俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

心に染みる短編集「MISSING」

2004年10月12日 01時45分53秒 | 時系列でご覧ください
敬愛する若き読書好きな友人から人伝に勧められた本多孝好の「MISSING」。 そんな題名通り「失われたもの(=ミッシング)」をテーマに5つの短編からなる短編集だ。 その瑞々しい表現と軽快な展開で、死というテーマを扱っていながら、読んでいて決して重くなく、良い意味で青春小説している。 ただ 「微笑めば美人になる幸せと  微笑まなければ美人にならない不幸」 とか 「僕が女なら、と僕は思った。   . . . 本文を読む