宮沢賢治が理想郷として提唱したイーハトーブ、東京から東北新幹線で3時間。
ずっと見たかった雑穀畑が一面に広がる。黒米、赤米、ヒエ、きび、粟、はと麦、
真っ赤な穂先が印象的なアマランサス。長靴を借りて畑の中へ。
粒粒の区別は認識できても穂先は写真だけではどうも自信がなかった。
自分の目で確かめ触り、大きな収穫のある視察だった。
今日は地元の女性達と雑穀料理を作るメインイベントながら台風が気になり仙台線運休
のニュースに東京へ戻れないかもしれないと不安がよぎる。料理に未練を残しながら
ルート変更し早退して花巻空港から札幌へ。千歳から運良く最後の指定席に滑り込み
途中強風で列車はストップしたが何とか自宅へ戻ることが出来た。
きっと一生忘れられない花巻旅行になりそうだ。帰宅後台風のニュースを見ながら
判断は正しかったのに皆さんにきちんと挨拶できず退出したことが心残りだ。