際、砂が飛び散らないよう散水などの対策をしていなかった、また工事を発注した市は飛散を防ぐよう業者に指示するなどの対策を怠ったとして、渋川市の農業の男性が11月25日、市と建設業者を相手に約416万円の損害賠償を求める提訴を前橋地裁に起こした、と報道されています。

◆ポイント③「渋川市の対応」について

 報道では、『市は「男性と業者と3者で補償について話し合いを持とうとしたが話したくないと言われた」』となっております。ところが、渋川市が発行する「市議会だより」という議会報告では、次の記載があります。


2015年11月号市議会だよりの表紙。


「周辺農作物被害については、施工業者と被害にあった方で話しあいを行っていますが、体育課が間に入って調整を行っています。」と議会だよりは住民に説明しています。

■この問題に関する渋川市のコメントについて、マスコミの報道では、次のように表現されています。

「市は『男性と業者と3者で補償について話し合いを持とうとしたが話したくないと言われた』」

 一方、市議会だよりでは、次の記述となっています。

「施工業者と被害にあった方で話しあいを行っていますが、体育課が間に入って調整を行っています」

 どちらなのでしょうか?「話し合いを持とうとしたが話したくないと言われた」のに、なぜ「話しあいを行って、体育課が間に入って調整を行う」ことができるのでしょうか?無茶苦茶ではないでしょうか。

■この点について、農業男性の涙ながらの話を聞きました。

 ご本人が語ったところによると、市に相談をした際、市は一方的に「業者と直接はなしてください」と言うだけで取り合おうとせず、間に入ることもなかったそうです。そこで一旦はあきらめて泣き寝入りするつもりでいたそうです。

 ところが、前述の「市議会だより11月」に掲載された「施工業者と被害にあった方で話し合いを行っていますが、体育課が間に入って調整を行っています」という記載を見て、あまりにも現実と違う市役所職員の作り話に腹が立ってしまい、今回の訴訟を決意したそうです。

 渋川市では、市の公共工事で被害を受けた農業男性住民に対して「直接業者と話してください」と突き放すことが、業者と男性の間に入って調整を行う」ことになるのでしょうか?しかし、この一方的な物言いは社会常識ではありえません。議会だよりのように「体育課が間に入って調整」しているのなら、せめて両者を市役所に呼び話し合いの席を設けていただきたいものです。

 報道と議会だよりでは話が180度食い違っています。また、農業男性の話とも、著しくかけ離れていますので、渋川市の体育課がその場しのぎの言葉を吐き続けていると感じられます。

■渋川市体育課の発言を整理して、もう一度考察してみます。

(1)「直接業者と話してください」と農業男性を見捨てたのに、

(2)議会だよりでは地域住民に、さも優良職員であると印象付けるため、「間に入って話し合い調整を行っている」と説明し、

(3)さらにまた、朝日新聞には、「話したくない」という一言で農業男性が悪態をついていると読者に印象付け、話し合いはあくまで農業男性側の過失で開催できないと、男性に責任を押し付けることによって、渋川市は責任逃れを図っている。


 このように渋川市は、①被害住民からの直訴、②議会での答弁、③マスコミ取材への回答と、3つの場面で、その場その場を凌ぐため、臆面もなく発言をコロコロと変えています。公務員を標榜する市職員が、このようないい加減な対応を取れるのでしょうか?世の中にこうした人種が存在すること自体、信じられません。しかもそれが、私たちの税金で成り立っている役所に巣食っているのですから・・・。

 体育課といえば、青少年の健全な育成にも携わる大切な部署だと思われがちです。ところが実態は6真逆なのです。我が国の将来を担う大事な子ども達を、世間の常識と懸け離れた、恥知らずな、二枚舌、三枚舌を駆使する狂気的なうそつき集団に近づけて良いのでしょうか?

■今、予防医療が注目され、スポーツを通じてお年寄りを元気にし、医療費を削減していこう、という社会的な取り組みが進められています。そうした中で、今回のように、農業に携わる老人を平気で切り捨て、しかも議会だよりで平気でウソをつき自分に都合よく格好をつける・・・、いじめ社会の縮図のような構図ですが、被害住民にさらに後ろ足でドロを掛けようとする性悪の市職員に、住民の健康を語って欲しくはありません。

 有害スラグの対策でも同じことが言えます。被害住民の安全・安全な生活環境保全にそっぽを向き、刑事告発された大同の言うことを聞いて、小・中学校の構内に不法投棄されたスラグすら片付けようとしない渋川市は、狂っているとしか言いようがありません。

 そこでちょっと声高に叫んでみましょう。皆さまも良ろしかったらご一緒にどうぞ!

「ここが変だよ、渋川市!」

■さて、3つの場面で発言をコロコロ変えている渋川市ですが、被害を受けた農家男性に経過説明を伺いました。

*****これまでの経緯*****
●2015年4月
 市会議員と共に市役所を訪れ、ネギの被害を訴えるが「渋川市としては払えない、建設会社に行ってください」と門前払いにされる。

●2015年5月
 弁護士と相談し、再度内容証明郵便で補償を求める請求をしたが無視され、しかたなく泣き寝入りを余儀なくされる。内容証明による渋川市への通知書についてはこちらをご覧ください。↓
※内容証明通知書 → e.pdf

●2015年11月
 議会だよりで、「周辺農作物被害については、施工業者と被害にあった方で話しあいを行っていますが、体育課が間に入って調整を行っています。」と渋川市民全員に向けて嘘をつかれ、驚愕させられたため、裁判で争うことにした。
**********

 当会では、上記の経過をお聞きして、渋川市の対応に大きな疑問を感じました。というのは、建設公共工事においては、必ず建設請負契約約款というものを、発注者である渋川市と受注者である建設会社との間で結ぶからです。

 同約款第28条に「第三者との間に紛争を生じた場合においては、発注者及び受注者は協力してその処理解決に当たるものとする。」と明記されています。

 少なくとも、今回のネギ裁判については、渋川市と建設会社は協力して解決にあたっているとは到底言えません。渋川市は、「建設会社に直接話せ」というだけで何もしていないからです。渋川市は契約不履行という違反行為を犯していると言えるのです。

*****参考資料:渋川市建設請負契約約款*****
www.city.shibukawa.lg.jp/sangyou/nyuusatsu/.../keiyakukisoku.pdf
※国交省の標準約款→ http://www.mlit.go.jp/common/001000467.pdf
(第三者に及ぼした損害)
第28条 工事の施工について第三者に損害を及ぼしたときは、受注者がその損害を賠償しなければならない。ただし、その損害(第48条第1項の規定により付された保険等によりてん補された部分を除く。以下この条において同じ。)のうち発注者の責めに帰すべき事由により生じたものについては、発注者が負担する。
2 前項の規定にかかわらず、工事の施工に伴い通常避けることができない騒音、振動、地盤沈下、地下水の断絶等の理由により第三者に損害を及ぼしたときは、発注者がその損害を負担しなければならない。ただし、その損害のうち工事の施工につき受注者が善良な管理者の注意義務を怠ったことにより生じたものについては、受注者が負担する。
3 前2項の場合その他工事の施工について第三者との間に紛争を生じた場合においては、発注者及び受注者は協力してその処理解決に当たるものとする。
**********

 これほどまでに酷い違法不当な輩の役人らに、私たちの安全・安心な生活環境を守る資格はありません。曲がりなりにも市長は選挙という手段で定期的に変わる機会が巡ってきますが、ヒジョーシキ役人らに対してはこうした制度がなく、一度職に就くと、懲戒免職にでもならない限り、一生涯、高額な給与等と退職金、そして手厚い共済年金が支給されるのです。本当に困ったことです。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
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横行する偽メールに注意しよう! とにかく無視が一番!

2015-11-28 09:26:00 | 国内外からのトピックス

■今朝ほど当会関係者のもとに、「独立行政法人電子商取引支援機構」という架空の団体を装った詐欺メールが送りつけられました。1週間前に引き続き2回目です。ネットでこの団体名を検索すると、たくさんの事例が掲載されています。どうやら、中国あたりから送られてくる架空請求メールのようです。

*****メールの本文*****
最終通告書
今日6:41
電子商取引端末設定アドレス
○○○○@○○○殿へ通知
ECcontents(インターネット上における電子商取引に基づいた有料サイト及び無料期間を設けた月額制サイト)ご登録後、支払い期日及び無料期間終了後も退会せず利用料金を滞納しております。
電子商取引による利用履歴に基づき、貴殿に対して利用料金のお支払については、再三のインフォメーション内の督促通知にてお知らせしていたにもかかわらず、支払いがなく、現在多額の延滞金が発生しております。
つきましては、利用料金及び延滞損害金をお支払頂く様勧告いたします。なおこのままお支払頂けない場合は電子商取引に基づき直ちに
1.ご口座及び給与の差押え
2.所有財産(ご自宅、家財、車)の競売処分
3.ご親族、職場へのご連絡と代理返済の要求
を代理人弁護士を通じて法的手続きによる執行と致します。
このような事態にならないよう貴殿が下記よりECcontentsの正式な退会手続を
《最終期限》
2015年11月28日22時迄
頂く様最終的な通告として本書を送付致します。
■退会手続及びお問い合わせ
http://b6ypagee3m.date/bin/campX.php?em=L2yhozSgo**grzIjpTIfnJ5NMKc3MJVhozHhnaN=&key=gh9**gss&url=c1adkxn8jz**&nick=****************@ezweb.ne.jp&rank=8
※通知専用アドレスとなりますので、直接返信しても届きませんので必ず上記よりご確認下さい。
独立行政法人電子商取引支援機構
業務取扱担当 佐々岡
**********

 既に多くの方々がネット上で注意喚起をしておりますが、当会も注意を促しておきたいと思います。

【ひらく会情報部】

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タゴ事件発覚から20年目・・・真相を語らず世を去る事件関係者らと103年ローンを押し付けられる安中市民

2015-11-26 23:56:00 | 土地開発公社51億円横領事件
■11月23日の新聞朝刊各紙のおくやみ欄に、ひとりの元・安中市議の名前が掲載されました。

【安中市】広上輝男氏(元市議)21日、88歳〈通〉24日午後8時、簗瀬、メモーリア豊徳〈式〉25日午後1時、同〈自〉下後閑・・・

 この元市議は、安中市土地開発公社を舞台にした地方自治体では空前絶後、前代未聞の51億円巨額横領事件で、単独犯とされた元職員との関係が取り沙汰されていた人物でした。
○2009年7月20日:タゴ事件の真相を大胆に占った「怪文書」の衝撃と関係者のその後(その1)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/289.html
○2009年7月22日:タゴ事件の真相を大胆に占った「怪文書」の衝撃と関係者のその後(その2)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/290.html

 事件発覚当時、安中市議会議長だった同氏は、タゴ事件の真相解明と責任追及を行っていた当会の前身である“市政をただす安中市民の会”の前に、おおきく立ちはだかった主な事件関係者の一人として、忘れられない人物です。

■昭和55年1月27日に設立された安中市土地開発公社ですが、この元市議は、当初から安中市野総務部長として同公社の理事に就任し、昭和58年には産業部長として理事に就任し続け、公社の立ち上げ時期に連続4年間、理事を務めました。

 退職後、今度は安中市議に転じ、都合5期20年間にわたり、保守会派の重鎮として、タゴ事件の揉み消しと幕引きに尽力し、平成19年まで旧安中市政に君臨したのでした。

 元市議とは生前、筆者もなんどか顔を合わせたことがありますが、元市議はまともに視線を合わそうとしませんでした。

■平成18年3月18日に安中市と松井田町の合併により4月23日に合併市長選挙が行われましたが、市議選の方は平成19年4月22日に投開票されました。

 元市議は、80歳になったため、出馬を断念しましたが、最後まで意欲はあったようです。出馬断念後、元市議は、平成19年6月15日に後援会を解散し、公務員としての長い仕事にピリオドをうったのでした。

 その「功績」により、平成20年7月には地方自治功労で群馬県総合表彰を受け、同年秋の叙勲では同じく地方自治功労で旭日双光章を受けました。

 その後、平成24年2月25日に放送された「みのもんたのサタディーずばっと」で特集された議員年金支払い問題で、当時の市長が議員年金の支払い拒否というパフォーマンスに対して、元市議は「天皇陛下から賜った」という議員勲章を見せ、市長の姿勢に反対するコメントを発したのを最後に、市民の前から姿を消していました。

 そして、タゴ事件発覚から20年目の今年、88歳の天寿を全うしたのでした。

■タゴ事件が発覚した平成7年5月18日から20年が経過した今年は、単独犯とされた元職員の実弟で、多胡運輸社長だった人物が6月下旬にこの世を去りました。

 そしてまた、今回、元職員と親戚関係にあり、元職員と共に土地開発公社の立ち上げ時期に、市の幹部及び公社理事として、元職員と一緒に市内の土地ころがしに関与し、平成7年5月に巨額横領事件が発覚後は、市議会の与党会派出身の議長として、事件の責任を追及することもなく、また自らの責任をとることもなく、事件の揉み消しと幕引きに尽力した人物が、この世を去りました。

 両氏とも、51億円事件の真相を最後まで私たち安中市民には語ることなく、事件の真相を携えたまま、あの世に旅立ってしまいました。しかし、この巨額横領事件のツケ払いだけが、103年ローンとして私たち安中市民およびあと87年後の子孫らに残されているのです。

■この51億円巨額横領事件の和解金と称して、本来、市民のために使われる公金2000万円が、毎年クリスマスに、安中市の連帯保証で安中市土地開発公社から群馬銀行に支払われており、今年もあと約1か月後に17回目の支払いが迫っているのです。

 そして、クリスマスに群銀に2000万円を支払った後も、あと86年間、市民のために使われるべき公金が、元職員と癒着していた群馬銀行に支払われ続けることになるわけで、このような理不尽な状況は一刻も早く解消しなければなりません。

 しかし、安中市・公社も群馬銀行も、このような異常な状況の解消には無関心です。いかに、この巨額横領事件の真相が奥深いかを痛感されます。

【ひらく会情報部】

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