テレビシリーズ「ハンニバル」や「ドクター・ストレンジ」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」などハリウッド大作でも活躍するデンマークの人気俳優マッツ・ミケルセンが主演を務め、飛行機が墜落し北極にたった1人で取り残された男を描いたサバイバルドラマ。飛行機事故で北極地帯に不時着したパイロットのオボァガードは、壊れた飛行機をシェルター代わりにしながら、白銀の荒野を毎日歩き回り、魚を釣り、救難信号を出すというルーティーンをこなして生き延びていた。しかし、ようやく救助に来たヘリコプターが強風のために墜落し、女性パイロットが大怪我を負ってしまう。これまで目の前の確実な“生”を手に入れてきたオボァガードだったが、瀕死の彼女を前に、ついに自らの足で窮地を脱することを決意。現状の安住を捨て、危険を承知で勇気ある一歩を踏み出すが……。(映画.comより)
<2021年3月9日 録画鑑賞>
なんか荒唐無稽なお話でしたね。そもそもマッツがなんで不時着しているかは全く説明されないのだけれど、そのマッツが「SOS」描きながらサバイヴしてるのはいいとして、なぜかこんな極寒・北極地帯に小さめのヘリコプターが飛んで来て、あっという間に墜落。メインパイロットは死亡してしまい、助かったのはなんと若い女性。えっ。
で、なぜかこれが日本人。「私・・・」と言うのですが、彼女はその後意識を失って、最後まで寝たきりでほとんどしゃべらなかったのです。悪く言えば、マッツさんの足手まといになっただけかも。でも、おじさまマッツは、けがをして意識もなく動けない若い女性をゲットしてから、俄然張り切るのです。「一人じゃないからな、助けてやるからな」って、自分に言い聞かせるようにつぶやきながら。引きずって連れてゆかなきゃいけないし、体温めたり、時々生きてるか確かめたりと、見ているだけでも大変な労苦だったと思うんだけど、まぁ見捨てちゃうと一生引きずることになりますからね。
人は守るものを得ると、どれほど強くなれるか・・・これが話のコアだったと思います。
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