俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

「六味 一滴」 再び

2010年04月02日 17時42分57秒 | 時系列でご覧ください

少々アップが遅れたけれど、先月の恒例ミーティングランチは先日初めてお邪魔して以来すっかり気に入ってしまった「一滴」さんで。
そして今回は夜にもコース設定されているという「季節のコース料理」を富山の地酒である勝駒とともにチョイスし、昼からなんとも言い得ぬ幸福感を味わったのでありました。

前回のものにソラマメと鯵の棒寿司が加わった素材重視の盛り合わせ。
夜だったらこれだけでも相当飲んでしまうだろうなあ。

春の香りたっぷりな「焼き稚鮎とたらの芽の天麩羅」。
その間に加えてあるペースト状になった行者にんにくが絶妙のアクセントで堪らんぞ!

椀ものはその独特な歯応えが大いに楽しめる「平貝のしんじょう」
ともに添えられている椎茸は「能登115」ならぬこれまた超肉厚な「百万石しいたけ」

最初は何かわからなかったけれど、食べ進むうちに花びらがはらはらとほどける柚子の花
こういう小技って大好きであります

若筍、イイダコ、小芋、菜の花・・・、盛り付けも含めなんとも上品な焚合せ

こちらもまたさりげなく加えられた蕗の薹の苦味が料理の美味しさを引き出してくれている「鱒の幽庵焼」。その奥深い味に思わずうっとり

食事は北崎くんお手製「ちりめん山椒」がどどっとのったご飯と白三葉の赤だしで言うことなし

そしてさらに今回もまたコーヒーとデザートまでしっかり付いて大満足。

ちなみに和食のお店でせっかくちゃんとした器でちゃんとした料理をいただきながら、最後の最後でコーヒーに添えられた砂糖がスティックシュガーだったり、ミルクがパックのコーヒーフレッシュだったりして大いにがっかりさせられることが多々あったりする。
そういったところもぬかりなく、さりげなく出してくれるところもさすが。



ともあれ今回はじめて使った手洗いにも相当に感動ものだったけれど、とにかく店主である北崎くんの店全体に対する強い思いがとても感じられ、本当に素晴らしいなと改めて思ってしまった。

ということで全くのお節介ではありますが、「一滴」に行って、それからすぐご近所にあるバー「 QUINASE 」に向かうというコース、個人的に強く強くおススメだったりしますのじゃ。
機会があれば、是非!



今日の1曲 “ 幻の命 ” :  世界の終わり

4月7日にデビューアルバム『 EARTH 』をリリースするリズム隊がいない変則4ピースバンド「世界の終わり」。
そんな彼らの先行シングルであるこの曲、かなり気に入っちょります。



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2 コメント

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気になってたお店です (マッツー)
2010-04-03 00:26:04
先日の「にしで」さんといい、前回そして今回の「一滴」さんといい…。
できれば、「一滴」さんに近々行ってみたいです。
ところで、7日の「Jim Bianco & Amber Rubarth Acoustic Tour in Japan 2010」@もっきりや は、行かれないんですか?
まぁ、お店があるので難しいと思いますけど…。
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◇マッツーさんへ (nikidasu)
2010-04-04 10:54:21
「一滴」さん、是非是非一度行ってみてください。
期待を裏切らないと思いますよ。

ちなみにジム・ビアンコは、来週東京遠征もあることだし、
残念ながら我慢我慢であります。
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