キアヌ・リーブスが真実を追い求める弁護士を熱演した法廷ミステリードラマ。莫大な資産を持つ大物弁護士が自宅で殺害され、17歳の息子が容疑者として逮捕された。少年は完全黙秘を続け、敏腕弁護士ラムゼイが少年の弁護を引き受けることに。法廷でも何も語らない少年をよそに、多くの証人たちが少年の有罪を裏付ける証言を重ねていく。やがてラムゼイが、証言のわずかなほころびから証人たちの嘘を見破ると、裁判の流れが変わりはじめる。そんな矢先、少年がついに沈黙を破り、驚くべき告白をする。リーブスが正義感あふれる弁護士ラムゼイに扮し、少年の母親役をレニー・ゼルウィガーがミステリアスに演じた。監督は、前作「フローズン・リバー」がアカデミー賞のオリジナル脚本賞ほか2部門にノミネートされた実績を持つコートニー・ハント。脚本は「悪魔を憐れむ歌」のニコラス・カザン。(映画.comより)
<2019年7月6日 録画鑑賞>
キアヌ・リーブスって、大スターなのに知的な役が似合わないね。今回も「弁護士?」って感じでした。いや、決してキアヌが嫌いで言っているのではありません。好きなのですが、単純に似合わないなぁと。
話はよくできていておもしろかったけど、ラスト近くでは「どんでん返しがあるなぁ」とプンプンにおわせてました。でも、このどんでん返しって、ひとえにキアヌのイメージに頼るものだと思うのです。私も例に漏れず、キアヌはハンサムでいい人であって欲しいし(「ネオン・デーモン」なんかはマジでびっくりした)、どんなにステレオタイプだと言われても、やっぱり「スィート・セプテンバー」みたいな映画が好き。ハンサムガイはハンサムガイなのです。
ということで、ここは監督の話をしたいと思います。「フローズン・リバー」の監督なのですね。あまりに映画の色が違うから、想像できなかった(笑)。個人的には、あの映画、とても好き。よくできていたと思います。虐げられた女性たちの必死の話で、素晴らしい展開だった。「get it off」並みに。今回キアヌはとてもよくがんばっていたけれど、個人的には「フローズン・リバー」のほうが好きかな。久しぶりにレネー・ゼルウィガーとジム・ベルーシを見ましたね。レネー!かわいくなっちゃって。頼りなげで美しい感じをうまく出してました。
全体として、インパクトが薄い作品だったように思います。
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