市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

世界は今・・・福田元総理もあっと驚くエチオピア事情

2009-10-31 23:13:00 | 国内外からのトピックス
■ジブチに別れを告げて、東アフリカのハブ空港のひとつのアジスアベバ空港に着きました。標高2400mのアジスアベバは、夜の7時で気温がなんと14度C。一気に20度以上も気温が低くなりました。

 アジスアベバのシェラトン・ホテルを事前に予約しようとしたのですが、いくら確認しても10月27日は満室という返事。あれだけ大きなホテルなのに変だな、と思いましたが、仕方がなくヒルトン・ホテルに変更しました。


福田元総理御一行様をはじめ、世界人口会議の参加者でシェラトン・ホテルが満杯のため、ヒルトン・ホテルに変更を余儀なくされた。
■その理由がアジスアベバに到着して、判明しました。10月27日と28日にかけて、国連世界人口会議がアジスアベバで開催されていたため、会場に近いシェラトン・ホテルは満室だったからです。

 115カ国が参加した国連世界人口会議には、日本からも、なぜか福田康夫・元総理大臣が参加しました。ところが、現地の外交筋の情報によると、元首相といえども、もはや野党の一議員なので、大使館関係者も困っているというのです。というのは、福田元首相は、まだ自分自身として「元首相」という意識が強く、「エチオピアの首相との面談」を希望して、大使館関係者を困らせているのです。

■もちろん、大使館関係者も、福田康夫代議士が、元首相だということは承知しているのですが、いまや単なる野党の一議員。エチオピアの首相と面談できたとしても、もはや、福田康夫氏は、日本国を代表する立場ではありません。「いったい何を話すのだろうか」と大使館関係者も非常に困っていました。

 「あなたとは違うんです」などと気色ばんで、インタビューした記者に言い放ち、首相の座を投げ出した無責任な福田元総理なので、大使館関係者の苦労が偲ばれます。こうして、まだ、国費を使って海外に勝手に出かけ、周囲を困らせていることを知り、地元群馬県人として赤面の至りでした。

■ところでエチオピアは、面積が110万4300平方キロ、人口約8千万人の大国で、古代からの独立国として、アフリカでは独自の文化と歴史を持つ特異な存在で知られています。

 気候的には、6月から9月は雨季で、結構雨がよく降りますが、一日中降るわけではありません。昼間は暑いですが、朝晩は相当涼しくなります。



■エチオピア人の主食は、テフという粟のような小粒の穀物を粉にして、イーストを加えて数日間放置して発酵させたものをフライパンに薄く広げて直火で焼いたもので、「インジェラ」とよばれる、見かけはスポンジ状の灰色のパンケーキです。


おしぼりではありません。インジェラです。

 すこし酸味があり、クセのある味ですが、エチオピア人は、3度の食事にこれがないと落ち着かないほどの大好物です。このインジェラをちぎりながら、「ワット」と呼ばれるスパイシーなシチューというか、カレーを食べますが、相当辛い食べ物です。

 テフは、小麦粉と違いグルテン分がゼロなので、小麦粉アレルギーの人などが使う場合もあり、欧米では健康食品として知られており、日本でも最近注目されています。

■ワットを煮込む時などは、圧力鍋を使わないと、うまく調理できません。なにしろ標高2400mなので、沸点が低いため、米を普通に炊く場合には、芯ができてしまうからです。内陸国のため、ナイルパーチやティラピアなどの白身の淡水魚しか魚は手に入らず、海の魚はジブチに行かないと食べられません。

 エチオピアには、圧倒的なキリスト教徒をはじめ、イスラム教徒やユダヤ教徒が多いため、豚肉を食べる習慣はなく、野菜や豆だけの料理がしばしばです。


典型的なエチオピア料理の一例。

 エチオピアは、コーヒーの原産地として有名です。現在、ブラジル、ベトナム、コロンビアに次いで、世界第4位のコーヒー生産国です。コーヒーの自生地は北緯6~9度、東経34~38度、標高1500~1900メートルで、水の十分にある涼しい高原です。


アジスアベバ市内で有名なコーヒー販売店「トモカ」。店内ではコーヒーも飲める。また、紅茶類も販売している。

■エチオピアの経済は、現在、重大な危機に直面しています。今年の2月の時点で、外貨準備高がなんと9億ドル(約800億円)くらいにまで減りました。理由は、輸出が輸入の5倍くらいあるため、外貨準備が追いつかないためです。

 9億ドルは、1ヶ月間の輸入額にも満たないため、とりあえず世銀から借金をしてしのいでいます。もちろん、世銀からは「輸入を抑制せよ」という条件が付けられているため、エチオピアへの入国時には、かならずドルの所持金額を申告しなければなりません。申告せずに、2000ドル以上を持ち出そうとすると、没収されてしまいます。また、現地通貨のブル(Birr)も、200ブル以上の持ち出しは厳禁とされています。ちなみに、現在は100ドル=1279Birr、1Birr=約7円となっています。

■このように、ドル不足に陥っているため、エチオピアで、なにかを輸入しようとしても、銀行で信用状(L/C)をなかなかひらいてもらえません。現在では、食料や医薬品以外の品物は贅沢品だとして、非常に輸入が困難です。新車を購入しようとすると、税金が250%付加されるため、日本で300万円くらいの四輪駆動車が、なんと1050万円もします。

 エチオピアの企業はブル(Birr)の口座しか持っていません。だからなにか、物を輸入するときはProforma Invoiceをつくって、銀行に持ってゆき、そのInvoiceで自分の銀行口座で、Birrをドルに転換して、信用状を開設してもらいます。こうして、ドルは全部ナショナルバンク(中央銀行)が管理しています。ホテルでもドルの現金で支払おうとすると、一旦、銀行でBirrに変えて、Birrで支払うように指示されます。クレジットカードを使えるのは外国人用のホテル内での支払いくらいで、市中の商店やレストランでは、クレジットカードは全然使えません。


アジスアベバ市内。

■外貨獲得対策として、輸出を振興していますが、エチオピアは農業国なので、せいぜいコーヒーとかゴマといった農産品しかなく、あとは、鉱物資源として、金が少し出るくらいです。

 海岸部だったエリトリアが独立してしまったため、エチオピアには、港がありません。完全な内陸国ですが、ナイル川の源流のタナ湖があります。この湖は青ナイルの源流です。また、豊富な降水量と、起伏に富む地形から、電力は水力発電で80%くらい賄われています。しかし、このため、雨季に雨が不足すると、たちまち電力不足に陥り、計画停電を余儀なくされます。


アジスアベバ市内。空気が薄いので階段の上りは直ぐ息が切れる。

■石油は、ジブチ経由でタンクローリーで輸入していますが、最近は、内陸国境を隔てた隣国スーダンからパイプラインで輸入する割合が増えつつあります。

 エチオピアもアフリカの他の諸国と同様に、最近は、中国人の進出が目につきます。エチオピアに在留する日本人は200人程度ですが、中国人は8000人もおり、道路や発電所の建設を、ソフトローンで行っています。

■このように誇り高きエチオピア人ですが、ドル不足解消のためには、もっと観光などにも力を入れて、海外からの旅行客を増やそうとする努力が必要です。


丸裸だったアジスアベバ周辺の山々は、19世紀末に豪州から導入されたユーカリの植林でこのように見渡す限り森林となった。現在ではユーカリは燃料用に100%、建材用に90%が使用されている。


背中にユーカリの薪を背負って、山道を下るのは女性の仕事。男性はふもとでそれを待ち受けて、売りさばく。

【ひらく会・海外取材班】

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世界は今…地上で最も暑くて熱い国のひとつ、ジブチ共和国(その6)

2009-10-30 00:18:00 | 国内外からのトピックス
■主要都市間には舗装路が通じています。しかし、村落部に行く時には、多くの石や岩が転がる中にある荒れ道、もしくは土漠を走る必要があります。道端には時々ヒツジや山羊の死骸が横たわっているのを見かけます。雨季に時々発生する集中豪雨のため、涸れ川(ワジ)には鉄砲水が押し寄せて、石や大きな岩と一緒に動物たちが流され、溺れます。橋をかければよいのですが、コストが高いので、低地を横断している舗装路は、鉄砲水が出るたびに寸断されます。


雨季に時々雨が降ると、土石流となって岩石や土砂が谷間から流れだすので、道路もダメージを受ける。そのつど、重機で取り除き整地するが、雨季に再びダメージ、の繰り返し。主要道路のあるワジの上流に砂防ダムを造れば、しばらくしのげるかもしれない。八ッ場ダムの予算規模なら、ジブチの国中に砂防ダムが造れるはず。

 水の通り道であるワジは、地下水脈として、人や動物たちの水源という一面も持っており、ワジ付近に浅い穴を掘れば、そこに水が湧いて溜まるので、伝統的井戸と呼ばれるこの穴から人々は生活水を汲み上げます。最近では、アメリカが太陽光電池による動力システムを援助で導入しています。


ワジ(涸れ川)のほとりの生活井戸。ポンプは手動だが、最近、動力源に太陽電池を使ったシステムが試験的に導入されている。

 山間部のロンダが紀元前から存在したのは、村にただ1か所ある水源です。どんなに乾燥が続いても、水が絶えることはないということですが、1日200リットルも水を使う日本では想像できないほどのわずか、1日数リットルという少ない水で人々は水源を大事に使っています。


ランダ唯一の水源。


ランダの唯一の水源からの導水路。


水汲みと水運びは子供たちの日課。

 水の確保が難しい地方の道路の沿道には、プラスチックの容器があちこちに並んでいます。日本政府がユネスコと協力して寄贈したものです。この容器には、定期的に給水車で巡回して、水を補充し、近隣の住民や、道路を通行する人たちの水の補給場所として利用されています。


日本の日の丸とUNICEFのロゴの入った水色のプラスチック製ドラム缶が、ところどころ道端に設置してある。

■ジブチはこのように、非常にユニークな国ですが、ソマリア沖海賊対策に日本が関与しなければ、これほど注目されることはなかったことでしょう。

 日本の終戦直後のような助け合いのコミュニティが今でも存続しており、人々は非常に親切です。

 治安も、他のアフリカ諸国に比べると、非常に良いほうだと言えます。服装は粗末に見える子どもたちも、屈託ない笑顔を見せてくれます。

 放牧と最新鋭港湾サービスの両面で、多様性を持ったジブチの今後の発展が期待されます。

【ひらく会情報部・海外取材班・この項おわり】

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世界は今…地上で最も暑くて熱い国のひとつ、ジブチ共和国(その5)

2009-10-29 23:37:00 | 国内外からのトピックス
■とにかく、暑いため、ホテルに着いたらまずクーラーを確認する必要があります。ジブチは夜も暑い。10月でも、朝方でさえ、29度C前後までしか温度が下がりません。11月からは少し涼しくなるようですが、10月はまだ暑く、湿度も高く、クーラーの効いた部屋を一歩出ると、眼鏡が曇り、さながらサウナにいる感じです。

 ジブチで宿泊していたホテルの部屋のクーラーが急に効かなくなり、2日間ほどサウナ状態で眠ろうとしましたが、結局一睡もできませんでした。

 暑い時には冷たい水がほしいものです。水道水は、淡水化で造った水に、井戸から汲み上げた塩分を含む水を混ぜたもので、なめると微妙に塩味がします。石鹸の泡も立ちにくく、飲料水はミネラルウオーターに頼ることになりますが、これも殆どがイエメンやフランスからの輸入品です。


街なかのあちこちにこのようなキオスク(売店)があり、ソフトドリンクやスナック、そしてミネラルウォーターの大びんも売っている。「水」のことを、アファール語では「レイ」、エチオピア語では「オファ」と言う。
■なにしろ暑い熱いジブチですが、涼しいところもあります。

 ジブチ北部の山間部にあるランダという町を訪れました。タジュラ市から、四輪駆動車で約1時間ほど、河原にそって、ガタゴトとゆられて上ってゆくと着きます。ランダの標高は800mなので、平地のタジュラに比べると涼しく、風も強いので、体感温度は心地よく感じます。


紀元前から存在の記録があるというランダの全景。


紀元前からこんこんと湧き出している水汲み場。毎分5リットルくらいだが、乾季でも枯れることはないという。この湧水は、広大な上流部の山々に降った雨が地下浸透したものが再び集まって地表に出たもので、ランダの住民全員に必要な水の量を賄っている。


水汲み場のすぐ近くにある、2本の木が合体した珍しい老木。

 この町には、電気がありません。夜はランプ生活です。子どもたちが晩も本が読めるようにと、韓国政府が太陽電池と蛍光灯を組み合わせたシステムを試験的に導入し、今後の普及を計画中とのことです。


ランダの小学校。教育には力を入れており、ロンダ出身者は、ジブチ国の要人にも多い。

 ランダからさらに山間部を四輪駆動車で数時間走るとエチオピア国境に辿り着くそうですが、かつては孤立した文化を継承していて、その起源はギリシャ時代にさかのぼるとのこと。


ランダからさらに奥に向かって登る道。ずっとゆくとエチオピアまで至るという。

 この道を下るとタジュラ市に出ますが、古くはギリシャ時代から貿易港として栄えたと言われます。

 現在は、大規模コンテナヤードのあるジブチ市に人口の8割が集中していますが、タジュラ市には、昔からの由緒ある建物も街中に散在しており、歴史の長さを感じさせます。タジュラという地名は、「白い町」とも「7つのモスクのある町」ともいわれ、海側から望むと、白壁に彩られて建物とその間に立つモスクの尖塔が独特の雰囲気を醸し出しています。


海側から遠景で見たタジュラの町なみ。建物の白壁が強烈な日差しを受けて眩しい。

【ひらく会情報部・海外取材班・この項つづく】

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世界は今…地上で最も暑くて熱い国のひとつ、ジブチ共和国(その4)

2009-10-28 23:39:00 | 国内外からのトピックス

■地殻変動が盛んなので火山や温泉もあり、地震も頻繁に起きますが、アフリカの東部を縦断する大地溝帯の起点にあたるため、日本のプレートとは異なり、地殻は引きはがす方向に移動しているため、あまり大きな地震は発生しません。

 このように、地表は、すさまじい高温乾燥地帯ですが、全長314kmの海岸線には珊瑚礁もあり、青く透き通った海が広がっています。フランスの植民地だったため、公用語にフランス語が使用されているため、フランスからの観光客が殆どです。シュノーケリングで水中をのぞきながら泳ぐと、色とりどりの珊瑚や熱帯魚の宝庫であることがわかります。


ジブチ市からモーターボートで約1時間の沖合にあるムシャ諸島の浜辺。簡素なビーチパラソルがいくつかあるだけで、ゆったり過ごすにはうってつけ。折からフランス人家族が海水浴を楽しんでいた。
 そのため、小規模の沿岸漁業が営まれていますが、漁師によると、常に豊漁とのことで、食べきれない魚は冷凍あるいは氷蔵されて、ジブチ港にある漁業協同組合の本部の冷凍庫兼販売所に運ばれ、そこで小売業者や個人にも販売され、首都住民の食卓をにぎわしています。近年はフランスをはじめ欧州でも健康志向で魚の消費が伸びており、切り身に加工された白身魚が、相当量、フランスに輸出されています。

 とにかく、暑さは尋常ではなく、ジブチ人に季節をきくと、ホット・シーズンとベリィ・ホット・シーズンの2つしかないと冗談を言います。ベリィ・ホット・シーズンでは、日陰でも日中は47度Cに達し、車のフロント部分に卵を割ってかけると、目玉焼きができるくらいです。

 最近は、トラックにも冷房が付くようになりましたが、以前は、標高が高く涼しいエチオピアからジブチに降りてきたエチオピア人のトラック運転手が、暑さのため、年間何人も心臓発作で亡くなっていたといい、5月から8月までは、10時半~16時まで運転禁止令が出るなど、想像を絶する暑さです。


もうすぐ11月というのに、車のダッシュボードの温度計は、昼下がりに36度Cを指している。しかし体感温度的にはもっと暑く感じる。

 従って、官庁は6:20から13:00まで、午後は月水土が16:00から18:00までですが、5月から8月までは午前中だけの勤務となります。また、イスラム教のため、金曜日が休みです。

 銀行は7:45から12:00まで。商店は8:00から12:30、午後は16:30から19:30で、金曜日は殆どの商店が休業します。通貨は、1米ドル=175.45ジブチフランの固定レート制ですが、実際には市中では、100ドル札の両替だと175ジブチフラン、それ以外の小額紙幣だと170ジブチフランとなるところが多いようです。

【ひらく会情報部・海外取材班・この項つづく】

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世界は今…地上で最も暑くて熱い国のひとつ、ジブチ共和国(その3)

2009-10-27 23:55:00 | 国内外からのトピックス
■この度、ジブチ市と対岸のタジュラ市、オボック市を結ぶフェリーボートをわが国が寄贈しました。2004年までドイツが1882年に建造したフェリーが稼働していましたが、老朽化したため安全運航ができなくなり、運航が停止されていました。今回5年半ぶりに、対岸を結ぶ交通手段が確保されたため、対岸の住民の喜びようといったら、想像を絶するものがありました。


待望のフェリーの就航を狂喜乱舞して喜び迎える対岸の住民。

祝賀式典で、伝統の民族衣装で正装してダンスを披露してくれた地元の娘さんたち。

 首都を離れて、アジスアベバや対岸のタジュラに向かう国道を走っていて車窓から目に入るのは、石や岩、そして山で、枝に刺のある背の低い潅木があちこちに灰色がかった薄緑を見せながら点在しています。


エチオピア街道沿いの風景。こうした風景が延々と続く。

 ジブチは、地学の好きな人にはたまらない魅力のある国です。地形は変化に富み、標高2000メートルを越える山から、標高マイナス155m(153mという刊行物もある)の天然塩の採れるアサール湖や、グランドキャニオンのような絶景まであります。


海面下155mのアサール湖へと下る道を野ラクダも下る。後方に白く見えるのが全部天然塩のビーチ。

 アサール湖は、海面下155mですが、近くの海から地下を通って海水が浸み出し、地熱で温泉になって加熱させるため、長年にわたり塩分濃度35%の飽和状態の塩湖として、天然塩が岸辺に析出を続け、何百万トンという膨大な天然塩が白い海岸のように広がっています。


熱帯なのに雪景色のようなアサール湖の光景。飽和食塩水のため、魚など生物はおらず、神秘的な光景。

 死海と同じく飽和状態の塩分濃度のため、泳ぐと水面上に顔が自然に出て、奇妙な体験ができます。


ジブチの人たちが、大地溝帯の起点だと信じている場所。ご覧のように、岩山が真っ二つに割れ、手前の舗装道路にも亀裂が入っている。一年に1ミリずつ亀裂が広がっているという。この場所は3年前に舗装工事をしたという。


アサール湖に行く途中にあるジブチ版グランドキャニオン?。

【ひらく会情報部・海外取材班・この項つづく】


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