俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

内田勘太郎&斉藤ノブ @ もっきりや

2007年12月18日 15時52分17秒 | 時系列でご覧ください
おとといの夜は、久々の金沢となった勘太郎に会いに「もっきりや」へ。
凄腕のギタリストとパーカショニスト、この二人でいったいどんな音楽を演ってくれるのか興津々だったけれど、基本はブルージーだけどほとんどジャンルレス。
余裕をかましながら演奏される曲の数々は極度の緊張感を強いることなく、かといって大雑把なことは微塵もなく、とにかく熟成された大人ならではの音楽の世界に単純に酔いしれることが出来たのだ。

それにしても、なんにしても、とにかく二人の演奏そのものももちろんだけど、その姿の格好良いこと!
「もっきりや」で、ということで多分演奏してくれたであろう“ Stardust ”には平賀さんとともにカウンターの中でのけぞって喜んじまったぜ(笑)。

そこにはそんじょそこらの兄ちゃんたちには到底求められるはずもないヴィンテージな香り( ← 言いすぎ?)すら漂っていましたのじゃ。



そして我が心のギター四天王の一人である勘太郎のさらに磨きのかかったギターワークはもちろんのこと、ノブさんが繰り出すシャンベカホンによる豊かな音の数々にすっかり魅了されてしまった。
(何だろう、昔写真家の波田真さんに連れられて行ったブロンクスのサルサクラブでレコードに合わせて一人だけで演奏していたドラマーを思い出した)

加えてこの日は二人とは昔からの知り合いである今は無き「めんたんぴん」の飛田くんがゲストとして途中から参加し、『夕焼け祭り』や(浅川)マキさんネタやりりぃネタといったン十年も前の話題でトーク炸裂(苦笑)。



その後、勘太郎に負けじと飛田君もマキさんヴァージョンの“ It's not the spotlight ”とナミさん(南正人)の“私のブギウギ”を歌うといったオマケつきで、さらにはアンコールでは何と憂歌団の「嫌んなった」まで飛び出し、大いに盛り上がった一夜でありました。

思えばはじめて会ってからもう30年以上になってしまったけれど、全然変らない勘ちゃん、本当に素敵だったぞ。



今日の1曲 “ Chicago bound ” : YUUKADAN

久しぶりに勘ちゃんのボトルネックギターを聴いて思い出すのはやはりこの曲。
'75年にリリースされたファーストアルバムの中で一番好きな曲であったりします。
とにかくこのファーストは今聴いても本当によく出来ていて、機会があれば是非聴いてもらいたいブルースアルバムであります。
解散寸前のライヴ映像はコチラ
アルバムの全曲試聴はこちら


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2 コメント

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Unknown (はんな)
2007-12-18 17:05:17
おお~、久々に聞く名前だ。
勘太郎さん。
お元気そうですね。^-^

木村さんのライブも久しく、観ていません。

あ!思い出した!
昔、花岡さんに飲みに連れていってもらったことがあったことを。(爆)(たまたま、何かのライブの後、道を歩いてたらバッタリ逢って)
懐かしい~~~。
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◇はんなさん (nikidasu)
2007-12-19 01:10:08
ライヴの後、結構遅い時間まで一緒に飲んでいたのですが、
勘ちゃんは元気そのものでしたよ。

花岡く~ん。お酒が入るとさらに楽しい人でしたよね。
4人まとめて会いたいものです。うっ、うっ、う。
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