俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

カウンターで会席料理 @ 金沢 長町 「割烹 いしみ」

2011年11月26日 18時34分24秒 | 時系列でご覧ください

今の時期の金沢らしくみぞれとともに“ 鰤起こし ”の雷が鳴り響き、冬の訪れを強く感じさせてくれた一昨日の夜は、知人のソムリエ氏の案内のもと、とあるビール会社の人とともにせせらぎ通りの長町武家屋敷入口あたりにある「いしみ」さんへ初見参。

そして輪島塗だというカウンターでの食事だったため、ご主人である石見さんとの距離が近い分、より料理が身近に感じることが出来今の時期にしか味わえない海の幸を中心に大いに食べ、飲んで楽しい時間を過ごさせてもらったのでありました。



美味しい柚子味噌がのっかった大根に出汁の旨みがたっぷり浸みこんだ「ふろふき大根」



きれいに盛りつけられた寒ブリの腹に、平目、甘エビ、そしてなめらという刺身の4点盛り



魚のすり身に柚餅子(ゆべし)が合体しているという珍しい組み合わせの「みぞれ汁」



何も言うことはないです。新鮮そのものでぷりっぷり、量も味も大満足な「鱈の白子酢」



こ、こ、これは相当にやばい!と思わずフェイスブックにアップして大反響だった夫婦蟹。
香箱の甲羅に蟹の身・内子・外子・味噌をというのは定番ながらまさかズワイでの初体験



もうひとつの主役であるのど黒は通常の塩焼きではなく煮魚で頂きました
金沢らしいちょい甘めの味付けが良い意味で家庭の味っぽく、葱もほちゃほちゃで旨い!



いしるで味付けされた一夜干しの笹カレイと絶品の旨さのマナガツオに骨せんべいに
これから旬の大根寿司とかぶら寿司が加わってという豪華組み合わせに、もうもう大満足



そしてそしてとどめに、少し味噌を残したズワイ蟹の甲羅に注がれた「手取川」の熱燗が
もはや美味くないはずはないだろうという、その味わいはまさに冬のワンダーランド!

実はこの日はビールに始まり、ぬる燗、焼酎、大吟醸の冷酒といった具合に、料理に合せて次々といろんな酒を飲みながらの食事だったのですが、ぐいぐい飲んでしまい、それはそれは楽しかったのであります。

ちなみに入り口あたりの雰囲気から何となく敷居が高そうに思えますが、この道に入って40年余、ここで店を構えて15年となるご主人と奥さん、二人ともとても気さくなので、入ってしまえば緊張感なく気楽に食事を楽しめるので機会があれば是非! なのであります。


割烹 いしみ
金沢市長町1-2-20
076-224-1433
11:30~14:00、17:00~23:00
不定休
※日曜日は電話での予約を




今日の1曲 “ アントニオの歌 ” : UA with 憂歌団 

ご存知マイケル・フランクスの名曲のカヴァーなんだけど、解散間近だった頃の憂歌団の演奏が何とも印象的な1曲であります。
ちなみにこの曲、勘太郎本人から聞いたところによると(とある事情があって)“ 一発取り ”だったとのことで、そんなことを知って聴くのもまた一興であります。テヘッ



こちらは本家本元ッス


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2 コメント

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22日はどうもでした。 (zouri)
2011-11-28 21:36:55
この間はどうもでした。
いしみが登場したので、行きたくなりました。
僕は、よくお昼にランチを食べに数十回行ってます。夜は少し高いので・・・ランチに、入ってすぐ右の個室が開いてるか確認して予約をいれます。2人からでも大丈夫なのでゆっくりリッチな気分でお食事できます。2千円です。今度ランチ行ってみてください。
◇ zouri へ (nikidasu)
2011-11-29 19:47:52
こちらこそ、この前はどうもでした。

昼から「いしみ」さんでっか?
良いでんなあ~。

機会があれば是非寄って見ます。情報ありがとさんです。

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