とにかくアイリッシュでボクシングと来れば、やはりあのアカデミー作品を想起してしまい、終盤のタイトルマッチのシーンでは必要以上に緊張感すら感じてしまった映画「シンデレラマン」。
40代とはとても思えないラッセル・クロウの鍛えた肉体には脱帽だし、レネー・ゼルウィガーもびっくりするほど役になりきっていたし、3人の子供たちの演技っぷりもお見事。
昔、極真空手の大会で“ 見るだけで痛い ”という秀逸なコピーがあったけれど、まさしく「痛さ」感じるファイトシーンも映画的には説得力充分。
そして家族のためにプライドをかなぐり捨てて助けを請うMSGのボクシング協会のシーンや最後の試合当日アイルランド移民が教会に集うシーン(実はここが一番感動してしまった)など、家族、友人、ファン、様々な人たちの思いがあちこちのシーンでうまく伝わってきて、とてもよく出来た映画だったとは思う。
ただ、それ以上に胸にひしひしと伝わってくるものが無かったと言ってしまうと、無いものねだりということになってしまうのだろうか。
それにしてもマネージャー役のポール・ジアマッティ、「アメリカン・スプレンダー」、「サイドウェイ」に続いて、まさにホップ、ステップ、ジャンプ的好演技ぶりを観て、ますます好きになってしまった。
そして、この映画で父親と息子の深い絆に感銘受けた人には、公開当時ほとんど話題にされなかった「お父さんのバックドロップ」を未見なれば是非是非オススメ。
個人的にはこの映画ではピクりともしなかった涙腺がこちらの映画では緩みっぱなしでした。
今日の1曲 “ The First Cut Is The Deepest ” : Rod Stewart
主演のラッセル・クロウと苗字が同じシェリル・クロウ(滅茶苦茶なこじつけやなぁ)も去年歌っていたこの曲、もともとはご存知キャット・スティーブンスの名曲ですが、人の名曲をカヴァーする目の付け所の鋭さでは間違いなく第一人者であるロッドの歌声も捨てがたい。
特に盟友ロン・ウッド参加のアルバム“ Unplugged...And Seated ”(「Maggie May」も収録!)の中に収められているヴァージョンがオススメです。
40代とはとても思えないラッセル・クロウの鍛えた肉体には脱帽だし、レネー・ゼルウィガーもびっくりするほど役になりきっていたし、3人の子供たちの演技っぷりもお見事。
昔、極真空手の大会で“ 見るだけで痛い ”という秀逸なコピーがあったけれど、まさしく「痛さ」感じるファイトシーンも映画的には説得力充分。
そして家族のためにプライドをかなぐり捨てて助けを請うMSGのボクシング協会のシーンや最後の試合当日アイルランド移民が教会に集うシーン(実はここが一番感動してしまった)など、家族、友人、ファン、様々な人たちの思いがあちこちのシーンでうまく伝わってきて、とてもよく出来た映画だったとは思う。
ただ、それ以上に胸にひしひしと伝わってくるものが無かったと言ってしまうと、無いものねだりということになってしまうのだろうか。
それにしてもマネージャー役のポール・ジアマッティ、「アメリカン・スプレンダー」、「サイドウェイ」に続いて、まさにホップ、ステップ、ジャンプ的好演技ぶりを観て、ますます好きになってしまった。
そして、この映画で父親と息子の深い絆に感銘受けた人には、公開当時ほとんど話題にされなかった「お父さんのバックドロップ」を未見なれば是非是非オススメ。
個人的にはこの映画ではピクりともしなかった涙腺がこちらの映画では緩みっぱなしでした。
今日の1曲 “ The First Cut Is The Deepest ” : Rod Stewart
主演のラッセル・クロウと苗字が同じシェリル・クロウ(滅茶苦茶なこじつけやなぁ)も去年歌っていたこの曲、もともとはご存知キャット・スティーブンスの名曲ですが、人の名曲をカヴァーする目の付け所の鋭さでは間違いなく第一人者であるロッドの歌声も捨てがたい。
特に盟友ロン・ウッド参加のアルバム“ Unplugged...And Seated ”(「Maggie May」も収録!)の中に収められているヴァージョンがオススメです。
まんまと感動させられてしまいました(笑)
私もポール・ジアマッティの演技に大拍手です!
気になったので「サイドウェイ」レンタルしてきました。
そしてポール・ジアマッティ贔屓としては、ミチさんが「サイドウェイ」を観てどんな感想を持たれるか、とても興味津々だったりもします。