俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

アスパラ・ソバージュ asperge sauvage

2007年05月22日 12時55分29秒 | 時系列でご覧ください
この前、ここ最近ご無沙汰(といっても1週間くらい?)の「アロス」で、生まれてはじめて『アスパラ・ソバージュ』なるものを食べた。

ソバージュといっても勿論

ソバージュ【sauvage】
《野性の、の意》毛先から細かいパーマをかけてウエーブをつけた、野性味のある髪形。1970年代半ばにフランスで発表されて以来流行。(大辞泉より)


みたいな髪形のそれではもちろんなく、要するにフランス語では野生を意味し、つまりは西ヨーロッパの森や野原、牧草地等に自生している『野生アスパラ』ということになるらしい。



ただ本来的に言えば同じユリ科だけど属が違う植物らしく、よく見かけるアスパラとは基本的には別物で、見た目も大きく違うし、味もまさに似て非なるものという感じ。
形的にはつくしをさらにひょろ長くし、「はかま」と呼ばれる部分がなく全体に緑になっていて、味的にはさほどクセもなく淡白な味わいで、サクサクしながらオクラやメカブと相通じる粘り気というかヌメリ感があって、なかなか新鮮な感じがし、世の中長生きするもんだなと実感(苦笑)。

それにしてもこの「アスソバ」、旬が異常に短く、ほとんど1ヶ月で終わってしまうみたいで、かつ、現地(フランス)でもすごく山あいの場所でしか収穫ができないらしく、そういった希少性と季節感で人気なんだそうだ。



ちなみにパリのマルシェ(市場)でホワイトアスパラガスが1Kg 3.5 ユーロ(約570円)なのに対して300g 程度の束でアスパラソバージュは5ユーロ(約815円)もするそうで、ということは5倍近い価格設定。

それなら断然これまた今が旬のホワイトアスパラガスでグリルやソテーを!と思いつつも、そこはそれ、せっかくだからこうして日本でも味わえるようになった旬の味を楽しむというのも大いにアリかもしれない。

市場に出回っている今の時期に、機会があれば是非であります。



今日の1曲 “ Midnight at the Oasis ” : Maria Muldaur


まずは「もっきりや」の平賀さんから送られてきた熱いメールを引用すると

1978年、エイモスギャレットは盟友ジェフ・マルダーとボビー・キンメルとともに金沢を訪れました。
マリア・マルダーの「真夜中のオアシス」のギターにまいっていたアメリカンミュージック・フリーク達にとっては待望の、そして夢のようなライブの実現でした。
入替で、それでも入りきれないほどのファンが来てくれました。
あれからほとんど30年、エイモスがいよいよもっきりやに戻って来ます。
今週土曜日、お客さんどうしも懐かしい顔が見れるかもしれません。
とりあえずはまず、WELL COME BACK, AMOS ! と。

「Amos Garrett Japan Tour 2007...聴かずに死ねるか!シリーズ VOL.2」
5/26(土)開演 19:30(開場 18:30)前売¥6000(番号付)


というわけであります。お近くの人は是非是非。
ちなみにマリア・マルダーが歌うこの曲でのエイモスでのギタープレイはまさに『 Amos Garrett, one of the BEST guitar solos ever ! 』
そして映画 "Lost in Translation" でビル・マーレーがホテルのラウンジで歌っていたお姉さんを誘うシーンで流れていた曲だったりもします。
本人の映像はありませんがこちらで1曲丸ごと聴くことが出来るので、エイモスのギターを堪能してみてください。


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1 コメント

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ソバージュ… (masashi)
2007-05-23 20:06:22
アスパラ・ソバージュ、食べそびれました…。
ヌメリがある、ってのが興味湧いてきますねえ。

それにしても、あれだけ皆さん絶賛の
ヤングコーンのことを忘れてるとは!!!


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