市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

大同有毒スラグ問題を斬る!・・・不法投棄を野放しにする行政の怠慢をよいことに再び勢いづく実行犯ら

2015-06-30 23:15:00 | スラグ不法投棄問題
■依然として行政告発をされないことをよいことに、じっとダンマリを決め込んでいるブラック連合の大同特殊鋼と佐藤建設工業ですが、最近の様子はどうなっているのか気になるところです。ちょうどそんな時、国道353号線沿いの石合バス停付近にある佐藤建設工業の盛り土材置き場の現状を、通勤途中、車を停めて撮影してくださった方から、市民オンブズマン群馬あて写真が送られてきました。

↑写真1:今度は何を混ぜるのか?ゴミが散乱している。↑


↑写真2:撮影してくださった方も、佐藤建設工業の盛土材置き場がスラグだらけだと分かったそうです。↑


↑写真3:角バリ、黒光り、サビ浮。ごらんのとおり、有害スラグの特徴である3要素を満たす石が無数に写っています。有害スラグに間違いありません。写真ありがとうございました。↑

■国土交通省による上武道路工事では、平成27年3月いっぱいまで、佐藤建設工業の盛り土材が使われ続けました。平成26年2月19日の第186回国会予算委員会でもこのスラグ問題が取り上げられ、国土交通省の調査でも有害物質が検出された有毒スラグを混入したインチキ「混合砕石」ですが、佐藤建設工業は、何事もなかったかのように、有毒スラグを盛土材として使い続けたのです。

 関係筋の情報によると、国交省では「施工業者の責任で安全な材料を使用してください」と、業者まかせにしてしまったようです。これだけ社会的に大きな騒動を巻き起こしているのに、「近隣住民の健康被害など関係ない。自分に責任が来なければそれで良い」と考えているとする国土交通用のお役人様には呆れ果ててしまいますが、それよりも、私たちの暮らす郷土群馬県の大地が、汚染され続けているのを放置していることは、どうしても許せません。

 有害物質を盛り土に混ぜて、詐欺まがいに不法投棄した環境問題を含むこの問題事案に対して、業者まかせにする国土交通省のお役人様の対応は、国会等で取り上げ問題にしなければ、今後ますます模倣事案が増え、日本の将来に真っ黒な闇をもたらすことでしょう。

 平成27年2月当時の、上武国道の工事現場の様子を見てみましょう。


↑写真4:目撃した方々は、口を揃えて、「佐藤の白いスラグ運搬車が我が物顔で走り回って、怖いほどだった」と語っています。↑


↑写真5:何台ものスラグ運搬車が出入りしている様子が見えます。スラグ運搬車が交差しているのがわかりますか?大同特殊鋼からの豊富なスラグマネーを背景に、大量に買いそろえたスラグ運搬車。いったい佐藤建設工業には何台の車があるのでしょうか?↑


↑写真6:現場搬入の様子。こんなに山盛りに積んで良いのでしょうか?てんこ盛りですね。↑

■さて平成27年4月以降も上武国道工事は行われます。スラグ問題の扱いはどうなっているのでしょうか?疑わしいブラック佐藤建設工業の建設資材が使用されるのでしょうか?

 平成27年4月24日、国土交通省関東地方整備局は”鉄鋼スラグに関する土壌の分析試験結果について”を公表しました。国土交通省の公表内容はこちら↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kyoku_00000682.html

 その中で、有害鉄鋼スラグに関して次のことが公表されました。

・「材料直下の土壌における有害物質の含有量等を確認するため、土壌汚染対策法に準じた分析試験を実施しました」

・「高崎河川国道事務所の発注した4工事の施工箇所において、「ふっ素」の溶出量が基準※3に定める基準値を超えて検出されました」

 併せて、今後の対応についても言及しています。さらに、なお書きでは、「なお、土地の所有者の意向および関係機関の依頼により、当該材料を撤去することで調整の整った2工事の施工箇所については、撤去を実施します。」と撤去にまで公表に及んでいます。

■「高崎河川国道事務所の発注した4工事」とは次の工事を指します。
 ①半田拡幅改良工事
 ②田口改良その4工事
 ③漆原舗装その1工事
 ④上武道路橋梁下部その2工事

 これらはいずれも、ブラック佐藤建設工業が建設資材を納入しています。調査箇所を見ると盛り土が3現場、路盤が1現場となっています。

 市民オンブズマン群馬では、特別プロジェクトチームの「リットン」調査団らによる調査と分析の結果、「佐藤建設工業が納入した盛り土材・下層路盤材・上層路盤材の全ての建設資材に有害スラグが不法投棄された」ことが判明したと報じてきました。国交省の今回の公表内容を見ると、それを裏付けられた格好となっています。

■例えば、盛り土について「承認願い・材料試験成績表」では、天然石100%で製造した、となっているはずです。しかし実際には有害スラグが不法投棄されていました。どこかで偽装工作がおこなわれていたことになります。それでは、どの時点で、「承認願い・材料試験成績表」が偽装された詐欺まがいの試験表が使われたのでしょうか?大同特殊鋼が有害スラグ混合砕石の製造を止めた時点までなのでしょうか?

 大同特殊鋼が有害スラグ混合砕石を製造中止した後も、しばらく、東吾妻町箱島の中央混合所に有害スラグが山積みにされ、佐藤建設工業が勝手に積込み販売していたという目撃証言が当会に報告されています。中央混合所は元々佐藤建設工業の土地を大同に貸している場所であり、積込み用の重機も佐藤建設工業の所有・管理で自由にできたからです。

 また毎日新聞によると大量の有害スラグが行方不明と報道されています。末尾に毎日新聞の記事を引用しましたので、ご参照ください。

■平成25年3月、有害スラグの置き場に困り、“群馬丸太運輸が大同特殊鋼から佐藤建設工業の村上砕石場まで運搬するダンプトラックを探し回っていた”という情報が当会に寄せられています。中央混合所だけでなく、村上砕石場など、佐藤建設工業の管理土地の全てが、有害スラグ置き場となっていたのです。今でも、有害スラグを隠し持っていて、「今度はバレないようにしなくちゃ。ほんの少しずつ、バレないようにね」と薄ら笑いを浮かべながら、慎重に天然砕石を混ぜているかもしれないのです。

 佐藤建設工業は毎日新聞社の取材に対して、“(盛り土に)有害スラグを故意に混入したことはない”、と話しています。しかし、実際には盛り土に有害スラグは混入されています。佐藤建設工業の態度は悪質で、“何をしでかすか”わかりません。住民の不安は、ますます募るばかりです。

 しかし、佐藤建設工業が公にスラグ混入を認めないかぎり、どこまでが安全な材料なのかは、調べようがありません。なぜなら佐藤建設工業は全て安全な材料と言い張っているからです。

■当会では、群馬県に“県が大同から聞き取り時に入手した有害スラグ出荷情報”を開示請求しました。
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1642.html

 しかし県土整備部は、「請求された情報は、不確定な情報のため、その内容を公にすることにより、県民の誤解や憶測を招き、不当に県民の間に混乱を生じさせるおそれや不利益を及ぼすおそれがあるため」として開示しませんでした。

 奇しくも群馬県が指摘しているとおり、今回の有害スラグ不法投棄事件は、「不当に県民の間に混乱を招く恐れのある事件」であるといえます。佐藤建設工業のスラグ運搬が走り回れば、それだけで県民は混乱し、「不当に県民の間に不利益を及ぼす」ことでしょう。

 群馬県の県土整備部様におかれましては、ただちに確定情報を収集する責任と義務を果たしてもらい、スラグ対策を業者任せにする国土交通省のお役人様に、“不当に県民の間に混乱を招く恐れがあるから、佐藤建設工業の建設資材を使用しないよう”、即刻ご指導いただきたいものです。

■さて、これから施工が佳境を迎える上武国道の工事と落札金額をネットで調べてみました。

・開札日2015年3月17日「上武道路上細井改良その5」 沼田土建 149,000,000円
・開札日2015年3月17日「上武道路上細井改良その6」 池下工業 124,000,000円
・開札日2015年3月17日「上武道路上細井改良その7」 沼田土建 129,800,000円
・開札日2015年4月24日「上武道路田口改良その2」  宮下工業 141,800,000円
・開札日2015年3月17日「上武道路日輪寺改良その5」 河本工業 260,840,000円
・開札日2015年4月24日「上武道路日輪寺関根改良」  池下工業 178,000,000円

 ここで疑問なのは、平成26年12月26日に国土交通省が盛り土の中に有害スラグが含まれていることを公表したのに、またまた同じ業者に工事を発注していることです。
国土交通省の公表はこちら↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kyoku_00000671.html

 なぜ、不法投棄に係った工事業者を指名停止にしなかったのでしょうか?水源県でもある我らが群馬県の県土の汚染に係わった業者を指名停止にするのは、お役人様の責務ではないでしょうか?

■これらの落札業者のうち、特に沼田土建は、群馬県建設協会の会長を務め、県内の業界の重鎮企業です。にもかかわらず、同社は、佐藤建設工業と組んで上武道路工事を何本も受注してきており、有害スラグについても大量に不法投棄した疑惑が浮かび上がってきます。

 また、池下工業、宮下工業も、ともに上武道路工事の常連であり、沼田土建とともに、有害スラグを使用していたにもかかわらず、国交省高崎河川国道事務所長の優良工事表彰を受賞しています。

佐藤建設工業と組んでの不法投棄疑惑が浮かんでいる、こういった錚々たる会社の皆様が、国土交通省の有害スラグ撤去の公表を契機に、佐藤建設工業との関係を断てるかどうか、非常に注目されます。

■佐藤建設工業が供給していた盛り土は、ただちに“撤去”されなければならないほどの有害物質を含んだ盛り土なのです。

 再び、佐藤建設工業から盛り土を購入する業者が現れるとすれば、それこそ“一蓮托生”“毒を食らわば皿まで”と判断したと見なすことができます。今回の、政官業癒着による大規模な有害スラグ不法投棄疑惑は、原因者のみならず、共犯者の洗い出しにも場面を拡げていくことでしょう。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項つづく】

※参考情報

**********毎日新聞2014年08月06日 07時15分
http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20140806k0000m040150000c&inb=mo 
八ッ場ダム:国道「路床」にも有害資材 帳簿から行方不明
 国が群馬県長野原町で建設を進める八ッ場(やんば)ダムの移転代替地に有害物質を含む建設資材が使われていた問題で、同県を走る国道の「路床」にも有害資材が許可なく使用されていたことが毎日新聞の調べで分かった。有害資材は約3.5キロ離れた2カ所で検出され、関係者の証言によると大量使用されたとみられる。一方、ダムや国道の工事に関与した同県渋川市の建設会社では、帳簿上保管されているはずの同種の資材約9000立方メートルの行方が分からなくなっていることも判明した。【杉本修作、沢田勇、角田直哉】
 有害資材の無許可使用が確認されたのは、前橋市などで建設中の国道17号バイパスの路床部分。八ッ場ダムの代替地などと同様、資材は大手鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」(名古屋市)の渋川工場(群馬県渋川市)から渋川市の建設会社が引き取った「鉄鋼スラグ」とみられる。
 このスラグを巡っては同国道の「路盤」に使われていたことは判明しているが、路盤への使用は国土交通省に認められている。一方、路床については天然砕石の使用が義務づけられ、渋川市の建設会社は天然100%の砕石を使うとする材料証明書を提出していた。
 関係者によると、同社がスラグを路床にも使用したのは、大同特殊鋼の工場から出るスラグの在庫を圧縮するのが目的。厚さが数十センチの路盤だけではスラグを使い切れないが、路床は盛り土部分を合わせると高さ数メートルにも達するため「天然砕石に混ぜて大量のスラグを使うことができた」(関係者)という。
 毎日新聞は建設中の国道2カ所からスラグとみられる砕石を採取し、環境省指定の第三者機関に鑑定を依頼。主成分などがスラグの特徴と一致し、環境基準を超える有害物質「フッ素」が検出された。国交省もスラグと特徴の似た砕石を確認し、調べを進めている。
 一方、大同特殊鋼から出たスラグと天然砕石を混ぜた資材約9000立方メートルが渋川市の建設会社に出荷後、行方不明になっている。
 大同によると、渋川市の建設会社との「逆有償取引」などが問題になった今年1月に群馬県が廃棄物処理法違反の疑いで立ち入り検査したことに伴い、大同の出荷伝票と、建設会社から受け取った建設資材の管理報告書を調べたところ、約9000立方メートルについて行方を確認することができなかったという。県はスラグが廃棄されたり無許可で工事に使われたりした可能性もあるとみて調べている。
 渋川市の建設会社社長は「帳簿と合わない理由は分からない。路床に故意に混入したことはない」とし、大同は「行方不明のスラグは今後も調査を続けたい。路床については事実関係を調べている」とコメントした。

**********毎日新聞 2014年08月05日07時30分
八ッ場ダム:代替地整備に有害資材 ふっ素 環境基準の23倍
 国が群馬県長野原町で建設を進める八ッ場(やんば)ダムで、水没予定地からの立ち退きを求められた住民の移転代替地の整備に、有害物質を含む建設資材が使われていることが分かった。国土交通省も同様の情報を得て調査を進めている。有害物質は環境基準の5〜23倍に達し、専門家は「撤去が望ましい」と指摘。今後のダム工事や住民の移転計画に影響を与える可能性が出てきた。(社会面に関連記事)
 ダム関連工事の関係者によると、有害物質を含む建設資材が許可なく使われたのは、代替住宅地の盛り土や周辺の生活道路など。毎日新聞は地権者の同意を得て代替地3カ所から建設資材の砕石を採取し、環境省指定の第三者機関に鑑定を依頼。その結果、有害物質のフッ素が環境基準の5〜23倍検出された。環境基準の対象ではないが、植物に影響を及ぼすとされる強アルカリ性も示した。
 建設資材は、その主成分から鉄の精製時に出る副産物で石や砂の形をしている「鉄鋼スラグ」とみられ、製造過程で添加されたさまざまな化学物質が残存することがある。スラグは、環境基準を下回ることを前提に道路資材など一部での使用が認められている。
 スラグを巡っては大手鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」(名古屋市)の渋川工場(群馬県渋川市)から出た有害物質を含むスラグが渋川市の建設会社に販売された際、販売額より高額な「引き取り料」とみられる費用を支払う「逆有償取引」だったことが1月に発覚し問題化。今回の代替地を巡る工事にも同じ建設会社が関与していた。同社はこれまで八ッ場ダム関連工事十数件に参加し、大同から引き取ったスラグを天然砕石に混ぜて使っていたという。
 国交省は八ッ場ダムの代替地の盛り土などの工事に天然砕石を使用するよう義務付け、渋川市の建設会社から提出された材料証明書にも天然砕石と記されていた。だが、毎日新聞と同様の情報を得た同省は現場の砕石を採取し、スラグとみられる砕石を確認。施工業者から事情を聴いている。
 八ッ場ダムの代替地には2007年時点で水没予定5地区の134世帯が移転を希望し、今年3月末時点で84世帯が移転。10月にはダムの本体工事に入る見通し。
 スラグは廃棄物処理法上は産業廃棄物とされ、最終処分には通常1トン当たり2万〜3万円掛かるが、「逆有償取引」なら1トン当たり数百円程度で引き渡すことも可能とされ、費用が大幅に削減されるという。
 八ッ場ダムは1952年に旧建設省が調査に着手し85年に住民が建設を容認、2007年から水没予定地の代替地の分譲を始めた。09年の民主党政権誕生時に一時工事が中断したが、11年に建設再開を決定し、今年10月からダムの本体工事に入る見通し。代替地には07年時点で水没予定5地区の134世帯が移転を希望し、今年3月末現在、84世帯が既に移転している。
 渋川市の建設会社社長は毎日新聞の取材に「スラグが誤って混じったことはあるかもしれないが、故意に入れたことはない。仮に出てきたとしても混入がわずかであれば有害物質の影響は低いから障害はない」と説明。大同特殊鋼は「盛り土にスラグが利用された事実は把握していない。指摘の事実関係を調査する」としている。【杉本修作、沢田勇、角田直哉】
◇言い逃れはできないフッ素値の高さ、すぐにも撤去を
 日本環境学会顧問の畑明郎・元大阪市立大大学院教授の話 通常の自然界では環境基準を超えるようなフッ素は検出されず、(偶発的との)言い逃れはできないフッ素値の高さだ。少量でも周囲に悪影響を与えるので、本来、基準を超えれば建設資材に使ってはいけない。むき出しになっているような所はすぐにでも撤去した方がいい。既に建物を造ってしまったなら、側溝の水を調べるなどして監視を続けるべきだろう。
◇環境基準とフッ素
 環境基準は人の健康や生活環境の保全のため環境基本法や土壌汚染対策法で定められ、有害物質ごとに上限値がある。有害物質の一つであるフッ素は自然界に存在し、低濃度では虫歯予防効果が知られているが、高濃度では嘔吐(おうと)や腹痛などの中毒症状を起こす可能性がある。
**********


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群馬高専をめぐるアカハラ問題で、市民オンブズマン群馬が情報開示請求書を同校に提出

2015-06-27 22:47:00 | 群馬高専アカハラ問題
■アカハラ問題が取りざたされている群馬工業高等専門学校ですが、市民オンブズマン群馬では、アカハラ問題の実態について、問題の有無を含め、学校側から回答を得ることが先決と考えて、平成27年4月15日付で同校の学校長宛に公開質問状を提出しました。その結果、同4月20日に、同17日付で「事案の性質に鑑みプライバシー保護の観点から、回答を控えさせていただきます」と、事実上の回答拒否の返事がありました。そこで、当会は上級機関である国立高等専門学校機構に対して善処を求める文書を出していたところ、情報開示制度があることがわかりました。その後、当会では熟考を重ねた結果、このたび、平成27年6月26日に、次の内容の情報開示請求書を提出しました。

**********
          法人文書開示請求書
                   平成27年6月26日
独立行政法人国立高等専門学校機構 殿
(群馬工業高等専門学校)
     氏名又は名称:(法人その他の団体にあってはその名称及び代表者の氏名)
            市民オンブズマン群馬 代表者氏名:小川 賢
     住所又は居所:(法人その他の団体にあっては主たる事務所等の所在地)
      〒371-0801 群馬県前橋市文京町一丁目15-10
              TEL 027(224)8567
     連絡先:(連絡先が上記の本人以外の場合は、連絡担当者の住所・氏名・電話番号)
        事務局長:鈴木 庸   住所:前橋市文京町1-15-10
        電話番号:027-224-8567
 独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律第4条第1項の規定に基づき、下記のとおり法人文書の開示を請求します。
          記
1 請求する法人文書の名称等
  (請求する法人文書が特定できるよう、法人文書の名称、請求する文書の内容等をできるだけ具体的に記載してください。)
  別紙のとおり。
2 求める開示の実施方法(本欄の記載は任意です。)
  ア又はイに〇印を付してください。アを選択された場合は、その具体的な方法等を記載してください。
 〇ア 機構における開示の実施を希望する。
   (実施の方法)  (〇①閲覧  〇②写しの交付  ③その他(    )
   (実施の希望日)  平成27年7月10日
  イ 写しの送付を希望する。

別紙
請求する法人文書の名称等
① 平成26年(2014年)4月1日以降、現在に至るまでの間に、貴学内の関係者(教職員、学生を含む)或いは貴学外の関係者(卒業生、同窓会、保護者を含む)に対して、学内のハラスメント行為に関して発信した一切の文書
② 平成26年(2014年)4月1日以降、現在に至るまでの間に、学内のハラスメント行為に関して、学校長ら貴学幹部、あるいは総務課や学生相談室、カウンセラーあてに、貴学内(教職員、学生を含む)或いは貴学外の関係者(卒業生、同窓会、保護者を含む)から寄せられた申立や相談などの一切の文書。
③ 上記②の受付後、貴学内において対応等を協議した場合は、その起案書や議事録などの一切の関連文書。
**********

■26日に当会が群馬高専に提出した法人文書開示請求書は、同校の担当が受け取りましたが、「該当文書があるかないかなど調査した上で、改めて連絡する。なお、開示にかかる期間は30日となっている」との説明がありました。

 同校から連絡があり次第、報告したいと思います。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

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大同有毒スラグを斬る!…渋川市で先週発生の擁壁崩壊災害!有害スラグ原因か?オンブズマンが緊急調査

2015-06-26 22:05:00 | スラグ不法投棄問題
■異常気象のためでしょうか。天候不順の毎日が続いています。その最中、渋川市北橘町でブロック壁が崩れ落ちる事件が起きてしまいました。
 渋川市では、ブラック企業の佐藤建設工業と組んだ建設会社Kが、工事打合せの際に、本当は有害スラグ入りの危険な資材なのに、全く別会社が作成した「再生砕石RC100」に関するデータを綴った承認願い・試験結果報告書を、役所との工事打合せの際に、シレっと提出していました。こうした偽装工作により、有害スラグを不法投棄していた実態が業界OBの方の告発により、次第に解き明かされてきました。
 スラグの特性として、水分を吸収すると膨張することが知られています。今回の擁壁崩落事件も不法投棄されたスラグが原因となって、とうとうブロック壁の崩壊につながったのでしょうか?朝日新聞の報道を見ていきましょう。

**********朝日新聞2015年6月17日群馬版


大雨 擁壁ずれ落ちる
渋川の運動場 防止策とられず
 不安定な大気の影響で、県内では伊勢崎市を中心に荒れた天気となった15日、渋川市では強い雨に見舞われ、同市北橘町で建設している運動場の高さ約3メートルの斜面を覆う擁壁が幅30メートルにわたってずれ落ちた。市は雨水の排水施設が未整備で水分を含んだ土の重みに耐えられず擁壁が「円弧すべり」という現象を起こしたとみている。擁壁下部の基礎部分を土などで覆う、ずれ防止策もしていなかったといい、施工手順に疑問が残る格好だ。
 市は16日、排水用の堀を造る応急処置を施した。市は今後、ずれ落ちた擁壁を取り換えるなどして、「設計見直しなど、県の土木事務所などと相談していく」としている。
 市によると、擁壁は、運動場西側の斜面に2015年2月に設置した高さ約3メートル、長さ10メートル、厚さ50センチのコンクリート製で計3枚。今後、グランド整備と同時に排水設備の工事をする予定という。擁壁下部の基礎部分は、今年度に擁壁に沿う道路を工事する予定だったことからむき出しにしていたという。・・・
**********

 ちなみに「円弧すべり」とは土木用語で、斜面や基礎が円弧上のすべり面によって破壊する現象を指します。
※参考:分割法による斜面の安定計算↓

※円弧すべり計算表↓
https://www.kentsu.co.jp/seminar/file/245円弧すべり計算表.xls

■新聞報道では、大雨による災害だということ、しかも擁壁下部の基礎部分がむき出しになっていたこと、施工手順に疑問が残ること、などが読み取れます。どうやら有害スラグが原因とはとらえていないようですが、市民オンブズマン群馬にも現場から写真が送られてきましたので見ていきましょう。現場の位置はこちらです↓
<script type="'text/javascript'" charset="'UTF-8'" src="'" http://map.yahooapis.jp/MapsService/embedmap/V2/?zoom=18&lat=36.49076447210206&lon=139.03507342347737&cond=&pluginid=place&z=15&mode=map&active=true&layer=place&home=on&hlat=36.49047780508157&hlon=139.035204744817&pointer=off&pan=off&ei=utf8&v=3&datum=wgs&width=480&height=360&device=pc&isleft='></script>

写真1:ずれ落ちた擁壁現場を下から見たところ


 まずは新聞報道と同様の写真。上武上細井のブロック壁に斜めの亀裂がはいっていたのと異なり、擁壁がスパンごとに一体となって滑り台を滑るように前へズレています。これは施工の際、一定の距離ごとに緩衝材を挟むようになっており、緩衝材ごとにずれて滑っていると見受けられ、スラグによる膨張に起因する崩壊とは違うようです。

写真2:ずれ落ちた擁壁現場を上から見たところ


 別の写真。擁壁がズレていますが、一定方向ではありません。滑っています、どうやらスラグの膨張が原因ではないようです。でもなんだか、よく見ると、コンクリートの塊が見えます??不法投棄か?
 奥のマンホールをご覧下さい。浮いて見えます。

写真3:ずれ落ちた擁壁現場を裏から見たところ


 擁壁の裏側を撮った写真。この写真からは、有害スラグかどうか、わかりませんね。

写真4:ずれ落ちた擁壁擁壁を裏から接近して見たところ


 おやっ、石にサビが浮いて見えませんか?

**********

■ところで、なぜ擁壁はずり落ちて、滑ってしまったのでしょうか?次の説明書をご覧ください。


 ここでいう「根入れ深さ」とは、建築構造物、土木構造物などにおける、基礎の土への埋め込み深さのことを指します。より正確には、地盤面の高さ(GL)から、基礎下端までの距離(h)のことを示しています。基礎の下に敷かれている割栗石や捨てコンクリートの厚さは含めません。根入れ深さは、できるだけ深い方が望ましいとされています。

 宅地造成等規制法施行令第8条第4号では、関東ローム層のような第二種の土質の場合、根入れ深さ(h)は35cm以上で、かつ擁壁の高さ(H)の15/100以上を確保されること。つまり、それだけ深く、土砂で基礎部分を埋めることが要求されています。基礎部分の根入れの深さが十分確保されていない場合には、構造的に“災害に大変弱い擁壁になっている”ということが言えます。

■今回、災害前の写真も偶然入手できました。

写真5:ずれ落ちる前の擁壁の様子


 この写真では、次の工事に備え、掘削が役所から指示されているようにも見えます。下水工事も施工されている様子から、計画的に事業が遂行されているように見えます。しかし次の工事まで何ヶ月も根入れの高さが不十分なまま放置することは宅地造成等規制法施行令で定めた設定に反し、大変危険です。技術・知識が不十分なお役人様の指導は、なまじ権限を持っているだけに注意しても耳を貸そうとしないので、今回のように、ルール違反の状態のまま現場を放置しがちなので、迷惑千万です。

 他方、施工側も根入れの深さに対する技術・知識があったのか大変疑問です。「必要な根入れの深さを確保できていません」と、知識不足なのに耳を貸したがらないお役人様に粘り強く主張し、砕石等で仮に埋めておくことも可能だったはずです。

 日本には梅雨という時期があり、6月に雨が降るのは子ども達でも知っている当たり前なことです。梅雨時期の豪雨に備えたモノづくりができず、「災害だから」と簡単に市民に負担を押し付けてしまうのは、真っ当なお役人様のすることではありません。

 今回の災害は、根入れ掘削の指示が出されていれば、お役所側に責任があることになるかもしれません。その場合、根入れ部分の掘削指示を出した職員の負担で、災害復旧が行われることになります。今回の災害の原因究明と、それに伴う責任の明確化について、納税者である渋川市民としては、注意深く見ていく必要があります。

■さらに興味深い写真が続きます。

写真6:下ネギ畑の様子


 この写真も、災害発生前に偶然撮られていました。
 擁壁下部を見ると、次の工事に備え、基礎の下方が見えるまで掘削されています。奥には下水のマンホールも見え、蓋の部分が同じ高さだけ浮いて見えます。手前のネギ畑は、この工事を請け負った業者が砂埃対策を怠ったため、せっかく丹精込めて育てたネギが売り物にならなくなってしまいました。

 そこで、この耕作者が渋川市に思い余って相談したところ、取り上げてもらえなかったのだそうです。本来なら、渋川市が業者との間に入って、話し合いの場を設定する義務があるのに、「業者と話し合え」と耳を疑う言葉を市のお役人様から言い放たれ、現在裁判を検討中とのことです。

 副市長が逮捕された渋川市ですから、このお役人様の無責任な対応は容易に想像できます。(副市長を巡る汚職事件のその後は記事末尾の参考情報を参照ください)

写真7:ずれ落ちた擁壁の裏に、土砂に混じってコンクリートの塊がゴロゴロ


 さて、写真2では、コンクリートの塊が擁壁の裏に見えていましたが、この写真7では、崩れた擁壁の裏にコンクリートの大きな破片が見えています。

写真8:ずれ落ちた擁壁の裏に、土砂に混じって割れたブロックがザックザク


 この写真8から、割れたブロックが土砂に混入していたことが分かります。また、割れたスコップの柄なども見えていたようです。当会に寄せられた報告では、現場を通りかかった人から「近くの山田川河川工事の産廃入り土砂をダンプで運んできて埋めたようだ」とお話ししていただいたとのことでした。

■佐藤建設工業と組んだ建設会社Kは、試験成績表と異なるスラグを不法投棄していましたが、今回の擁壁ずれ落ち事件で、渋川市が北橘町で建設中の運動場の造成工事を隠れ蓑にして、他の場所の産廃入り土砂を不法投棄していたことが奇しくも明らかになりました。

 梅雨の大雨が、不法行為の現場を洗い出してくれたことになります。ことほどさように、渋川市では逮捕された副市長が中心となって、故郷工事を餌に、汚職まみれなブラック行為が日常茶飯事だったことがうかがえます。

 副市長に賄賂を贈れば、やりたい放題できるとあって、“悪事をはたらき儲けなきゃ損”という醜い図式が、渋川市では当たり前になっていたようです。これは、渋川市に留まらず、群馬県内の国や県の公共工事にもあてはまるケースが否定できないことは、当会のこれまでのブログ記事からもお分かりいただけると思います。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】


※参考資料
【宅地造成等規制法施工例第8条第4号関連】
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S37/S37SE016.html
(練積み造の擁壁の構造)
第八条 第六条の規定による間知石練積み造その他の練積み造の擁壁の構造は、次に定めるところによらなければならない。
一 擁壁の勾配、高さ及び下端部分の厚さ(第一条第五項に規定する擁壁の前面の下端以下の擁壁の部分の厚さをいう。別表第四において同じ。)が、崖の土質に応じ別表第四に定める基準に適合し、かつ、擁壁の上端の厚さが、擁壁の設置される地盤の土質が、同表上欄の第一種又は第二種に該当するものであるときは四十センチメートル以上、その他のものであるときは七十センチメートル以上であること。
二 石材その他の組積材は、控え長さを三十センチメートル以上とし、コンクリートを用いて一体の擁壁とし、かつ、その背面に栗石、砂利又は砂利混じり砂で有効に裏込めすること。
三 前二号に定めるところによっても、崖の状況等によりはらみ出しその他の破壊のおそれがあるときは、適当な間隔に鉄筋コンクリート造の控え壁を設ける等必要な措置を講ずること。
四 擁壁を岩盤に接着して設置する場合を除き、擁壁の前面の根入れの深さは、擁壁の設置される地盤の土質が、別表第四上欄の第一種又は第二種に該当するものであるときは擁壁の高さの百分の十五(その値が三十五センチメートルに満たないときは、三十五センチメートル)以上、その他のものであるときは擁壁の高さの百分の二十(その値が四十五センチメートルに満たないときは、四十五センチメートル)以上とし、かつ、擁壁には、一体の鉄筋コンクリート造又は無筋コンクリート造で、擁壁の滑り及び沈下に対して安全である基礎を設けること。

※参考情報
**********産経2015年6月9日19:21
群馬県渋川市の元副市長に懲役2年6月求刑 汚職事件で 「迷惑かけ申し訳ない」
 群馬県渋川市発注の電気設備工事をめぐる汚職事件で、加重収賄などの罪に問われた元副市長、飯塚寛巳被告(62)は9日、前橋地裁(高山光明裁判長)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。検察側は懲役2年6月と追徴金15万円を求刑し、即日結審した。
 贈賄などの罪に問われた電気設備工事会社元社長、菅谷玄被告(71)も起訴内容を認め、検察側は懲役1年6月を求刑した。判決は7月7日。
 検察側は冒頭陳述で平成23年5月にも別の工事の最低制限価格を漏らしていたことを明らかにし、論告で「公務員に対する国民の信頼を大きく損なった」と指摘。飯塚被告は「多くの人に迷惑をかけて申し訳ない」と述べた。
 起訴状によると、飯塚被告は25年1月、公民館の工事の予定価格を電話で菅谷被告に伝え、同2月に7600万円で落札させ、現金と商品券計約15万円を収受するなどした。
**********
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【速報】大同有毒スラグ問題を斬る!…早期策定を市に求めて決議を可決した渋川市議会

2015-06-25 22:29:00 | スラグ不法投棄問題
■本日の毎日新聞朝刊に、大同有毒スラグ問題の早期解決を望む渋川市議会の動きが報じられています。

**********毎日新聞 2015年6月25日朝刊群馬版


渋川市議会 早期策定求め決議
市の措置計画 鉄鋼スラグ問題で
 八ッ場ダム移転代替地などに大同特殊鋼渋川工場から出た有害物質を含む鉄鋼スラグが使われていた問題で、渋川市議会は24日、措置計画の早期策定を市に求める決議を賛成多数で可決した。スラグ砕石が使われた体育館や公園の駐車場が使えず苦情が相次いでいるためだ。
 市は昨年6月、38カ所でスラグ砕石が使用されていたと公表。渋川スカイランドパーク駐車場ではスラグ砕石が敷き砂利に使われ、基準を超えるフッ素が検出された。過半数の500台分の駐車場が立入禁止になり、花火大会や5月の大型連休中は周辺駐車場からシャトルバスで客を送迎した。
 市は今年3月、さらに34カ所でのスラグ砕石使用を追加発表。市民体育館の約30台の駐車場も使用不可となり、来館者は市役所第2庁舎の駐車場を使う。荷物搬入や雨天の際は特に不便で、不満の声が上がっている。渋川総合公園でも740台中100台が使用不可でスポーツ大会時に園内通路への駐車が相次ぎ、苦情が寄せられた。
 議案を提出した議員は「どこから手を着けるのか優先順位を明確にしてほしい」と述べ「環境問題だけでなく市民生活に支障が出ている。撤去などの対応を急ぐべきだ」と語気を強めた。
 渋川市は「市民の健康と周辺環境への影響を十分に考慮しながら、県の指導に基づく適切な対応を実施する」としている。【尾崎修二】
**********

 大同スラグ問題については、昨年来、角田喜和・渋川市議が切迫感を以って熱心に議会で取り上げており、その議事録などを通じて、当会でもこのブログで問題点を浮き彫りにしてきました。その成果が、形を変えて現れてきたのかもしれません。

 この報道記事から、「環境問題だけでなく市民生活に支障がでている」として、渋川市職員の遅すぎる対応にしびれを切らし、呆れ果てた同市議会が「どんな理由でもいいから早く撤去して欲しい」と決議を求めた様子が伝わってきます。

■市民オンブズマン群馬では、昨年来、当会会員らによるリットン調査団をはじめとする特別調査チームによる調査とその調査結果を逐次報告してきました。ここで、ちょっとこれまでの経緯を振り返ってみましょう。

 次の写真は、今回の有毒スラグ問題の発端となったスカイランドパークの第7駐車場です。


 この駐車場では、フッ素だけでなく、発ガン性物質の六価クロムがものすごい値で検出されています。その数値は、遮断型最終処分場に匹敵するほどの高濃度の値です。スカイランドパークは、遮断型最終処分場の中と同じ環境なのです。なぜ直ちに撤去しないのか、理解に苦しみます。また、今回の渋川市の決議で問題提起されたスラグは、高濃度のフッ素・六価クロムが含まれているものばかりだと、考えられます。

 次の写真は、赤城野球場の駐車場です。


 ごらんのように、トラロープで囲ってあるだけで、雨ざらし状態です。

 次の写真は、赤城健康公園です。


 当会の調査団が訪ねた時は、バリケートが一つ置かれているのみで、しかも倒れていました・・・。

 次の写真は、三美ヶ原公園です。


 このように、雨ざらし状態のため、周辺に有害物質を垂れ流してしまいました。

 さて、伊香保保育園や赤城キャンプ場の駐車場は、スラグを撤去することなしに、舗装をかけて隠してしまいました。これらはどうなるのでしょうか?

 次の写真は、伊香保保育園の駐車所の中にある松です。


 この松の木の根元は、スラグだらけであることが報告されています。今でもここで、子ども達が遊んでいると思うと、当会は心配でいたたまれなくなります。

 この際、渋川市役所職員の皆様は、自分たちの子や孫がここで遊んでいるという思いで、真剣に、かつ、迅速に対応していただきたいと思います。

 当会の思いは、「早くキレイな群馬ちゃんを返して欲しい」ということなのです。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】

※参考資料
【渋川市内の大同有毒スラグ不法投棄の実態に関連する当会のブログ記事】

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・不法投棄現場(その1)赤城山周辺 
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1390.html#readmore

【緊急報告!】大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・不法投棄現場(その2)赤城町の幼保施設
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1391.html#readmore

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・不法投棄現場(その3)“灯台もと暗し”大同特殊鋼渋川工場付近
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1392.html#readmore

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・不法投棄現場(その6)渋川市赤城町の田園地帯 
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1395.html#readmore

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・不法投棄現場(その8)渋川市赤城町の地元集会施設
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1396.html#readmore

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・不法投棄現場(その12)渋川市の対応「ここが変だよ①」
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1416.html#readmore

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・不法投棄現場(その13)渋川市の対応「ここが変だよ②」  
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1418.html#readmore

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・不法投棄現場(その14)渋川市の対応「ここが変だよ③」  
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1419.html#readmore

大同有毒スラグ問題を斬る!…渋川市の対応「ここが変だよ④」赤城総合運動自然公園
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1457.html

大同有毒スラグ問題を斬る!…渋川市の対応「ここが変だよ⑤」赤城健康公園
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1458.html

大同有毒スラグ問題を斬る!…渋川市の対応「ここが変だよ⑥」三美が丘自然公園散歩道
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1459.html

大同有毒スラグ問題を斬る!…渋川市の対応「ここが変だよ⑦」渋川市羽場坂地区
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1460.html

大同有毒スラグ問題を斬る!…ここが変だよ渋川市「住民の署名嘆願を無視」
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1544.html

大同有毒スラグ問題を斬る!…ここが変だよ渋川市「テスト施工の結果は無残!」
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1527.html

渋川広域ごみ処分場・・・環境省交付金約10億円の行方を左右する疑惑の変更協議と有毒スラグ問題 
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1414.html#readmore

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・民間施設(その2)渋川市祖母島
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1371.html#readmore

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・民間施設(その3)伊香保(水沢)街道沿い 
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1387.html#readmore

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・民間施設(その4)祖母島で隠蔽工作か?
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1388.html#readmore







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東京検察審査会がオンブズマンの審査申立を2件とも受理

2015-06-24 23:08:00 | 政治とカネ
■小渕優子・前経産相とその秘書を務めていた折田謙一郎・前中之条町長の政治資金不正使用問題で、市民オンブズマン群馬は、公選法と政治資金規正法違反で小渕代議士を、政治資金畝性法違反で折田前町長を東京地検特捜部に告発していましたが、平成27年4月28日付で折田前町長の在宅起訴分を除いて嫌疑不十分で不起訴処分とされてしまいました。
20150428_tokyochiken_tokusoubu_shobuntuuchisho_2ken.pdf
 そこで、両名に対する審査申立書を平成27年6月23日(火)に東京検察審査会に提出していました。
 提出時に一部補正を指示されましたが、翌6月24日(水)に全てクリアしたことから、東京第六検察審査会では小渕優子・代議士の被疑事件について、東京第四検察審査会では折田謙一郎・前町長の被疑事件について、当会の審査申立書を正式に受理する旨、通知がありましたので、ここに報告いたします。

*****「国家老」に係る審査申立て受理通知*****

20150624_obuchiyuko_sinsamousitate_jurituuchi.pdf
                    平成27年6月24日
 審査申立人 小川 賢 殿
                東京第四検察審査会
     審査申立での受理について(通知)
 あなたから提出された審査申立書は,6月23日に,当検察審査会平成27年(申立)第9号審査事件として受理しました。
 本件について,意見書等を提出することができますが,その際には,当検察審査会事務局あて速やかに提出してください。
 なお,検察審査会の行った議決に対しては,不服を申し立てることはできません。
 おって,本件の問い合わせ先については,下記のとおりです。
          記
1 問い合わせ先
  東京第四検察審査会事務局
2 住所及び電話番号
(1) 住所   東京都千代田区霞が関一丁目1番4号
(2) 電話番号 03(3581)2879

*****「姫」に係る審査申立て受理通知*****

20150624_oritakenichiro_sinsamousitate_jurituuchi.pdf
                    平成27年6月24日
 審査申立人 小川 賢 殿
                東京第六検察審査会
     審査申立での受理について
 あなたから提出された審査申立書は,6月23日に,当検察審査会平成27年(申立)第9号審査事件として受理しました。
 なお,本件の問い合わせ先は,下記のとおりです。
          記
1 問い合わせ先
  東京第六検察審査会事務局
2 住所及び電話番号
(1) 住所   東京都千代田区霞が関一丁目1番4号
(2) 電話番号 03(3581)2918
**********

■これで、当会の審査申立書が正式に審査対象として審議されることになりました。今後の展開にご注目ください。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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