俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

祝・開店! 新たなる仏料理店登場 @ 金沢 十三間町 「 Couleur 」

2013年10月29日 10時39分21秒 | 時系列でご覧ください

一昨日の日曜の夜は嫁と二人、息子たち抜きで外で食事をということとなり、ならばと先週の金曜日に十三間町の川沿いにてオープンした吉田くんのお店へお祝いを兼ねて行くことに…
そしてちょこっとだけリクエストしつつ、基本お任せで料理をお願いしたのでありました。




まずはお手頃な泡と白で、のどから始まるプレパレーション(笑)



そして今や吉田くんのスペシャリテとも言える 「 プルーンの入ったフォアグラのテリーヌ 」 からスタート。
プルーンとフォアグラにバニラ風味を加えた蜂蜜ビネガーのソースが加わることによって味が三位一体に広がり、いつもながら本当に旨いぞ!



続いて味付け的にはそんなに難しいことはしていない? のだけど、逆にその分ほっこりさせられる 「 コンテチーズの暖かいテリーヌ ブリオッシュ添え 」



実は 「 苦手なものは? 」 との質問に 「 フォアグラが得意です 」 と例によって家人になり代わって答えたこともあって連投で出してもらった 「 フォアグラポアレ 押水イチジクのグラッセ 」 ウヒョヒョ…

そしてフォアグラもさるとことながら、限りなくビオレ・ソリエス(黒いちじく)的ないちじくが、これまたメチャ旨し!



魚料理はドライ・ベルモットであるノイリー・プラットの風味が効いている 「 カサゴのノイリーソース 」
こういうしっかり系の味って、やっぱりワインにピッタリだったりしますのじゃ。



ワインと言えばこの日は「 ヴォーヌ・ロマネ 2009 / ドメーヌ・ニュダン 」を頂いたのだけど、飲み干すのがもったいないくらい口に含むたびに余韻が残り、本当に旨かったです。



そしてメインにはガッツリと 「 牛フィレとリードヴォー フランス産ジロール茸 」
フィレのあっさりした肉の旨味にプリッとした食感のリードヴォー(仔牛の胸腺)独特の味わいは、まさにご馳走感たっぷりで大満足。
ジロールがいささか塩が強めかなと思ってたところ、家人からその分肉自体薄めの味付けになっていて調整できるでしょと諭され、思わず納得というオマケ付き(苦笑)



食後のデセールは遠慮してちょっと理由ありなポルト酒をお願いし、その豊かな甘みを堪能しながら楽しかった食事を終えたのでありました。



ということで、こんな風なちょっとたいそうな食事だけではなく、例えば2皿とワインといった具合にアラカルトでも十分対応してくれるそうだし、営業時間も 24時までと案外遅くまでやってくれているので、例えばコンサート帰りやそういった何かの時にでも利用しやすいし、味はもちろんのこと、とにかく使い勝手はかなり良いお店だと思います。

お昼は日差しが降り注ぐ中でのランチもやっているので、機会があれば是非、是非!
かなりオススメなのであります。



Couleur ( クルール )
金沢市十三間町93
076-255-0266
12:00 - 14:30, 18:00 - 24:00

[ 地図 ]



今日の1曲 “ Vanishing Act ”  :  Lou Reed

昨日その訃報を聞いていろんな彼の歌を聴き直した中、あたかも自身を追悼するかのようなこの曲が一番印象的でした。



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