俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

木村充揮独演会 @ もっきりや

2009年07月13日 17時40分50秒 | 時系列でご覧ください
昨日の夜は怒涛の一夜だったのだけど、まずその皮切りとなったのが「もっきりや」で行なわれた元・憂歌団の木村くんのソロライヴ。

実はこの前の勘太郎のライヴ同様久々の対面だったのだけど、「音楽は楽しくなかったらアカン」が身上の木村くんらしいサービス精神てんこ盛りのそれはそれは楽しいライヴでありました。

かつて“天使のダミ声”と称せられた独特の声と歌いまわしはやはりオンリーワンの魅力たっぷりだったし、1975年のデビュー直後に出会ったときは天王寺の古道具屋で買った800円の中古のギターを弦が切れようがただただひたすら弾き殴っていた頃を知っているものにとっては、そのすっかり上達してしまった(ごめん)ギターワークにも大いに感心させられたのでした。

それにしても観客からのツッコミを求めるボケの数々、本当に相変わらずで、そのときそのときの観客の突っ込み具合によってステージの印象が彼ほど大きく変わる人いないだろうなあ。
ちなみに憂歌団時代で言えばライヴアルバム『“生聞”59分!! 』として残っている京大西部講堂でのコンサートがやはり最高だと思う。
機会があれば是非ご一聴あれ!



そして、こんなことを書いてしまうと本当に申し訳ないけれど、前回の勘太郎のライヴのときも思ったけれど、勘太郎の歌がいくら巧くなろうと、木村くんのギターがいくら巧くなろうとも、やはりどこか若干の物足りなさを感じてしまうというのは、古いものを勝手に引きずっている年寄りの繰り言なんだろうなあ。

ちなみにアンコールで今回のツアーではやっていなかったという<尾関ブラザーズ>の名曲「シカゴ・バウンド」を歌ってくれた時、私しゃ泣きましたよ、よよよよ・・・。


胸が痛い
アコースティックバージョンが多い中、1989年に収録されたテレビ番組でのエレクトリックバージョン。



嫌んなった
トリオレコードのショーボートレーベルからファーストアルバムがリリースされた直後の1976年のライヴ。



シカゴバウンド
1998年、バンドの冬眠を宣言し行なわれた最後のコンサートからやはりこの曲を是非



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5 コメント

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8月18日でした (ショウタ)
2009-07-14 21:15:57
新譜?マヂ!?と、思ってタワレコまで一走り。

8月発売でしたよー(笑)
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◇ショウタへ (nikidasu)
2009-07-14 07:31:50
北極猿軍団こと Arctic Monkeys、デビュー当時からひそかにファンだったことは
ご存知の通り。

ただ黄昏ではなかなかかけにくいグループだったりもするので、
そのうち UK ナイトみたいな企画のときにでも集中的にかけようかと。

ちなみに多分もうリリースされている新譜は買った?
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◇すとんさん (nikidasu)
2009-07-14 07:20:51
いつまでも憂歌団の頃のことを追い求めること自体、本当に申し訳ないのだけど、
ついついないものねだりしてしまいました。

ちなみに勘太郎と木村くん、どちらもが歌っていた共通の歌、
それが「嫌になった」というのもたまたまとは言え、フムフムだったりしました。
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Unknown (ショウタ)
2009-07-14 01:03:37
北極猿軍団、好評みたいですね、何だか嬉しいっす(笑)
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よかったっすね (すとん)
2009-07-13 19:16:37
お気に入りのシカゴ・バウンドやってくれてよかったっすね。(笑)
楽しんでいただけたようで何よりです。(汗)

そうそう、お借りした北極猿軍団はサイコーでした。
ハマリそうです。
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