四季がはっきりしていてそれぞれの季節が、たとえ暑い夏でも、寒い冬でもそれぞれ楽しく過ごせる金沢だけど、紅葉が始まるこの時期はさまざまな美味しい食材が登場することもあって、ひと際好きな季節だ。
そしてそうした自然を満喫するべく、昨日は前から気になっていた店にちょっとお邪魔し、美味しい食事と豊かな自然を堪能することが出来たのでありました。
店のある場所は、新保町と言ってもほとんどの人が理解不能だろうけれど、自衛隊や付属高校中学小学校がある野田町を直進し、竹の子で有名な別所を抜け、さらに内川小学校中学も過ぎた先にある、そんな人里離れた場所にあるんだけど、実際クルマを走らせると、思っていたより近くて、個人的には俵町や二俣と同じくらいの感覚かな?
そうしたの中にあるこの 「 しぜんのおと 」、11時から17時まで通しで営業していて、遅い昼食をとることが多いものにとっては有り難い存在だったりするのであります。
そしてこの日は友達と 「 日替わりも良いけれどカレーもね」 と逡巡していたところ、店主である吉原さんが 「 じゃあカレーは3種類ある小鉢の中のひとつをカレーにするから日替わり(ランチ)にすれば 」 と言ってくれて、ならばと魚と肉がそれぞれがメインの日替わりを注文。
この日の魚料理は、「 鱈のムニエル 」 で、
肉料理は 「 豚肩ロースのムニエル 」 でした。
そしてそうしたメインのほかにこんな小鉢が3つ付くほか
毎朝、金沢市中央卸売市場で仕入れてくるという刺身がついてきて
ご飯は地元新保町でとれたのを白米と玄米から選べてと、とにかく凡百のいわゆるカフェ飯とは大違いで、食べ応え十分なのであります。
お店の雰囲気は、金沢近郊に数多くある旧家を改装して営業している蕎麦の店と共通した感じながら、流れている音楽に加え、フレンドリーな吉原さんの接客と相まって、どちらかと言うと案外カジュアルだったりします。
そしてそうした中での食事も楽しいけれど、実は店の周りをぐるっと散策できるコースが ( たまたま?:笑 ) 用意されていて、時にカモシカとも遭遇することもあったりするらしく、
人の手によるものが一切ないこうした風景に出合え、おかげでいろんなことを忘れて暫し時を過ごすことが出来、そうした気分転換といった意味でもなかなか楽しいひと時だったのでありました。
ショップカードの写真は、カメラの仕事も引き受けているという吉原さんが撮影したものとのことで、中に映っている 看板犬のはち とともに散歩することもできるので、単に食事を楽しむだけではなくこうして周囲を散策することもオススメなのであります。
そして全くの蛇足ながら、「 しぜんのおと 」 って、勝手に 「 自然の音 」 と解釈していたけれど、よ~く見ると Shizen Note と表記されていて、なるほど秀逸なダブルミーニングだなぁと、つい感心させられたのでありました。
農家古民家カフェ しぜんのおと
金沢市新保町ヲ18
076-256-2668
11:00 - 17:00
木曜、冬季休業
今日の1曲 “ Home ” : Passenger
たけのこカレー食べました。
おいしいー!!
今度、ぜひ店にいきますね。
カレーを二つにわけてもらって、
有難うございました。