田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

オオカミ狩り(늑대사냥)

2023年06月06日 22時34分47秒 | 日記

늑대사냥] 메인 예고편 - YouTube

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 凶悪犯たちを乗せた船で生き残りをかけて繰り広げられる戦いの行方を、容赦ない暴力描写で描いた韓国製サバイバルアクション。「メタモルフォーゼ 変身」のキム・ホンソン監督が、2017年に韓国人犯罪者47人がフィリピンから集団送還されたニュースに着想を得て手がけた。

2022年。フィリピンで逮捕された犯罪者たちを乗せた貨物船が釜山港へ向けて出航した。船内には凶悪犯罪担当のベテラン刑事約20人を配置、釜山では海上交通管制センターで海洋監視システムを設置するという万全な体制の中、プロジェクト名「オオカミ狩り」と呼ばれる韓比共同護送計画が展開される。しかしその夜、密かに脱走を企んでいた凶悪犯ジョンドゥが、刑事として紛れ込んだ仲間とともに反乱を起こし、船内は武器を手にした犯罪者たちで溢れかえる事態に。さらに眠っていた「怪人」が目を覚まし、想像を絶する戦いが幕を開ける。

「パイプライン」のソ・イングクが、狂気に満ちた犯罪者ジョンドゥを熱演。(映画.comより)

 

 

<2023年6月4日 劇場鑑賞>

 残虐すぎる。なんという映像の連続でしょう!これほどの映像を映画にする意味があるのか、と思うほどでした。しかし、韓国映画のいいところは、どれだけ残酷な描写でも、それをやってのけるのが若いイケメンだということ。本当に残虐そうな怖いおじさんとかだったら、見るに堪えないと思うんだけけど(すみません。決しておじさんに敵対心があるわけではありません)、わりとソフトなマスクのイケメンがやってのけると、一つクッションを置いたような感じになりますね。

 映画は「ザ・ロック」みたいに(かの映画は飛行機だったが)凶悪犯を船で護送するというもの。船の上、逃げ場はないし、凶悪犯たちは手錠・足枷のうえに鎖でつながれているし、刑事たちはその道の屈強な奴らが集められてるし、大丈夫だと思いますよね、ところがそうはいかないんです。映画では、比較的簡単に反乱が勃発します。これを見る限りでは、乗組員に対するチェックが甘すぎると思いました。ありとあらゆる手段を使って逃げようとするのは当たり前じゃないですか。あらゆる想定を予想しろよ、と思いましたけどね。しかしここは韓国だし、やっぱりお金で寝返る奴がいるんです。中枢から裏切られたら、防ぎようがないというのも事実かもしれません。

 悪徳製薬会社が絡んでいたり、強い奴を作ろうとしたり、話の筋自体は既視感のあるものばかりなんですが、とにかく描写が残酷です。映画はR15+なんですが、個人的にはR18でもよかったんじゃないかと思うくらいです。繊細な人にはおすすめしません。

 

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