写真エッセイ&工房「木馬」

日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 瀬戸内の岩国から…… 
  茅野 友

今年に拍手

2009年12月29日 | エッセイ・本・映画・音楽・絵画
 29日の毎日新聞に、エッセイストの山本文子さんが「今年に拍手」と題して短いエッセイを書いていた。今年を振り返ってみると、たくさんの魅力的なひとにめぐり合えたということを書いている。
 「わたしが魅力を感じるのは、四の五の云わず、自分のやりたいことをまっしぐらにしているひとだ。夢なんかをゆっくり語っているひとには、あまり魅力を感じない。(昔は、ちょっと好きだったけどね。夢を語る男というのなんかを)
 しかし……。
 やりたいとなったら、ひとは語っている隙に、もう事を始めているものだということを、わたしはことし、幾人のひとの姿からおそわった。はじめたひとは、途中で『そんなとんでもないことをはじめて。自分から苦労を背負うようなさ』と誰に声をかけられたって、聞いちゃいない。ふふっと小さく笑うだけだ」と。
 このエッセイを読んで「そうだよ。まずはやってみることだよ」と独り言をつぶやいていた。たとえ失敗したとしても、とんでもない事態を招くようなことが起きないのであれば「四の五の言わず」まずはやってみる。経営の神様といわれた、かの松下幸之助さんも「やってみなはれ」と失敗を恐れがちな社員に発破をかけていたではないか。
 何ごとを始めるにも、熟慮に熟慮を重ねるのはもちろんいい。しかし、最後には行動に移すことが大切であり、魅力的なことだと同感する。
 日頃になく力をこめてこんなことを書いているのには訳がある。年が明けたら、早速「岩国検定」の実行委員会を立ち上げることにしているからだ。共に苦労を背負ってみようという仲間と、果たしてどこまで行くことが出来るのか。ふふっと笑いながらまずはやってみよう。
 (写真は、各方面から集めた「岩国の歴史書」)

6 コメント

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楽しみです (anne)
2009-12-29 17:53:05
C新聞の局長さんに1月27日の会合のことをメールしました。何人集まるか???
「開けゴマ」ですね。
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策はあり (tatu_no_ko)
2009-12-29 20:22:05
準備ご苦労さまです。
ふふと笑いながら挑戦、そこに秘めし策が忍ばされているようで、楽しみです。
会合までには少し勉強しておかなければ、と思っているところです。
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ヨーッ!かっこいい!! (yattaro-)
2009-12-29 21:32:42
「やってみなはれ…」「ヨーシ、やりまひょっ」
これで行きましょう。鬼が出るか蛇が出るか、どっちにしても山より大きな獅子は出ません。
ただただ脚を引っ張らないよう気をつけます。
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anneさん (ロードスター)
2009-12-30 11:04:08
お正月休みの間、課題、色々考えておいて下さい。
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tatu_no_koさん (ロードスター)
2009-12-30 11:05:53
とにかく楽しんでやることだと思っています。やる人が楽しくなくっちゃいけませんね。
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yattaro-さん (ロードスター)
2009-12-30 11:26:46
まずはやってみましょう。どこまで出来るかは、やる気しだい。少しずつよくなればいい、それくらいのつもりでお気楽に、と思っています。
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