昨日の深夜、テレビをつけるとその前の晩にやっていた『ラブ・アクチュアリー』に続いて、同じワーキング・タイトル・フィルム作品『アバウト・ア・ボーイ』がちょうど始まるところで、少しだけと思いつつ結局最後まで観てしまった。
思えば『フォー・ウェディング』、『ノッティングヒルの恋人』、『ブリジット・ジョーンズの日記』などなどイギリスのラブ・コメディと言えばこの映画会社という認識が世界的に高まり、近年で最も成功したイギリスの映画会社のうちのひとつと言われているこのワーキング・タイトル・フィルム。
設立は1984年、第2作目には『 My Beautiful Laundrette 』を制作した過去もあり、他にもコーエン兄弟の『バーバー』があったり、最近ではあの『ユナイテッド 93 』をも制作と、なんだかんだ言ってやはり気になる制作会社ではあります。
で、そこの会社が『ブリジット~』の成功を受けて、今度はそのオトコ版である30代後半の独身男性を主人公に(主演はもちろんヒュー・グラント)と企画されたであろう作品がこの映画。
といって、安直な映画作りになっていないのがこの映画の捨てがたいところで、『ブリジット~』が30代独身女性の如何にもといった本音を一人称で描いた映画だとすれば、この『アバウト・ア・ボーイ』は30代後半の独身男性ウィルの本音を一人称で描きつつ同時に12歳の少年マーカスの気持ちをも同時に一人称で語らせるという、年齢も育ちも違うふたりの「男」の本音が全面展開し、互いの成長ストーリーとなっているのがミソだ。
そしてヒュー・グランドの地なのか演技なのか判別つきかねるぐらいナチュラルなコメディ演技もさることながらマーカスの母を演じるトニ・コレット、そしてウィルが惚れ込むシングルマザーのレイチェルに扮するレイチェル・ワイズにやはり見入ってしまった。
所詮オトコって、なんてしょぼくて可愛いんだろうかと改めて感じさせつつ、お気軽に見れる佳作といったところかな。
機会があれば観て損はない作品であります。
そしてどうでもいい話ながら、アウディのTTクーペって、この頃の旬でありましたッスね。
今日の1曲 “ Killing Me Softly ” : The Fugees
この映画の中での大きな見ものはマーカスが母親のために学園祭でロバータ・フラックのヒット曲として知られる邦題「やさしく歌って」を音程を外しながら歌うシーンでした。
そしてこの曲を聴いて、つい思い出したのがかのローリング・ヒルが在籍しヒップホップ史上忘れられないグループだった(去年復活した?)フィージーズの97年リリース2ndアルバム"THE SCORE"。
この名曲" Killing Me Softly With His Song "のカバー 「キリング・ミー・ソフトリー」以外にもティーナ・マリーの" Ooh La La "をサンプリングした「Fu-Gee-La」とか、デルフォニックスの" Ready Or Not "をフックに使った「レディー・オア・ノット」などなどが収録されていて、全世界で1700万枚以上のセールスを記録したというのも納得の仕上がり。
興味ある方はコチラの動画で。(ちなみにこの歌のショートストーリーが右側の more をクリックすると読むことができます)
この頃のローリー・ヒルって、ホンマ好きでした。
思えば『フォー・ウェディング』、『ノッティングヒルの恋人』、『ブリジット・ジョーンズの日記』などなどイギリスのラブ・コメディと言えばこの映画会社という認識が世界的に高まり、近年で最も成功したイギリスの映画会社のうちのひとつと言われているこのワーキング・タイトル・フィルム。
設立は1984年、第2作目には『 My Beautiful Laundrette 』を制作した過去もあり、他にもコーエン兄弟の『バーバー』があったり、最近ではあの『ユナイテッド 93 』をも制作と、なんだかんだ言ってやはり気になる制作会社ではあります。
で、そこの会社が『ブリジット~』の成功を受けて、今度はそのオトコ版である30代後半の独身男性を主人公に(主演はもちろんヒュー・グラント)と企画されたであろう作品がこの映画。
といって、安直な映画作りになっていないのがこの映画の捨てがたいところで、『ブリジット~』が30代独身女性の如何にもといった本音を一人称で描いた映画だとすれば、この『アバウト・ア・ボーイ』は30代後半の独身男性ウィルの本音を一人称で描きつつ同時に12歳の少年マーカスの気持ちをも同時に一人称で語らせるという、年齢も育ちも違うふたりの「男」の本音が全面展開し、互いの成長ストーリーとなっているのがミソだ。
そしてヒュー・グランドの地なのか演技なのか判別つきかねるぐらいナチュラルなコメディ演技もさることながらマーカスの母を演じるトニ・コレット、そしてウィルが惚れ込むシングルマザーのレイチェルに扮するレイチェル・ワイズにやはり見入ってしまった。
所詮オトコって、なんてしょぼくて可愛いんだろうかと改めて感じさせつつ、お気軽に見れる佳作といったところかな。
機会があれば観て損はない作品であります。
そしてどうでもいい話ながら、アウディのTTクーペって、この頃の旬でありましたッスね。
今日の1曲 “ Killing Me Softly ” : The Fugees
この映画の中での大きな見ものはマーカスが母親のために学園祭でロバータ・フラックのヒット曲として知られる邦題「やさしく歌って」を音程を外しながら歌うシーンでした。
そしてこの曲を聴いて、つい思い出したのがかのローリング・ヒルが在籍しヒップホップ史上忘れられないグループだった(去年復活した?)フィージーズの97年リリース2ndアルバム"THE SCORE"。
この名曲" Killing Me Softly With His Song "のカバー 「キリング・ミー・ソフトリー」以外にもティーナ・マリーの" Ooh La La "をサンプリングした「Fu-Gee-La」とか、デルフォニックスの" Ready Or Not "をフックに使った「レディー・オア・ノット」などなどが収録されていて、全世界で1700万枚以上のセールスを記録したというのも納得の仕上がり。
興味ある方はコチラの動画で。(ちなみにこの歌のショートストーリーが右側の more をクリックすると読むことができます)
この頃のローリー・ヒルって、ホンマ好きでした。
そういえばnikidasuさんのお車もオープンカーでしたね。お車の調子はいかがですか?
そういえば、nissan の「フェアレディZ」は悲しいほどパクってくれていましたね(苦笑)。
ちなみに我が愛車「MGミジェット」は34歳を迎えて、老いて盛んというか、全然元気です。
こういったのをみると、技術革新ってナニ?と、つい思ってしまいます。