俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

レストランウエディング @ しいのき迎賓館 「 ジャルダン ポール・ボキューズ 」

2016年03月15日 16時55分35秒 | 時系列でご覧ください

少し前のことになるけれど、久しぶりにボキューズで行われた結婚披露宴に招待され、予定になかった主賓の挨拶を新郎新婦の 「 陰謀:笑 」 によって振られ焦ってしまったものの、幸せな人とともに同じ時と場所を共有するというのは何て素敵なことだろうと思わせてくれて、それはそれは楽しい宴だったのでありました。



そしてかつての経験者のミカッキー曰く、ここで披露宴をすることを決める大きな理由は、やっぱり料理だということで、久しぶりにオーセンティックなフレンチを堪能させてもらったのであります。
※ちなみにそんなミカッキーの披露宴の様子は → http://blog.goo.ne.jp/nikidasu/e/43dca283e77b1dd8b4bc1c18e7a2342d



「 北陸の味覚3種 」 と銘打たれていた ブリにヤリイカ、そして白子のフリットというライナップのアミューズ3種盛りから安定感のある美味しさ。



こちらは “ ナチュラルなロワイヤル ” = 自然の王様? といった冠がついた、「 椎茸と梅貝のブロシェット 」
香り高い椎茸のソースも美味しいけど、こうした地元の食材を使ってくれると、遠来からのゲストに大いに喜ばれる間違いなしです。



そしてお馴染み、何度か紹介している 1975年にエリゼ宮にてヴァレリー・ジスカール=デスタン大統領に捧げたことで有名なトリュフのスープ。
正しい食べ方はある? にせよ、いろんな人がいろんなやり方でこのスープを楽しむ、その様子が見ていて何とも楽しいです。



これまでだとここでは 「 甘鯛のポワレ ジャガイモのクリスティヤン うろこ仕立て 」 が出てくるところだけど、今回は 「 北陸産真鯛のソテー グラチネしたサバイヨンソース 蕪の柑橘風味 」 なる魚料理が登場し、焦げ目の付いたソースにまとわれた真鯛もさることながら、蕪が何とも美味しかったのでありました。



そしてメインには 「 黒毛和牛のロースト黒トリュフ香るキノコのジュのソース 滑らかジャガイモのピューレ サラダほうれん草のノワゼット風味 」が…。
あまり食べる機会がないこうした料理がこんな風に出てくるとやはり嬉しいし、それよりも何よりもいつも感心することだけど、こうした大人数の食事にもかかわらず温かいものはちゃんと温かくオンタイムで出てくることが当然とは言え凄いと思うし、そのあたりはやはり ( ほかの競合他社のことはあまり知らないけれど ) ここの強みじゃないのかなと



幸せのおすそ分けのウエディングケーキを食べながら改めて思ったのでありました。



加えて、旧知にスタッフがいることを抜きにしても、スタッフの人たちがそれぞれとてもフレンドリーで、気持ちの良い接客をしてくれるのもさすがだったりするのであります。



というわけで、機会があれば是非! と締めくくりたいところだけど、さすがに結婚披露宴ともなるとなかなかそんな簡単に機会はないかも知れないけれど、美味しいものって人を幸せにしてくれるから、もしそうなった場合のチョイスのひとつとして大いにオススメなのではないかと思う次第なのであります。



ちなみに新郎新婦が選んだというブルゴーニュのワインもばっちり美味しかったです。







今日の1曲  “ GIFT ”  :   Mr.Children

新郎新婦揃ってミスチルの大ファンということで、彼らの曲を中心になるほどといった選曲で終始音楽が流れていた披露宴でした。
というわけで、そんな二人に敬意を表してこの曲を…。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿