「ブレット・トレイン」「ワイルド・スピード スーパーコンボ」のデビッド・リーチ監督が、ライアン・ゴズリングとタッグを組んで描いた痛快アクション。1980年代に放送されたテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」を映画としてリメイクし、危険な陰謀に巻き込まれたスタントマンの戦いを、自身もスタントマン出身のリーチ監督がリアルかつ斬新なアクションで活写する。
大怪我を負い一線から退いていたスタントマンのコルトは、復帰作となるハリウッド映画の撮影現場で、監督を務める元恋人ジョディと再会する。そんな中、長年にわたりコルトがスタントダブルを請け負ってきた因縁の主演俳優トム・ライダーが失踪。ジョディとの復縁と一流スタントマンとしてのキャリア復活を狙うコルトはトムの行方を追うが、思わぬ事件に巻き込まれてしまう。
主人公コルトの元恋人ジョディを「クワイエット・プレイス」シリーズのエミリー・ブラント、失踪した主演俳優トム・ライダーを「キック・アス」シリーズのアーロン・テイラー=ジョンソンが演じた。(映画.comより)
2024年8月18日 <劇場鑑賞>
ライアン・ゴズリング、最近本当にがんばってますねぇ。若い頃の方が渋い役やってたよね、寡黙なドライバーとか。でも、なんでもやってのけるライアンは、歳を重ねても素敵です。主演がライアンなので、相手役が妙に若い子でも不自然だと思ったのか、元カノで映画監督の女性を演じるのはエミリー・ブラントです。付き合っていた当時はカメラアシスタントだったエミリー・ブラントは、今では映画監督となり、新作のアクション映画を手掛けています。彼女は、主演にハンサムな人気俳優アーロン・テイラー=ジョンソンを起用したのですが、彼が突如失踪。そして、かつてこのアーロンのスタントをしていて大けがを負い引退していたライアンを呼び戻したのは、監督と一緒に仕事をしている女性プロデューサーでした。
元カレが戻って来ることに戸惑うエミリーですが、とりあえずすぐに空いているスタントマンはいなかったのと、やっぱり、過去に突然いなくなった彼に未練があったのとで、彼を迎え入れます。ここから、スタントマンなはずのライアンは、スタントだけではなく、主演俳優を探す任務も負うのです。
話は最後までわかりやすく、悪い奴は最初から悪人面(アホっぽい?)だったり、妙に言葉巧みだったりするから、だいたいの見当は付くので、あくまでライアンの頑張りと、スタント仲間たちの友情、そして元恋人たちのハッピーエンド、この辺を堪能する映画かと思います。まぁ、ライアンがスタントマンに復帰してすぐの撮影現場での、ライアンとエミリーのさや当て合戦は、ややだるく、”年甲斐もない。ここは仕事場なのに”と思いましたけれども。
ともかく、楽しい映画でした。最後の最後まで、ふいに驚きの登場人物が現れたりして、目が離せません。この映画は、元々テレビドラマだったものをリメイクしたらしいので、そのオリジナルを知ってると、その時の俳優さんがカメオ出演していたりするらしいので、もっと楽しめるようです。個人的には「ライアン、不死身過ぎ」と思いました(笑)。
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