田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ワンダー 君は太陽(Wonder)

2018年07月15日 11時47分23秒 | 日記

「ワンダー君は太陽」の画像検索結果

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 全世界で800万部以上を売り上げたR・J・パラシオのベストセラー小説「ワンダー」を、「ウォールフラワー」のスティーブン・チョボウスキー監督・脚本で映画化したヒューマンドラマ。ごく普通の10歳の少年オギーは、生まれつきの障がいにより、人とは違う顔をもっていた。幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきた彼は、小学5年生になって初めて学校へ通うことに。はじめのうちは同級生たちからじろじろ眺められたり避けられたりするオギーだったが、オギーの行動によって同級生たちは少しずつ変わっていく。「ルーム」で世界中から注目を集めた子役ジェイコブ・トレンブレイがオギー役を務め、「エリン・ブロコビッチ」のジュリア・ロバーツが母イザベル役、「ミッドナイト・イン・パリ」のオーウェン・ウィルソンが父ネート役をそれぞれ演じる。(映画.comより)

 

 

 

 

 

 こういう映画、好きです。わざとらしかろうが、結論見え見えだろうが、いいんです。素直に子供ががんばる映画、子供は子供なりのルールの中で精いっぱい頑張って生きてゆく、こんな映画が好きです。しかも主人公の男の子は、実に利発。もちろん、障がいのある子がみんなこんなに賢いわけではありません。そう考えると非現実的な面もあるのかもしれませんが、ここがあまりに現実的でも見づらい。彼の賢さは私たちの希望となって心に届くのです。

主人公のオギー(なんと「ルーム」の名子役ジェイコブ・トレンブレイだったのですね!顔に特殊メイクが施されているから全然わからなかったです。「ルーム」も好きな映画です)は、生まれつき顔に障がいがありました。今まで27回の顔の手術を受け、勉強はすべてママによる自宅学習でしたが、5年生になった今、両親は普通の学校へ入れることを決心しました。初めての学校、初めての同級生。ドキドキ緊張します。それはママたちだって同じ。僕はこれからどうなるのかな・・・。

という感じで幕開けする学校生活。もちろん、いろんなことが起きます。大人には想像できないようなことも。立派な校長先生、優しいお姉ちゃん、そして、強がってるクラスのリーダー。でも、彼にだって、訳ありな側面があるのです。ここで彼に起きる細かいハプニングを羅列するのも無粋なので、大人である私から見た鑑賞ポイントを書いてみます。

まず彼の両親がジュリア・ロバーツとオーウェン・ウィルソンだったこと。誰ですか!最初にこんな組み合わせを思いついたのは!絶妙な組み合わせで、唯一無二の味を出していました。オーウェンがまた、いい!微妙に子供で微妙にパパなんです。ハマってましたねぇ。また、ジュリア・ロバーツも、いつからこんな知的な役を?「プリティウーマン」「愛の選択」のハスッパな女の子はどこへ(古いっ!)?素晴らしくハマってました。いやもちろん、とても成功されてるのですから、賢いのは当然です。でも、わりといつもコケティッシュな役が多かったんじゃないのかな。賢くて大人な、でも絶妙にかわいらしい女性をうまく演じていました。

一言で「障がいがあっても前向きに生きる男の子によって、みんなが変わってゆく」なんて書くと、とても陳腐ですが、それが真実なんです。現実はドラマのような劇的な偶然は起きません。「本当に勇気があること」それが何なのかを教えてくれる映画です。大画面でなくてもいいと思うので、ぜひ見てください。

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