市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

磯貝建材製側溝偽装事件発覚から15カ月…未だに「真相調査中」の群馬県となぜか先行気味の安中市

2024-05-11 22:24:08 | 安中市の行政問題

磯貝建材の全景。群馬県コンクリート製品協同組合のHPからは現在、削除されている。

■令和5年2月に、群馬県甘楽町の林道整備工事で、外見から品質が劣ると見られるコンクリート側溝が見つかりました。あまりにも歪んでいたので、施工業者が不審に思い、施主の群馬県に報告したと思われます。しかし、群馬県はこの経緯を含め当会の情報開示請求に対して、ホンの僅か開示しただけで、未だに「本件調査中」を理由に開示を先送りしています。

 その後、県が詳細に調べたところ、中に入っている鉄筋が県の定めた規格と比べて細く、本数も少ないことが確認できたとしていますが、その7が月後の同年9月1日に、山本知事は知事記者会見で、この事件に関して次のように述べました。



「公共工事の適正性を維持するという観点、また県民の安心安全を守るという観点からもまずは、手直し工事などによって道路の安全性の確保に県として万全を尽くしていきます。そして、今後二度とこのようなことが起きないよう厳正に対処してまいります」

■この記者会見を受けて、当会はさっそく次のブログ記事を発表しました。
〇2023年9月9日:安中市内業者による側溝の偽装品製造から透けて見える行政とメーカーとの不透明な関係

 そして。令和5年10月4日に安中市長あてに行政文書開示請求書を提出しました。

*****10/4安中市行政文書開示請求書*****
<開示請求に係る行政文書の内容又は件名>
 磯貝建材に対して発注した又は磯貝建材の製品(側溝)を使用した安中市発注の工事案件リスト(発注時期、工期、工事名、金額、側溝の型式と数量)
**********

 この結果、10月17日付けで開示決定通知があり、同月19日に開示情報を受領しました。それによると、過去5年間で、農林課分が8工事、トータル646m、都市整備課分が1工事、トータル1135.3m、土木課のうち旧安中市区域が14工事、トータル974.7m、土木課のうち旧松井田町区域が39工事、トータル2665.2mであることがわかりました。

 ところが、開示資料に当該工事を受注した施工請負業者名が含まれていないため、令和5年10月19日に追加の開示請求を安中市長に提出しました。

*****10/19安中市行政情報開示請求*****
<開示請求に係る行政文書の内容又は件名>
磯貝建材に対して発注した又は磯貝建材の製品(側溝)を使用した安中市発注の工事案件リスト(受注した施工請負業者がわかるもの)
*********

 この結果、令和5年10月24日に開示決定通知があり、同月31日に開示を受けました。それを見ると、5年間の合計工事施工数は、㈱萩原工業が3、㈲さくら工務店が4、㈱飯沼組が5、亀建工業㈱が5、萩原建設㈱が3、小板橋建設㈱が12、㈲須藤工業が5、㈱田中土木が3、㈱野口組が1、鬼形建設㈲が2、安中土建㈱が1、㈱ユーキ建設が6、峰岸土木㈱が2、土屋建設㈱が4、㈱石井造園建設が3でした。

■一方、群馬県知事に対して、令和5年11月1日に公文書開示請求を行いました。

*****11/1群馬県公文書開示請求*****
<開示を請求する公文書の内容又は件名>
 群馬県は9月1日、「県発注の道路工事で、規格で定めた強度に満たないコンクリート製側溝が32カ所で使われていた。建材メーカーの磯貝建材(安中市)が、製品を偽装して工事業者に納入していた。県は、工事を施工した22社に側溝の交換を指示した。調査対象は過去5年分で、これ以外にも規格外の製品が使われている可能性がある。県だけではなく、市町村発注の道路工事に使われている可能性もあり、県は市町村に今回の調査結果について情報提供した。磯貝建材の製品は、一定の品質を満たしている群馬県型側溝(GpU)として、2017年から県の承認を受けていた。承認を受けると、県による検査手続きの一部が省略される。今年2月、甘楽町の林道整備工事で、外見から品質が劣ると見られるコンクリート側溝が見つかった。詳細に調べたところ、中に入っている鉄筋が県の定めた規格と比べて細く、本数も少ないことが確認できた。そのため県は、過去5年間に、磯貝建材の製品が使われた34カ所の県発注工事を調査し、32カ所で『偽装側溝』が確認された。区間は合わせて約3キロだった」と発表した。ついては、次のことがわかる情報。
①県発注の道路工事で指定強度に満たないコンクリート製側溝(偽装側溝)が使われた32カ所の当該工事の契約日、工期、工事名、施工受注業者、金額、側溝の型式、仕様、数量
②当該工事を施工した22社に側溝の交換を指示した内容を記した文書。
③調査対象は過去5年分だが、これ以外にも規格外の製品が使われている可能性があると判断した根拠。
④県発注の道路工事で偽装側溝を使用したのが、県土整備部扱いだけではなく、他部署(農政部、環境森林部など)でも使用した可能性があると判断し、情報を共有したかどうか。
⑤市町村発注の道路工事に使われている可能性を鑑み、市町村に今回の調査結果について情報提供した事実。
⑥磯貝建材の製品は、一定の品質を満たしている群馬県型側溝(GpU)として、県が2017年から承認した経緯(いつ、誰が、どのような協議を経て、どんな理由で承認したのか、を含む)。
⑦承認を受けると、県による検査手続きの一部が省略されることについての詳しい内容(どの部分が、どのような根拠で省略できるのか、を含む)。
⑧今年2月、甘楽町の林道整備工事で、外見から品質が劣ると見られるコンクリート側溝が見つかった際の詳しい経緯(なぜ林道なのに県土整備部が把握できたのか、を含む)
⑨詳細に調べたところ、中に入っている鉄筋が県の定めた規格と比べて細く、本数も少ないことが確認できたことが県庁内で共有されることになった「不具合検査」報告書。
⑩前項⑨と関係するかもしれないが、過去5年間に、磯貝建材の製品が使われた34カ所の県発注工事を調査し、32カ所で「偽装側溝」が確認され、その使用区間は合わせて約3キロだったことを確認できた根拠。
⑪34カ所中、2カ所は磯貝建材の製品が偽装ではなかったことになるが、その理由(例えば、2017年頃製造したもので、まだ不正が行われなかった時期のものだった、を含む)
⑫2017年に検査手続きの一部が省略されたことが、今回の偽装側溝事件の端緒となりえた可能性について、これまでの調査で判明した内容から指摘されうる事項。
⑬発覚後、新たに発生した偽装側溝使用の事例や、是正工事の進捗状況
**********

 そして、それから8か月が経過しましたが、未だに群馬県は当会の情報開示請求に対して、「調査中」と言い続けています。

■一方、安中市のほうも、その後のこの問題に対する対応状況について何ら情報発信がないことから、当会は令和6年3月1日に次の内容の行政文書開示請求書を安中市長に提出しました。

*****3/1安中市行政文書開示請求****
<開示請求に係る行政文書の内容又は件名>
磯貝建材社製の規格外製品を使用した工事等についての安中市の対応が分かる情報
**********

 すると、同年3月12日に開示決定通知があり、同月3月21日に開示文書を受領しました。

 それによると、前年の令和5年10月5日に、安中市は、群馬県の記者発表を受けて安中市発注の請負工事及び原材料支給について調査したところ、複数の箇所で磯貝建材社製のBOU3型側溝を納入していることが判明した、として、安中市の工事入札参加資格を有していて、非破壊検査実績もある㈱中井産業(高崎市八千代町2-4-26)から見積を取り、市内鷺宮字三本木地内で令和5年10月15日から11月2日にかけて、磯貝建材製GPU3型側溝の非破壊検査業務を計画し、同社に随契で121万円で電磁レーダーを使った非破壊検査を実施しました。その結果は次の表のとおりです。



 このほかにも、以下の文書が開示されました。

*****10/6起案用紙*****
起案用紙 2023100103&
文書番号 安財第189001号
起 案 日 令和5年10月6日
決 裁 日 同日
起 案 者 財政課契約検査係 主幹 室岡隆
決裁区分 部長
件  名 弁護士法律相談依頼について
修補が必要と認められた工事についての受注社に対する修補請求について、法律相談を依頼したく別添のとおり行政課へ依頼してよろしいか伺います。

=====弁護士法律相談依頼書=====
                     令和5年 月 日
行政課長 様
               企画政策部 財政課 中嶋清美
顧問弁護士 弁護士事務所所在地 安中市岩井2470-3 安中法律事務所内
      弁護士氏名 小坂 景子 電話番号027-386-6667
相談希望日時 令和5年10月19日(木)
<事件等の概要>
修補が必要と認められた工事についての受注者に対する修補請求について
【群馬県の対応】
今年2月の県発注工事で、磯貝建材製品の側溝が、県の定める規格と異なる鉄筋が使用されていることが確認された。
群馬県は過去5年間の県発注の工事のうち、磯貝建材社製の側溝で施工された34件の工事について調査した結果、32件の工事で県が定める規格を満たしていないことが判明した。
磯貝建材製の側溝を使用して工事を施工した元請業者に対して契約約款に基づき(別添資料)手直し工事を依頼し、磯貝建材については、群馬県型側溝承認を取り消した。
【安中市の対応】
・磯貝建材社製の側溝で施工された工事箇所について調査。
 13事業者  54現場  3,471.2mで使用確認。
・対象工事について現場の安全確認を実施済み。危険及び損傷個所無し。
・側溝が規格を満たしているか調査予定。(準備中)
・県と同様に、修補が必要と認められた工事については受注者に修補請求を行う予定。議会へ報告済み。
<法律上の問題点>
1.契約約款契約不適合責任により、修補請求することは妥当か
 県は、契約約款第53条第5項の「受注者の故意または重過失による場合は民法の定めによる」を根拠に受注者に修補請求を行うと聞いておりますが、受注者側から見ると、県により承認を受けている(工場検査を省略できる)道路側溝を、承認事業者である磯貝建材に発注・納品を受け、市の材料使用願いにより確認を受け施工したものであり、その一連の行為が、「受注者の故意または重過失」にあたるのか、ご教示願いたい。
2.独占禁止法優越的地位の濫用
 前記内容により、受注者に修補請求することは、優先的地位の濫用にあたらないか、ご教示願いたい。
3.調査費用について
 市では、使用された側溝について、不適合製品であるかの調査を実施しますが、その費用について、磯貝建材に請求することは可能か、ご教示願いたい。
<出席予定者>
企画政策部 部長 町田博幸
企画政策部 財政課 参事 中嶋清美、主幹 室岡隆
<添付書類>
1 契約約款(抜粋)
2 群馬県型側溝承認要領

=====弁護士法律相談報告書=====
                      令和5年11月9日
行政課長 様
                      財政課長
相談日時  令和5年10月30日(月)9時30分~10時20分
相談弁護士 弁護士 小坂景子
相談場所  安中市岩井2470-3戸田ビル1階西 安中法律事務所
出席職員  企画政策部長町田 財政課長中嶋 契約検査係長室岡
●相談した事件等の要旨
※相談を行った項目ごとになるべく箇条書きで記入してください。
1. 契約約款に基づき、契約不適合責任により、工事受注業者へ修補請求することは妥当か
2. 前記内容により受注者に修補請求することは、優先的地位の濫用にあたらないか
3. 市では、使用された側溝について、不適合製品であるかの調査を実施しますが、その費用について、磯貝建材に請求することは可能か
■回答の要旨談
※先の相談を行った項目ごとに弁護士からの回答の要旨を箇条書きで記入してください。
1. 5年である民法の「故意または重過失」にあたるかどうかの判断は定型的なものがあるわけではなく一概には言えない。重過失については諸事情を考慮する必要がある。受注者にどんな義務があったか。受注者がどんな注意を払っていれば十分だったか。まず側溝製品の外見では判断できない。今まで県内で側溝の仕様を偽装した事件が明るみに出たことは無かった。県の承認を受けていても工場へたまには検査へ行くべきだったか。磯貝建材が粗雑な製品を納入しているという認識は市内業者に無くはなかった。発注者としては明確な原因者が受注者の先にいる以上請求することにはなる。(請求すればここで争ってもと考えて受注者としては請求に応じるかもしれない。実際に県工事では応じる業者がいる。)ただ2年以内は確実に契約不適合で請求できる。
(とはいえ県が5年で請求しているのに市が2年というわけにもいかないだろう。)
2. 独占禁止法における優越的地位の濫用とは、商取引上優位な立場にある者が商慣習に照らして不当な要求を行うことを指すが、今回の場合は既に締結されている契約に基づいての請求であり、優越的地位の濫用には当たらないと考えられるとのこと。
3. 契約不適合製品かどうか調査する費用を磯貝建材に請求できるかについては、
(契約不適合責任では)請求できないだろうとのこと。もう一つの請求根拠である不法行為は市の方に証明する責任が生じるが立証は難しいだろう。
  今後は県の対応も見ながら市長とも相談して決めていくことになる。類似の案件があるか、調べて知らせていただけるとのこと。
<今後の相談の有無>有り( 年 月 日)・〇無し

*****1/15起案用紙******
起案用紙 20240101661
文書番号 安財第290003号
起 案 日 令和6年1月15日
決 裁 日 令和6年1月16日
起 案 者 財政課契約検査係 主幹 室岡隆
決裁区分 部長
件  名 磯貝建材製群馬県型側溝使用業者への現地パトロール依頼について
 磯貝建材(株)が納入した群馬県型側溝の中に規格を満たさない製品が含まれていたとの群馬県の発表を受け、職員によるパトロールを行った上で安中市が発注した請負工事及び原材料支給につき非破壊検査を実施したところですが、今後群馬県に倣い破壊検査や修補請求を行う場合でも安全性について一定の結論が得られるまでは現地における安全を確保するためパトロールが必要と考えられることから、受注業者に対し下記の通りパトロールを依頼してよろしいか伺います。

1 対象工事  平成30年度から令和4年度に本市が発注し、磯貝建材株式会社製の群馬県型道路側溝(GPU3型、同横断型、同消音型)が納品された工事
2 パトロールの頻度  おおむね3か月に1回
3 期間  当面の間
4 報告の方法  ・別添様式のとおり
         ・なお、1回1現場あたり3枚以上の写真を添付、内訳としては遠景を1枚、近景を2枚以上
         ・提出先は財政課契約検査係、提出方法は紙又は電子データ

=====受注業者宛依頼状=====
受注業者各位
                           令和6年 月 日
                         安中市長 岩井 均

      磯貝建材製品が納品された工事箇所のパトロールについて(依頼)

 日頃、市行政にあたりましては、深いご埋解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて過日、本市定例記者発表で報告されました磯貝建材製群馬県型道路側溝の仕様偽装につきまして、現在調査中でございますが当面の間下記のとおり受注業者様による現地パトロールを依頼します。
 なお今回の依頼は当該側溝に起因する事故等の発生を未然に防ぐことが目的であり、ご多忙のところ恐縮ですが意図をお汲み取りいただいた上でご協力をお願いするものです。

                  記

1.対象工事  ・平成30年度から令和4年度に本市が発注し、磯貝建材株式会社製の群馬県型道路側溝(GPU3型、同横断型、同消音型)が納品された工事
2.パトロールの頻度  ・おおむね3か月に1回
3.報告書  ・別添様式のとおリ
      ・ なお、1回1現場あたり3枚以上の写真添付をお願いします。内訳としては遠景を1枚、近景を2枚以上です。
      ・提出先は財政課契約検査係(本庁3階)、提出方法は紙または電子データでお願いします。

          担当:安中市役所企画政策部財政課契約検査係 室岡
          電話:027-382-1111 内線1091
          電子メールアドレス:keiyaku@city.annaka.lg.jp


=====磯貝建材製群馬県型道路側溝使用工事に係る現地パトロール報告書=====
No./調査年月日/業者名/調査した者/発注年度/工事名/箇所名/側点名/結果
(例)
1/R6.2.3/○○(株)/安中太郎/令和〇年/□□号線道路改良工事/安中一丁目/No.20+2.0/問題なし

*****2/13起案用紙*****
起案用紙 20240201747
文書番号 安財第319002号
起 案 日 令和6年2月13日
決 裁 日 \\同日
完 結 日 令和6年3月31日
起 案 者 財政課契約検査係 主幹 室岡隆
決裁区分 課長
件  名 磯貝建材製GPU3型側溝破壊検査について
 磯貝建材(株)が納入した群馬県型側溝の中に規格を満たさない製品が含まれていたとの群馬県の発表を受け、安中市が発注した請負工事及び原材料支給につき非破壊検査を実施したところ、複数の箇所で磯貝建材(株)がGPU3型側溝を納入していることが判明したことから事故の未然防止のため非破壊検査を実施したところですが、引き続き下記の通り破壊検査を実施してよいか、また決裁後は安中市の工事入札参加資格を有志群馬県発注による破壊検査の実績もある安中土建(株)から見積書を徴収してよろしいか併せて伺います。なお、根拠法令として次の規則が該当します。
  ・政令第167条の2第1項第5号(緊急の必要により協働に付することができないとき。)

1 案 件 名    磯貝建材製GPU3型側溝破壊検査
2 履行場所    安中市鷺宮字三本木地内外
3 履行期間    令和6年2月19日~3月18日
4 設 計 額     1,887,600円(税込み)
5 予算科目    2-1-5-3-1-14節 工事請負費 (予備費から充当予定)
6 工事の概要   GPU3型側溝の破壊検査実施に必要な作業 一式 全5路線
7 前払い金の有無 無
8 部分払いの有無 無
9 契約保証金   無
10 見積依頼者   安中土建(株) 安中市安中三丁目15-17

=====磯貝建材GPU3型側溝(非)破壊検査 仕様書=====
1 案 件 名      磯貝建材製GPU3型側溝(非)破壊検査
2 履行場所      安中市鷺宮字三本木地内外
3 履行期間      令和6年2月19日~3月18日
4 業務等の概要   ・訴外建材製GPU3型側溝の破壊検査
           ・検査対象は別紙位置図に記載された路線とする。
           ・検査箇所はH30~R4年度、各1カ所とする
           ・各検査箇所における検査対象は側溝及び溝蓋各1個とし、配筋の径を調査できるようにするものとする。
           ・作業に際しては交通等の安全に十分配慮すること。

=====別紙位置図=====















**********

■こうして、安中市が、令和5年9月1日の県知事の記者発表のあと、当会が同月4日にこの問題で安中市内での偽装された道路側溝を使用した市発注工事リストを情報開示請求した直後に、該当工事で使用されている偽装側溝の状況を調査するため、安中市が非破壊検査業務として133万1000円を設計費として計上していたことがわかりました。

 しかし、こうした検査業務は、本来、群馬県が既に実施していたはずであり、安中市は県の検査結果を踏まえてから対応すべきです。そう考えると、なぜ、安中市が唐突に133万1000円をかけて非破壊検査業務を手金で実施したのか、背景と理由を調べる必要があると当会は考えました。その結果、やはり、群馬県からの意向を受けて、こうした非破壊業務を実施したのではないか、という疑問がわいてきたので、これはきちんと検証する必要があると判断し、令和6年4月16日付で監査請求を行うことにしました。

*****4/16住民監査請求*****
             安中市職員措置請求書

1 安中市長に関する措置請求の要旨
 2023年9月6日付の上毛新聞記事によると、「地元業者が規格外の側溝使用した問題受け、工事場所の調査に乗り出す 群馬・安中市」との見出しで「群馬県発注の道路工事で、規格外の側溝が使われていた問題を受け、安中市の岩井均市長は5日、過去に市が発注した工事について、該当する側溝の有無に関する調査に乗り出したことを明らかにした。側溝を納入した建材業者が地元業者のため、実態を把握する調査が必要と判断した。同日開かれた市議会決算審査特別委員会で報告した。今回の調査は、工事関係の書類が保存されている期間(国庫補助事業10年、市単独事業5年)が対象。工事した場所を把握した上で、現場で破損などがないかを確認する。同時に側溝が規格を満たしているかどうかも確認。規格を満たしていない場合には、契約約款に基づき、受注者に対し、再度工事を指示する方針。同業者の側溝をめぐっては、鉄筋の太さや本数、形状などで県の規格を満たしていない側溝が、県発注の道路工事で少なくとも32カ所(計約3キロ)で使われていたことが判明している。(宮崎秀貴)」とする報道が為された。
 このため、請求人は、規格外の側溝を納入した地元業者の製品が、どのようなかたちで安中市発注の道路工事に使用されたのかを確認すべく、2023年10月4日、同19日および2024年3月1日の3度にわたり、安中市長に対して条例に基づき関連情報の開示請求を行った。その結果、不当な財務会計上の行為又は怠る事実を以下のとおり確認したので、これを是正することにより市民全体の利益と安全を守るべく、住民監査請求を行う。
⑴ だれが(請求の対象となる職員等)。
  安中市長。
⑵ いつ、どのような財務会計上の行為を行ったのか
  規格外の製品を製造・納入した地元業者である磯貝建材㈱の製品「GPU3型側溝」が、安中市発注の公共工事に使用されたことに関連して、それらの製品が規格を満たしているかどうか、事故の未然防止のため確認する必要があるとして、安中市が2023年10月16日から同11月2日にかけて非破壊検査業務を実施した。
  そして、安中市はその費用1,331,000円(税込み)を安中市の一般会計「2-1-5-3-1-12節 委託費(予備費から充当)」から支出した。
⑶ その行為は、どのような理由で、違法又は不当なのか
  本件は、本来、GPU3型側溝の規格を定めた群馬県が、製造者に対して、規格に合致した製品を製造・納入するよう検査・指導・監督すべきであり、今回、磯貝建材製の規格外の側溝が2023年2月に甘楽町での県営の林道工事で使用が発覚したことを端緒に、群馬県知事が2023年9月1日の記者会見で公表したものであるから、当然に、群馬県に費用負担を申し入れるべき事案である。
  にもかかわらず、そうした手続きを怠り、安中市の一般会計から支出し、しかも現在に至るまで、群馬県に費用負担の申し入れの相談すら行っていない。
⑷ その結果、どのような損害が市に生じているのか
  すでに、令和5年度の決算が閉められており、この支出が損害として確定してしまった。
⑸ どのような措置を求めるのか(是正等措置を求める内容及び対象者)
  監査委員会は、安中市長に対して、市長が、以下の事項を速やかに実行するよう、勧告する。
  ①群馬県に対して、至急、安中市が支出した1,331,000円と相当な経費(人件費その他、金利も含む)の弁済を求める。
  ②なぜ、磯貝建材製の規格外の側溝が市内の公共事業で使われたのか、第三者委員会を設置し、経緯と影響を調査し、真相究明と責任の所在の明確化を通じて再発防止をはかる。
⑹ 財務会計上の行為から1年を経過している場合は、その正当な理由
  該当しない。

2 請求人
  住  所 安中市野殿980
  電話番号 090-5302-8312
  氏  名 小川 賢(自署)

 地方自治法第242条第1項の規定により別紙事実証明書を添え必要な措置を請求します。

令和6年(2024年)4月16日

安中市監査委員 殿

別紙:事実証明書
1 安中市行政文書開示決定通知書(令和5年10月17日安財第193004号)
2 安中市行政文書開示決定通知書(令和5年10月24日安財第206004号)
3 安中市行政文書開示決定通知書(令和6年3月12日安財第346003号)
**********

■ところが、その2日後の4月18日に監査委員事務局から電話があり、財務会計上の支出額は133万1000円ではなく、121万円であり、監査請求書を訂正するように指示がありました。

 さっそく、監査委員事務局で指示通り修正しましたが、事務局から「証拠を示してもらう必要がある」と言われました。当会は仰天し、「それは、監査委員の権限でお願いします。121万円という数字の根拠は、事務局で調べたのだから、それを監査結果として裁決書の中で、説明すればよいのではないでしょうか」と説明しました。事務局はいぶかしげな様子でしたが、粘り強く説明するとようやく納得してもらいました。

 住民監査請求の結果は60日以内が原則ですから、予定では6月15日が土曜日ですから、6月14日までに結果通知があることになります。

■そうしたなかで、5月10日に当会に「安中市が偽装側溝問題で記者発表を行った」という情報が14時から16時過ぎにかけて複数寄せられました。翌11日の新聞記事を見ると、確かに安中市が発表したことがわかりました。

**********朝日新聞デジタル2024年5月11日14:37
強度偽装の側溝は40カ所に 群馬県安中市、工事やり直し命令を検討

破壊検査した磯貝建材製のコンクリート側溝=群馬県安中市提供
 群馬県発注の道路工事で規格を偽装したコンクリート側溝が見つかった問題で、安中市は10日、市発注工事で同じ製造業者の側溝を検査したところ40カ所で偽装製品を確認したと発表した。工事請負業者に工事のやり直しを命じるか検討する。
 偽装側溝を製造したのは磯貝建材(安中市)。過去5年間に同社製側溝が使われた市道は約3・1キロで、ここから99カ所を抽出して県の規格に適合するか調べた。非破壊検査では35カ所、破壊検査では5カ所で規格で定めた強度を満たさない偽装製品が確認された。破壊検査では、鉄筋が県の規格6・35ミリに対し偽装製品は4ミリだった。
 破壊検査した場所は正規品に交換しているが、非破壊検査は偽装製品が設置された状態で、定期的にパトロールして点検する方針。市は今後、県の動きもみながら工事請負事業者への対応を検討していく。(角津栄一)

**********東京新聞2024年5月11日
側溝の部材偽装 少なくとも40カ所 市発注工事で確認 /安中
 群馬県発注の道路工事で県の規格に満たない側溝が使われていた問題で、安中市は10日、市が2018年~22年度に発注した工事で同様の部材偽装を少なくとも40カ所確認したと発表した。いずれも磯貝建材(安中)の製品で、県企画より細い鉄骨が使われていた。
 市によると、非破壊検査で県規格に満たない部材を35カ所で確認。各年度1ヶ所を抽出した計5件の破壊検査では、全て県規格に適合しなかった。
 市財政課は「抽出した箇所以外でも、同じ年度の同様の工事であれば部材が偽装された疑いがある。対応は先行している県の対応を踏まえて検討する」としている。
(石井宏昌)
**********

■当会は、この情報に接し、令和6年3月21日の時点で、非破壊検査結果の報告書は4月末までに出来上がると、安中市企画政策部財政課から聞かされていたので、ビックリしました。5月1日の時点でも、担当者からは、実際に破壊検査を行ったという説明は一切ありませんでした。

 しかし、3月21日に開示された公文書を改めてよく読んでみると、2月13日に安中市が地元の安中土建株式会社に随契で磯貝建材の規格外側溝の破壊検査を依頼しようとしていたことが分かりました。

 市側から非破壊検査について主に説明されたため、うっかり破壊検査のほうまで意識が回りませんでしたが、当会はこの「2月13日」という起案・決裁日について注目しています。なぜなら、この日は、この側溝偽造事件において、極めて重要なマイルストーンだからです。

 安中市側が破壊検査について、当会への説明が消極的だったのは、当会が積極的に質問をしなかったことが理由かもしれませんが、恣意的にそうしたのであれば、安中市特有の情報隠ぺい体質によるものかもしれません。近日中にあらためて、情報開示請求を通じて確認するとともに、現在進行中の住民監査請求にも、必要であればこの破壊検査にかかる公金の支出についても、関連付けを検討してみたいと考えています。

■本記事の末尾にもうひとつ指摘しておきたいことがあります。それは、群馬県が管理する県道や農林道なども同じですが、安中市が管理する市道や農林道などで、いったいどの場所に磯貝建材の不正な側溝が使用されているのか、住民に全く知らされていないことです。

 安中市は、受注業者に3か月に1度の頻度でパトロールするように要請していますが、群馬県は、32カ所で不正に作られた側溝を使用した工事が施工されたと記者発表しただけで、いまだに当該箇所を特定できる情報を公表していません。

 事故が起きてからでは遅すぎます。一刻も早く安中市は、磯貝建材の不正な側溝を使用した場所を地元の自治会長を通じて回覧板で住民に周知するとともに、当該現場に「危険個所」であることを示す目印を設置すべきです。群馬県も同様な対応を直ちに実施する必要があると思いますが、まずは当会の情報開示請求に対して、いつまでも「調査中」と言わずに、即刻、関係情報を開示することが先決です。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】


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虚偽公文書作成三昧のタゴ51億円事件から29年…国にすら平然とウソをつく安中市役所の危うい現況

2024-04-05 09:28:20 | 安中市の行政問題

広報あんなか2022年6月1日号の16ページ目の上段に掲載された写真記事。「国の制度を活用し・・・」などと虚偽情報を平然と公表している。

■2024年4月3日朝、のエープリルフール人事異動のわずか二日後、台湾東部の花蓮市の沖合を震源とする地震と沖縄への津波警報が報じられましたが、その日の朝日新聞朝刊に、3月30日の報道記事の続報として、安中市役所を巡る不正行為を報じる記事が掲載されました。エープリルフール人事異動の僅か二日後、新年度早々、またもや明らかになった安中市行政の体たらくに、市民の皆さんも呆れ果てたのではないでしょうか。

**********朝日新聞2024年4月4日
総務省、事前に指摘 安中市、地域活性化制度「対象外」
 群馬県安中市が国の支援をあてにして民間から職員を受け入れたのに、条件を満たさず制度を活用できなかった問題で、総務省が事前に市側へ「このままでは交付税措置の対象外」と伝えていたことがわかった。市は指摘後も申請内容を改めず、結局、職員の給与など約450万円を全額負担することになった。市は「事前に指摘を受けたかはわからない」としている。
 安中市が利用しようとしていたのは、総務省の「地域活性化起業人」制度。企業と協定を結ぶ自治体が総務省へ申請して対象と認められれば、派遣された社員の給与や発案した企画の経費として、1人あたり年間で最大560万円の特別交付税が自治体に支給される仕組みだ。
 市は、2022年4月にこの制度の利用を総務省に申請。同28日にこの制度を使って旅行大手「エイチ・アイ・エス」(HIS)と協定を結び、同社員を非常勤職員として迎え入れると発表した。
★市、申請内容改めず全額負担★
 だが、総務省によると、勤務条件を週2日とした市からの申請内容が交付税措置の条件を満たしていないことに気づき、締結よりも前に市に「このままでは対象外」と伝えたという。記録も残っているという。
 市はこのことについて、「4月28日の発表より前に総務省から『対象外』と告げられたかどうかはわからない」とした。対象外であることは発表後から同年5月末までに自発的に気づき、「総務省へ連絡した」とも主張している。
 市は結局、その後も申請内容を変更しなかった。これについては「調整の上の勤務日数なので、増やすことは難しかった」としている。(杉浦達朗)
**********

■このように総務省の指摘に対して平気でしらばくれる安中市にとって、市民にウソをつくのは朝飯前のことでしょう。

 そして、何よりも市民として心配なのは、今回の事件で交付税措置を受けることが前提の地域活性化起業人制度そのものが使えていないのに、市の内部においても、「この制度を活用している」とする文書が飛び交っていたことです。さらに、総務省の指摘を受けていたのに、制度活用の手続きの誤りを是正することなく、不正な手続きにより、市民の血税である一般会計からHIS職員の給与など約450万円が賄なわれたことも重大問題です。

 これはまさに安中市役所内部のコンプライアンスとガバナンスが、29年前のタゴ事件発覚当時の不正の温床レベルにあることを如実に示していると言えます。

 当会では、第二のタゴ事件の発生を抑止するため、住民監査請求など、しかるべき対応を検討中です。

【市民オンブズマン群馬・ひらく会事務局からの報告】

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交付税で起業人活用のはずが予備費450万円でHIS社員を受け入れ…ウソまみれ安中市行政

2024-04-03 09:47:58 | 安中市の行政問題
■2023年度の最後の週末である3月30日土曜日の朝日新聞朝刊に、安中市役所を巡るとんでもない報道記事が掲載されました。起床後、同紙の朝刊を開き、群馬版を見ていっぺんに目が覚めた安中市民も少なからずいたのではないでしょうか。

**********朝日新聞2024年3月30日
安中市、国の支援受けられず 民間企業との地域活性化制度
2年間の経費450万円全額負担
 安中市に旅行大手「エイチ・アイ・エス」(HIS)から派遣されている職員の勤務状況が、市が活用しているとしていた国の制度の条件を満たしていなかったことがわかった。このために国からの支援がまったく受けられず、2022年4月からの2年間でかかった経費約450万円を市が全額負担することになった。市は「(補助の)対象外だったことに後から気付いた。致し方ないこと」としている。

2022年4月28日、安中市は総務省の「地域活性化起業人」制度を活用し、HISの社員を非常勤職員として迎えると発表した=HISのホームページから
 安中市が活用しようとしていたのは「総務省の「地域活性化起業人」制度。企業人材派遣制度とも呼ばれ、観光やデジタルなど専門知識を持った民間企業の社員を、自治体が職員として迎えることを促すものだ。企業と協定を結び自治体が総務省へ申請して対象と認められれば、派遣された社員の給与や発案したkぃ核の経費について、1人あたり最大で年間560万円が特別交付税として自治体に支給される仕組みだ。
 市とHISは22年4月28日に、この制度を活用して同社員を非常勤職員として迎え入れる協定を締結したと発表した。同年6月の市議会でも、当時の産業環境部長が「制度を活用している」と答弁していた。
 市によると、当初は自治体と企業などの専門人材をマッチングさせる内閣府の制度を利用してHISから職員を受け入れることにしていた。ただ、この制度には交付税措置などはなく、給与や企画に対しての補助がある総務省の制度の併用を検討したのだという。
 総務省によると、市からは「HISと協定を結び、来年度から社員を週2日非常勤職員として迎える」という内容で、特別交付税の申請があった。ただ、週2日の勤務が「受け入れ自治体の開庁日の半分以上を同自治体区域内での業務に従事する」という交付税措置の条件を満たしていなかったため、市に「このままでは対象外」と伝えたという。その後、市から条件を改めた申請はなかった。
 非常勤職員は、2年間で秋間梅林や磯部温泉といった観光地活性化などの業務をし、今年の4月にHISへ戻るという。
★「後から気づいた」「致し方ないこと」★
 安中市は「勤務日数を調整した結果、交付税の対象外だったことに後から気づいた」としている。その後、条件を改めなかったことについては「調整の上で勤務日数なので、増やすことは難しかった」
 その上で、「市としては総務省の制度を使ってHISから職員を迎えられた。致し方ないことだ」とし、現在でも制度を活用しているとの認識を示した。また、費用面も含めて問題はないとの考えだという。
 総務省によると、制度は特別交付税を受けることを「前提」としたもので、安中市を除くほぼ全ての市町村が交付税を受けているという。同省のホームページにある22年度の「起業人の活躍先」には、群馬県は中之条町と嬬恋、高山、片品の各村が記載されているが、安中市はない。
(杉浦達朗)
**********

■この記事のサブタイトルにもある「後から気づいた」「致し方ないこと」を平然と言いのけるあたり、さすが29年前に、地方自治体としては空前絶後、前代未聞の51億円事件の舞台となった安中市ならではの独自の「言い草」です。

 「致し方ない」とは、「仕方ない」の丁寧語とも言われますが、取材記者に追及に対して、シドロモドロで、「仕方がない」を丁寧語で表現して、なんとかその場をとりつくろうとした様子が目に浮かびます。

 しかし、行政手続き上、虚偽(ウソ)があったにもかかわらず、その事実を直視せず、「後から気づいた」などと出まかせを言い、さらに「致し方ない」などと言い訳することは、自らの不正支出手続きについて、真摯に反省し是正するつもりがないことを、公表したのも同然です。

 このような体質に陥っている安中市の現在の様相は、29年前に発覚したあの忌まわしいタゴ51億円事件当時のどうしようもない安中市政の体たらくを想起させます。

■「致し方ない」と言う表現について、さらに考察してみましょう。

 これは、「仕方がない」とか「やむを得ない」という意味を謙譲語の「致す」を使って丁寧に表した言葉です。何か物事をやるとき、物事をどうにかする方法ややり方がない状態のことです。例えば、天候や天変地異、予測できないような突発事変や先方の都合などの不可抗力により、自分の努力ではどうにもならないとき、その状況を受け入れるしかないときに使います。

 このように「致し方ない」は「他にどうすることもできない状況である」という意味を持つため、「満足はしていないが、どうしようもないので受け入れる」といったニュアンスを含みます。基本的にネガティブな印象を与える言葉でもあります。

 また、自分の行いによる結果に対して、実際にはもう少し努力できる状況であったにもかかわらず「致し方ない」と表現した場合は、それを聴いて、「やる気がない」と感じたり、「無責任だ」と思ったりする人もいるでしょう。

 今回の指摘を記者から受けた安中市の回答は、まさにこれに当てはまります。

■記事によれば、安中市は、当初から不認可と承知している総務省「地域活性化起業人制度」を「活用」とうたい、事実ではないのにあたかも同制度を活用したかのような公文書を作成し、この事案の執行にあたって予算措置(稟議・決裁)を行わず、安中市予算から、決裁なく予備費で不適切な執行を行なったことがわかります。

 なぜ、安中市は、このようなことをしでかしたのでしょうか。当会の調べでは、「当時の副市長の強い指示があった」という関係者の証言を得ております。すなわち、遅くとも令和3年11月までに、市の観光事業の進行を図るため、国の支援制度である総務省の地域活性化起業人制度を活用するよう、指示されたというのです。

 このため、7社に声をかけてヒアリングシートを送り、その回答内容を踏まえて、株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)を含む2社に絞り、オンラインで面接をして、最終的にHISの職員を受け入れた経緯が明らかになっています。

 ところが、HISがヒアリングシートに記載していた出勤可能日数が、総務省が制度の活用に必須条件としている開庁日の半分(令和4年度まで。令和5年度以降は、「半分以上」)となっていたため、選定先として不適格だったことは、その時点で安中市も承知していたはずです。

 にもかかわらず、安中市は、令和4年4月27日の令和4年度第1回定例記者発表で、デカデカとこの虚偽情報を宣伝したのでした。

**********安中市HP 2022年4月27日
地域活性化起業人制度による民間人材の受け入れについて
 市は、観光振興などを推進するため、令和4年5月から民間人材の受入れを行います。
 国の地域活性化起業人制度(地方創生人材支援制度併用)を活用し、株式会社エイチ・アイ・エスと派遣協定を締結します。
 地域活性化起業人制度は、民間企業等の社員を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を活かしながら地域独自の魅力や価値の向上等につながる業務に従事してもらい、地域活性化を図る取組です。
 協定式につきまして、下記のとおり実施いたします。
   日 時 4月28日(木曜日)午後2時
   場 所 安中市役所 本庁舎2階 203会議室
   協定先 株式会社エイチ・アイ・エス
       (代表取締役 矢田素史)
 問合せ 総務部職員課(内線:1030)
**********

 この発表を受け、翌4月28日に安中市はHISと協定式を行い、それを広報で市民に伝えました。また、協定相手のHISも、自社のホームページにこの協定について大きく掲載しました。

**********㈱エイチ・アイ・エスHP 2022年4月28日
群馬県安中市 「地域活性化起業人制度」による派遣に関する協定を締結
アフターコロナにおける観光振興による地方創生と観光消費拡大にむけて
 株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都港区 以下、HIS)と群馬県安中市は、総務省が推進する「地域活性化起業人制度」を活用し、HIS より群馬県安中市へ人材を派遣する協定を締結し、本日4 月28日(木)に調印式を執り行いました。

(左から 安中市産業環境部長 大竹将夫氏、 副市長 粟野好映氏、市長 岩井均氏、HIS執行役員 高野清、官公庁・自治体営業グループ統括部長 小林健二、五日市一訓)
 安中市は群馬県西南部に位置し、江戸時代より中山道の宿場町として栄えた歴史のある街として、市内には温泉記号「♨」の発祥地である「磯部温泉」や、日本の近代化を支えた鉄道遺産の観光地「碓氷峠鉄道施設」、そして、ぐんま三大梅林である「秋間梅林」など自然豊かな観光資源にも恵まれております。
 このたびの協定により、HISと安中市は、観光資源の開発、磨き上げを強化項目とし、観光と・食の魅力を国内外に発信し、国内外旅行の需要回復、持続的に魅力ある地域の活性化を目指し、相互連携と活動を推進いたします。
 HISは、海外60ヶ国に展開するHISの集客・送客機能と、これまで事業を通じて培った経験を活かし、安中市の観光振興と、地域の様々な課題解決に取り組んでまいります。

<協定に基づく取り組み内容>
(1) 観光の振興及び安中ブランドの発信に関すること
(2) 安中市産品の販路拡大に関すること
(3) その他地方創生の推進に関すること

派遣社員略歴 ※非常勤にて派遣
五日市 一訓 (いつかいちかずのり) (法人営業本部 官公庁・自治体営業セクション)
2006年 入社 営業所にて個人旅行商品の販売に従事
2010年 法人営業本部にて主に団体旅行商品の販売に従事
2016年 群馬営業所長に着任後、法人営業と並行して地方創生事業に従事
2021年 官公庁・自治体営業セクションにて群馬県を中心に地方創生事業に従事
**********

■この時、令和4年4月17日投開票の安中市長選で現職の茂木英子候補をダブルスコアで破り、翌18日に市役所で当選証書を受け取り、4月25日に初登庁を果たしたばかりの岩井均市長が、そうした不透明な経過について知ってか知らずか定かではないものの、もちろん当然知らされていなければならないはずですが、HISとの協定式で誇らしげに記念撮影写真に納まっています。

 ここで不可思議なのは、特別地方交付税措置が定義づけられている総務省の地域活性化起業人制度において、安中市は、この制度の活用資格がないまま、なぜHISの社員を非常勤職員として受け入れ、その人件費を支払えたのか、ということです。

■安中市は、前述の通り、29年前に土地開発公社を舞台にした巨額詐欺横領事件を起こした自治体です。当時、公文書の取扱いはデタラメの極みで、市長印や理事長印が勝手に押された文書が飛び交い、課税台帳も改ざんされるなど、無法状態にありました。

 あれから29年が経過した現在、同様の事情が市役所内で起きているとなると、第二のタゴ事件の温床が既に出来上がっている状況にあると言っても過言ではありません。

 タゴ事件では、元職員多胡邦夫だけがしょっぴかれ、共同正犯同然だった多くの市幹部、上司や同僚職員、政治家、反社勢力関係者などは、いずれも罪を問われませんでした。

 そのため、公文書の取扱いに対して、コンプライアンスが徹底しきれず、再び市役所が29年前の状況に陥っていることは、重大事態と言えます。

 引き続きこの問題について、当会としてもフォローしてまいります。

【市民オンブズマン群馬・ひらく会事務局より】

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令和6年度の安中市エープリルフール人事

2024-04-02 12:14:46 | 安中市の行政問題

3月19日の上毛新聞に掲載された4月1日付安中市人事

■安中市役所恒例の公立碓氷病院を含む人事異動の内示が3月18日に行われ、3月19日付の上毛新聞に掲載されました。異動数は昨年より110人少ない275人です。また、部長級11名のうち新任は3人にとどまりました。今回の異動で係長以上の管理職166人のうち、女性の割合21.08%となり、昨年度比で0.87ポイント下がります。機構改革として、観光課に新プロジェクト推進室、福祉課に福祉相談係などを新設します。このほか、統廃合や名称変更を行いますが、新年度の市全体の組織は11部40課120係となり、昨年度比で増減はありません。
 それでは、タゴ51億円巨額詐欺横領事件の発覚から29年目のエープリルフールに行われた安中市の異動人事の内容を見てみましょう。

《行政職》
【部長】
企画政策部(松井田支所) 大河原弘行
松井田支所=昇格(保健福祉部福祉課) 藤原喜康
議会事務局・出向=同(企画政策部秘書課) 田中秀人
事務部=同(みりよく創出部商工課) 倉繁亨
【参事】
みりょく創出部農林課=昇格(みりょく創出部農林課) 山田幸則
上下水道部上水道工務課=同(上下水道部上水道工務課) 山川和宏
上下水道部下水道課=同(上下水道部下水道課) 藤原伸康
教育委員会・出向=同(教育委員会・出向総務謀) 井上昇
事務部医事課=同(事務部医事課) 杉山明美
【課長】
企画政策部秘書課=昇格(市民環境部市民課市民協働係) 伊丹香子
総務部危機管理課=同(みりょく創出部農林課松義台地土地改良区係) 萩原和人
市民環境部市民課=同(市民環境部市民課窓口係) 新井絵理
市民環境部環境政策課=同(市民環境部市民課すみれヶ丘聖苑) 小柏友樹史
保健福祉部福祉課=同(保健福祉部福祉課社会福祉係) 中嶋寛之
みりょく創出部商工課=同(農業委員会事務局・出向農地係) 新部俊之
まちづくり部土木課(まちづくり部都市整備課) 河村直
まちづくり部都市整備課=昇格(まちづくり部都市計画課開発係) 川島一剛
教育委員会・出向=同(教育委員会・出向学校教育課指導係) 関井貴美技
同=同(教育委員会・出向生涯学習課生涯学習係) 飯野靖之
事務部総務企画課(市民環境部環境政策課) 新井学
【主幹】
企画政策部資産活用課資産活用係(みりょく創出部農林課農政係) 茂木浩之
市民環境部市民課窓口係(会計課審査係) 有阪隆志
市民環境部環境政策課廃棄物対策係=昇格(市民環境部環境政策課廃棄物廃棄物対策係) 永井敦久
保健福祉部襦祉課社会福祉係(会計課出納係) 多胡利明
保健福祉部子ども課子ども育成係=昇格(保健福祉部子ども課子ども育成係) 唐沢伸介
保健福祉部子ども課原市保育園(教育委員会・出向生涯学習課原市公民館) 須藤大輔
みりょく創出部農林課松義台地土地改良区係(みりょく創出部スポーツ課スポーツ施設係) 池田和好
みりょく創出部スポーツ部スポーツ課スポーツ施設係=昇格(上下水道部下水道課工務係) 内田康彦
まちづくり部都市整備課都市施設管理係(総務部危機管理課交通防犯係) 中島進一
上下水道部上水道事務課庶務係=昇格(上下水道部上水道事務課庶務係) 杉山健司
上下水道部上水道事課経理係=同(上下水道部下水道課庶務係) 松本圭一
上下水道部下水道課工務係(まちづくり部都市整備課街路係) 戸塚貴史
松井田支所住民福祉課健康介護係=昇格(事務部医事課業務係) 桜井克明
監査委員事務局・出向=同(市民環境部市民課市民相談係) 神村貴子
農業委員会事務局・出向=同(農業委員会事務局・出向庶務係) 新井雅彦
教育委員会・出向(教育委員会・出向生涯学習課安中公民館) 大林吉美
同(松井田支所松井田振興課管理係) 斉藤伸之
事務部医事課業務係=昇格(企画政策部資産活用課資産活用係) 小島徹也
【課長補佐】
企画政策部秘書課広報イメージアップ推進係=昇格(企画政策部秘書課広報イメージアップ推進係) 遠間修
総務部行政課行政統計係=同(総務部行政課行政統計係) 伊藤正幸
総務部危機管理課交通防犯係(松井田支所住民福祉課子ども係) 赤見ゆかり
市民環境部市民課市民生活係=昇格(議会事務局・出向議事係) 田中尋子
市民環境部市民課すみれヶ丘聖苑(市民環境部国保年金課国保係) 田中輝久
市民環境部国保年金課国保係(事務部医療課医事係) 真下寛輝
保健福祉部福祉課保護係=昇格(保健福祉部福祉課保護係) 中島昌博
保健福祉部子ども課幼児教育保育係=同(保健福祉部子ども課幼児教育保育係) 平英明
みりょく創出部観光課新プロジェクト推進室(みりょく創出部観光課観光施設係) 吉田浩之
みりょく創出部スポーツ課スポーツ振興係兼国民スポーツ大会準備室(みりょく創出部スポーツ課スポーツ振興係) 内田保義
まちづくり部都市計画課開発係(上下水道部上水道事務課経理係) 神宮修一
まちづくり部建築住宅課住宅政策係(高崎市・安中消防組合) 萩原真
上下水道部上水道工務課浄水係=昇格(上下水道部上水道工務課浄水係) 田村充
上下水道部下水道課庶務係(事務部総務企画課経理係) 和田正良
松井田支所松井田振興課総務係=昇格(松井田支所松井田振興課総務係) 飯野久代
松井田支所松井田振興課管理係(みりよく創出部文化財課学習の森管理係) 吉田牧人
会計課審査係(教育委員会・出向生涯学習課東横野公民館) 中嶋友美
教育委員会・出向=昇格(まちづくり部建築住宅課住宅政策係) 牧野光程
同=同(教育委員会・出向学校教育課学事係) 小沢康通
同=同(監査委員事務局・出向監査係) 土屋和美
事務部総務企画課庶務係=同(事務部総務企画課庶務係) 須藤はるの
高崎市・安中市消防組合=同(みりょく創出部観光課観光振興係) 井伊宏史
【係長】
企画政策部政策・デジタル推進課地域づくり係(企画政策部政策・デジタル推進課移住定住係) 神宮亮
保健福祉部福祉課福祉相談係=昇格(みりょく創出部スポーツ課スポーツ振興係) 浦野洋平
保健福祉部子ども課まついだ保育園=同(保健福祉部子ども課まついだ保育園) 中島純子
みりょく創出部農林課農政係=同(みりょく創出部農林課農政係) 山田康敏
みりょく創出部観光課観光振興係=同(みりょく創出部観光課観光振興係) 佐野亨介
みりょく創出部観光課観光施設係=同(まちづくり部土木課庶務係) 遠間雄二
みりよく創出部文化財課学習の森管理係=同(総務部税務課市民税係) 島崎理恵
まちづくり部建築住宅課指導係=同(まちづくり部建築住宅課建築係) 大河原晋司
松井田支所住民福祉課福祉子ども係=同(保健福祉部子ども課子ども育成係) 小柏知子
会計課出納係(松井田支所住民福祉課健康介護係) 吉田こず枝
議会事務局・出向=昇格(議会事務局・出向議事係) 中沢和彦
農業委員会事務局・出向=同(農業委員会事務局・出向農地係) 真下貴光
教育委員会・出向=同(会計課審査係) 須藤芳美
事務部総務企画課企画推進係=同(事務部総務企画課経理係) 須藤昌幸
事務部医事課医事係=同(松井田支所松井田振興課管理係) 二見優一
【専任員】
保健福祉部子ども課(保健福祉部子ども課原市保育園) 悪沢美奈子
みりょく創出部スポーツ課(総務部危機管理課) 光安裕治
松井田支所松井田振興課(企画政策部) 町田博幸
松井田支所住民福祉課(市民環境部市民課) 白石洋子
議会事務局・出向(議会事務局・出向) 漬水裕之
教育委員会・出向(教育委員会・出向生涯学習課) 萩原陽子
事務部総務企画課(事務部) 反町勇
【主査・4級】
企画政策部秘書課=昇格(企画政策部秘書課秘書係) 和田愛
総務部行政課(市民環境部クリーンセンター庶務管理係) 横田善昭
市民環境部環境政策課(松井田支所住民福祉課市民係) 田中直樹
市民環境部クリーンセンター(教育委員会・出向生涯学習課文化センター係) 岡田智子
保健福祉部福祉課=昇格(保健福祉部福祉課社会福祉係) 竹内麻由子
保健福祉部健康づくり課=同(保健福祉部健康づくり課ワクチン接種対策室) 木内恭子
保健福祉部高齢者支援課=同(保健福祉部高齢者支援課地域包括支援センター) 真岸寛子
下水道部上水道事務課(市民環境部クリーンセンター庶務管理係) 内田博美
上下水道部上水道工務課(富岡市・派道修了) 諏藤貴志
上下水道部下水道課(まちづくり部土木課) 恩田敦
会計課(総務部総務部付) 小林身和子
同(保健福祉部健康づくり課予防係) 伊与久佳美
議会事務局・出向=昇格(議会事務局・出向議事係) 高橋洋平
事務部総務企画課=同(事務部総務企画課企画推進係) 遠藤嘉人
【主査・3級】
企画政策部財政課(市民環境部市民課すみれヶ丘聖苑) 関口和弥
総務部行政課=昇格(総務部行政課文書法規係) 岡田千絵
総務部職員課(同) 山村浩正
同=昇格(企画政策部政策・デジタル推進課移住定住係) 伊能知彦
総務部税務課(まちづくり部都市計画課交通政策係) 金井孝成
市民環境部市民課(みりよく創出部農林課林政鳥獣対策係) 中曽根宏幸
保健福祉部福祉課(保健福祉部健康づくり課保健指導係) 樋口敦子
保健福祉部子ども課(教育委員会・出向生涯学習課文化会館係) 米山夏輝
みりょく創出部商工課(市民環境部環境政策課廃棄物対策係) 山田裕之
みりょく創出部農材課(企画政策部財政課契約検査係) 臼田康二
みりょく創出部観光課(総務部行政課行政統計係) 真下大輔
まちづくり部土木課(上下水道部上水道工務課工事係) 長谷川雅俊
同(みりょく創出部農林課農村整備係) 斉藤直希
まちづくり部都市計画課(企画政策部財政課財務係) 萩原康隆
同=昇格(まちづくり部都市計画課交通政策係) 木村康徳
まちづくり部都市整備課(まちづくり部土木課工務係) 鈴木真樹人
上下水道部上水道事務課=昇格(上下水道部上水道事務課業務係) 中島真吾
同(みりょく創出部農林課農政係) 小曽根大輔
上下水道部上水道工務課=昇格(上下水道部上水道工務課配給水係) 松本賢人
上下水道部下水道課=同(上下水道部下水道課庶務係) 松田明日香
同=同(上下水道部下水道課維持係) 高木英人
松井田支所松井田振興課=同(松井田支所松井田振輿課管理係) 猿谷和久
同(上下水道部上水道工務課配給水係) 内田智巳
松井田支所住民福祉課(企画政策部政策・デジタル推進課情報管理係) 設楽梢
同(総務部危機管理課危機管理係) 鬼形保匡
教育委員会・出向=昇格(教育委員会・出向総務課庶務係) 滝川恵子
事務部総務企画課(保健福祉部健康づくり課ワクチン接種対策室) 中島利康
事務部医事課=昇格(事務部医事課地域連携医療支援係) 新芙美
群馬県(市民環境部市民課窓口係) 真下航
【主査・再任用】
市民環境部市民課(教育委員会・出向総務課松井田学校給食センター) 漬水芳秋
市民環境部クリーンセンター(保健福祉部健康づくり課ワクチン接種対策室) 須藤一久
教育委員会・出向(上下水道部下水道課工務係) 田中富之
【主任】
企画政策部秘書課(保健福祉部子ども課子ども育成係) 山口美穂
企画政策部政策・デジタル推進課=昇格(まちづくり部都市計画課開発係) 水口蘭
企画政策部資産活用課(企画政策部政策・デジタル推進課政策・デジタル推進係) 斎藤雅文
総務部職員課(企画政策部秘害課広報イメージアップ推進係) 高見沢達也
同(保健福祉部福祉課保護係) 吉岡利泰
総務部危機管理課(保健福祉部高齢者支援課長寿支援係) 名古屋真慈
総務部税務課(保健福祉部福祉課保護係) 堀口音毯
同=昇格(総務部税務課市民税係) 星野まりの
同(富岡市・派遣修了) 飯沼晃也
同=昇格(総務部税務課固定資産税係) 森田修平
同=同(同) 石川舞
市民環境部国保年金課(上下水道部下水道課庶務係) 岡田恵利子
保健福祉部福祉課=昇格(保健福祉部福祉課社会福祉係) 上原美冴
同=同(教育委員会・出向生涯学習課社会教育係) 北村佳祐
保健福祉部子ども課(みりょく創出部観光課観光振興係) 上田仁見
同=昇格(保健福祉部子ども課子ども育成係) 小林美月
保健福祉部高齢者支援課=同(上下水道部上水道事務課業務係) 下山悠馬
みりょく創出部商工課=同(みりょく創出部商工課商工労鋤係) 野口未来
みりょく創出部農林課(まちづくり部都市整備課事業係) 佐藤克仁
みりょく創出部観光課=昇格(みりょく創出部観光課観光振興係) 高橋優太
同=同(みりょく創出部観光課観光施設係) 荻原涼輔
みりょく創出部スポーツ課(市民環境部国保年金課医療年金係) 樋口満理枝
まちづくり部土木課=昇格(松井田支所住民福祉課税務保険係) 宮沢大貴
上下水道部上水道事務課(総務部税務課市民税係) 桜井和宏
上下水道部上水道工務課(松井田支所松井田振興課土木係) 金井大和
同=昇格(富岡市・派遣) 土屋雅樹
上下水道部下水道課(保健福祉部高齢者支援課介護認定係) 中曽根和可重
会計課(保健福祉部福祉課障害福祉係) 樋口崇徳
農業委員会事務局・出向(総務部税務課固定資産税係) 中嶋圭
教育委員会・出向=昇格(教育委員会・出向総務課学校給食係) 上原怜子
同(まちづくり部土木課工務係) 加部貴之
事務部医事課(保健福祉部子ども課幼児教育保育係) 豊田理恵
同=昇格(事務部医事課業務係) 佐藤愛
富岡市・派遣(総務部税務課固定資産税係) 寺井涼太朗
富岡市・派遣終了(上下水道部上水道工務課浄水係) 大岡貴広
【主任保健師】
保健福祉部子ども課(保健福祉部高齢者支援課地域包括支援センター) 飯島あゆみ
保健福祉部健康づくり課(保健福祉部福祉課障害福祉係) 星野一希
【主任保育士】
保健福祉部子ども課=昇格(保健福祉部子ども課原市保育園) 三栖瞳
【主事】
企画政策部政策・デジタル推進課(松井田支所住民福祉課福祉子ども係) 藤沢友音
企画政策部財政課(市民環境部市民課窓口係) 佐々木千紘
企画政策部資産活用課=昇格(企画政策部資産活用課資産活用係) 荒川美紗希
総務部行政課(上下水道部上水道事務課業務係) 小鮒貴仁
総務部職員課(総務部収納課収納整理係) 野本文
総務部税務課=昇格(総務部税務課固定資産税係) 岩崎大輔
総務部収納課=同(総務部収納課収納整理係) 斉藤瑞樹
市民環境部市民課(市民環境部国保年金課国保係) 福島那奈
同=昇格(市民環境部市民課窓口係) 渕上舞衣
市民環境部国保年金課=同(市民環境部国保年金課国保係) 堀口雄太朗
保健福祉部福祉課=同(保健福祉部福祉課社会福祉係) 白石和輝
同(事務部医事課医事係) 堀口瑞月
同(みりょく創出部スポーツ課スポーツ施設係) 湯浅賢一郎
同=昇格(保健福祉部福祉課保護係) 神沢優磨
保健福祉部高齢者支援課(教育委員会・出向生涯学習課文化会館係) 香取拓海
みりょく創出部農林課(みりょく創出部商工課商工労働係) 萩原豊
みりょく創出部観光課(まちづくり部土木課庶務係) 小島聖也
同(みりょく創出部文化財課文化財活用係) 桜井文和子
まちづくり部都市計画課(市民環境部環境政策課環境推進係) 藤沢悠斗
農業委員会事務局・出向=昇格(農業委員会事務局・出向農業振興係) 大河原健斗
事務部総務企画課=同(事務部総務企画課経理係) 清水晨乃介
【技師】
みりょく創出部農材課=昇格(みりょく創出部農林課農村整備係) 佐藤歩末
同(同) 佐藤志音
上下水道部上水道工務課(同) 原俊也
富岡市・派遣(上下水道部上水道工務課施設係) 須藤颯土
【保健師・2級】保健福祉部健康づくり課=昇格(保健福祉部健康づくり課保健指導係) 山田佳歩
【主事補】
みりょく創出部スポーツ課(総務部税務課諸税証明係) 芝山開人
教育委員会・出向(総務部付) 萩原夢々
【主査作業員】
市民環境部市民課=昇格(市民環境部市民課すみれヶ丘聖苑) 中嶋照明
【主任用務員】
保健福祉部子ども課(第一中学校) 和田宏枝
【新採用】
総務部税務課 反町魁人
同 水野史也
総務部収納係 安藤千安気
市民環境部市民課 中村桃華
市民環境部国保年金課 高橋亜美
市民環境部環境政策課 西村樹希也
保健福祉部福祉課 竹内真由美
同 須貝悠香
保健福祉部子ども課 町田萌依
同 塚越美香沙
保健福祉部健康づくり課 土屋百香里
同 棚橋実菜
保健福祉部高齢者支援課 野口さくら
同 内田奈央
みりょく創出部農林課 葛西裕太
みりょく創出部観光課 松本真梨子
みりょく創出部文化財課 神沢舞羽
まちづくり部土木課 並木隼亮
教育委員会・出向 佐藤茉由美
同 佐藤崇
同 堀口芹乃
【再任用】
保健福祉部子ども課 須藤則子
【退職(3月31日付)】
(教育委員会・出向学校教育課) 城田敬子
(保健福祉部子ども課まついだ保育園) 須藤則子
(まちづくり部建築住宅課指導係) 佐藤修司
(総務部職員課給与厚生係) 神保正典
(まちづくり部建築住宅課指導係) 吉田絵理子
(保健福祉部高齢者支援課介護保険係) 溝江祐介
(総務部付) 石井靖

============
公立碓氷病院
《医療職》
【係長】
診療技術部リハビリテーション科(診療技術部リハビリ室) 浅見幸夫
【主査】
診療技術部検査科=昇格(診療技術部検査科) 下田幸恵
診療技術部リハピリテーション科(診療技術部リハビリ室) 藤井克枝
同(同) 長岡誠
同(同) 石井良佑
【主任】
診療技術部臨床工学科=昇格(診療技術部臨床工学科) 滝田明菜
診療技術部リハビリデーション科=同(診療技術部リハビリ室) 金沢末希
同=同(同) 井上優
同(同) 佐々木司
診療技術部歯科衛生室=昇格(診療技術部歯科衛生室) 大塚理恵
【理学療法士】
診療技術部リハビリテーション科(診療技術部リハビリ室) 小村有沙
同(同) 清水諒平
同(同) 小嶋拓斗
【作業療法士】
診療技術部リハビリテーション科(診療技術部リハビリ室) 藤田雄責
同(同) 直井侑希
【言語聴覚士】
診療技術部リハピリテーション科(診療技術部リハビリ室) 金沢和希
【看護師長補佐】
看護部療養病棟=昇格(看護部透析室) 柘植かおる
看護部訪問看護ステーション(看護部療養病棟) 堀口有美
【専任員】
看護部透析室 山口洋子
【主査】
看護部付(看護部四階病棟) 高橋綾子
同(看護部療養病棟) 上原麻衣子
看護部外来(看護部訪問看護ステーション) 清水公香
同(看護部療養病棟) 谷島陽子
看護部三階病棟(看護部訪問看護ステーション) 武井真由美
同(看護部療養病棟) 筑井清光
同(同) 佐藤優成
看護部四階病棟(看護部三階病棟) 植松広幸
同(看護部療養病棟) 黛美代子
同(同) 大塚浩二
看護部療養病棟(看護部訪問看護ステーション) 堀ノ上雅子
同(看護部四階病棟) 城田富司
看護部訪問看護ステーション(看護部療養病棟) 神戸明美
【主任】
看護部外来=昇格(看護部外来) 佐藤有紀
同=同(同) 蓬沢梢
看護部三階病棟=同(看護部三階病棟) 萩原あゆみ
同=同(同) 河原歩
看護部四階病棟=同(看護部四階病棟) 広田千瑞子
通所リハピリテーション(看護部療養病棟) 須藤あゆみ
【看護師】
看護部付(看護部四階病棟) 富田美沙
看護部三階病棟(同) 米山唯
看護部四階病棟(看護部三階病棟) 今井力也
看護部訪問看護ステーション(看護部四階病棟) 小林里沙
【准看護師】 
看護部三階病棟(看護部四階病棟) 松岡梨緒
看護部四階病棟(看護部三階病棟) 室岡貴久子
同(看護部療養病棟) 若松幸子
同(看護部三階病棟) 清水阿紀
同(看護部療養病棟) 天達響
看護部療鶉病棟(看護部四階病棟) 清水早苗
【新採用】
看護部小児科 懸川聡子
診療部歯科□腔外科 岡田宗久
看護部三階病棟 黒沢由華
看謹部四階病棟 鳥山冴希
看護部療養病棟 佐藤明日香
【退職(3月31日付)】
(看護部療養病棟) 今井規子
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【ひらく会情報部】
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【速報】市民オンブズマン群馬が「安中市政における不正疑惑」について県庁記者クラブで会見

2024-02-22 20:21:17 | 安中市の行政問題
当会の記者会見の場となった県庁5階記者クラブ(通称「刀水クラブ」)。場所代、光熱費はすべて税金で、メディアは無料で使える。

■当会は令和6年2月21日(水)午後2時から約1時間にわたり、群馬県庁5階刀水クラブ(県庁記者クラブ)で記者会見を行いました。内容は概ね以下のとおりです。


ちょうど県議会が開催中。議会中継の画面を見ながら何やら原稿作成中の担当記者。2024年2月21日13時50分撮影。

 最初の15分間、当会代表から挨拶と説明を行いました。

■記者会見に先立ち、次のとおり謝罪の言葉を述べました。

 本日、ご参集いただきましたマスコミ各社様、また本日参加されなかったマスコミ各社様に対しても、冒頭、お詫びを申し上げます。
 本来、このような記者会見の機会をいただきました際には、事前に幹事社を通じて、記者会見の内容をお伝えする慣行となっております。
 この記者会見の日程を調整いただきましたのが、2月7日水曜日の午後3時前でした。ところが早くも、その同じ日の夕方午後5時過ぎに、いつも貴重な情報を賜っている匿名の方から、本日の記者会見の実施とテーマについて、既に安中市側に知れ亘っている旨の連絡がございました。
 この記者会見や私ども「市民オンブズマン群馬」の活動にエールを送っていただくことに感謝申し上げつつも、なぜこんなに早く情報が伝わっているのか、と驚愕をいたしました。
 そのような経緯から、本日の記者会見の意義を鑑み、内容についての事前の案内を申し上げることを控えましたこと、いま記者会見の席にて、発表内容をお伝えすることになりましたこと、改めてお詫び申し上げます。

■続いて、本日の記者会見の概要説明に移りました。

 本日の記者会見ではお手元の資料に従いまして、4点のご報告をいたします。お配りした資料に記したように、
 ①市民オンブズマン群馬の今後の活動について
 ②市民オンブズマン群馬のオウンドメディアについて
 ③安中市に関する告発について
  ◆昨年秋以降、5件の告発を提出(不受理は現状なし)
  ◆群馬県警察本部への告発(3件)
   a,群馬県選挙管理委員会に対する告発
   b,幸福実現党の公職選挙法違反の告発
   c,「あんなかスマイルパーク」についての告発
  ◆前橋地方検察庁への告発(2件) 安中市役所職員など
  ◆今後の予定
   a,安中市観光機構の使途明細不明の1千万円をこえる支出について
   b,安中市役所内の労働諸法に抵触する重大事案
   c,安中市の公職者に関する重大事案(複数)
 ④群馬県公安委員会に対して苦情申立書の提出について
の内容となっております。このうち③番目の「安中市に関する告発について」は、本日「あんなかスマイルパーク」についての告発のご説明を申し上げますが、時間の都合上、残り4件については、この記した紹介のみとさせていただきます。

■さらに説明を続けました。

 これは安中市役所、安中市議会も関心や不安を抱いている事案ですので、一点だけ申し添えます。
 今回の一連の告発によって、現在、「被告発人」となっております主なかたがたを挙げます。(※敬称略
 ・安中市の前市長・茂木英子、前副市長で現在・群馬県議会議員の粟野好映
 ・安中市長・岩井均、安中市副市長・清水昭芳
 ・安中市議会議員20名のうち、9名
 ・実質的に茂木市長をコントロールしていた未来塾代表者
 また、これら5件の告発の中で、
 ・幸福実現党の公職選挙法違反の告発
を除く4件は、首謀者として、粟野好映・群馬県議会議員を挙げております。
 本日、明日と県議会は一般質問ですので、粟野好映・群馬県議会議員も県庁の敷地内にいらっしゃると思います。是非、お話を伺う機会をお作りください。
 国内の壮々たる優良企業の有価証券36銘柄、時価総額1585万2336円を所有されております。しかもこれは昨年8月7日の時点であり、当時平均株価は3万2000円台でしたが、ご案内の通り、昨日は3万8000円台に乗せており、財テク、錬金術など打ち出の小槌に関する興味深いお話が伺えると思っております。
 併せて、27日から安中市議会の開会にあたり、いわゆる「百条委員会の設置」の陳情を提出する予定です。

■次に「市民オンブズマン群馬の今後の活動」について説明しました。

 47都道府県の中で、代表や事務局、また構成員に、弁護士を含まない「オンブズマン」は、群馬県、石川県だけと承知しております。
 私ども「市民オンブズマン群馬」は、法律に則り、また自治体の所定の手続きを経て、調査分析を行って、問題の追及に挑んでおります。
 今後さらに活動を社会的な意義を示すために、「一般社団法人」として、法人化をいたします。
 共同通信社さんが、一般社団法人であることなどをなぞらえ、私ども会員各位の社会的意識と倫理観をさらに向上させます。
 法人化にあたっての決意として、群馬県内の諸問題に対して調査・分析・追及に加え、群馬県や各自治体、関係機関や団体、県民に対して、「建設的な提言」を行うことで、対立関係から協力・協働を目指して取り組んでいきたいと考えております。

■次に「市民オンブズマン群馬のオウンドメディア」について説明しました。

 法人化による活動の「グレードアップ」に挑みますが、やはり「市民オンブズマン群馬」の一丁目一番地は、隠された違法な行為を発掘し、調査・分析・追及を行なうことです。行政により引き起こされる県民の不条理な悲劇をなくすことが、私たちの活動の目的だからです。
 その点からも、私どもの取り組みを広く知っていただき、情報を共有し、群馬県はじめ自治体などに真剣に諸問題に向き合っていただくために、オウンドメディアの活用を始めております。
 ちなみに、昨年10月からYouTubeでの配信をスタートしております。資料でもご紹介しておりますので、是非、ご覧ください。チャンネル登録者数はまだ85名ですが、11本の動画、19本のショート動画を配信しております。総視聴回数は9,300回を超え、総視聴時間は、230時間を超えました。
 先日、安中市議会の議会報告会に参加したところ、参加者から「YouTube、観ています」と応援のお言葉をかけていただきました。
 引き続き、多くの問題を取り上げて参ります。
 動画配信のほか、音声ストリーミングによる配信も、まもなくスタートする予定です。
 本日ご参集の皆様も、是非、睡眠導入の助けとなると思いますので、ご視聴いただければと願っております。

■そのあと、群馬県公安委員会に対して苦情申立書の提出について話ました。

 昨日、群馬県公安委員会に対して、苦情申立書を提出しました。
 具体的な内容については、警察の執務執行に関する関係諸法に違背する独善的な不適切な事案ですので、ここで言及することに相応しいものではございませんが、群馬県警察本部捜査2課の課長補佐及び組織的な慣行であることから、群馬県警察本部長もその対象としております。
 公安委員会におかれましては、今後、調査を行ない、適切な処分、処置を講ずることを期待しております。

■このあと、「あんなかスマイルパーク」についての告発に関して、同席した当会サポーターから詳しい説明が為されました。

 この事案の問題点として挙げたのが、「土地取得から工事にかけて」と「運営団体の選定」です。
 後者の「運営団体の選定」について、問題となるキーワードとして「指定管理」「実績がない」「運営費の算出根拠」「運営方式/選定基準」「開園予定日(令和3年4月)から逆算した12月議会」「公募型プロポーザル方式」などを挙げて、それぞれの問題点をわかりやすく指摘しました。
 さらに補足として、「検討委員会の委員長交代(令和2年8月25日)」「議事録による検証」「トップに対する忖度体質」についての検証がなされました。
 まとめとして、「問題点の確認」の観点から、「2分の1(その実体は1分の1)の選定プロセス」「群馬県信用組合の理事就任(令和5年6月28日)」「現市政への不正の継承」を分かりやすく示した概要図を配布して、解説しました。

 その後、記者会見に参加したメディア6社の記者の皆さんから、数件の質問があり、当会の見解を回答しました。

■最後に、当会代表から、終了の挨拶がありました。その内容をまとめると次のとおりです。

 ・安中市政における役所組織のガバナンス欠如と自浄作用の不全が危険レベルに達していること
 ・そしてそれは29年前に安中市土地開発公社を巡る史上空前絶後の51億円巨額詐欺横領事件(通称タゴ事件)を引き起こしていた当時の安中市政の体たらくぶりとオーバーラップすること
 ・タゴ事件では組織ぐるみの犯罪だったのに警察・検察・裁判所が元職員タゴの単独犯行としたこと
 ・そのため不正のウイルスが市政に残存し、その後増殖し始めて、とうとう第二のタゴ事件の温床を形成してしまっていること
 ・よって、市役所内に蔓延る温床を今のうちに絶つべく、今こそ果敢に行動しなければならないこと

 以上の事項の認識が重要であることをメディア関係者に強くアピールして、1時間に亘る記者会見を終えました。

【2月23日追記】
 21日の記者会見の後、本件告発状を県警捜査2課に持ち込みましたが、生憎担当班長が不在のため、写しのみの提出に留まりました。そこで、22日午後3時42分にあらためて特定記録付きで原本を郵送しました。

 また、22日午後3時過ぎに安中市市議会事務局を訪れて、スマイルパークを巡る一連の不透明な経緯に係る不正調査のための陳情書を提出しました。生憎、罍次雄議長は不在でしたが、事務局職員に収受してもらいました。紹介議員の付かない陳情のため、常任委員会に参考資料として付託されるに留まりますが、陳情書の提出については、前日の21日に直接罍議長と面談し、事前に話をしておきました。



【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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