関東地方から雪の便りが届いた一昨日、金沢は青空が広がり、まるで日本海側と太平洋側との気候が逆転したかのようなそんな天気の中で頂いた 「 かき塩ラーメン 」。
これが、一昨年、昨年のものより深みが増してますます美味しくなっていて、年の瀬に向けてたっぷり幸せを感じさせてくれる一杯だったのであります。
鶏ガラ、ゲン骨、背骨、野菜をことこと12時間炊き出したスープにかき貝汁をベースとした塩ダレが加わり、ひと口飲んだだけで思わずため息。
そしてそこにスープにピッタリな穂先メンマに、アクセントとしての菊菜、白髪ねぎにレモンがトッピングされているけれど、
ここはやっぱりメインである能登は中島産の牡蠣に尽きます。
小麦粉と片栗粉を合わせたものにまぶし、特製オイスターソースをちょっと時間をかけてくぐらせた牡蠣の美味しいこと!
当初大根おろしで 「 みぞれ 」 として提供する予定だったものの、販売前日になって急遽変更したという玉葱との相性もとても良く、
プリッとした食感を残しつつ、牡蠣の持つ味わいを身からもソースからも十分感じられ、本当に旨いったらありゃしない。
ちなみに、店主福田さんによると、朝一番より午後のほうがより旨みが増すんだとか。
そしてこの日は牡蠣増しでお願いしていて、麺を結構食べた後にまだ牡蠣が3個残っている幸せ感は、牡蠣好きな人には大いにわかってもらえるはず。
例年通り 「 かきラー油 」 も用意されていたけれど、それを試すことすらなく、あっという間に完食だったのでありました。
というわけで、牡蠣の素材をそのまま生かすのではなく、丁寧に手をかけて料理として提供しているこの 「 かき塩ラーメン 」、今年もまた大いにオススメなので機会を作ってでも是非なのであります!
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