一昨日は友達に誘われ、「 石川の地酒と美食の祭典 」 となんとも仰々しいサブタイトルが冠せられた食のイベントへ、何故に酒が 「 サケ 」 とカタカナ表記されてんのかなぁと思いつつもピクニックセットテーブル&チェアを抱えて行ってきたのでありました。
基本同じ会場で行なわれた去年の 「 ワイン金沢 」 の企画そのものを見事なまでにトレースしたおかげか(苦笑)、あの時と同様、見事に晴れ渡った空のもと、結果オーライ的にこれはこれで随分楽しい催しだったのでありました。
2,700円という決して安くはない前売り券が 3,000枚以上売れて、さらに好天に誘われ当日券を求めて来た人も多く、トータルで 5,000人以上の人が来場していたらしいけれど、さほど混乱もなく進行していったのはやっぱりスタッフの頑張りだったんだろうなと思う。
それにしても
a.k.a./アロス/いたる/加賀屋/金澤おでん(赤玉本店、よし坊)/金沢芽生会(浅田屋、大友楼、金城樓、壽屋、銭屋、滝亭、つば甚、山乃尾)/口福よこ山/鮨処あいじ/鮨みつ川/千取寿司/太平寿し/tawara/天ぷら小泉/能登丼/バーテンダー教会/東山ロベールデュマ/ひらみぱん/松田久直商店/ミモレット/ラ・ヴィータ
と、よくもまぁというくらいお店を集めたのが動員に結び付いたのだろうし、
長生舞/御所泉/日榮/福正宗/加賀鶴/高砂/菊姫/萬歳楽/天狗舞/手取川/加賀ノ月/常きげん/御幸誉/金紋/十代目/神泉/獅子の里/夢醸/池月/遊穂/朱鷺の里/竹葉/初桜/能登誉/宗玄/谷泉/奥能登の白菊/金瓢白駒/大江山
といった石川の造り酒屋さんの酒を一同にして飲み比べられるというのもやはり良かったのだと思う。
そして同級生である数馬のよっちゃんの奥さんと会えたのも何よりでありました。
以下気になったメニューをいくつかピックアップ
銀座から職人さんを5人も連れてきて気合十分だった 「 みつ川 」 の
マグロの漬けに、コハダに、甘海老 やっぱし旨し!、
「 あいじ 」 の手間ひま惜しまずで人気だった 「 のど黒の炙り 」と 「 のど黒の蒸し寿し 」
今回は一人で握り続けていた 「 太平寿司 」 の大将・高谷さんの見た目にも美しい握り
早々と完売してしまった 「 千取寿し 」 さんの何とも心誘う握りの盛り合わせ
さらに遅い時間になると、とあるところからこんな 「 イクラとガリの二色丼 」 だとか
抜群の旨さのこのわた山芋手巻き、中トロ手巻き、そして鰤に中トロな盛り合わせがあったり
鰤の解体ショーを終えたいたるからは刺身では出しづらい旨い部分をちゃっかりもらったり
さらには加賀屋の 「 サザエ糀漬けと鮟肝味噌和え 」 やいたるの 「 ますの能登塩昆布〆 」 や
松田くんとこの 「 野菜3点盛り 」 に、ミモレットの 「 日本酒に合うチーズセット 」 があったり
そこからさらに小泉くんとこの 「 かき揚げ丼 」 に 「 天ぷらの盛り合わせ 」 や
口福よこやまからはトリュフ塩で美味しさ増す 「 能登豚と加賀蓮根の串カツ 」 に
串カツスタイルの味わいな 「 能登鶏と加賀蓮根の照り焼き 」
加えてメニュー掲載されてなかった 「 炙り焼き鯖の棒寿し 」 などなどが登場。
そして数ある能登丼からは 「 カキの南蛮漬丼 」 をチョイスしたけどこれまた旨し!
洋ではラ・ヴィータの中森くお手製の自家製麺を使った 「 生ハムとトリュフのタリオリーニ 」
石浦くんがピストンで運んでいた 「 海の幸、山の幸パエリア 」、「 イカ墨のパエリア 」
味ももちろんだけど tawara らしく盛りつけが美しい 「 フォアグラのポアレ 」
東山に移転したロベール・デュマからは 「 酒粕入りモンサンミッシェルと魚介入りブイアベース オリーブバケット添え 」
ライヴ感では一番だった a.k.a. の 「 牛と秋野菜の朴葉味噌焼き 」 とそれぞれ旨し!
といった感じで、特設した基地スペースに入れ替わり立ち替わりいろんな人が来てくれて、いろんな食と日本酒を楽しむことが出来たのであります。
ただ、例えばワインのソムリエみたいな存在がいないため、せっかく来たのにどういった日本酒を飲めばいいのか分らなかったとか、カレー博で用意されていたようなトレイが欲しかったとか、そもそもワイングラスが良かったのかどうかとか、遅くに来たら食べ物がなかった(もしくは食べ物が販売されているのにチケットを売ってくれなかった)とか、あとからいろんな意見があったようなので、そのあたり真摯に受け止めて、次回へと続くと良いなと心から思った次第であります。
ともあれ、関係者の皆さんお疲れさまでした。
そして、そしてやはりこの天気がこの日一番のごちそうだったのは間違いなかったです。
今日の1曲 “ Life is a Carnival ” : The Band
カーニバル繋がりで、そしてさっき嬉しい知らせを聞いたこともあって今日はこの曲を。
ちなみにこのホーンセクションアレンジはアラン・トゥーサンの手によるものだと、先日知り大いに納得なのであります・
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