市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

【安中市庁舎建替え問題】安高跡地への市役所移転阻止のため市内全域に白紙撤回要請の新聞折り込みを敢行!

2022-01-11 23:08:00 | 安中市庁舎建替えに伴う予算過大問題



東京新聞は1月10日にチラシ2800部が折り込まれた。また、その他の新聞を扱っている関東新聞販売店は1月9日に1万8150部が折り込まれた。↑

■成人の日を含む3連休の1月9日と10日にかけて、市庁舎移転を白紙撤回を求めて活動中の当会を含む市内5団体が協力して、安中市内全域にこの問題を紹介した新聞折込チラシを配布しました。市内の5つの団体とは安中市まちづくり研究会、安中市まちづくりわんわんチーム、安中市庁舎建設を考える市民の会、庁舎建設の方向性を考える会,そして市政をひらく安中市民の会です。市民アンケートで示された安中市民の意見を無視して、最初から安中高校跡地に統合型の豪奢な市役所を50億円以上と見込まれる血税や、子や孫へ付け回しする借金を注ぎ込んで、現在ある市役所庁舎をすべて放棄して安中高校跡地に新築移転する計画に向けて、茂木英子市長以下、市役所幹部らが遮二無二に進めようとしているため、即刻このような無駄遣いをやめて計画を白紙撤回し、市民の声を反映して、現在地での建て替えを行うよう、安中市民に向けて発信したものです。これを読めば、安中市庁舎移転問題はすべて理解できるため、市民へのマニュアルとして活用いただけるはずです。

1月7日に届いたチラシの入ったダンボール箱の山。A3サイズなので重量があり、全部で11箱、総重量は300Kg近くに及ぶ。

■ この件に関するこれまでの経緯は次のブログ記事を参照ください。

○2021年3月28日:【安中市庁舎建替え問題】広報あんなか4月号「市庁舎の整備について検討しています」記事に異議あり!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3293.html
○2021年4月11日:【安中市庁舎建替え問題】旧安中高校跡地に建替え場所を誘導したい思惑ミエミエの官製アンケートに要注意!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3300.html
○2021年4月27日:【安中市庁舎建替え問題】4/26松井田地区と安中地区の一部へアンケート兼用チラシ6000部を新聞折込配布
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3308.html
○2021年5月20日:【安中市庁舎建替え問題】官製アンケートの結果ほぼ固まる・・・安中市が中間報告
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3316.html
○2021年6月6日:【安中市庁舎建替え問題】官製アンケート中間報告のトリックに係る公開質問に対し市から不明確な回答届く
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3322.html
○2021年6月27日:【安中市庁舎建替え問題】4市民団体が現位置・適正予算での建替えに係る要望書・報告書を市長に提出
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3336.html
○2021年7月15日:【安中市庁舎建替え問題】安中市が7/13発表の市民アンケート結果最終報告…安高跡地に未練タップリ
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3344.html
○2021年9月3日:【安中市庁舎建替え問題】市議会庁舎建設等特別委が「安高跡地を適地」と結論づけた報告書の市民そっちのけ
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3354.html
○2021年9月12日:【安中市庁舎建替え問題】市議会特別委の「安高跡地を適地」報告書にNO!の意見広告を市内全戸折込み配布!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3365.html
○2021年10月18日:【速報!安中市庁舎建替え問題】本日の市議会全協で茂木市長が市民アンケート結果無視して安高跡地決定宣言
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3375.html
○2021年12月15日:【安中市庁舎建替え問題】安中高校跡地への市役所移転は第2の巨額詐欺横領事件!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/3391.html

 また、市庁舎建替え問題に取り組む市民のかたがたのブログやサイトの記事もご覧ください。
■安中市庁舎建設に関する特別サイト
https://usuipc.wixsite.com/annaka
■庁舎建設の方向性を考える会
https://www.facebook.com/groups/289833998763551/about
■安中市まちづくりワンワンチーム
https://www.facebook.com/annakawanwan/
■安中市庁舎建設を考える市民の会
https://www.facebook.com/groups/2308088432540835/
■かわ遊び・やま遊び雑記/「安中市庁舎問題」のブログ記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/koizumi-masato/c/18bdb559bbad9cec5dc59fdf5b15a1de

■それでは早速、チラシがアピールしている内容をおさらいしてみましょう。

*****1/9・1/10新聞折込チラシ内容*****ZIP ⇒ 2022010910ssv.zip
――最大の経費で最小の効果しか得られない安中市のやり方を考えてみましょう!――

子ども達に借金を残さないために市役所移転白紙撤回を求めよう!

合併特例債を目いっぱい借りても足りない高額な市庁舎が安中市に必要でしょうか?

●安高跡地に建設する市庁舎は、延床面積が8500平米+防災スペース+市民交流スペースの床面積を有する巨大な庁舎です。
●市は公募型プロボーザルの業務特記仕様書で、45億円の指値をしてますが、そんな金額では収まりません。50億円を軽く超え、校舎解体費、体育館解体費、格技場解体費、外構整備費等も含めた総事業費は60億円近いと予測されます。「合併特例債」の残りの全額(約37億円)を投じても足リないので「緊急防災・減災事業債」という新たな借金を裏技を使って借りようとしています。市庁舎に防災拠点センターを持ち出したのも緊急防災・減災事業債を使うためと推測。合併特例債も緊急防災・減災事業債も借金です。
還付される優遇措置があるとはいえ借金は長期に亘って返済しなくてはなりません。
●費用対効果を考えた場合、市庁舎建設は現在地のままで、安高跡地は全体を防災スペースにしたほうが遥かに安くて効果的です。市役所移転に突き進む理由が全く理解できません。

市議会特別委員会が安高跡地に移転が最適との報告書を出し、市議会が移転に向けた補正予算に14:5で賛成してしまったので移転を止められる手段は限られています
①行政訴訟を起こして勝訴する。
②市役所移転に疑問を呈する市長候補を次の選挙で当選させる。
③市庁舎建設本番の予算を市議会で否決する。


市議会議員の皆さんへのお願い。
1棟完結型の大型庁舎への憧れや効率化を考えての一極集中型庁舎を目指すお気持ちはわかりますが、費用対効果を考えれば無駄遣いになると思います。最小の経費で最大の効果を出せる防災拠点造りを考えてください。大きな借金を背負うと市民のための色々な事業にお金を回せなくなります。後援会や地元の支持者の意見も聞いてみて下さい。

【安中市を救うスローガン】
最小の経費で最大の効果を挙げるように
市役所移転は白紙撤回し、新しい庁舎は現在地に建設を、安高跡地は全体を防災拠点として効果的な再利用を!


==========
新年あけましておめでとうございます。安中市は、10月18日に、市役所本庁舎の建設場所を旧安中高校跡地に決定と発表しました
現在地で老朽化した庁舎のみを建替える場合と比べて約30億円も余分に費用がかかることになります。


【『安高跡地への移転』は市民の意向を全く無視して決定されました!】
●昨年10月18日に安中市は市役所建設地が安高跡地に決定したことを発表しました。
●昨年5月の市民アンケートの結果では、問9建設場所は現在地が1位(50.55%)でした。(※裏面記事参照)
●昨年9月1日の市議会特別委員会の最終報告では、建設場所は安裔跡地が最適と報告されました。特別委員会では、市民アンケートの結果を無視してゼロベースでの判断で安高跡地に決定しました。決定理由に5項目あげてますが市民を納得させる根拠のある理由は見あたりません。
●市民アンケートの問8で建設場所として重視することとしては、「大規模災害時に対応可能な防災スペースを確保できる場所」が20.5% (1位)であったとして、問9の現在地50.55%(1位)という市民の意向を無視して建設場所を安高跡地に決定しました。アンケート問8は建設場所を直接問う設問ではありません。回答する項目の多くがそれを選ぶと安高跡地を選んだことに結びつけられてしまう作為的な設問です。アンケート結果の不可解な解釈により建設場所は、安高跡地に決定したのです。
※市議会特別委員会の最終報告書

【『安高跡地への移転』は30億円以J:の無駄遣いで返済が大変です!】
●現在地で老朽化した2棟だけを建替えれば、西庁舎分を含めても延床面積は、約4000平米です。建設費は、約24億円、2棟の解体費用は、約6000万円です。現在の新庁舎はそのまま使えます。
●安高跡地に移転して新築する場合、すべて新築になります。延床面積は.8500平米+防災スペース+市民交流スペースとなってますので、10000平米くらいになると推測されます。建設費だけで55億円くらいと予測されます。さらに校舎解体費用と体育館、格技場の解体費用で約3億円、ブロック塀解体費用等の外構工事費用、駐車場整備費用等が必要です。総事業費は60億円くらいになると予測されます。

【『安高跡地への移転』は巾民に大きな損失をもたらします!!】
●安中体育館の解体により、安中4区、5区、9区の住民は、大災害時の指定避難所が無くなります。
●安中体育館の解体により、バスケット、バレーボール、卓球等での利用が出来なくなり、スポーツを通じたまちづくりの遂行に支障をきたします。
●安中体育館の解体により、上毛かるたや絵の展示等の文化的な催しが出来なくなります。
●道路北側の安高跡地には、テニスコートがあるが市役所駐車場になったら利用できなくなります。
●校庭が市役所駐車場になったら広い芝生広場が出来ません。イベントやお祭り広場に使えません。
●大災害時に仮設住宅建設スペースとして利用できなくなります。
●校舎をリノベーションして市民の活動の場や文化の発信碁地としての利用ができなくなります。
※安中市役所・防災拠点センター建設基本構想


<現在地の市役所 敷地面積約14000平米>
連接する4棟の右側から、新庁舎、旧庁舎、中庁舎、保健センター 耐震性能が低いのは、旧庁舎と中庁舎の2棟。この2棟を解体して延床面積4000平米くらいの1棟を建設すれば費用は20億円台です。


<安高跡地体育館と格技場を残せば現在地とほぼ同じ面積>
右側の安中体育館と格闘技場は築年数も浅く、現在も利用されています。体育館は地域の指定避難所になっています。市役所を移転しないで安高跡地全体を防災拠点にしたほうが費用対効果は大きくなリます。


**********
安中市が実施した市民アンケートで判った市民の意向

 2021年4月に実施、5月に集計された市庁舎建設に関する市民アンケートで判った市民の意向が無視されているのは問題だと思います。以下に市民アンケートから判った事項を正確に掲載します。
 アンケートの結果、建設場所は、「現在地」が1位になったのに、市の報告書では、集計の仕方に 小細工をして、「安高跡地」との差を圧縮させて拮抗であるかのように見せかけています。実際には、7%以上の差がついてますので現在地を希望している市民が多いことは明白です。
 また、問12に自由意見を書く設問がありますが、市の報告書では、出てきた690件の意見が羅列してあるだけで、意見を分類して傾向を調べるような報告はされていません。自由意見は、市民の声が反映されている貴重な資料になりますので分類整理して傾向を調べるべきだと思います。
※市民アンケート中間報告


1.市民アンケートで判明した市民の意向(問9)【現在地希望が過半数】
市民アンケートの結果は、5月2 1日付上毛新聞には、現在地と安高跡地が拮抗と掲載されましたがそれは作為的な誤報です。現在地には、旧庁舎中庁舎の耐震補強の3.9%が加わりますので、現在地の比率は、47.3%になります。安高跡地40.5%との差は、6.8%になるので拮抗ではなく明白な差がついてます。


 安中市の報告書では、比率を計算するのに、何故か無回答と無効票を入れて計算しています。そうすると比率の数値は圧縮されて小さくなります。他の設問では、無回答は除外して計算しているので、同様に無回答105票と無効19票を除外して計算すると
  現在地は、50.55%   安高跡地は、43.23%
 となり差は、7.32%となります。これは、拮抗ではあリません。現在地は過半数を占めているのです。


【現在地と旧安中高校拮抗は誤報です】
 市の報告書では両者の差を小さく見せかけるため母数を操作して作為的な誤魔化しをしています。
 市は、市民懇談会や市民アンケートにおいても、添付する資料では、一方的に安高跡地が有利になるような情報の見せ方をやってます。例えば、仮設庁舎には3億円かかるというフェイク情報を出す一方で安高跡地の校舎解体費用は一切出しておリません。安高跡地に都合の悪い情報は隠していて出さないのです。
議会だより第71号や広報あんなか2021年12月1日号でも都合の悪い情報や筋は隠しておりますので、一般の市民は市庁舎の建設がどのように進められているのかを知ることが出来ません。
 このような閉鎖的で不透明な進め方は、地方公共団体の事業の進め方として問題だと思います。
 私たちは、今回の市役所移転の決定を白紙撤回して、市民アンケートで判った市民の意向を尊重する合理的で明解な議論で出直すことを希望しておリます。


2.市民アンケートの作為的な解釈で市役所移転を決定
 「安中市役所庁舎・防災拠点センター建設基本構想」の中で安高跡地に決定した理由の一つとして、市民アンケートの問8「建設場所として重視すること」としては、「大規模災害時に対応可能な防災スペースを確保できる場所」 が20.5% (1位)であったことを挙げています。しかし、この設問は場所を特定する質問ではないので、この結果を元に場所を決めるのは詐欺に等しい行為になります。さらには、問8で1位とは言え、比率はわずかに20.5%でしかありません。問9の現在地50.55%の過半数を出し抜いて、わずか2割の意見で安高跡地に決めるロジックは、 市民には理解不能です。詐欺かペテンかインチキかそれ以外の言葉は思い浮かびません。30億円も余分に費用がかかるのに、姑息な手段を弄して、何が何でも市役所を移転させたい理由がわかりません。
 ことによったら、市役所を移転した跡に大きな利権が埋もれているのかもしれません。




<広報あんなか1 2月1日号では20.5%が書かれてません>
 市民アンケート問8 主な項目は安高跡地に結び付けられてしまう地雷アンケートです。「防災スペース=安高跡地」と言う説明は書いてありませんので、選んだ人の意思に関係なく安高跡地にされてしまう卑劣なやりかたです。
 市庁舎は現在地で、防災スペースは安高跡地でと考えて選択した人も居るはずです。


3.市民アンケートの問12自由意見で判る市民の意向


 「安中市役所の庁舎整備等に関する市民アンケート」の設問には、建設場所、規模、金額を直接問う設問はありません。問12自由意見が690件出ております。これらの意見から、場所・規模・金額に関する意見を抽出して件数を調べて比率を出すと市民の意向が浮き彫りになります。




 市が実施した市民アンケートには、問12に自由意見を書く欄があります。回収されたアンケートには690件の自由意見が書かれています。これらは市民の生の声ですので分類整理して頻度を集計すれば、市民の意向が容易に判明します。市のアンケート担当部署に自由意見を整理して傾向を出すよう依頼したら断られましたので、私たちで分類整理して市民の意向が判明しました。
※市民アンケートの自由意見690件の意見があります。


**********

■12月27日に市役所を訪れて、市庁舎建替え移転に関する請求をしていた情報の開示を受けた際、安中市庁舎整備等に関する担当部署である企画経営部資産活用課の町田部長らと面談して、市庁舎の建替え場所を安中高校跡地に決めた責任者について尋ねたところ、10月11日(月)午前9時から市役所第201会議室で開かれた令和3年度第1回庁議で、茂木英子市長が最終的に決定を下したとのことです。

 茂木市長といえば、市民団体である未来塾を基盤にこれまで市議、県議そして市長を歴任してきたことから、市民の声に対して耳を傾けるイメージが付きまとってきました。しかし、今回の市庁舎建替え問題については、昨年12月9日の市議会12月定例会の一般質問での答弁のかたちで、旧安中高跡地への建て替えを柱として建設基本構想を示したうえで、「庁舎当為歴史的な事業に着手したことが私の大きな責任。それをしっかりとやっていきたい」と意欲を見せるなどして、市長部局の言うなりともとれる姿勢を示しています。

 この「変節」について、市民の間ではいろいろな見方がなされていますが、やはり2期8年という年月を重ねることで、当初の期待された女性市長としての手腕が十分に発揮できないまま、市長部局の幹部職員らが取り仕切る利権行政の泥沼にどっぷりつかり、市民目線が霞んでしまったとしか、言いようがありません。

■市内の5つの市民団体が協力して市内全域に配布した新聞折込みチラシの反応はさっそく当会にも寄せられました。多くの市民が少子高齢化がますます進む今後の行政の拠点として、華美で高価な仕様の市役所が果たして適切なのかどうか、防災拠点としての施設を市役所に併設させる必要があるのか、茂木市長はあらためて市民アンケートに込められた内容を市民の想いを汲み上げる努力を惜しむべきではありません。

【市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

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【スラグ】2022新春恒例スラグ調査その2

2022-01-03 21:25:00 | スラグ不法投棄問題
■今年は毎日新聞がスラグと投棄をスクープして9年、スラグ投棄から10年が経過しようとしています。この節目に、当会の誇るリットン調査団が恒例の新春スラグ調査を敢行しました。今回はその2回目の報告です。その結果は当会の渋川支部の「オンブズマン渋川」で以下のとおり報じられておりまので、当会のブログでも引用します。
○2022年01月03日:【スラグ】2022新春恒例スラグ調査その2
http://blog.livedoor.jp/lytton_cyousadan/archives/36710911.html

 なお、新春恒例スラグ調査その1は以下のブログ記事を参照ください。
○2022年01月01日:【スラグ】2022新春恒例スラグ調査その1
http://blog.livedoor.jp/lytton_cyousadan/archives/36697458.html

**********オンブズマン渋川2022年01月03日
【スラグ汚染】2022スラグ新春調査その2


新春調査その2は、住宅地にある砂利道だ!

 今回の調査場所はこちらです。↓↓



 ストリートビューも観ていきましょう。↓↓
https://www.google.com/maps/@36.4700133,139.0296353,3a,75y,184.37h,61.81t/data=!3m7!1e1!3m5!1sC98iQzFtK6ncxTvHUPcxXQ!2e0!6shttps:%2F%2Fstreetviewpixels-pa.googleapis.com%2Fv1%2Fthumbnail%3Fpanoid%3DC98iQzFtK6ncxTvHUPcxXQ%26cb_client%3Dmaps_sv.tactile.gps%26w%3D203%26h%3D100%26yaw%3D5.3230767%26pitch%3D0%26thumbfov%3D100!7i16384!8i8192

******リットン調査団・2022新春レポートその2*****
徘徊が趣味な老人たちによるスラグ特別調査チーム「リットン調査団」集合(^^)

団長Aの訓示:砂利道と言えば ”リットン調査団” 渋川にはスラグの敷砂利道がまだ放置されているのか?

団員B:スラグが問題になってから早10年余り経つが、渋川市は未だにスラグを放置しているのか?

団員D:ちょっとオジ~さん聞いてくださいよ。そのスラグ敷砂利道は住宅街の中だっていうから驚きですよ。

団長A:渋川市は市長が変わっても、市民の生活などどうでもいいのかね?ちょっと悲しいが徘徊調査に出発じゃ!


細い道じゃが、タイヤの跡が多数あり、車の通りが多そうじゃ。粉分たっぷりで、小石がそこから浮き出すように見える典型的なスラグ敷砂利道じゃ。スラグは鉄のように固く、粉分は石灰だから、小石が浮き出してしまうのかな?


おっと、久しぶりに黒光り石発見!指差しチェックだ。(陰で見えづらく申し訳ありません)


石灰が押固まっているスラグ生一本状態も発見。石灰が押し固まっていていかにも有害そうじゃ。


スラグは続くよどこまでも。黒光り石が多数転がっているぞい。確か群馬県や渋川市は直接経口摂取すると人体に危険があるとか言ってなかった?


どう見ても住宅街だよね。そんなところにスラグを使わせるなよ渋川市!なんで放置するの?大同様にお伺いを立ててから対策するからスラグを放置しているのでしょうが、住民の健康はどうするの?対策が決まるまで住民は泣き寝入りか!オイオイそんなに怒ったって徘徊老人の言うことなんか誰も聞いてくれないよトホホ・・・
**********リットン調査団新春レポートその3に続く

【市民オンブズマン群馬渋川支部からの報告】

※関連情報1
どうやらこの敷砂利道は市道1-1029号線だと思われます。この道路は渋川市により環境分析調査が行われています。
渋川市の環境調査結果はこちらです。↓↓
https://www.city.shibukawa.lg.jp/manage/contents/upload/60bf242d0bfe2.pdf

 この市道のスラグは、スラグにフッ素毒が環境基準を超えて含まれているばかりか、直下の土壌までフッ素毒で汚染が進んでいます。渋川市は自ら環境調査をしており、土壌環境基準を超過しているとホームページで公表しています。環境分析調査はもちろん市民が収めた血税で行っています。環境分析調査をわざわざ行って市民に対策をするかの如く振舞っておきながら、その実何もせず放置しているとは市長をはじめとする市幹部は何を考えているのでしょうか?また市幹部を監視するはずの渋川市議会は何をしているのでしょうか?例えば何かと世間を騒がせている望月市議会議長からスラグをどうするのか?発言を聞いたことがありません。

※関連情報2
 渋川市長や市議会議長は市民のために何かを話したことがあるのでしょうか?
特に渋川市長は県外出張の公務を優先するお姿を拝見しますが、コロナ対策など国や県の言いなりにこなしているだけなのに、自分の実績だと誇張する姿しか目に留まりません。
スラグ問題も同様です、スラグの環境調査だけは行っているのに、渋川市長をはじめとする市幹部は市民の生活環境を無視して、大同特殊鋼株式会社の言いなりになっているだけと感じてなりません。

※関連情報3
 渋川市長は、渋川市半田地区の住宅街にスラグがむき出しになっているのをそのままにして、昨年夏、渋川市長選を戦いました。選挙戦ではこのスラグがむき出しのまま放置されているすぐ近くを選挙カーで遊説したことでしょう。渋川市長は市民の生活環境など無視する首長なのかもしれません。
**********

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【スラグ】2022新春恒例スラグ調査その1

2022-01-02 21:31:00 | スラグ不法投棄問題

■今年は毎日新聞がスラグと投棄をスクープして9年、スラグ投棄から10年が経過しようとしています。
 大同特殊鋼株式会社渋川工場では、製鋼過程で副産物として毎年2万5千トンに及ぶ鉄鋼スラグが排出されています。平成19年までは、同工場の近くに合った井上工業のアスファルトプラントで骨材として大量に使われていましたが、井上工業が平成20年に破産すると鉄鋼スラグの受け入れ先がなくなりました。そこで、佐藤建設工業が引き取り先として手を挙げ、以降、再生砕石と称して、路盤材などの建設資材として使用され、群馬県もかつて公共工事に堂々と使えるお墨付きを与えていました。ところが、大同スラグにはフッ素や六価クロムなどの重金属が含まれていることが判明し、このようなゆゆしき実態を初めて当会がブログで取り上げたのは今から約9年前でした。
○2014年3月8日:大同特殊鋼渋川工場が排出した鉄鋼スラグから有害物質が溶け出した事件でオンブズマンが県に情報開示請求
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1228.html

 以来、当会は数多くの大同スラグの有害性や不法投棄の実態を報じてきました。その後、東邦亜鉛㈱安中製錬所からもさらに大量で有害な非鉄スラグの不法投棄の実態も明らかになり、群馬県内にはこの2種類の有害スラグが野放し同然で投棄されていたことが浮き彫りになりました。さらに、館林市では千葉県から溶融スラグが持ち込まれていたことも分かったのです。まさにスラグまみれの群馬県と言うべきでしょう。

 このスラグ汚染された県土の実態を、9年詳しく調べてきたのは、当会の誇る徘徊老人軍団のリットン調査団です。この度、新春恒例のリットン調査団による徘徊調査が実施されました。その結果は当会の渋川支部の「オンブズマン渋川」で以下のとおり報じられておりまので、当会のブログでも引用します。
○2022年01月01日:【スラグ】2022新春恒例スラグ調査その1 : オンブズマン渋川
http://blog.livedoor.jp/lytton_cyousadan/archives/36697458.html

**********オンブズマン渋川2022年01月01日
【スラグ汚染】2022新春恒例スラグ調査その1

新春恒例のスラグ調査を今年も行いました。国土交通省所管の上武道路は今も有害スラグを撤去していた!

 今回の調査場所はこちらです。↓↓


 衛星写真はこちらです。↓↓


******「リットン調査団」の新春レポートその1*****
 徘徊が趣味な老人による有害スラグ特別調査チーム・通称”リットン調査団”集合(^^)/

団長Aの訓示:大同特殊鋼(株)が排出し、(株)佐藤建設工業が群馬県中にバラまいた有害スラグ不法投棄事件が問題になった平成26年から早9年が経ちました。最後のスラグ投棄が平成25年だとすると、10年が経過することになるね。

団員B:確か毎日新聞が2014年(平成26)1月にスラグ投棄問題を大スクープして問題になりましたよね。2022-2014=8年だね、ちょっと計算が怪しいが、いずれにしてもかなりの年月が経過したね。

団員Ⅾ:団員Cさんは膝が痛いとかで出不精になっていますが、徘徊老人集団は概ね元気ですね。

団長A:ようし、今年は寒いお正月だが、国土交通省はスラグを片付けられるところから片付けているようなので、新春恒例スラグ調査に出かけよう!


吉岡温泉のすぐ近くに、スラグ置き場があったようだが、年をまたいでも未だにスラグ置き場があるようだね。保管する廃棄物の種類に「鉄鋼スラグを含む材料」と書いてあるぞい。


黒い大型土のう袋が、大量に置いてあるね。(株)佐藤建設工業は盛土の中にスラグを投棄していたから、とんでもないことをしてくれたよ。なぜなら盛土=土壌だからだ。環境基本法にもろに引っかかるらしいぞ!ろくでもない(株)佐藤建設工業を庇い続ける限り、大同特殊鋼を許すことはできないだろう。


上武道路の上武小神明信号付近に到着。おお~確かに道路わきを掘削しているぞ!せっかく盛土したのに無駄なことだね。


擁壁を壊してまで、スラグが入った盛土を撤去している様子。(株)佐藤建設工業を庇い立てする大同特殊鋼は絶対許さない。たとえ擁壁が壊れようともスラグを撤去させる国土交通省の姿勢は(株)佐藤建設工業に対する怒りの現れだ!(株)佐藤建設工業だけは絶対許さないぞ!


実は、この側道や歩道の下にもスラグが投棄されているとリットン調査団は考えている。早くスラグを全面的に片付けてもらいたい!スラグを投棄した(株)佐藤建設工業は今も健在だ、(株)佐藤建設工業にスラグ撤去を請求せよ!


**********リットン調査団レポートその2へ続く

【市民オンブズマン群馬渋川支部からの報告】

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