9月18日のオープン以来、いろんな人から話を聞いていたとある店へ先日ふらりと行き、その珈琲のあまりの美味しさにすっかり魅せられ、繰り返し行きはじめている今日この頃。
店内はミニマムな内装で、グランドピアノや立派なオーディオはあるにはあるけれど、おしつけがましさは感じず、自然に佇んでいる感じ。
最初の日にケニア産のレッドマウンテンを深煎りした珈琲を飲んだところ、濃厚なはずなんだけど、それを上回るマイルドで香り豊かな味わいに魅せられ、久しぶりにコーヒーという飲み物に対して感動したのでありました。
その美味しさの理由の一つが、この特殊な焙煎機。
鋳物で出来ていて、遠赤外線を使い低温焙煎が出来、通常に比べ遥かに少ない量で丁寧に焙煎することにより、豆も傷めず雑味のないものに仕上がるそうです。
だから、こんな風にシルバースキンと呼ばれる渋みのある豆の薄皮がスルリととれていました。
ちなみに1杯のコーヒーを淹れるのに、豆をナント、ナント 40gも使っているそうで、その分美味しいとこ取りなんでしょうね。
(※さらに土曜日に行なわれている 19時からの夜カフェではネルドリップで一杯に 50g使った特濃厚ドリップもあるとか、ひぇ~!)
そして日替わりでスイーツも用意され、これまたコーヒーに合う味わいで美味しいです。
それにしても、店主である門脇くんのコーヒーに対する熱い想いを聞くにつけ、何事でもひとつのことを極めようとする人はやっぱり素敵だなぁと思った次第。
そしてちゃんと結果を出しているのも素晴らしいし、思わず販売している豆を行くたびに買い、それを頑張って淹れて、一人悦に入ってる、そんな日曜日の午後なのであります。
今日の1曲 “ Almost blue ” : Chet Baker
この前の月曜日に行った時はほぼ貸し切り状態で、そこで流れていたチェット・ベーカーが何とも心地よかったので、今日はこの曲を…
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